BW素晴らしきイッシュ   作:もののふ教

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第29話 奪われた先にあるもの

乾いた水路跡の出口側は、見た目にはただの町はずれだった。

 

低い石橋。  人が二人並べばいっぱいになる細道。  雨の季節だけ水が流れるらしい浅い溝。  草の伸び方もまばらで、町の表通りから少し外れただけの、誰も気に留めない場所に見える。

 

けれど今、そこには待っている者たちがいた。

 

アロエは石橋の影から水路の奥を見ていた。  チェレンは橋脚の脇で、見える範囲の足場と逃げ道を頭の中で組み直している。  ベルはムンナとミジュマルをそばに置きながら、落ち着かない呼吸を何度も整えていた。

 

追う側ではない。  待つ側だ。

 

その役目を頭では理解していても、胸の奥ではまだ、追っていったトウヤとシンの背中が引っかかっている。自分も行けたんじゃないか、自分だけ残る形じゃなくてもよかったんじゃないか、そういう思いが、完全には消えていなかった。

 

でも、ムンナがいる。

 

ベルが視線を落とすと、ムンナは彼女の足元で小さく身体を寄せていた。怖がっていないわけじゃない。むしろかなり張っている。けれど逃げようとしているのではなく、何かを待ち受けるみたいに気配を尖らせていた。

 

「……大丈夫」

 

ベルが自分にも言い聞かせるように呟く。

 

ミジュマルが横で偉そうに鼻を鳴らした。  そんなふうに構えていてくれるだけで、少しだけ呼吸が戻る。

 

チェレンが水路跡の奥を見たまま、小さく言う。

 

「まだ来ない」

 

「わかってる」

 

ベルは少しむっとした声を出したが、言い返す余裕はあまりなかった。

 

待つ、というのは思った以上に難しい。  追っている時なら、目の前にやることがある。足を動かして、息を切らして、次の一歩を選び続ければいい。  でも待つ時は、何も起きていない間にも、頭の中だけが勝手に先へ行く。  来るかもしれない。  来ないかもしれない。  来たとして、何人か。  何を持っているか。  どう動くか。

 

そういう想像ばかりが増えていく。

 

アロエが静かに口を開いた。

 

「ベル」

 

「は、はい」

 

「ムンナの様子が変わったら、すぐ言って」

 

ベルは頷き、改めてムンナを見る。  ムンナは目を閉じているわけではない。じっと、水路の奥を見ていた。耳のような部分が、かすかな空気の変化を拾うように揺れている。

 

その時だった。

 

ムンナの身体が、ぴくりと強張った。

 

「……来る」

 

ベルの声は自分でも驚くほど小さかった。  けれどチェレンもアロエも、すぐに反応する。

 

「どっちだ」

 

「奥。まっすぐ」

 

ベルは水路の先を指さす。  何も見えない。  でも、ムンナはもう気配を掴んでいる。

 

アロエがチェレンへ目配せする。  チェレンは懐から小さな笛を取り出し、短く二回鳴らした。

 

町側の動きを、追跡側へ知らせる合図。  林を回っているトウヤとシンが、もしまだ追い切れていなくても、この音で出口側が動いたことはわかるはずだった。

 

笛の余韻が消えた直後、水路の奥で石の転がる音がした。

 

コツ。  ジャリ。  乾いた土を踏み崩す、小さな音。

 

ベルは無意識に息を止める。  ミジュマルが前へ半歩出る。  ムンナはベルの足元に寄りながらも、視線だけは逸らさない。

 

やがて、白い服の裾が見えた。

 

ひとり。  次にもうひとり。  さらにその後ろ。

 

そして中央には、布で包まれた長い荷。

 

ベルの喉がぎゅっと縮む。

 

「……あれ」

 

言い切らなくても、全員わかった。

 

ドラゴンのホネだ。

 

布に包まれていても、その長さと運び方でわかる。  大きく、重く、扱いの難しいものを二人がかりで抱えている。しかも運んでいる男たちの足取りは慎重だった。急いではいるが、雑には扱えない。だからこそ、余計に腹が立つ。

 

ただの品物みたいに運んでいるくせに、壊れるのは困るのだ。  自分たちで奪っておいて。

 

先頭の男が出口近くまで来たところで、ふと顔を上げた。

 

ベルたちと目が合う。

 

その瞬間、男の表情が凍りついた。

 

「なっ――」

 

足が止まる。  後ろの二人も、前の動きにつられて止まる。

 

アロエが一歩前へ出た。

 

「そこまでよ」

 

声は大きくない。  けれど、この場の空気を押し返すには十分だった。

 

「それを置いて、動かないで」

 

白い服の男は、露骨に顔をしかめた。  だが次の瞬間には、いつもの芝居がかった調子を取り戻そうとする。

 

「愚かな者たちめ。我々はこの世界を歪める古い支配から――」

 

「黙って」

 

アロエが遮る。  一切の感情がないわけではない。  むしろ怒りは深いのだろう。  それでも、いま必要な強さだけを前に出していた。

 

「それは、この町が守ってきたものよ。あなたたちが勝手な理屈で持っていっていいものじゃない」

 

男は鼻で笑う。

 

「守る? 見世物にしているだけだろう。古いものに価値があると信じ込ませ、人もポケモンも過去に縛る――」

 

「違う!」

 

ベルの声が飛ぶ。

 

自分でも驚いたように、言ったあとで少しだけ肩が揺れた。  でも、もう止まらなかった。

 

「見世物じゃない。見に来た人が、昔のこと考えたり、この町がどんなふうに続いてきたか知ったり、そういう場所でしょ」 「勝手に“飾ってるだけ”って決めるの、おかしいよ」

 

男の目がベルへ向く。  その視線の強さに、ベルの指先が少し震えた。  けれど、ムンナが足元で小さく身体を寄せた瞬間、ベルは逃げずに踏みとどまった。

 

チェレンも前へ出る。

 

「理想を言うなら、せめて相手が何を大事にしてるか見てからにしろ」 「君たちは、ポケモンも、歴史も、結局は“自分たちの理屈に使えるかどうか”でしか見てない」

 

「何だと……!」

 

男がボールへ手をかける。  その動きと同時に、アロエが短く言った。

 

「来るわよ」

 

「ミジュマル!」

 

ベルの声と同時に、ミジュマルが前へ飛び出す。

 

白い光のあと、現れたのはミネズミだった。  低く身を沈めて、水路の斜面を駆け上がろうとする。

 

「みずでっぽう!」

 

ベルのミジュマルが放った水流が、ミネズミの足元の土を打つ。  まともに倒すのではなく、まず斜面の踏ん張りを崩す一手。  ミネズミが半歩滑る。

 

「ポカブ、ひのこ!」

 

チェレンの火の粉が、その足元の少し前へ弾ける。  退路を焼くためではない。動ける方向を絞るための火だ。

 

前へ出にくくなったミネズミの動きが鈍る。  そこへベルが続けた。

 

「ムンナ、さいみんじゅつ!」

 

ムンナの目が、淡く揺れる。  眠気のような波が狭い水路へ流れ、ミネズミの動きが一瞬止まる。

 

完全には落ちない。  でも、その半拍で十分だった。

 

ミジュマルが体当たりで押し込み、ミネズミは斜面の下へ転がる。

 

「今のうちに!」

 

アロエが言う。  男たちは荷を抱えたまま、無理やり横へ抜けようとする。

 

それをチェレンが読んでいた。

 

「ポカブ、こらえる!」

 

真正面からぶつかりにきた男の膝を、ポカブが体ごと受け止める。  押される。  土を削る。  でも倒れない。

 

「そのまま、ひのこ!」

 

至近距離で火が弾け、男の顔が歪む。  布包みを落としたくないせいで、男の動きはどうしても一手遅い。

 

ベルはその隙を見て息を呑む。

 

怖い。  でも、ここで止まったら抜かれる。

 

「ムンナ、サイケこうせん!」

 

光の筋が、荷を抱えた男の足元を斜めに打つ。  直撃ではない。  だが足の向きがずれ、荷を支える二人の呼吸が一瞬噛み合わなくなる。

 

その瞬間だった。

 

水路の奥から、別の音が迫ってきた。

 

駆ける足音。  土を蹴る音。  追う側の呼吸。

 

トウヤとシンだ。

 

「ベル、下がるな!」

 

シンの声が飛ぶ。  前ではなく、水路の奥から。  追ってきた側から届くその声に、ベルの足が踏みとどまる。

 

プラズマ団の男たちが振り返る。

 

「後ろからも……!」

 

ようやく、完全に挟まれたことを理解した顔だった。

 

トウヤはほとんど減速せずに水路へ飛び込み、前衛の男の進路へツタージャを滑り込ませる。

 

「ツタージャ、まきつく!」

 

緑の身体が男の足首へ絡みつく。  転ばせるためではない。  踏み出すタイミングを奪うための絡み方だった。

 

その半拍の硬直を、シンが逃さない。

 

「ミジュマル、たいあたり!」

 

シンのミジュマルが横から突っ込み、荷の下を打ち上げるようにぶつかる。  男たちの腕が揺れ、布包みがぐらつく。

 

「離すな!」

 

プラズマ団のひとりが叫ぶ。  だが、それがすでに遅い。

 

「ポカブ、しっぽをふる!」

 

チェレンの指示に、ベルが一瞬だけ目を見開く。  攻撃技ではない。  だが今必要なのは、威力ではなく、相手の集中を乱すことだ。

 

ポカブの動きに気を取られた男の手元がさらに緩む。

 

「今!」

 

トウヤの声に、ベルが重ねる。

 

「ミジュマル、たいあたり!」

 

ベルのミジュマルが前からぶつかる。  シンのミジュマルが横から押す。  荷を抱えていた二人のバランスが完全に崩れ、布包みが土の上へ落ちた。

 

鈍い音。  息が詰まる。

 

壊れていないか。  その不安が全員の頭をよぎる。  でも、今は確認している暇がない。

 

「アロエさん!」

 

シンが叫ぶと、アロエはすでに動いていた。

 

彼女は荷の落ちた位置へ最短で入り、その手つきだけで“どう持てば傷めないか”を知っている動きで布包みを引き寄せる。館長としての手だ。単に奪い返すのではなく、守るための動きだった。

 

「下がって!」

 

アロエが荷を抱えたまま言う。

 

次の瞬間、最後尾にいた男がチョロネコを出した。  細い身体がアロエの方へ走る。

 

ベルの心臓が跳ねる。

 

「ムンナ!」

 

でも、ベルはもう慌てるだけでは終わらなかった。

 

「どわすれ!」

 

ムンナの呼吸が整う。  揺れそうになった意識を自分で支える。  その半拍を使って、ベルは次の声を重ねた。

 

「さいみんじゅつ!」

 

チョロネコの目が、一瞬だけとろんと落ちる。  完全ではない。  でも、飛びかかる角度が鈍る。

 

「トウヤ!」

 

「ツタージャ、にらみつける」

 

鋭い視線が空気を縫う。  チョロネコの動きがさらに止まり、そこへチェレンの声が刺さる。

 

「ポカブ、たいあたり!」

 

真正面からの一撃。  チョロネコが弾かれ、水路の壁際へ転がる。

 

シンは、そこでようやく一息ぶんの余裕を得た。  だが余裕ができたからこそ、相手の顔がよく見えた。

 

悔しさ。  焦り。  そしてまだ消えていない、“自分たちは正しい”という思い込み。

 

それがいちばん厄介だった。

 

「お前ら、何もわかっていない!」

 

男のひとりが叫ぶ。

 

「古いものに価値があると信じ込まされ、ポケモンまで人間の都合で縛っている! 我々は、それをあるべき姿へ――」

 

「あるべき姿って、誰が決めるんだよ」

 

シンの口から、自然に言葉が出た。

 

自分でも少し驚くくらい、まっすぐだった。

 

「ムンナが怖がってたのも、博物館のホネが町で大事にされてたのも、ちゃんと見たのか」 「見ないで、自分たちの考えだけ押しつけるの、ただ奪ってるだけだろ」

 

男が言葉を詰まらせる。

 

トウヤがそこで、冷たく言い切った。

 

「解放じゃないよ。それ」 「お前らが、お前らに都合のいい形へ動かしたいだけだ」

 

チェレンも続く。

 

「理想を掲げるのは勝手だ。でも、その理想に合わない相手の意思を最初から数に入れてない時点で、もう支配だよ」

 

ベルは、震えの残る声で、それでもはっきり言った。

 

「怖がってるのに、見てないふりするのって、いちばんひどい」

 

その一言は、夢の跡地のムンナにも、いま奪われかけたドラゴンのホネにも、どちらにも届く言葉だった。

 

水路の空気が張りつめる。

 

男たちはなお何か言い返そうとした。  だが、その前に全員のポケモンが一歩ずつ前へ出る。

 

ミジュマルが二匹。  ポカブ。  ツタージャ。  ムンナ。

 

それぞれ違う立ち方だった。  でも、いまは同じ線を向いている。

 

プラズマ団の男たちは、それで初めて完全に気圧された顔になった。

 

アロエが静かに言う。

 

「もう終わりよ」

 

その声には、館長としての怒りと、ジムリーダーとしての決着が同時にあった。

 

男たちの肩から力が抜ける。  ひとりが膝をつき、もうひとりが後ろへよろめく。  最後のひとりは逃げ道を探したが、どちらを向いても、もう前にも後ろにも通る余地はなかった。

 

少し遅れて追いついた職員たちが男たちを取り押さえ、布包みの中身も改めて確認された。

 

ドラゴンのホネに大きな損傷はない。  少なくとも、その場で見てわかる範囲では無事だった。

 

それがわかった瞬間、ベルは膝の力が抜けそうになる。

 

「……よかった」

 

小さな声だった。  でも本音そのものだった。

 

ムンナが足元へそっと寄ってくる。  ベルはしゃがみこみ、今度は迷わずその頭上を撫でた。

 

「ありがとう。ほんとにすごかった」

 

ムンナは小さく鳴く。  まだ緊張は完全には抜けていない。けれど、ベルの声を聞いた時の揺れ方が、昨日までとはもう違っていた。

 

ミジュマルが横で露骨に鼻を鳴らす。

 

「あっ、ごめん! ミジュマルも! もちろんすごかったよ!」

 

ベルが慌てて言い足すと、ミジュマルは少しだけ胸を張り直した。  その様子に、チェレンがようやく口元を緩める。

 

「ちゃんと前で動けてたね」

 

ベルは少しだけ照れたように笑う。

 

「怖かったけど」

 

「うん。でも、それでいいと思う」

 

その言い方には、いつもの理屈っぽさよりも、ずっと素直な評価が混じっていた。

 

トウヤは水路の向こうを一度だけ見て、それからシンへ視線を戻す。

 

「さっき、よかった」

 

「何が」

 

「林で近づきすぎなかったこと。ここで荷を見て、追いすぎなかったこと」

 

シンは少しだけ目を瞬かせる。  トウヤがこういうふうに、あとから明確に言葉にするのは珍しい。

 

「……そっか」

 

「うん。あそこで壊してたら終わってた」

 

その可能性を想像して、シンは遅れて背筋が冷える。  追いつくことより、何を守るかを見失わないこと。  今回、自分に必要だったのはたぶんそっちだった。

 

アロエがドラゴンのホネの包みへ手を添えたまま、四人を見た。

 

「助かったわ」

 

静かな声だった。  けれど、その中には今日一日の重みが全部入っていた。

 

「取り返せたことももちろん大きい。でも、それだけじゃない。何を狙っていて、どう運んで、どこを通ろうとしたのか。そこまで見てくれたから、次を防げる」

 

チェレンがわずかに視線を伏せる。  トウヤは何も言わず、  ベルはムンナとミジュマルを見て、  シンはその言葉を胸の中へ落とした。

 

アロエは続ける。

 

「守るって、ただ手元に戻せば終わりじゃないの」 「どうして狙われたのか。どこに隙があったのか。その先で何を残したいのか。そこまで見ないと、また同じことが起きる」

 

それは博物館の話であり、  ポケモンの話でもあり、  きっと旅の話でもあった。

 

ベルが小さく言う。

 

「奪われた先にあるものって……そういうことですか」

 

アロエはゆっくり頷く。

 

「ええ。なくなるのは物だけじゃないのよ」 「意味の置き場所まで、勝手に変えられてしまう」 「だから、取り返すだけじゃなくて、“ここにある意味”を守らないといけないの」

 

シンは、その言葉を長く覚えていそうだと思った。

 

博物館へ戻る頃には、シッポウシティの空は夕方に傾いていた。

 

町は壊れていない。  通りには人がいる。  店先にはまだ生活の声がある。

 

でも、今日のことを知った人たちのあいだには、確かにざわめきが残っていた。博物館の前には職員が増え、来館者の出入りも制限されている。それでも、ドラゴンのホネが戻ってきたと知った時、空気がほんの少し息を吹き返したのがわかった。

 

展示室へ運び戻される途中、シンは横から包みを見た。

 

ただの古い骨じゃない。  前は“すごい展示”だと思った。  いまも、すごいとは思う。  でも、そのすごさは大きさや古さだけじゃない。  ここにあることで、この町の時間がひとつの形になっていたのだと、今は少しわかる。

 

トウヤがぽつりと言う。

 

「ちゃんと戻るんだね」

 

「戻すんだよ」

 

チェレンが返す。  その声は、いつもより少しだけやわらかかった。

 

ベルはムンナを見ている。  ムンナも展示室の中央を見ていた。怖がっている様子はもうほとんどない。代わりに、静かな空気の変化を感じ取るようにそこにいた。

 

アロエは最後に、四人の前へ立った。

 

「今日はありがとう」

 

そして、ほんの少しだけ口元を緩める。

 

「これでようやく、ジムリーダーとしてあなたたちと向き合えるわ」

 

その言葉に、四人の表情がそれぞれ少し変わる。

 

トウヤは静かに目を細め、  チェレンは背筋を伸ばし、  ベルはムンナとミジュマルを見てから息を吸い、  シンは自分の中に残った手応えの正体を確かめる。

 

追うだけでは届かなかった。  残るだけでも足りなかった。  それぞれ違うものを見て、違う役目を持ち寄ったから、ようやくここまで来られた。

 

同じ道を歩いていても、景色は違う。  でもその違いは、もうただの距離じゃない。  並ぶための形になりはじめている。

 

夕方の光が、博物館の高い窓から差し込む。  戻されたドラゴンのホネの輪郭を、淡く照らす。

 

奪われた先にあったのは、ただの空白じゃなかった。

 

何を守りたいのか。  何を選びたいのか。  誰の言葉で、それを言うのか。

 

その答えを、四人はそれぞれ少しずつ掴みはじめていた。

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