前回、読んでくださった皆様、ありがとうございます。
とこどころ、変な感じになっているかもしれませんが、楽しんで読んでくださるとうれしいです。
意識が徐々に目覚めていく・・・ここはどこだ・・・私は・・・
突如、凄まじい痛みが襲う・・・頭が割れてしまうかのような痛みだ・・・
頭の中に何が入ってくる、宇宙世紀・・・コロニー・・・モビルスーツ・・・ニュータイプ・・・一年戦争・・・とてつもない情報が入ってくる、なんだこれは・・・こんなこと・・・その時、ある言葉が出てきた。
ガンダム
ガンダム・・・ガンダム・・・ガンダム!私はそこで思い出した。
私は、地球にある日本という国で過ごしていた。
特に変わったことはないが、幼少期に見たアニメ「機動戦士ガンダム」を機会にアホがつくほどのガンダムオタクになり、設定集はもちろんガンプラなど組み立て、ガンダム好きの友人とは翌日の朝が来るまで熱くガンダムについて語り合った。
高校を卒業後は、地元の鉄鋼会社に就職したが3年程勤め退職、次に親が経営する会社に就職したがノイローゼになりかけ退職、1年ほどフリータをした後、海上自衛隊に入隊、最初は任期が来たら辞めようかと思っていたが気づいたら7年勤務していた。
辛いことやきついこともあったが、ガンダムを見ると不思議と力が湧き、任務にも耐えることができた。
最後に残っている記憶としては、年に数回ある潜水員の集合訓練の審査中、水中で捜索物を見つけた時、急に目の前が真っ暗になったあとは覚えていない。
私は死んだのか・・・でも・・・生きてはいる・・・
疑問が残るが、状況を把握しなければならない。
辺りを見回すと、巨大な機械がせわしなく起動しており、何台ものディスプレイがついており何かの数式が表示されていた。
人の気配はなく、声を上げようとしたとき、何か違和感を感じた。
口の感覚がない・・・それどころか声も出ない・・・
どういうことだ・・・
体を起こそうとしたとき、機械の駆動音がした。
今の駆動音はどこから鳴った。
私は自分の腕を見た・・・白いロボットのような腕だ・・・
しかも、この腕どこかで見たことがある。
私は、横にある画面がついていないディスプレイを見た。
そこには、憧れが写っていた。
角ばったシルエットに白・黄色・青・赤色のペイント、白い腕に足、青い胸部にある二つの排気口、特徴的な白のVアンテナ、黄色のツインカメラ、頭部のバルカン砲、肩にはE.S.E.Fの文字、胸部の端にはRX-78-2 GUNDAMが表記されていた。
ガンダムがなぜここに、違う私自身がガンダムなっているのか・・・
しばらく、放心していたが、ここでじっとしていても仕方がない・・・
私は体を起こし、区画内を見て回った。
動くたびにガンダムの独特的な足音、駆動音が辺りに響きわたるが私はその音をオーケストラの演奏を聞いてるような不思議な感動に包まれていた。
私の憧れていた存在が目の前、いや自分自身になり動かしている。
これほど感動することはなかった。
しばらく区画を散策すると突然モニターが付き、私は警戒態勢に構えた。
モニターにKという文字が付き、「ようやく目覚めたのですね」と少女の声が響いた。
君は・・・
「私は、この施設の管理AI K0079です」
管理AI・・・ここには君だけ?
「はい、私だけです」
ここはどこだ・・・この施設はどういうものなのか・・・
「ここは次世代人工知能生命体研究所です、ここではこれまでの人工知能を大きく進化させる目的で建設された施設です」
次世代人工知能生命体研究所か・・・まるでニュータイプ研究所みたいだな・・・
「ニュータイプ?何ですかそれは」
こちらの独り言だ・・・気にしないで欲しい・・・
「?まあ、いいでしょう」
ところで、私のことを知っているようだが・・・
「名前だけなら知っていますが、あなたに関するデータがないので不明なところをあります」
そうか・・・K00・・・
「K0079です」
この施設の管理をしていると言っていたが、あー、K・・・
「だから、K0079です。施設の管理といってもすべてを管理しているわけではありませんが・・・待ってください・・・これは・・・状況が変わりました」
なにかあったのか・・・
「只今から、K0079はRX-78-2 のサポート及び支援を行うように指示されました」
どういうことだ・・・なぜ急に・・・
「分かりませんが、RX-78-2 のサポートをするように指示されましたので」
君に聞いても仕方ないか・・・あー、K00・・・
「K0079で・・・」
そのすまない呼びくいから、ケイとかどうだ・・・
「ケイ・・・分かりました・・・これからはケイと名乗ります」
こちらこそよろしく頼む、ケイ
最後まで読んでくださりありがとうございます!