MNU サモンライド・ラストコール   作:黒影時空

22 / 26
第22話「時空議論〜たくっちスノーは必要なのか〜③」

 

 ……一同は困惑を隠せない。

 何かまずいことを言ったか?

 

「おいたくっちスノー、響達の世界は何かまずいことでもあるのか?」

 

「ああーうん、確かに自分的な感覚ではまずくないね、似ているもので言ったらUNDERTALEがなんとかスワップとかフレッシュとかやったりするアレとか、マリオやソニックのなんとかみたいなの好きなんだけどさ……」

 

 

「『好きにやりたいけど場所によっては許されないライン』ってのがあるんだよ、自分やA世界線だとそのラインが無いに等しいけどD世界線だとある、そっちでやっちまゃダメだった……それだけのこと、それがキャラクターどころか作品規模である」

 

 響達の行いがD世界線では許されないのではない、彼女達のノリを通すにはあまりにも世界其の物が厄介すぎる。

 その上で響達は別人になりすぎた為に消滅しきれなかった、真実としてはそんなところだという。

 納得しがたいものはあるがそういうことだろう、世界線が変われば環境が変わるところがある……便乗するように莫が答えた。

 

「実は強ち彼の言うことも間違っていない、C世界線が早期に消滅したのも彼やカーレッジ達のそういうノリが言ってしまえば『環境』的に受け入れられないものだととされていた可能性があるからな」

 

「え?そうなの?まあそういうものか時代の流れって奴なのかねえ……こうやってワチャワチャしたり奇妙奇天烈な設定の変化を垣間見たり、週刊少年ネオジャンプ〜つって漫画作りにワイワイ躍起になったり……」

 

 べらべらと喋るおべっか、あるいは思い出話に対して苛立つように傍聴席を叩いたのは……莫だ。

 人一倍エージェントに憧れ、これまでの歴史を予知夢と明晰夢で覚え、人を憎みながらも……夢を信じて皆を救うことを諦めなかった男が、キレた。

 

「いい加減にしろ!これはお前がどうなるかの議論でもあるんだぞ!それを他人事だとしても……俺達や響は玩具じゃない!!」

 

 声を荒げたくなる気持ちはわかる、響だって莫より先に怒鳴っていただろう、しかしたくっちスノーは……動じていない、いや……どうでもいいという顔で頭を上げる。

 ああ、これは……見下しているのだ。

 

「……はあ?お前ら何か勘違いしてないか?自分は別にどうでもいいよ、そっちの負け犬になった未来のたくっちスノーがどうなろうと、こっちには関係ないしアンタらが勝手に呼び出してきたんだろ?」

 

「だからって……一応時空救う立場なんでしょ!だったら真剣に……」

 

「それはそう、黒影のやつがビビりにビビって自分を副局長にしたんだよ、どう?君らんところより出世してんだぞ自分、それも時空が滅んだら自分が死んでるかもしれないってヘタレムーブで、ウケるよな?どんだけ主人公様は自分が可愛いんだって」

 

 ……これまでの、響達が知っているようなあの『たくっちスノー』ではない。

 この無性に苛立つようなこの感覚、この態度。

 

「……お前らって神様達の通称でもある『メイドウィン』の意味を分かってる?『創造する者こそ勝利者』……つくるやつが一番偉いのだよ、それが黒影から時代が変わってこのたくっちスノー様の番になり、そのたくっちスノーだったものでさえ時代遅れになった……それだけのことよ、諸行無常」

 

 

「……ああそうそう仮面ライダーゼッツ、お前はさっき主人公らしくこう言ったな、俺達は玩具じゃない……いや、正確には『俺たちは戦う道具(フィギュア)じゃない。たとえ時空の決定だろうと、納得のいかない奴のために命を張るつもりはない!』みたいなかっこいい形にしたかったのかな?」

 

 

 すうっと息を吐くと、たくっちスノーの周りの傍聴席がドロドロに溶けて……覚えのある、完全に精神的にキた時の奏のように恐ろしい笑みを浮かべる。

 

 

「んなわけねえじゃん!!おもちゃなんだよ時空のための!面白いお話と面白い設定を提供する為だけに存在してるんだ!!てめーらキャラクターなんぞ二次創作に使われる以外の使い道なんかあるわけねーだろって!!」

 

「だからそうして深堀りして楽しむためにわざわざ45話なんて超大作をわざわざこの目で全部見て理解を深めてんだろうが!!そうして設定をこね合わせて愛することこそお前らを維持するアイデンティティ!自分のお話に混ぜたいからアニメやゲームを見ることの何が悪いっていうんだ!?使えるものは何でも使う勢いじゃねえとな、たまに鑑賞という行為が試練になるんだよ!」

 

 急に滑舌になったので勢いに呑まれる……わけもない、その程度で怖気づいていたら正義のヒーローなんか務まらないし、永夢はもう既にチベットスナギツネのように冷たい顔をしている。

 彼らは正義を愛し、平和を尊重する一方で……慈善事業じゃない、時に捨てられるほどドライな人物でもある。

 

 そこが響との違いだった、彼女だけがたしろぐことしかできなかったからだ。

 

 言うだけ言った後、またころりと変わったように表情を変える、その笑い方はまるで自分たちを安心させたいつもりなのだろうか?

 

「ああ気にしないで、創作者が好きなのは単に自分の中の理想像だから……同じ顔、同じ名前、同じ設定……それだけが一致した赤の他人が皆好きだからな、比企谷八幡とかもそうだろ?だからどんな形になったとしても気にならないものだ」

 

「……だって、外部の人間から見てそれがどんなに荒唐無稽で歪んでいてもそれは『お前の中の偶像』とは別人だし、こっちだって同じだから本当はノーダメージのはずだろ?……うちの世界線じゃそうやって『生きた人間』すら形を変えて偶像にしてきた実績もある!それがあんたらが読んでいる支援者とやらの実体だよ!」

 

 忘れてはならない……いや、たちが悪いのは過去のたくっちスノー自身がなんやかんやの流れで意図的かは知らないが忘れかけていたこと。

 どんなに今がどうだったとしても、肝心の『過去』がこんなものだ。

 B世界の彼はそこから直近なのでこんな態度が出来るが、たくっちスノーは将来のキーキャラである以前に、この世全てと敵対する、幾度となく使い回されるアンチキャラ、『史上最悪の時空犯罪者』である。

 その片鱗が、ここに来て顕になる。

 

「……なああんた、いい奴になるんじゃなかったのか?」

 

「正確にはなるんじゃなくて『なれって言われたからやっただけ』なの、やらないと時空滅ぶって言われちゃな……でも今進行形で滅んだんでしょ?じゃあやらなくてもいいじゃん、時空を守るためにやってんだけど自分」

 

 開き直るように言う……時が経たなければたくっちスノーもここから変われなかったのかもしれない。

 運命が違えど過去は同じなら、同一人物と変わりない……元々がこうだっただけだ、奇跡的に変わっただけで……それだけ、奇跡的な出会い方が良かっただけなのかもしれないが。

 

「なんかお前を見ていると、俺たちの知る方とは別人に感じてしまうな」

 

「いいや自分から言わしてみれば、そいつだって多分本筋は一緒だよ、『手頃な良い奴』を見つけたんだろエミュ元の……自分もそいつに会えたらそうなれたのかなぁ?多分無理な気がするけど」

 

 こうして話が進んでいくが妙だ、いくら他人としても自分の評判が今後にかかっている話だというのにどうして自分から率先して嫌われるような本音をぶちまけているのか?

 何も考えていないようには見えないがこの余裕……何か抱えている、たくっちスノーとして何かある?相手は時空犯罪者として……。

 

「あっ……そういうことね!!」

 

 響は閃いて奏の方を見る。

 

「もちろん私も考えていたけど……それを時空がやろっとしているならあまりにもヤバいと思ってね」

 

 姉妹が同時に至った可能性……たくっちスノーを見捨てるかどうかの観点はあくまで終わった側である自分達の目線だし万が一戻ってこれたらに過ぎない。

 莫は響がなにかに気付いたのを見て彼女のほうを見ると……放つ。

 

「ねえ、あたしなんとなく思ったんだけどさ……たくっちスノーの性根がこの通りだとして、このまま見捨ててもそのまま悪役に戻るだけ……なんて考えてない?」

 

「バレたか、元々悪役だった奴が悪者やって何が悪いんだ?」

 

 おどけるように言うが実際的を得ている、立場だけを考えて、結果だけを見て、良い人という役回りを演じて極めたのが自分達の知るたくっちスノーなら、出来ないなら別の路線をやればいいし、彼は恐らく死んだところでまた復活すると考えているのか?

 

 ……あれが本当にたくっちスノーなら?

 城戸が挙手する。

 

「ちょっと聞いてもいい?もしかしたら逆にさ、こっちの方のたくっちスノーが偽物ってことはない?俺が前に聞いた話と全然違うような……もっとこう、少年みたいな無邪気な性格で真面目な……」

 

 城戸真司が語る……時空が滅ぶ直前のたくっちスノーの姿、それは見た目は同じ、正義感を持ちながら自分達と仲良く、一生懸命であり……全然役に立ってないところまでは一致するが少年みたいな趣味の持ち主で、どこか幼い印象もある熟女好きのマザコン……。

 それだけ聞いて豆電球を生やすように合点がいくたくっちスノーは、ここに来てまた極端にやる気を落とすようにだらける。

 

「ああ……なんだよ、盛り上げて損した……じゃあそれって『ミリィ』の方じゃないか、なら確かに自分と違うわな」

 

「……み、ミリィ?」

 

「あれ、そっちは違うのか?ほらあいつなんだろ?バカ真面目で別の奴が作った自分のクローン、少年作品とか大好きそうないかにもテコ入れで正義盤として作られたみたいなやつ」

 

 ……B世界線でミリィと呼ばれているもう一人のたくっちスノーがいる、それはまるで響が見てきたたくっちスノー達と殆ど一致している。

 ミリィの方は紛れもなく無関係、そっくりに生まれているのだがれっきとした善性の持ち主であることは、あの現状最悪な彼の口から放たれるのも見て明らかだった。

 彼は自分に自信があるからこそ関係者に嘘はつかない。

 

「……ん?じゃあちょっと待って、肝心な自分はどうなったんだよそっちだと」

 

「ああ〜……やっと気付きましたか、前提知識と思ってたのに忘れてたんですね、本来の貴方は別人ですよ、今の『たくっちスノー』と……いえ、正確には貴方がたくっちスノーじゃなくなったことで自然とそうなったというか」

 

 

「あ〜要するにそいつ『ミリィ』って名付けられてないマジのたくっちスノー2号として生きてたとあいつ、じゃあ実際自分はどうなったのかだけど?」

 

「結論から言うと子供産まれて人間になりましたが普通に無能力者になって死にました」

 

「だろうな!なんか流れからして戦線退いたみたいな感じだもん!ていうかよく子供産める余裕あったな時空犯罪者→監理局が」

 

 

「……ん?いやちょっと?」

 

 擁護していた翔一さえも顔を青くして結論を出す、そうだ……こいつらがあまりにも杜撰なので『たくっちスノーとして』結論を出すだけでもここまでこんがらがってしまった。

 ……アレは、たくっちスノーじゃない。

 これまでの前提が全部無駄になってたくっちスノーの言うことが茶番になってしまったで済むことじゃない、翔一は人として引っかかることがある。

 

「それってつまりさ、そっくりな影武者さん?みたいな人に自分の所業を全部移したうえで本物は何事もなく過ごしていたってこと?」

 

「彼みたいに結論を優先事項として間や先のことを考えていた場合そうですね、何事もなかったつもりでセカンドライフエンジョイしてましたし」

 

「んでそいつが完全にくたばったと、ウケる」

 

「う……あ?え、え?ちょっと頭痛くなってきた、一旦休憩!!とりあえず資料を作る時間をちょうだい!!情報量が多すぎる」

 

「お姉ちゃん、多分それ情報量のせいじゃないよ……今回は私も手伝うから」

 

 こうして音ノ小路姉妹の提案によって議論は一時中断、ほかの人にスムーズに伝えられるように資料を作成することになるのだが……たくっちスノーはジークの方を見る。

 

「これでわかったろ?自分は話したところでなんの役にも立てないっぽいしB世界線に帰っていい?一応これでも向こうじゃちゃーんと正義側なんだけど」

 

「そりゃ俺としては別にかえってくれてもいいげさー、B世界線だってこっちみたいに詰みだよ?」

 

「そんなバカな!ちゃんとこっちはやりたい放題しても許される空間でしっかりやってたんだぞ、まあ……帰ればわかるか?」

 

 ジークが必要とされたら姿を出し入れしていた時のように……必要なくなったパラレルワールドのたくっちスノーは消える。

 ……あいつはなんだったんだろうという余熱がクリスタルワールド全体に広がって離さない。

 響達が頑張って資料を作っている間に、戦兎達ライダー達も議論をちょっとずつまとめる。

 実際どうするか、いざ向こうで話が始まってちまえば全く新しい人生の始まり、たくっちスノーもカーレッジも縁もない中で何が起こるかも分からない。

 しかも世界は統一化されているのでジェネレーションズ的な共演も年代が違えば不可能だし、寿命が来たり亡くなったら今度こそどうなるのか分からない。

 

 ……さらに、今回の議論によって一部のライダー達に不安の種が芽生えている。

 思い立ってしまった、今回のメインテーマはたくっちスノーを見捨てるかどうかという話だが、つまり現在のたくっちスノーは名前を継承しただけの何の力もない変なやつがなんか生き残ってしまったぐらい。

 手を貸して物語を取り戻せる保証はあるのか?とかそんな次元じゃない。

 

 ——もしかして。

 

 

「まさかとは思うけどな……たくっちスノーにしても、カーレッジにしても、どちらかがいなくなっても変わらないなら両方いなくなったところで変わらないんじゃないのか……」

 

——

 

 議論が再開される……たくっちスノーはいなくなったどころか、仮面ライダー達も何人か離席している。

 戦兎やソウゴはまだ残っているが少しがらんとしてしまったような感覚がしてくる、まるでコロシアイでも起きて何か起きたかのような寂しさだ。

 もちろん後から彼らと話をしてまとめるので、このままでも進行は出来る。

 

「……で?おじさん?あいつ今回の議論で全然役立たずだったけど何か言うことないの?」

 

「ええ〜?たくっちスノーが改めてどんな奴がしっかり理解しただろ?それを更生出来たお前たちは立派だったぞ」

 

「更生……?あれ更生なんですかね?たちの悪いトロイの木馬が知らず知らずのうちにパソコン全体を侵食してたみたいなノリに見えます」

 

「奏はひねくれてるからそう見えるだけで……ウイルスではないでしょ多分……ほら、挙動が怪しいイルカさんよ」

 

「お前を消す方法……」 

 

 しかしこんな話していてもしょうがないので、議論して一旦ライダーたちの話に戻る。

 この議論もようやく最終段階に入る、それは……今回鍵を握る、恐らくD世界線でも記憶を保持したままで唯一突入して、物語が始まった時に手を出せる人間、万津莫。

 それが何十年何百年先なのか分からないが、それに加えて莫には経験値とこれまで経験してきたベルトとカプセムがある……はっきり言ってガチれば26話どころか1話で全部片付くRTAみたいなことも余裕で出来そうだ。

 

 ……莫がライダー達にとっての鍵になる。

 記憶喪失になっているたくっちスノーの記憶を即座に復活させ一気に王手をかける実力を持っているとして、しかし「そうまでする理由(道理)が彼にあるのか?」

 特に莫ことセブン……Code全体においてもたくっちスノー周辺は赤の他人だ。

 もちろん困っている人は見過ごせないし、誰がたくっちスノーなのかなんてわかるわけもない。

 

 もちろんD世界線はそれらとは別で厄介な危機もある、前時代の負債を抱え込むことになるし……カーレッジもいる。

 どちらも弱体化しているとはいえ本筋追っている者からすれば扱いはお邪魔虫でもおかしくない。

 

「ねえ、セブンちゃんって向こうの世界で何するの?あっちゃんの滅亡迅雷みたいにやることとかは把握してるのよね」

 

「うーん……まあひとまずジークをなんとかする……前にゼッツドライバーを回収するところから始まるんだよな、そこから何が起こってもおかしくないから基本はアドリブになることは予測している」

 

「まあいいじゃんゼッツちゃん、いわゆる世界征服がどうとかの悪の組織はいないからナイトメア達と一生物のの付き合いになるくらいだし……あっ、年功序列的に俺はゼッツちゃんより先に生を受けるわけか!楽しみだな〜」

 

 要するに世界平和の特務防衛機関Code周りの動乱やジークという危険爆弾、更にナイトメアが悪夢を捻じ曲げて引き起こす超常現象を食い止めることがゼッツの本筋らしいが……これがどうなっていくのか。

 

「そもそもお前、たくっちスノーをどうこうする余裕はあるのか?」

 

「ん?ああ……響達は俺の持ってるカプセムをクリスタルワールドでよく使ったよな?あれ夢の世界限定とはいえ上手く使えば生身でも使えるから、簡単な護身想定なら変身しなくても大体は倒せる」

 

 「ちょっと何言ってるか分かりません、私達が言えた事じゃないんですが真面目に強すぎませんか、なんでこれで記憶保持済なんですか?」

 

 「過去の記憶を全部持って、カプセムの力で大体のことが出来る、夢の中で現れる正体不明の正義のエージェントって振る舞いも大体……」

 

 

 

 「ああああああああああああああああああ!!!!!」

 

 話してる途中で響が叫ぶのですぐ隣に居た奏も驚いてジークからハリセンを貰って響きをぶっ叩く。

 

 「うるさいな!!突然耳元で怒鳴ないでくれる!!」

 

 「あ……ごめん、なんかさっきのあいつと話してて、何か引っかかるなって思ってたのよ……こうして『あくまで万が一』としてD世界線に入れたとして、たくっちスノーに手を貸したままにするかって議題だけど……」

 

 手を貸すとしてもたくっちスノーは今現在全ての力を失い、彼自身の頼りになる要素は無い。

 だがふと何度も繰り返される流れや並行世界を見て感じたことがある。

 

 「あいつのあの言い草からしてさ、その、あたしそういうのに詳しくないから表現が難しいんだけど……代わりなんていくらでもいるんじゃない?ほら、実際たくっちスノーがこうして協力者の立場だったのって元はカーレッジがそうだったのが滑り込んだんでしょ?それに沿うなら……」

 

「新しい奴をその枠にねじ込んだほうが早いということか……実際そうだな、カーレッジがまたその枠に戻ったとしてもあいつ自身も、弱体化している、なら世界観の一新に合わせてその役割も転換させ……」

 

 

 

「それよ、そのたくっちスノーの代わりになる万能な救世主……今度はそれをセブンちゃんにやらせようとしてるんじゃないの?」

 

「なんだと……?」

 

 時空議論……皆の意見も聞かず強制中止。

 ……万津莫、いやコードナンバーセブンこそ、D世界線の新たな『役割』を背負うもの、それが事実なら見過ごせない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告