赤い旅人の続きになります。
砂漠船は、風に乗って進んでいた。
帆が乾いた音を立てる。
船底が砂を滑り、細かな粒が左右へ流れていく。
見渡す限り、砂と空だけの世界だった。
だが、その砂の色は少しずつ変わっていた。
リオードを出たばかりの頃は、白っぽい砂だった。
陽の光を強く弾き、目を細めなければ見ていられないほど明るい砂。
そこから少し進むと、砂は黄色みを帯びた。
さらに進むと、赤茶けた岩が混じり始めた。
そして今、遠くに見えている砂は黒かった。
燃えかすのような黒ではない。
夜を細かく砕いて撒いたような、深い黒。
砂丘の波がそこだけ暗く沈み、陽を浴びてもほとんど光を返さない。
バンは船の縁に座り、黒い砂の帯を眺めていた。
腰には聖棍クレシューズ。
手元には水袋。
足元には、昨日焼いたサンドホーンの硬い肉の残り。
噛むと顎が疲れるが、塩気と香辛料が強く、砂漠では悪くない保存食になっている。
バンは肉をかじりながら、目を細めた。
「……色だけじゃねぇな」
ジャミルが舵を取りながら振り返る。
「何がだ」
「あの黒い砂」
バンは顎で遠くを示した。
「重い」
ジャミルの顔から、いつもの軽口めいた笑みが消えた。
「そう感じるか」
「お前らも分かるのか?」
「砂漠で長く生きていればな」
ジャミルは帆の角度を少し変える。
船は黒い砂の帯へ真っ直ぐ向かわず、斜めに逸れるように進路を取った。
「あそこは黒砂の縁だ。さらに奥は、黒い砂漠と呼ばれている」
「そのまんまだな」
「名前は分かりやすい方がいい」
「それはそうだ」
サイモンが荷物の固定を確認しながら、会話に入る。
「黒い砂漠の奥には、古い戦場があるとか、魔物の巣があるとか、神代の呪いが残っているとか、色々言われてる」
「どれが本当なんだ」
「さあな。商人は近づかない。近づかない場所の噂は、だいたい大げさになる」
ジャミルは短く言った。
「だが、危険なのは本当だ」
「魔物が出るのか?」
「出る。普通の砂漠魔物とは違う。腹が減って襲うだけの獣じゃない。黒砂の奥にいるものは、何かに追われているように暴れる。あるいは、何かに従っているように動く」
「何かってのは?」
「知らん。知っている者は、戻らない」
船の上に、少しだけ重い沈黙が落ちた。
バンは黒い砂を見た。
確かに、そこには妙な気配がある。
ただの魔物の縄張りではない。
地面そのものの奥から、重たい息が漏れているような感覚。
村や旅人から聞いたダンジョンの魔物とも違う。
だが、完全に知らないものでもない。
バンは煉獄を思い出した。
まともな命がまともに生きられない場所。
生き物の常識が、最初からひっくり返っているような環境。
空気も、土も、水も、すべてがこちらを殺しにくる場所。
黒い砂漠には、それに似た嫌な圧があった。
もちろん、煉獄そのものとは違う。
あそこほど滅茶苦茶ではない。
だが、普通の人間が近づけば、体より先に心が削られる。
そんな気配がする。
「面倒そうな場所だな」
バンが言うと、ジャミルは頷いた。
「面倒で済むならいい方だ」
「飯は?」
「ない」
「酒は?」
「ない」
「じゃあ用はねぇな」
サイモンが苦笑した。
「本当にそれで判断するのか」
「飯も酒もねぇ場所に好き好んで行く奴は、よっぽど暇か馬鹿だろ」
ジャミルは少しだけ笑った。
「砂漠の民としては賢い答えだ」
だが、バンの目は黒い砂から離れていなかった。
行く理由はない。
少なくとも今は。
だが、あの奥に何かがある。
ただの魔物ではない。
ただの危険地帯でもない。
何か、世界に深く食い込んだもの。
バンの指先が、わずかに疼いた。
盗ろうとしたわけでもないのに、《強奪》の感覚が反応する。
触れれば重い。
深く掴めば、こちらが引きずり込まれる。
そんな予感。
「今は、な」
バンが小さく呟く。
サイモンが聞き返した。
「何か言ったか?」
「何でもねぇ」
砂漠船は黒砂の縁を避けて進んだ。
だが、完全に離れられるわけではなかった。
風向きが変わった。
西から吹いていた風が弱まり、南から乾いた熱風が流れ込んでくる。
帆が鳴り、船体がわずかに横へ押された。
ジャミルが舌打ちする。
「嫌な風だ」
「砂嵐か?」
サイモンが不安そうに聞く。
「まだ分からん。だが、黒砂の方から来ている」
その言葉を聞いた直後、バンは立ち上がった。
砂の下。
何かがいる。
小さい。
数が多い。
船を追っているわけではない。
黒砂の方から、押し出されるように逃げてきている。
バンはクレシューズに手をかけた。
「来るぞ」
ジャミルが短く叫ぶ。
「帆を絞れ!」
サイモンたちが慌てて動く。
次の瞬間、砂が弾けた。
出てきたのは、細長い虫のような魔物だった。
腕ほどの太さ。
長さは一メートルほど。
身体は節だらけで、黒い砂をまとっている。
頭には丸い口があり、中には細かな歯が輪のように並んでいた。
一匹ではない。
五匹、十匹、二十匹。
砂の中から次々に湧き出す。
「ブラックサンドワームだ!」
ジャミルが叫ぶ。
「噛まれるな!肉を削られるぞ!」
「食えるか!?」
「食わん!」
「じゃあ邪魔だな」
バンは船の縁を蹴った。
砂へ降りる。
足が沈む。
黒砂の縁に近いせいか、普通の砂より重い。
足を取られる感覚がある。
ワームが一斉にバンへ向いた。
生き物の肉に反応したのか、それとも動くものに反応したのか。
数匹が跳ねた。
バンはクレシューズを横へ振る。
節が伸び、空気を切った。
ワームの身体がまとめて弾け飛ぶ。
だが、感触が妙だった。
軽いはずの小型魔物なのに、打った瞬間に嫌な重さが手首へ返る。
黒砂をまとった身体が、力を吸うように鈍い。
「気持ち悪ぃな」
バンは眉をひそめる。
別のワームが足元から飛び出した。
バンは足を上げ、踏み潰そうとする。
だが、砂が崩れた。
踏んだ力が逃げる。
ワームの口が、バンの足首へ迫った。
「強奪《スナッチ》」
跳ねる勢いを盗る。
そうしようとした。
だが、指先に引っかかったのは、ワームそのものの力だけではなかった。
黒い砂。
その奥にある重い気配。
ワームの身体にまとわりついている、薄い不快な流れ。
バンは即座に手を引いた。
「……っ」
奪うのをやめる。
代わりに、クレシューズの節でワームを叩き落とした。
ワームは砂の上で痙攣し、動かなくなる。
バンの右手に、わずかな痺れが残った。
サンドホーンやマッドサーペントとは違う。
こいつらは、ただの地上魔物ではない。
黒砂の何かに触れている。
深く盗るのは危ない。
バンは口元を歪めた。
「面倒くせぇのが出てきたな」
船の方では、ジャミルとサイモンたちが槍や棒でワームを追い払っている。
だが、数が多い。
一匹一匹は弱い。
しかし、船底や荷袋に取りつけば、穴を開けられる。
水袋をやられれば終わりだ。
「水を守れ!」
ジャミルが叫ぶ。
バンは船へ向かって走る。
走りながら、考える。
広く奪うのは危険だ。
黒砂の流れまで引っかければ、身体に何が返るか分からない。
なら、盗らない。
叩く。
払う。
落とす。
流す。
クレシューズで十分だ。
バンは砂を蹴り、船の側面へ飛び乗った。
船底に群がるワームへ、クレシューズを振る。
節がしなり、複数のワームをまとめて弾き飛ばす。
だが、数が減らない。
砂の中から、次々に出てくる。
サイモンが叫ぶ。
「どこから湧いてるんだ!」
ジャミルが答える。
「黒砂から逃げてきている!何かに追われているんだ!」
「何に!?」
「知るか!」
バンは黒砂の方を見る。
遠くの砂丘が、わずかに揺れていた。
砂嵐ではない。
地面の奥から、何かが動いたような揺れ。
それに押し出され、ワームたちがこちらへ逃げてきている。
魔物の群れが襲っているのではない。
逃げ場を失った小さな魔物が、船に群がっているだけだ。
バンは舌打ちした。
「こいつらも逃げてんのかよ」
だからといって、船を食われるわけにはいかない。
バンはクレシューズを回した。
強奪は使わない。
ただし、気配は消す。
絶気配《ゼロサイン》。
バンの存在感が、ふっと薄れる。
ワームたちの反応が鈍った。
目がいいわけではない。
振動や気配に反応しているらしい。
なら、バンが消えれば狙いが散る。
ワームたちは一瞬迷い、船底や荷物へ向かおうとする。
そこを叩く。
一匹。
二匹。
三匹。
クレシューズが砂の上を走る。
船底に取りつく個体を剥がし、荷袋へ向かう個体を弾き、帆柱へ登ろうとするものを落とす。
ジャミルがその動きを見て叫んだ。
「すごいな!見失いそうだ!」
「味方まで見失うなよ!」
「努力する!」
サイモンたちは水袋を抱え、船の中央へ集める。
バンは船の周りを回りながら、ワームを叩き続けた。
だが、黒砂の揺れは近づいている。
ジャミルが顔を上げた。
「まずい。風が止まる」
帆が力を失う。
砂漠船の速度が落ちた。
黒砂の縁近くで、風が死ぬ。
船が止まれば、ワームに囲まれる。
それだけではない。
あの黒い砂の奥から来る何かに、追いつかれる。
バンは空を見る。
風はある。
上にはある。
だが、船の帆まで降りてきていない。
砂丘に遮られているのか、黒砂の熱で乱されているのか。
ジャミルが舵を握りしめる。
「押すしかない!」
「ワームに囲まれて押すのか?」
「他にない!」
「あるだろ」
バンはクレシューズを腰へ戻し、砂漠船の後ろへ回った。
船体に両手を当てる。
サイモンが目を見開く。
「まさか、押す気か!?」
「押すんだろ」
「一人で!?」
「お前らは水を守れ」
バンは足を砂に沈める。
重い。
船には荷が積まれている。
砂も柔らかい。
普通の人間一人で押せる重さではない。
だが、バンは普通の人間ではない。
神の恩恵はない。
ステイタスもない。
レベルもない。
それでも、煉獄を越えた肉体がある。
不死身ではなくなっても、積み重ねたものは消えていない。
バンは低く息を吐いた。
「おら、動け」
船が軋む。
最初はびくともしない。
砂が足元を滑る。
肩の傷が痛む。
それでも、バンは押した。
船体がわずかに動く。
ぎし、と木が鳴った。
ジャミルが叫ぶ。
「帆を少し開け!風が戻ったら拾う!」
サイモンたちが動く。
ワームが船の後方へ群がってくる。
バンの足元にも飛びかかった。
噛まれる直前、クレシューズの節が伸びた。
片手だけ船に当てたまま、もう片方の手でクレシューズを操る。
ワームを払い、船を押す。
押しながら戦う。
普通なら無茶だ。
だが、バンは笑っていた。
「飯前の運動にしちゃ、ちょいきついな」
船が動く。
少しずつ。
黒砂の縁から離れるように、砂漠船が進み始める。
その瞬間、上の風が帆を捕まえた。
帆が膨らむ。
船体がぐんと前へ引かれる。
「乗れ!」
ジャミルが叫ぶ。
バンは船尾を蹴り、飛び乗った。
クレシューズを伸ばし、最後に船へ取りついていたワームをまとめて弾き落とす。
砂漠船が速度を取り戻した。
黒砂の縁が少しずつ離れていく。
ワームたちは追ってこない。
むしろ、こちらを追う余裕もないように、砂の中へ潜り、ばらばらに逃げていった。
サイモンはその場に座り込んだ。
「助かった……」
ジャミルは汗を拭い、黒砂の方を睨む。
「運が良かった。あれ以上近づいていたら、船ごと飲まれていた」
バンは肩で息をしながら、黒い砂漠を見た。
遠くで、黒い砂丘が沈むように揺れている。
何かがいた。
姿は見えない。
だが、確かにいる。
地面の奥に、巨大なものが眠り、寝返りを打ったような気配。
ワームたちは、それから逃げていた。
バンは口元の砂を拭う。
「……でけぇな」
サイモンが青い顔で聞く。
「何が見えたんだ?」
「見えちゃいねぇよ」
「じゃあ、何が」
「いるんだよ。あの奥に」
ジャミルは無言だった。
砂漠の民である彼にも、分かったのだろう。
あそこには、何かがいる。
ただの魔物ではない何かが。
船は黒砂の縁を離れ、夕方には小さな岩場にたどり着いた。
そこには、砂漠の民が作った簡易の休憩地があった。
石を積んだ風除け。
浅い井戸。
古い木の柱に結ばれた布。
旅人が残していった灰の跡。
ジャミルは船を止め、まず井戸を確認した。
「水はある」
その一言で、全員が少しだけ息を吐いた。
ワームに水袋をやられていたら、ここへ来るまでにかなり危なかった。
バンも水を飲む。
ぬるい。
少し砂っぽい。
それでも、うまかった。
「酒じゃねぇのが残念だな」
ジャミルは笑う余裕を少し取り戻した。
「まだ生きているだけ感謝しろ」
「感謝はしてる」
「水にか?」
「水と、あと飯に」
「神には?」
「会ったら考える」
ジャミルは首を横に振った。
「変な男だ」
「よく言われる」
その夜の飯は、簡単なものだった。
硬いパン。
豆の煮込み。
サンドホーンの干しかけ肉。
少しだけ残っていた砂葡萄の干し実。
バンは疲れていたが、鍋の味付けには口を出した。
ジャミルが呆れる。
「その状態でも料理には口を出すのか」
「疲れてる時こそ、まずい飯は嫌だろ」
「まあ、それはそうだ」
バンは香辛料を少し加え、干し肉を薄く削って鍋に入れた。
水は少なめ。
豆は半分潰す。
砂葡萄の干し実を一つだけ潰し、甘みと酸味を足す。
できあがった煮込みは、いつもより少し濃かった。
疲れた身体には、それがよかった。
サイモンが椀を抱えて言う。
「今日の飯は、妙にうまいな」
「死にかけた後の飯はうまい」
バンが答える。
「そういうものか?」
「そういうもんだ」
ジャミルも静かに頷いた。
「それは分かる」
食事の後、バンは岩場の上に座り、遠くの黒い砂漠を見ていた。
夜になっても、黒砂の帯は分かった。
星明かりの下で、そこだけさらに深く沈んでいる。
風が通るたび、黒い砂がわずかに動く。
まるで、眠っている獣の背中のようだった。
バンは右手を開く。
さっき、ワームから何かを盗ろうとした時の痺れが、まだ少し残っている。
黒砂に触れた魔物。
その流れを深く掴むのは危険だった。
この世界に来てから、《強奪》はずっと盗りづらかった。
だが、今回はそれとは違う。
盗りづらいのではない。
盗ってはいけないものが混じっていた。
そういう感覚だった。
「やべぇのがいるな」
バンは呟く。
ジャミルが隣に来て、同じ方向を見た。
「黒い砂漠に興味を持つな」
「飯も酒もねぇんだろ」
「ああ」
「なら今は行かねぇよ」
「今は、か」
「向こうから来たら別だろ」
ジャミルは黙った。
しばらくして、低く言う。
「黒砂のさらに先に、ハルファという境界集落がある」
「集落?」
「ああ。黒い砂漠に近い最後の集落だ。砂漠の民、商人、調査隊、物好きな冒険者が立ち寄る。普通の交易路からは外れるが、黒砂を迂回する者はそこで水と情報を得る」
「飯は?」
「ある。粗いがな」
「酒は?」
「強い酒がある。黒砂の夜を越えるための酒だ」
バンの目が少しだけ動いた。
「いい集落だな」
「まだ見ていないだろう」
「酒があるならいい場所だ」
ジャミルは深くため息をついた。
「明日、風がよければハルファへ寄る。黒砂の様子がおかしい。情報を聞いた方がいい」
「決まりだな」
「ただし、黒砂へ入るな」
「飯と酒次第だ」
「入るな」
「分かったよ」
バンは笑った。
だが、その笑いはいつもより少しだけ薄かった。
遠くの黒い砂漠。
その奥にいる何か。
まだ名前も知らない。
姿も見ていない。
だが、あれはこの世界で初めて感じた、本当に大きな違和感だった。
ダンジョンとも違う。
神の恩恵とも違う。
地上の魔物とも違う。
大地に沈んだ災害。
そんな言葉が、なぜか頭に浮かんだ。
バンは立ち上がり、クレシューズを肩に担ぐ。
「ま、考えても腹は膨れねぇな」
岩場を降り、火のそばへ戻る。
サイモンはすでに横になっていた。
ジャミルは帆布を整えている。
砂漠船は風除けの影で静かに休んでいる。
バンは火の前に座り、残った煮込みを少しだけ食べた。
冷めている。
それでも、悪くない。
黒い砂漠の向こうから吹く風は、少しだけ重かった。
バンはそれを感じながら、空を見上げる。
星は綺麗だった。
不気味な場所のそばでも、空だけは呑気に光っている。
「神様が歩く世界、ねぇ」
バンは小さく笑った。
「神様も大変そうだな、こりゃ」
見知らぬ世界。
魔石を持つダンジョン。
神の恩恵を受ける冒険者。
地上に残る魔物たち。
そして、黒い砂漠の奥で眠る巨大な気配。
飯と酒を求めて歩くだけのつもりが、どうにも面倒なものが見えてきた。
だが、それでもバンは変わらない。
腹が減れば飯を食う。
喉が渇けば酒を飲む。
泣き声がすれば、飯がまずくなる前にどかしに行く。
それだけだ。
火が小さく揺れる。
黒い砂漠の入口は、すぐそこにある。
赤い旅人は、その夜、砂混じりの風の中で静かに目を閉じた。
第7話でした。
修正版では、黒い砂漠の異常さを早めに見せつつ、すぐに大きな戦いへ入らず、境界に近づく段階として描きました。
また、黒砂に触れた魔物からは安易に《強奪(スナッチ)》しないことで、バンの力が万能ではないことと、黒い砂漠の危険性を出しました。
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1日3〜4話(現状維持)
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1日5話ペース
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1日6話ペース
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1日7話ペース
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1日8話ペース
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1日9話ペース
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1日10話ペース
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1日10話以上!
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ストックある限り全部!
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