キャラ紹介編は今回で終了です。
ただし後書き(と言う名の幕間劇)がかなり長いです。
――――
――あ、はい。バオクゥです。え? リーさん?
……ええっ!? それ今日でしたっけ!? しまったぁ~……
はい、はい! 準備出来次第すぐ行きますんで! はい、それじゃ!
……ってなわけでセージさん、申し訳ないんですけど
残りは巻きでお願いしたいですけど、いいですか?
「せ、せわしないな……わかった。じゃあ残りは……」
――あ、すぐに出せるメモがこれなんで、このジャンルでお願いします!
「はいよ……ってこれ後半俺情報殆どないぞ!? いいのか!?」
――いいんです! じゃあ時間おしてるんで3……2……1……どうぞ!
禍の団(カオス・ブリゲート)
「
原作相違点
異世界より飛来した「アインスト」の影響を受けており※1
原作のような傀儡政権ではなく、能動的に組織を動かしている様子が伺える。
(会談襲撃は旧魔王派の提案だが)
また、それに伴い構成員に与えるものも「蛇」の他に
「ミルトカイル石(出典:無限のフロンティア)」も「石」と銘打たれて与えている。
これを与えられたものは「蛇」よりもパワーアップするが
同時にアインストと化してしまうデメリットも存在する。
ヴァーリ・ルシファー
原作相違点
条件※2付きだが戦うにふさわしいと判断し危うく二天龍の戦いに発展しかけるが
ヤルダバオトの水入りにより中断。五大勢力会議に戦いの場を移すが
そこでも
オーフィスと接触したことでアインストの情報は得ているが
彼自身は蛇やミルトカイル石を「不要」と突っぱねている。
フリード・セルゼン
原作相違点
原作ではヴァーリによって確保され、その後禍の団に拾われてキメラ化させられたが
今作においては超特捜課に逮捕されたため、改造手術を受けるまでに至っていない。
しかしその後、禍の団の手ほどきによって脱獄※4し
「
「
テロ活動に消極的なヴァーリの監視役を務めている。
紫藤 イリナ(しどう いりな)
原作相違点
エクスカリバー事件を追ってゼノヴィアと帰国したところまでは同じだが
コカビエルの襲撃を無傷でやり過ごせた結果決戦の場に参加。
そのためコカビエルの「神は死んだ」発言を間近で聞くこととなり、精神錯乱状態に陥る。
その後安全な場所に避難するよう指示されるが、その最中にカテレアに拉致され
禍の団に半ば強引に入れられる形となる。
しかしそこで話を聞くうちに考えが変わったのか
元々イッセーの悪魔化を受け入れられずにいたのかは
定かではないが、現在の天界や世界の在り方が「壊れている」と判断。
解放された後ミカエルに恭順し※5和平の使者としてアスカロンを預かるがその後失踪。
禍の団に正式に合流、「壊れている」イッセーやゼノヴィア、ミカエルらに刃を向ける。
そして何より、彼女はイッセーの家の場所を知っている……
カテレア・レヴィアタン
原作相違点
旧魔王派所属、現政権への不満※6など基本的な部分は変わらないが
「蛇」の代わりに「石」を取り込んだため、アインスト※7に変異。
強大な力で駒王学園を更地に変え、アザゼルの右腕をほぼ再起不能にする強さを見せたが
紫紅帝龍や天照大神、赤龍帝らの攻撃を受け完全に倒される。
黒歌(くろか)
原作相違点
ヴァーリとの接点は薄く、はぐれ悪魔として冥界や人間界をさまよっているうちに
紆余曲折を経て禍の団にスカウトされるも、所属には至っていない。
そのため彼女も「蛇」や「石」は得ていない。
これは「
「はぐれ悪魔はいずれ狂暴化し身も心も怪物に変異する」仮説が正しければ
彼女もそう遠くないうちに怪物化する恐れがある。彼女がその仮説を知っているかどうかは不明。
ヴァーリ同様、テロ活動には消極的だが悪魔の駒に対する恨みは強く
そこを禍の団に付け入られたと思われる※8。
が、妹・白音との件を理由に組織所属は蹴った模様。
フューラー・アドルフ
概要
禍の団の英雄派とよばれる派閥に所属する中年の男性。
神器らしきものは持っていないが、私設軍隊を所持している。
彼の部下には神滅具「
本人もとある理由から本物の「黄昏の聖槍」を求めている。
かの世界大戦で悪名を轟かせたある人物に酷似しているが……
―――
その他冥界
ライザー・フェニックス
原作相違点
セージの捨て身の攻撃を受け、再起不能に。
ドラゴン恐怖症こそ発症していないが、水恐怖症になった他
多臓器不全や皮膚の壊死などを併発させてしまい
現在も入院中。同じく後遺症こそあれ比較的軽度で済んだ
「
辛うじて生活可能なレベルまでには回復しているが
今後表舞台に立つことは出来ないだろうと診断を受けている。
レイヴェル・フェニックス
原作相違点
兄・ライザーの遺志を継ぎライザーの眷属を一部引き取る形に。
年齢的な問題で正式参戦権は獲得していないが、来るべき日に向けて
ライザーのハーレム要員に過ぎなかった眷属を鍛えなおしている。
また、財力やマスメディアに強い家の力をフル活用し
レーティングゲームのみならず政治・経済の面においても慧眼を発揮。
「
ギレーズマ・サタナキア
概要
政府直属部隊「イェッツト・トイフェル」司令にして
命令系統はファルビウムの下にあるが、独自の判断で軍を動かす権限も
ある程度ではあるものの有している。
冥界にとって害となるものを排除する事に心血を注いでおり
場合によっては相手が政府であろうと牙を剥きかねない。
現在は冥界に突如出現したアインストや
旧魔王派の反乱の鎮圧に軍を動かしている。
名前の元ネタ
ギレン・ザビ+ドズル・ザビ+ガルマ・ザビ(いずれも機動戦士ガンダム)
+トレーズ・クシュリナーダ(新機動戦記ガンダムW)
悪魔サタナキア(グリモアに曰く、ルシファーの配下悪魔)
ハマリア・アガリアレプト
概要
政府直属部隊「イェッツト・トイフェル」指揮官にして番外の悪魔アガリアレプト家縁者。
サーゼクスの命により、コカビエルの出現した駒王学園に部隊を派兵した
その部隊の指揮官。命令に忠実で、あらゆる非情な命令も
顔色一つ変えずにこなすことが出来る。
冥界にアインストが出現した際には、迎撃に向かっている。
名前の元ネタ
キシリア・ザビ(機動戦士ガンダム)+ハマーン・カーン(機動戦士Ζガンダム)
悪魔アガリアレプト(グリモアに曰く、ルシファーの配下悪魔)
ウォルベン・バフォメット
概要
政府直属部隊「イェッツト・トイフェル」突撃隊長にして番外の悪魔バフォメット家縁者。
特命を受け駒王町の監視をしていた他、コカビエル出現の際には
一騎打ちも演じ、互角の戦いを見せた。
大鎌「クレセントサイダー」はオーラを纏っており見た目以上に広範囲を薙ぎ払うことが出来る。
冥界にアインストが出現した際には、ハマリアの命でアインストや旧魔王派を駆逐していた。
名前の元ネタ
ウォン・ユンファ+ウルベ・イシカワ(共に機動武闘伝Gガンダム)
悪魔バフォメット(主にラグナロクオンライン)
バオクゥ
概要
冥界にアジトを構える盗聴バスター。
主にネットを介した情報収集力に長けており、様々な情報を持っている。
幽閉されたセージがネットで情報収集を行っていた際にドラゴンアップルの害虫と呼ばれる
甲虫型はぐれ悪魔の情報のやり取りから交流が生まれ、情報交換を行っている。
かつて人間界でとある盗聴バスターと知り合い、師事していた経歴を持つ。
バオクゥの名はその師匠にあやかって名乗っているものであり、本名は不明。
名前の元ネタ
青葉(艦これ)+パオフゥ(ペルソナ2)+アバオアクー(機動戦士ガンダム及び元ネタの幻獣)
リー・バーチ(李覇池)
概要
フリージャーナリストの転生悪魔。
主は既に死亡したため、主に縛られることなく悪魔生活を送っている。
バオクゥと異なり、ネットだけでなく自分の足でも情報収集に駆け回る。
それ故に多くの情報を持っているが、俗に言うマスゴミ的思想も若干だが持っており
「どれだけ民衆が盛り上がるか」「どれだけこの情報に価値があるか」で
収集した情報を選別している節があるため、バオクゥからもその点は警戒されている。
実際、イェッツト・トイフェルによる制裁を受けたこともある。
名前の元ネタ
蛭川光彦(ウルトラマンメビウス)
―――
神仏同盟・その他神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
概要
日本神話の主神であり、現天皇家の先祖に当たる。
過去日本の様々な営みを見守り続けており、この国に住むもの全てを守ろうとしている。
普段は白を基調とした着物を紅の帯を付け着用しており、首元には菊の首飾りをつけ
非理法権天と書かれた扇子を持っている。
有事(主に人外勢力の日本国民に対する攻撃行為)の際には
戦艦大和をモチーフとした主砲や艤装などを展開※9し、防衛活動を行う。
その際には動きやすい服装(白と紅を基調としたセーラー服風のスタイル)に変わっている。
付き人として旧海軍の軍服を着た黒髪の青年を侍らせている※10。
モチーフ
大和(艦これ)
大日如来(だいにちにょらい)
概要
天照と同じく太陽を司る、仏教の高位の仏。
日本のみを活動の場としている天照と異なり、インドや東南アジアにも顔が利く。
普段は灰色の作務衣を纏った青年の姿をしており、そのほか俳優兼料理評論家の
「天道 寛(てんどう ひろ)」としての顔も併せ持つ。
正式な場では法衣を纏う他、有事の際には体術や仏具を交えた神通力を発揮する※11。
モチーフ
『天道』総司(仮面ライダーカブト)+水嶋『ヒロ』
ヤルダバオト
概要
五大勢力会議において、その姿を現した聖書の神の影。
プラチナブロンドの髪に、白と金を基調としたローブの背には日輪のような装飾を背負っている。
恰好だけ見れば神そのものだが、自身はあくまでも偽者、影であり
聖書の神を受け継ぐつもりは無いと語っている。
今なお争いの続く三大勢力を見かね、姿を現したということになっているが
和平を頓挫させるようなことを平然と話したり、三大勢力にとって不利益になることも
遠慮なく持ち出している。特に人間に対しては思うところがあるらしく
人間蔑視の姿勢を取っている三大勢力に不平があるのかもしれない。
モチーフ
シュウ・シラカワ(スーパーロボット大戦)
日輪はネオ・グランゾン(同上)のアレ。
ハーデス
原作相違点
ギリシャの冥府を治めているが、自身の領地と言えるコキュートスに犯罪人は勝手に押し付けられるわ
自身の所有する戦力(生物)を勝手に持ち出されるわ※12、その件について犯人(堕天使)から
何の連絡もないわと虚仮にされてきたため、現時点で既に三大勢力(特に堕天使)に対し
相当立腹している。また、それ以前にサマエルも堕天使に押し付けられた形であるため
堕天使はもとより、天使と悪魔に関しても「祖を同じくする者」として嫌っている部分がある。
※1:「静寂な世界」と言うキーワードがアインストの琴線に触れたと思われる。
※2:当時の赤龍帝はイッセーとセージの二つに分かれていた。
その分かれた二つを一つに、すなわちセージを吸収することで戦うに値するラインに到達した。
※3:しかし、協力の代価――すなわち、テロ活動への参加は強要されている。
オーフィスが能動的に組織を運営しているため、勝手な行動は許されないのだ。
※4:これでゼノヴィア初登場も合わせて3回も警察に逃げられている。
これを受けて、現在は超凶悪犯として敵対悪魔と同等の性質を持ち、射殺許可も下りている。
※5:フリだったとも、恭順したら余計に天界の悪い部分が見えたともいわれている。
※6:いうまでもない事だが、特に現レヴィアタンに対する不満は殊更大きい。
※7:その際の見た目は尾の部分に砲塔と歯の生えた口の付いた巨大なラミアに近い。
また、レジセイアと呼ばれる上位種の特性も得ていたらしく、下位のアインストを召喚していた。
※8:政治的対立からか、旧魔王派は悪魔の駒断絶を訴えている。またヴァーリと違い
冥界でのテロ活動については割と積極的に参加しているが、禍の団とは無関係。
※9:勿論原寸大ではないが、最大威力は原寸のものにも劣らない。
※10:表向きには宮内庁の人間「菊田 本紋(きくた もとあき)」と名乗っている。
※11:その最たるものが常人をはるかに超える速さで動く「
これは騎士の駒をもってしても破れない、時間操作の領域にまで加速できる力である。
※12:しかも持ち出された先で害獣として駆除されている。当然、その件に関して補填は一切ない。
と言うわけで尻切れトンボ気味で巻きで終わらせちゃいました。
忙しない形になってしまい、申し訳ありません。
次回から本編に戻ります。
書き切れなかった分や補足などについては活動報告に上げたいと思います。
――――
オカルト研究部・部室
「……と言うわけで、リアス・グレモリーの所持する残りの『悪魔の駒』は
今後許可が出るまで凍結処分とさせてもらう」
「……はい」
モニター越しで話しているのはアジュカ・ベルゼブブ。
悪魔の駒の開発責任者であり、レーティングゲームの祖ともいえる魔王だ。
現在リアスが彼に叱責されているのは、禍の団襲撃の際に起きた不手際――
――「
その駒を盗まれていたために、逆に人質に捕らえられてしまった――
と言う件に関してである。幸いにして、その後の冥界における追撃戦で
旧魔王派と交戦状態に入ったイェッツト・トイフェルの活躍で
リアスのもの「だった」戦車の駒は奪還に成功したが
これは結果論である。もしこの作戦が失敗していたら
禍の団に悪魔の駒の情報が今以上に筒抜けになったであろう。
そうなれば、最悪転生悪魔に対する洗脳電波などが開発され
前線の戦力を転生悪魔に頼りがちな冥界の貴族は
禍の団に太刀打ちできなくなってしまう。
悪魔の駒は、それだけ機密の塊であると言えるのだ。
「俺は君がサーゼクスの妹だからって特別視するつもりは無い。
だから、罰則についても他の悪魔と同じものを課すつもりだ。
それが……」
――「悪魔の駒」の凍結処分。
要は、リアス・グレモリーは今後冥界政府の許可なく
眷属を迎え入れることが出来ないのだ。彼女はまだ「騎士」の駒を所持していたが
それも奪還した「戦車」の駒と併せ、凍結処分となる。
「凍結解除には、サーゼクスも掛け合っている。なるべく早く元に戻せるよう
努めるから、それまでは辛抱してくれ。
それと、サーゼクスから聞いたと思うが……」
「は、はい! ゲート、アインスト共に異常ありませんでした!」
「ああ、ありがとう。これは俺の管轄じゃないんだが、ファルビウムが
『アジュカ、用があるんなら代わりに聞いておいてよ』って投げるもんだから……
……ああすまない、今のはただの愚痴だ」
現在、リアス・グレモリーは駒王町の領主ではない。
では何故駒王町に、駒王学園に居座ったままなのか。
その答えが、ゲート・アインストの監視である。
五大勢力会議において、駒王学園に出現したアインスト。
そして、駒王町に存在が確認された、アインストが出現するというゲート。
その監視を、ソーナ・シトリーと共同で行っているのだ。
そのため、引き続き駒王町に滞在している。学園を引き続き使っているのも
「面倒が無くていい」と言うファルビウムの意見だ。
「では……ああ、もうすぐ帰省の時期か。その間は交代要員を派遣するから
帰省に関しては気兼ねなく行ってもらって構わない。
実家で少しでも羽を休められるといいな」
労いの言葉と共に、モニターは何も映さなくなる。
うっすらと、リアスの顔が反射して映るだけだ。
「……はぁ。新しい眷属の話は当分なし、か。
あのゼノヴィアって子、迎え入れられたら素晴らしい戦力になったと思うのに」
「……無いものねだりをしても仕方ありませんわ」
朱乃の用意したお茶を飲みながら、リアスは独りごちる。
新たな眷属が加わらない。それはつまり、戦力強化において
大きな痛手となる事を意味している。
それを補うには、今いる眷属の強化しか方法が無い。
「イッセーはいいとして……祐斗も聖魔剣をそつなく使えている。
ギャスパーもいい傾向がみられているし、アーシアも
最近はラッセーとのコンビネーションを編み出しているそうよ」
「あらあら。雷使いとしては負けられませんわね」
そのたった一つの方法に、リアスは思案を巡らせる。
思いつく限り、眷属は皆着実に強くなっているのだ。
「ただ……小猫がやはり少し頭打ち気味ね。そろそろ苦しいのかしら。
セージも……いう事さえ聞いてくれれば心強いのだけど……」
眷属の中で、リアスが懸念しているのは二人。
一人は確かに強いのだが、単純に言うことを聞かない。
もう一人は、力は確かに強いのだが、息切れ感が否めなくなっている。
それが、この間のアインストとの戦いだ。
補助を受けた形で戦っていたが、もしそれが無かったら。
そう考えると、リアスの頭にはある一つの単語が浮かぶ。
それは眷属をたとえ建前上でも愛している彼女にとっては、あまり嬉しくない言葉。
――戦力外通知
全く違う理由で、二人の眷属にその言葉を突きつけるべきか否か。
リアスはティーカップに口をつけながら、思考を巡らせていた。
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10/12追記・修正
黒歌の状態が完全に矛盾してました、申し訳ありません。
元浜と違い軌道修正が困難なのでこちらの記述を修正させていただいてます。
黒歌は
「禍の団には所属していません」
のが拙作の設定です。
白音との再会時にテロリストじゃ恰好つきませんからね。