上杉家の長男   作:希空0123

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2話

 

 

「今日から君たちの家庭教師となった上杉風太郎です。楽しく勉強していきましょう、、、って、なぜだ、なぜ誰もいなーい!!」

 

『あの子ら、ずっと前から部屋に帰ってったぞ、、』

「はいはーい私がいまーす!」

 

「えっと、四葉だったか?0点の、」

 

「えっへへ、」

 

「てか、お前はなんでいるの、」

 

「そんなの、上杉さんの授業を受けるために決まってるじゃないですか!そういえばそちらの方のお名前は、」

 

『俺か、俺は、上杉希空、よろしくな』

 

「ええ、よろしくお願いします上杉さ、、、って ええ!!」

 

「じゃあおふたりは、、」

 

『双子だな、まぁ俺の方が一応兄なんだが、、、勉強は風太郎の方ができる、』

 

「ふぇー!そうなんですね!さぁ!ほかのみんなを呼びに行きましょー!」

 

 

「私たちの部屋は手前から五月、私、三玖、ニ乃、一花となっています。」

五人それぞれに部屋があるとか、マジモンの金持ちは違ぇな、

「5人集めるところからか、」

 

『じゃあ俺は、奥から、呼んでくるよ、風太郎は手前から頼む』

 

「おう頼んだ、」

 

希空side

 

四葉の説明だと、この部屋は確か一花なはず、、

一花といえば、、、

 

 

「今日転校してきた中野一花さんだ。みんな仲良くな、」

 

「すげぇ、可愛い、」

 

 

「よろしくね?」

 

『あ、ああ』

 

「そんな固くならないでよ、お姉さん悲しいな〜」

 

はぁ、あの時もっと会話しとけば良かったな、、、

実は俺って、風太郎に偉そうなこと言えないよな、、

 

ガチャ、

 

『失礼するぞ、って、なんだこれ、寝てんのか、、』

 

 

『おい、起きてくれ、、一、、花、、』

 

グイッ、

 

『おわっ、ちょ、』

 

「えへへ、」

 

何が起きた!?突然引っ張られ、いつの間にか布団の中に、、、しかも抱きつかれてる!?

 

『ちょっ一花!何して、、、』

 

女子高生が男子高校生にこんなことするなよ!

 

 

「希空?大丈夫、、か、、えっ?ここに住んでいるのか、、」

 

「人の部屋を勝手に未開の地みたいにしないで欲しいな、、」

 

「もう!また散らかして、」

 

「そういえばアイツはどこにいるんだ?」

 

「んー?この中に、、、」

 

「うわぁぁぁ!!」

 

「あはは、そういえば服きてなかった、、照れる、、」

 

「な、なんでだよ、、」

 

 

「ちょっと何よ、今の悲鳴、、、って」

 

「騒がしいですね、一体何なのですか、、って」

 

 

「「この変態!!!」」

 

『ぐはっ、、』

 

クソッ、まさか二乃と五月のダブルパンチを食らうなんて、一花のやつ許さん、、

 

『はぁ、大変な目にあった...』

 

「お疲れさんだぜ、、」

 

「とにかく、これで4人は集まったな、それじゃそろそろ勉強を、、、」

 

「美味しいーこれなにが入ってるの?」

 

「なんで私のジャージ着てるの、、、」

 

「だって汚れるの嫌じゃない、、」

 

「こいつら、、、どうしようもねえ」

 

『まぁあの状況から、集まってくれただけでも成果ありだろ、、』

 

「ねぇクッキー嫌い?」

 

『「あ?」』

そう言って二乃は俺たちの前にクッキーを持ってきた。

 

「クッキー食べてくれたら、勉強してもいいよ、毒なんて入ってないから、」

 

なんで、わざわざ毒が入ってないって言ったんだよ、、逆にこえーよ、

 

風太郎「しょーがない、食ってやるから勉強しろ、」

 

「あら、よく食べてくれるね、あれ、希空君はクッキー嫌い?」

 

『嫌いでは無いが、今はあまり気分ではなくてな、』

 

ここは警戒しておこう、、、

 

「そんな、、2人のために一所懸命作ったのに、、、」

 

『、、、、わかった、食べるよ、、、』

 

明らかに落ち込んだ顔されるとな、、、どうやら姉妹が食ってもなんともないみたいだし、クッキーは大丈夫そうだな、、、

 

「はい2人ともお水!」

 

『俺は持ってきてるから大丈夫だ、』

 

水筒って最高だよな、、

 

『風太郎、そんなに喉乾いてたのか』

 

「ああ、」

 

「ちょ、ちょっと待っ」

 

「美味かった、ありがとうな、あ、あれ、ね、む、、」

 

バタッ、

 

『やっぱりな、何か入れてたんだろ、、』

 

ニ乃「なっ、、、なによ、私たちには家庭教師なんかいらないのよ!!」

 

『そうか、でも、悪いが、これは俺たちのためだ、引くなんてことはしない、お前らが、勉強から、俺たちから逃げるってなら、俺たちは全力で追いかけるのみだ、まぁ今日はさすがに帰るとする、』

 

 

ニ乃「あっそ、じゃあとっとと帰りなさいよ」

 

『あ、でもニ乃』

 

ニ乃「なによ、まだなんかあるの、」

 

『クッキーは美味かった。ありがとな』

 

 

 

ニ乃「な、なによ、、」

 

 

 

 

 

「ちょっと待ってくださーい」

 

『んあ?』

 

「タクシーで送ります。」

 

『なっ、別にいいって、』

 

「いえ、いくらあなたたちを受け入れたくないからといって、睡眠薬を入れるなんてことはやりすぎました。せめての詫びに送らせてください。」

 

『そうか、ならありがだく、住所はここだ。』

 

「はい、では、」

 

 

 

 

「お客さん、着きましたよ、」

 

「えっ、え!いつの間に、」

 

「4800円になります」

 

「カードで、」

 

「なっ、五月、それに希空、」

 

「住所は希空君から聞きました。それより、一泡ふかされましたね、これに懲りたら家庭教師をやめることです。」

 

『五月、お前には言ってなかったな...』

 

「えっ?何をですk「わぁー!やっぱりお兄ちゃんだ!」

 

『らいは、、』

 

「おかえりなさい!ご飯はできて...この人が生徒さん?」

 

「あ、あ、なんでもない人だ。」

 

「嘘だ!あの良かったらご飯食べていきませんか?」

 

「ら、らいは、、」

 

『あっちの事情だってあるかもしれないんだぞ?』

 

「ダメですか?」

 

らいはが目をウルウルさせている。五月もらいはの可愛さに押されてるし、本人がそれを武器にしたら、、怖いなぁ

 

「なっ、、、お邪魔します、、、」

 

まぁらいはの可愛さに勝てるやつはいないわな、

 

 

「はーい。上杉家特性のカレーと卵焼きです!お口に合うといいんですけど、、、」

 

「とっても美味しいそうです!」

 

「ふん、お嬢様に庶民の味がわかるかね、、」

 

『風太郎、反省してないのか?』

 

その一言で苦労しただろうが、、

 

「ぐっ、、」

 

「ハッハハ!そんなこった女子にモテないんだぞ、」

 

「親父、、、」

 

「にしても、お前さんが、家に女子を連れてくるとはな、」

 

「そうだお兄ちゃん!家庭教師ちゃんとやってきた?」

 

『それはだな、、、』

 

「その事ですが」

 

「も、もちろんバッチグーだ!」

 

「な、何を、、」

 

「いいから、らいはが悲しむ(小声)」

 

「どうしたの?」

 

「いや、なんでもない」

 

「はぁ、でも安心したよ。これで我が家の借金も解決だね、」

 

『こらっ、お客さんの前だぞ!』

 

「あ、ごめんなさい、、、」

 

 

 

「お邪魔しました。らいはちゃんごちそうさま」

 

「い、五月さん、、風太郎お兄ちゃんは、クズで自己中で最低な人だけど、いい所もいっぱいあるんだ!それに希空お兄ちゃんは無愛想だけど、とっても優しい人なんだ!」

 

『「ら、らいは?」』

 

「だからその、また食べに来てくれる?」

 

「もちろんです!勉強するとお腹がすきますから!」

 

 

 

「今日はよく集まってくれた!」

 

「私たちの家ですし、、」

 

「まだ諦めてなかったんだ。」

 

「家庭教師はいらないって言わなかった?」

 

「だったらそれを証明してくれ、家庭教師が必要ないとな、」

 

『急で悪いが、今から小テストを受けてもらう、』

 

「合格ラインを超えたやつには今後一切近づかないと約束しよう、」

 

『まぁ、合格ラインに満たないやつがいる場合は家に上がらせて貰うけどな、』

 

「合格ラインは60、いや50点でいい。」

 

「なんで私がそんな面倒なことを、、」

 

「わかりました。受けましょう。」

 

「はぁ?五月!あんた本気?」

 

「合格すればいいんです。これで、あなたたちの顔を見なくて済みます。」

 

当たり前のように俺も嫌われてるんだな、、、

 

「みんながんばろう!」

 

「しょうがないな〜」

 

「別に、受ける義理はないんだけど、あんまり私たちを侮らないでよね」

 

 

 

 

「採点終わったぞ!」

 

「すげえ!100点だ!みんな合わせてな、、、」

 

『まじかよ、、、』

 

「みんな逃げろ!」

 

「こいつら、5人揃って赤点候補かよ...」

 

『難儀な仕事を受けちまったもんだな、でもやるんだろ?』

 

「当たり前だ、家の借金のため、らいはの幸せのために、こんな所でつまづいてられるか、」

 

家族のために頑張れる所が風太郎の長所なんだよな、、、だったら俺はそれをサポートするまでだな、

 

 

 

 

 

 

 

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