ゲヘナ学園。それは犯罪都…否、学園都市キヴォトスにおける三大勢力の一角であり、発砲事件に爆弾テロが分刻みで巻き起こるキヴォトス内でも最悪の治安を誇る学園である。
故に他校からは反社会的勢力養成学校との誹りを受けるこのゲヘナ学園だが、内部にはきちんと生徒会に相当する組織もあり、風紀委員会も存在する。
ここに一人、愛する母校の治安を少しでも良くしようという志を胸に、ゲヘナ学園風紀委員会に身を投じる生徒がいた。
その生徒の名は____
『タクヤ?イオリから応援の要請が来ています!すぐ来れますか?』
「あ、あん、はっ、はい、40分後には、いっ、行けまっす!」
”アコ先輩の要請はいつも突然だ。俺は暴れる不良生徒たちが手に持つマシンガンからフルオートで放たれる強烈な弾丸を鍛え抜かれた胸筋で受けながら、耳に着けたインカムからの連絡に返事をする”
『もっと早く来れませんか?』
「あ、ああ、はい、なるべくはっ、はっ、早く行きまっす!」
”俺は猛烈な弾丸の雨を回避すらせず、俺は20人以上?30人以下?の不良たちの目前にへと迫る、何発種…弾丸を受けたかわかんねえ!”
「なんだアイツ!?効いてねぇのか!?」
「アイツ知ってるぜ!アイツは...!」
マシンガンの一斉掃射を生身で受け、まるで効くどころか痛がる様子もない目の前の男に動揺する不良たち。この地区一帯を武力で治めた、いわゆる武闘派として知られた者たちだったが、今やたった一人の風紀委員を相手に潰走を余儀なくされていた。
鍛え抜かれた肉体と褐色の肌に茶色のセミロングの髪とサングラス。ゲヘナ学園1年生にして風紀委員会の切り込み隊長銀鏡イオリに次ぐ戦闘力を持つとも噂される男。
『風紀系ボディービルダー』『強い子』『不良生徒専属調教師』
ゲヘナ学園入学から半年足らずでその男は数々の異名で呼ばれ、不良生徒達から恐れられていた。
「西条タクヤ!」
男の名を断末魔に倒れる不良たち。無力化された不良たちを他所にタクヤはひと息つく。タクヤがこのゲヘナ学園風紀委員会に入部してはや半年。風紀委員会長のヒナ先輩からは若手のエースとしてみなされたのか、はたまた単なる人手不足か、既に多くの仕事を振られタクヤは不良生徒を追う毎日を過ごしている。
乳首をいじる暇もない毎日だが、タクヤはそんな日々が嫌いではなかった。不良たちを倒せば学園は平和になるし、先輩たちは褒めてくれるし、弾丸を受けると鞭打ちを受けたようで興奮するし。
「やっぱり俺って激ヒナのモロ風紀委員だからかなぁ(ヒナ委員長のような強い風紀委員の意)」
毎日の激務もみんなから頼られてると思うと不思議と苦ではなかった。
『タクヤ!?イオリたちが早く救援に来るようにと鬼電してきます!直ぐにいきなさい!』
「は、はい!50分後には、行けまっす!」
『さっきより時間が延びてるじゃない!!』
”鼓膜を突き破るようなアコ先輩の絶叫をインカムで聴きながら、俺はイオリ先輩たちの元へ急ぐのであった___”
「ふう...助かったぞタクヤ!ありがとう」
”イオリ先輩への救援に間に合った俺は現地のイオリ先輩たちと共に不良たちを倒し、今は拘束して護送車にぶち込んでいる最中だ。”
『どうやらこれで付近の不良たちは全員倒せたみたいね』
インカムからのアコ先輩の声に安堵が混じる。護送車に最後の不良を入れ終えると仲間の風紀委員たちから「おわったー!」と歓喜の声が周囲に響いた。
俺も汗だくの激エロボディを晒しながら休んでいると後ろから労いの声がかかる。
「お疲れ様、今日も大活躍だったようね」
振り返るとそこに居たのはヒナ委員長だった。涼しい表情の彼女だが、今日最も多くの不良を倒したのは彼女であり、汗だくのタクヤやそのイオリたち他風紀委員と、汗ひとつかいていないヒナとの間には隔絶した力量差が見て取れる。
その力の差を誇示するでもなく、仲間を労うヒナ、こういう所がタクヤは好ましいと思っている。
タクヤは基本的に女なんてちょーウゼーしと思っているが、ヒナや風紀委員の仲間たちは別だ。ヒナ委員長になら乳首を限界までつねりあげられても構わないとタクヤは思っている。
「キヒヒ!随分と汗臭いところだなぁ!」
そんなタクヤと仲間たちとの団欒を招かれざる客が踏み散らす。声がした方向に目をやるとそこには背の高い、長い銀髪に軍帽を被った黒い煌びやかな制服を身にまとった生徒が居た。
正体は我らがゲヘナ学園生徒会長...羽沼マコトであった。度々ヒナ委員長や風紀委員会の活動になにかとちょっかいをかけ妨害してくる女であり。タクヤとしてはいわゆるちょーウゼー女であった。
「西条タクヤはいるか?」
そんなちょーウゼー女が何故か俺に用があるみたいだった。一斉に俺の顔を見る風紀委員たち。周囲の視線を集める俺をマコト会長は難なく見つけ、足早にこちらに近付いてくる。
「久しぶりだなタクヤ.....なんというか、その.....相変わらず風変わりな格好をしているな...」
俺の格好を見るなり、そんな言葉をかけてくるちょーウゼー女ことマコト会長。やっぱり俺の格好が激エロのモロホストだからかな?ちょーウゼーけど、男を見る目はありそうだ。
「ウチのタクヤになんの用かしら?」
「キキキッお前には用はないぞヒナ、私が用があるのはタクヤだけだ」
俺とマコト会長の間に割って入るヒナ委員長と何事かと周囲から遠巻きに眺める仲間たちをよそにマコト会長は言葉を続ける。
「キサマが考案した『ゲヘナ調教センター』草案.....なかなか見事なアイディアだ」
何事かと思えば、ゲヘナ調教センターとは俺が先日の万魔殿と風紀委員会との会議の中で発表した不良生徒への更生プログラムの事だった。
ヒナ委員長に、いずれはこのような会議にも参加する様になるのだから今のうちに会議の空気を知っておきなさいとの計らいで連れて行ってもらった会議だったが、その中でマコト会長が見知らぬ1年生の俺を見かけた事で槍玉に挙げられ。半ばヤケクソで言ったアイディアだった。
「不良生徒を1箇所に集め従順になるまで調教する.....シンプルながら効果的な案だと私は判断した」
本気かこの女?たかが1年生の思いつきだぞ?それを本当に採用するつもりか...?
怪訝な表情のタクヤをよそにマコトは尚も続ける。
「.....どうだ?君の才能は風紀委員会ではなく、万魔殿でこそ輝くと私は思うのだが?」
なんとマコトはタクヤをスカウトしに来たのだ。周囲の驚く声を無視してマコトはなおも勧誘を続けるが、それをヒナが制止する。
「あいにくだけど、タクヤは私たち風紀委員会の優秀な生徒なの。引き抜きはご遠慮してもらえるかしら」
「宝の持ち腐れだな、こんな優秀な人材を不良を追い回すためだけに使うなど無駄の極みだ」
睨み合うヒナとマコト、一触即発の空気だが二人の間には天地程の実力差がある。仮にこの場でマコトが銃を抜こうものならヒナは問答無用でマコトをぶちのめすだろう。しかし、取り巻きを一人もつけずにノコノコ単身でやって来たからには、マコトにはこの勧誘が成功するという確信があるのだろう。
マコトは馬鹿だ、しかしただの馬鹿ではない。計算高く狡猾な馬鹿だ。なにより勝算のない賭けは絶対にしない女だとヒナは長い付き合いから知っていた。
「タクヤ...私ならキミの望みを叶えてあげられるぞ」
なんの事だとタクヤが返答する前に、マコトはタクヤの右乳首に手を伸ばしていた。咄嗟のことにあのタクヤはおろかヒナすら対応できなかった。
「ハオオオオオオッッッ!!!!」
マコトはあろうことかタクヤの右乳首をつねり上げたではないか。タクヤの絶叫が響く。ヒナを含むその場にいる全員が突然の出来事に呆気にとられている。タクヤの乳首を捻りあげるマコト、その顔には薄ら笑らいが浮かんでいた。
「キサマはいつも戦闘中相手の攻撃を避けないそうだなぁ...」
「ま、マコト!何をしているの!?」
「キサマは黙っていろ...!部下の望みも察せられぬ愚か者め!」
性知識に疎いヒナだが右乳首をつねりあげられるタクヤの姿になにか艶めいたものを感じたのか、いつもの涼しげな表情は何処へやら。未通女のように(未通女そのものなのだが)赤面している。
「タクヤ...!キサマはつまり.....ドMだな!?」
タクヤの秘められた性癖を暴露するマコト。そう、タクヤはドMだ。ハードM受けから水中ブリッジ30分までなんでもごされの超ドMだ。それこそ今マコトから受けている強引な乳首責めに感じている程に。
「私ならキサマの望むことをしてやれるぞぉ...?虎丸で轢いたり水中ブリッジ300分もさせてやるぞぉ!」
ドMとしてこれ以上ない提案に、風紀委員としての矜恃を忘れてつい頷きかけるタクヤ。それでも首を縦に降らなかったのは風紀委員会の仲間たちとの絆と、ヒナ委員長への忠誠心によるものだ。
ヒナは目の前で突如として始まった、マコトによるタクヤへのハードな乳首責めに赤面しながら、タクヤの悶える姿を凝視する。
(これが.....タクヤが望んでいることなの...!?)
痛みに苦しみ喘ぐタクヤだが、その顔には明らかな『悦び』があった。先程からタクヤの絶叫も次第に喘ぎ声へと変わりつつある。知らない、こんなタクヤの顔。こんな満たされたタクヤの顔、私は知らない!
ヒナは悩んだ。どうすれば、この状況を解決できるのか。どうすれば、マコトによるタクヤへの乳首責めを止められるのか。このままではタクヤを万魔殿に盗られてしまうかもしれない。そんな懸念がヒナの脳裏に過ぎる。
させない...そんなこと、絶対にさせない!
「...タクヤ」
「はぁ.....はいっ」
マコトからの乳首責めが既に痛みから快感にかわりつつあったタクヤ、そんなタクヤにヒナは横から声をかけた。
次の瞬間、タクヤの左乳首にヒナは手を伸ばした。
「ハギャアアアアアアアアアアアアアアオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
ゲヘナ学園の最高戦力の腕力によって振る舞われる暴力的乳首責めに断末魔の如き叫び声をあげるタクヤ、先程までのマコトからの責めなど児戯も同然だった。激痛と激感に背を仰け反らせ絶叫するタクヤ。
ヒナは赤面しながら、あくまでも表面上は平静を装いながらタクヤに問いかける。左乳首への工業機械の如き力による責めは万魔殿に靡きつつあったタクヤの心を再び風紀委員会へと引き戻すには十分だった。
「タクヤは風紀委員の一員よね」
「はっ...はい!オレは、風紀委員の、一員っす!」
「万魔殿になんかには行かないわよね」
「は、、はいっ!万魔殿には、、行かないっす!!!」
凄まじい乳首責めにより、不転の宣言をさせられるタクヤ。かくしてマコトによるタクヤ万魔殿スカウト作戦は失敗に終わるのであった。
勝ち誇るヒナに対し、マコトはヒナによるタクヤへの凄まじい乳首責めに悔しがるのも忘れ「おお」と呟くのであった。
タクヤの天井、3000連