前回のあらすじ
赤城信男が登場。しかしユイのドッコイループの前に敗れ去る。
龍介「なぁユイ、俺はシルクのことは好きだが他の奴からの好意も無下にしたくないんだ。どうしたらいいと思う?」
ユイ「既成事実を作れ。以上。」
龍介「なっシルクがいるのに軽率な行動をとっていいわけないだろ!」
ユイ「じゃあどんな行動なら納得すんだよ。」
龍介「そ、それは…」
ユイ「手を出さないことがいいことだと勘違いしてるアホの子のくせして好意を無下にしたくないとか言ってるなら一生口だけ野郎だぞ。それでもいいならくすぶってるんだな。」
龍介「口だけ…野郎…」
それから数時間後、アングラスタの残りはボスとその側近だけになった。
なのであとは龍介とシルクで終わらせることとなった。
龍介「やっとここまで来たぞ。貴様が親玉か。」
ボス「まさかここまで来るとはな。いや、お前らの力なら当然の結果か…」
龍介「デュエマをこのような悪事に利用して…絶対に許さんぞ。」
その頃ユイとセリアは敵の本拠地の近くで日向ぼっこしていた。
セリア「そういえばさっき龍介くんと話してたみたいだけど何を話してたの?」
ユイ「なんか手を出すことに日寄ってるくせして好意は無下にしたくないとか言ってるから少し罵倒して火をつけてやっただけだよ。」
セリア「そ、そうなんだ…」
ユイ「無条件で女に好かれるようななろう系主人公みたいな奴なんだからもう少し積極的になればいいのにな。まぁ前に来たあの色欲の権化みたいな奴レベルまでなられちゃ迷惑だけど…」
セリア「赤城…だっけ?なんだったんだろうね?」
ユイ「欲望への忠実さに実力が追い付いた珍しいタイプの変態でしょ。」
セリア「本当に周りへの言葉の切れ味すごくない?」
ユイ「う~ん…この口調に関しては昔からだしな~ってか私の周りにいる男って無自覚に美少女ハーレムしてる奴多いけど天然ジゴロしなきゃ死ぬ呪いにでもかかってるの?」
セリア「多方面から怒られそうだからそこまでにしようね?」
セリアがユイに圧をかけた頃、シルクと側近のデュエマは激しいものとなっていた。
シルク「私は貴方なんかに負けない!水晶ソウル発動!『「祝福」の頂天ウェディング』を3マナで召喚‼」
側近「貴方がこのターン、初めてエレメントを出したことでも『ウィリデ・ゴル・ゲルス』の効果発動。手札より『範丸の超人』を出す。」
シルク「でも『ウェディング』の出た時の効果で貴方の手札とバトルゾーンの『ザゼ・ゼーン』と『ウィリデ・ゴル・ゲルス』をシールド化する!」
側近「では『範丸の超人』の効果で相手のクリーチャーとバトルする効果を私のバトルゾーンのクリーチャーの数だけ使います。私のバトルゾーンには『天V王エバ―ラスト』『チャクラ・デル・フィン』『範丸の超人』の3体。よって貴方のクリーチャー3体とバトルします。選ぶのは『偽りの名パピロニア』『偽りの名スカラベオ』『ウェディング』の3体。」
シルク「私のターンなのにここまでされるなんて…ッ!『ウェディング』はエターナル・Kの効果で裏向きのマナ3枚を表向きに戻してバトルゾーンにとどまる!」
側近「ですがバトルには勝ったので『範丸の超人』の効果。貴女のシールドを3枚ブレイクします。」
シルク「シールドトリガー『偽りの名ダスニゼス』!効果でデッキから『「呪怨」の頂天サスペンス』を召喚。『サスペンス』の効果で手札を全て捨ててもらう!」
側近「これはこれは…参りましたね…」
シルク「そして『サスペンス』と『エバ―ラスト』をバトルさせる。」
側近「『エバ―ラスト』のマナ武装5。『エバ―ラスト』がバトルゾーンを離れる時、代わりにシールド2枚を手札に加えてとどまることができます。」
シルク「そんな…『ダスニゼス』の効果で『サスペンス』は破壊される。」
側近「もうエターナル・Kをを使う裏向きマナも残ってませんか。」
シルク「なら『ウェディング』で攻撃!『ウェディング』の攻撃時、相手のシールドを1つ墓地に置く!よってそのG城、『ハッスル・キャッスル』を墓地に送ってもらう!」
側近「その攻撃は通しましょう。」
シルク「私はこれでターンエンド。」
側近「私のターン、ドロー。そのまま『範丸の超人』で残りのシールドを全てブレイクします。」
シルク「まだ終わってない!シールドトリガー『「水晶よ、大地より我が配下を創れ!」』!効果でデッキをシャッフルして上から1枚目を表向きにする。『「俺獅」の頂天ライオネル』!その出た時の効果で貴方の『チャクラ』と『エバ―ラスト』をシールド化させる。」
側近「まさか…ここに来てそのようなクリーチャーを…‼ターンエンドです。」
シルク「私のターン、ドロー!『ライオネル』で最後のシールドをブレイク‼」
側近「ヌゥゥ…‼」
シルク「これで終わり…『ウェディング』でダイレクトアタック!」
側近「申し訳ありません…貴方への御恩…返すことができませんでした…」
側近はそう言うとウェディングの攻撃を受けて消え去った。
そして龍介とボスは…
龍介(あの『ワダカニノミコト』とかいう蟹と『ワダエビノミコト』とかいう海老、厄介だな…蟹のせいで速攻が、海老のせいで展開が封じられている。かといってモタモタしていてもダメな気がする…)
ボス「私は『ワダチエノミコト』を手札に戻して『フカフチノカミ』を3マナで召喚する。そして再び『ワダチエノミコト』を召喚。『フカフチノカミ』と『ワダフチノミコト』の効果で合計2枚ドロー。私はこれでターンエンドだ。」
龍介「俺のターン、ドロー。来た!俺は『ボルシャック・栄光・ルピア』を『王闘竜皇ボルシャック・ドラゴン』にG-NEO進化‼『ボルシャック・ドラゴン』の効果で『ワダカニノミコト』とバトル‼そしてバトルに勝ったことでマナゾーンから『ボルシャック・ドリーム・ドラゴン』を出す‼そして『ボルシャック・ドラゴン』でシールドに攻撃する時『ワダエビノミコト』とバトル‼バトルに勝ったことでマナゾーンから2体目の『ボルシャック・ドリーム・ドラゴン』を出す。そのままトリプルブレイク‼」
ボス「シールドトリガー『断罪のロスト・サイン』。効果でデッキをシャッフルし、上から4枚を見る。その中から私は『瀑水神ミヅハノオオミカミ』を召喚する。その効果で全てのプレイヤーのバトルゾーンと墓地にあるカードを全て持ち主の超次元ゾーンに送る。」
龍介「『ボルシャック・ドラゴン』は下のカードのみが離れる。」
ボス「私の『ミヅハノオオミカミ』の効果でロスト・クルセイダークリーチャーは破壊以外の方法でバトルゾーンを離れなくなるがね。」
ミヅハノオオミカミが起こした巨大な渦が龍介のボルシャック達を超次元ゾーンに送っていく。
龍介「…一つ聞きたい。」
ボス「何かな?」
龍介「デュエマを利用してこのような破壊行為をして…お前は何がしたいんだ‼」
ボス「運命力などというバカげたご都合主義の破壊です。」
龍介「運命力の破壊だと…⁉」
ボス「どれだけ確実に勝てるような努力を積み、デッキ構築をしようとも運命力などという都合のいい後付け設定のようなもので全てが軽く淘汰される。私はそんなこと認めない。当たり前のような努力をしたものがいともたやすく相手の勝手な都合で淘汰されるなど…だから否定者として‼この運命力に左右されない力をもって世界から運命力を消し去り、誰しもが平等なデュエマをできるようにするのだ‼」
龍介「そのためにこんなことをしたというのか!」
ボス「お前のような自分にとって都合のいいことばかりな人生を送ってきた奴には分からないだろうがなァ…お前のような人間が一定数蔓延るだけで簡単に世界のパワーバランスが崩れ、勝てるよう正しい努力をしたものが地べたを這いずるしかなくなる!だから私は運命力などという都合のいい不確定要素を否定するのだ‼私のターン、ドロー!私は『ワダユメ=縛=ノミコト』を召喚‼『フカフチノカミ』の効果で1枚ドロー!そして『ワダユメ=縛=ノミコト』の効果で奇数を選ぶ!次のターン、お前の奇数コストのクリーチャーは攻撃もブロックもできない!そして『フカフチノカミ』で『ボルシャック・ドラゴン』を攻撃!ターンエンドだ。」
龍介「一気に盤面が…俺のターン、ドロー。俺は『メンデルスゾーン』を発動。2マナブーストしてターンエンド。」
ボス「私のターン、ドロー。私は『ワダカニノミコト』を召喚‼続いて「ワダシストノミコト』を召喚‼行くぞ、『ワダユメ=縛=ノミコト』でシールドを攻撃する時、再び奇数を選択する!ダブルブレイク‼」
龍介「グァァァ‼」
ボス「続いて『ミヅハノオオミカミ』で残りのシールドを全てブレイクする!」
龍介「シールドトリガー『光鎧龍ホーリーグレイス』!効果でお前のクリーチャーをすべてタップする!」
ボス「なんだと⁉クッ…ターンエンドだ。」
龍介「俺のターン、ドロー!行くぞ、俺は『ボルシャック・バクテラス』を召喚‼その効果でデッキトップから4枚見て『バクテラス』以外のアーマードを好きな数出す‼俺が出すのは『ネオ。ボルシャック・ドラゴン』『ボルシャック・スーパーヒーロー』『ボルシャック・ドラゴン』だ‼」
ボス「だが『フカフチノカミ』の効果で私は『水神ミヅハノメノカミ』を召喚する!『ミヅハノメノカミ』の効果で相手は自身の山札の上からクリーチャーが出るまで表向きにし、そのクリーチャーを墓地に置き、山札をシャッフルする。自分はこうして墓地に置いたクリーチャーの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力をすべて使える。」
そうして龍介が1枚目をめくると、出てきたのは普通のボルシャック・ドラゴンだった。
ボス「いや出た時能力ないじゃん!」
龍介「『ボルシャック・ドラゴン』で最後のシールドを攻撃!」
ボス「『ミヅハノメノカミ』でブロック‼」
龍介「続いて『ホーリーグレイス』で最後のシールドを攻撃!」
ボス「…ノートリガー…」
龍介「『ネオ・ボルシャック・ドラゴン』でダイレクトアタック!」
ボス「グワァァァァァァァ!」
こうしてアングラスタとの戦いは幕を閉じた。