黒いガンダムの宇宙世紀   作:いずりょう

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第39話 小さな爆弾

 修理中の艦というのは、見ていてあまり心臓に良くない。ホワイトベースは、日本列島の西側からさらに大陸方面へ抜ける途中、山間の密林地帯に艦を降ろしていた。アムロが母親と会った場所からは、もう離れている。地形で艦影を隠しやすく、補給機が短時間だけ降りられる空き地もある。

 

 都合のいい場所、というより、今のホワイトベースが無理やり都合を合わせた場所だった。艦体下部には補修材が貼られ、推進系の冷却ラインには仮設の管が伸びている。MSデッキでは、黒い1号機の右脚と左腕がまだ開いたままだ。油と焼けた配線の匂い。工具の音。誰かが怒鳴る声。誰かが謝る声。補給が来る前の焦りと、補給が来るまで持たせなければならない空気が混ざっている。アムロは白いガンダムの前にいた。

 

 母親に会った後の顔は、まだ戻っていない。本人は普通にしているつもりなのだろう。けれど、普通にしているつもりの時ほど、普通じゃないのが分かる。カイさんも何か言いかけて、やめた。ハヤトは水のパックを持ったまま、声をかけるタイミングを見失っていた。フラウは遠くから見て、少しだけ唇を結び、それから子どもたちの方へ戻っていった。

 

 母親に会えたから救われるとは限らない。俺は会えなかった側だ。だから会えたアムロの痛みを、同じ形では分からない。会えなかった痛みと、会えたせいで刺さる痛みは違う。どっちがマシかなんて、比べる話でもない。戦争は家族の形まで雑に壊す。

 

「レン、そこ押さえろ。右脚補正ユニット、仮組みする」

 

「はい」

 

 整備主任に言われ、俺は開いた右脚の内側へ手を伸ばした。黒い外装は吊り上げられ、内部のアクチュエーターがむき出しになっている。ガルマ戦で増えた応答遅延を、補正値だけでごまかすのは限界だった。部品を替え、歪んだ固定部を締め直し、砂を噛んだ箇所を清掃する。

 

 地味だ。かなり地味だ。でもこういう地味なところで死ぬ。左腕の保持部も開いている。シールド接続部は歪みが残り、ライフルの火器管制ラインには警告ログが残っていた。ヒートホーク保持具も、仮装備のくせに無茶をさせたので微妙に曲がっている。俺がやったことなので、文句は言えない。いや、文句は言いたい。機体にではなく自分に。

 

「右脚補正用の予備、仮組みできます。左腕保持具は一つだけ使えそうです。シールド接続用の予備は足りません。ライフル側の端子は、応急用ならあります」

 

 ジョブ・ジョンが端末を見ながら読み上げる。

 

「分かった。お前は番号を間違えるなよ。前と似てるが別物だ」

 

「はい。えっと、三七番じゃなくて三七Bですね」

 

「そうだ。走るな」

 

「はい」

 

 完全修理ではない。右脚の遅れは少しずつ戻せる。左腕も保持部だけなら何とかなる。シールド保持部も補修はできる。ライフルの警告も、原因は絞れてきた。ただし、全部が新品になるわけではない。ここは整備基地ではない。山間部に隠れた傷だらけの艦だ。ある部品と時間で、次の戦闘まで持たせる。それだけだ。その「それだけ」が、ありがたい状況だった。

 

「補給部隊接近。識別、連邦軍。マチルダ隊です」

 

 セイラさんの通信が入った瞬間、MSデッキの空気が少しだけ変わった。マチルダ隊のミデアが、低空で山の稜線を越えてきた。前に見た時も思ったが、補給というのは戦場の中ではほとんど奇跡に見える。水、医療品、弾薬、推進剤、修理部材。全部、なければ死ぬ。なのに届く保証はない。届いた時点でありがたすぎる。宇宙世紀、物流が命綱すぎる。マチルダさんは降りてくるなり、無駄のない声で指示を出した。

 

「エンジン部品、医療品、推進剤、MS用の消耗部材を降ろします。整備班は受領確認を。技術班は推進系を優先してください。ここでできるのは、次の戦闘まで持たせる修理です」

 

「十分です」

 

 ブライトさんが答えた。声には安堵が混ざっていたが、すぐに艦長の顔に戻る。

 

「推進系と艦体下部を優先します。MS部品は一号機の右脚、左腕、火器管制、二号機の地上戦ログ確認に回してください」

 

「承知しました。それと、オデッサ作戦に向けた情報です。詳細はまだ伏せられていますが、ホワイトベースにも動いてもらうことになるでしょう」

 

「また、ですか」

 

 カイさんが小声で言った。聞こえないくらいの声ではない。聞かせる気が半分くらいある声だ。マチルダさんは少しだけ目を向けた。

 

「休ませてあげたいところですが、状況がそれを許しません」

 

「ですよねえ。状況ってやつはいつも働き者だ」

 

「カイ」

 

 リュウさんに睨まれ、カイさんは肩をすくめた。マチルダさんは怒らなかった。ただ、アムロと俺、それからハヤトを一度見た。子どもを見ている目だった。だが、甘やかす目ではない。戦力として数えられていることも分かっている目だ。

 

「補給物資を降ろしたら、すぐに離れます。長く留まれば、こちらも君たちも危険です」

 

「分かっています」

 

 ブライトさんが短く答える。補給が来ても、安全になったわけではない。むしろ補給機が来たことで、ここにホワイトベースがいる手がかりを空に残す。ミデアは大きい。低空を飛んでも完全には隠れられない。

 

 そういう当たり前のことが、今はやたら嫌だった。俺が知っている流れなら、この辺りで小型爆弾の話が来る。そう思っただけで、背中が嫌な感じになった。MS同士で殴り合うより、こういう足元の戦争の方が嫌だ。巨大ロボに乗っていると忘れそうになるが、爆弾一つで人も機体も死ぬ。しかも1号機はまだ本調子じゃない。冗談抜きでやめてほしい。

 

 マチルダ隊は、予定より少しだけ遅れて離陸した。補給物資は降ろされた。推進系の技術者も最低限の確認を済ませた。だが、ミデアが山の向こうへ消えていくのを見て、俺は嫌な予感が消えないまま、黒い1号機の足元に立っていた。

 

 ◇

 

 ジオンの偵察機が、山の影をなぞるように飛んでいた。ルッグンの搭乗員は、低空で離れていく連邦の輸送機を見つけると、すぐに高度を落とした。輸送機は空荷に近い動きだった。荷を降ろした後だ。ならば、近くに受け取った相手がいる。

 

「ミデアだ。連邦の補給機だな」

 

「この辺りで荷を降ろしたなら、木馬が近いかもしれません」

 

「かもしれん、じゃない。探す価値はある」

 

 報告を受けた小隊は、すぐに動いた。使えるMSはザクが一機。あとはワッパと少数の兵。正面からホワイトベースを沈める戦力など、最初からない。だが、巨体を倒すのに巨体が必要とは限らない。隊長格の男、クワランは、土に汚れた小型爆弾を抱え直した。

 

「白い奴を誘い出す。ザクは囮だ。ワッパで近づき、時限爆弾を仕掛ける」

 

「相手は連邦の新型ですよ」

 

「分かっている。だから足元を狙う」

 

 クワランは、山の向こうに隠れているはずの敵を見た。大きすぎる敵だった。だが、大きいからこそ死角がある。大きいからこそ、小さなものを見落とす。

 

「黒い奴もいるという話だ。だが、白い奴が出てくれば十分だ。うまくいけば、本国に帰れるかもしれん。こんな湿った森ともおさらばだ」

 

 誰かが虫を払った。地球の空気に慣れない兵士たちが、小さく笑う。その笑いは軽かったが、作戦そのものは軽くなかった。

 

 ◇

 

 最初に警報が鳴った時、1号機はまだ再調整中だった。

 

「敵影。モビルスーツ。ザクです」

 

 セイラさんの声がブリッジから降ってくる。俺は思わず黒い1号機を見上げた。右脚は仮組みまで進んだ。左腕も保持部の形だけは戻っている。だが、ライフル火器管制のテストはまだ終わっていない。シールド接続部も再固定の途中だ。出せないことはない、なんて言いたくなるが、言ったら整備主任に殴られるやつだ。

 

「一号機は出せるか」

 

 ブライトさんの声が飛ぶ。整備主任が即答した。

 

「出せません。右脚は仮組み、左腕とシールド保持は再調整中です。歩かせるだけなら可能ですが、戦闘は無理です。今出せば、次の出撃どころか修理前より悪化します」

 

 言い切られた。でも正しい。かなり正しい。

 

「レン、一号機での出撃は認めない。艦周辺で待機。二号機を出す」

 

「了解」

 

 その判断は正しい。俺が前に出れば、修理中の1号機で不安定な戦闘をすることになる。敵がザク一機なら、2号機の方が確実だ。アムロの状態は気になる。でも、ガンダムに乗って一番動けるのもアムロだ。アムロは黙ってヘルメットを取った。沈んだ顔のまま、目だけが機械を見る色に変わっている。

 

「アムロ」

 

 俺が呼ぶと、アムロは少しだけこちらを見た。

 

「ザクだけとは限らないぞ」

 

「分かってる」

 

 短い返事だった。白いガンダムが出る。森の向こうへ向かう背中を、俺はMSデッキの開口部から見送った。1号機に乗って追いたい気持ちはある。でも今回は違う。俺が知っている流れが来ているなら、ここで主役になるのは俺じゃない。問題は、それを分かっていても胃が痛いことだった。アムロはザクを追った。ザクは妙に引いた。正面から勝つ気が薄い動きだ。アムロも気づいたのか、通信越しの声が少し低くなる。

 

『逃げてる……? いや、誘ってるのか』

 

「アムロ、深追いするな」

 

 ブライトさんが言う。

 

『分かってます。でも、このまま放っておけば戻ってくる』

 

 その時、外部カメラの端に小さな影が映った。ワッパだ。小さな飛行バイクのような機体が、木々の間から浮き上がり、白いガンダムの足元へまとわりつく。ザクを囮にして、ワッパで近づく。知っている。知っているが、映像で見ると最悪だった。

 

「来た……」

 

 俺は小さく言った。

 

「何がだ」

 

 カイさんが聞く。

 

「小さい方です。あれ、たぶん爆弾を持ってる」

 

「マジかよ。ザクより性格悪いじゃねえか」

 

 カイさんの声が引きつった。アムロはワッパを振り払おうとした。だが、相手は生身に近い兵士だ。踏み潰せば終わる。ビームライフルで撃つ相手でもない。母親に言われた言葉が、アムロの中で何かを掴んだのかもしれない。動きが、一瞬だけ鈍った。

 

『出てきたなら……でも』

 

 言葉が切れた。その隙に、ワッパの一機が白いガンダムの脚部へ張りついた。もう一機は腰の後ろへ回る。さらに一機。小さな金属の塊が、白い装甲の隙間に吸い込まれるように付けられていく。

 

『爆弾……?』

 

 アムロの声が変わった。白いガンダムの機体警告が、ブリッジにも届いた。外部異物。異常振動。複数箇所。直後、シールド側で小さな爆発が起きた。装甲片が飛び、アムロの息を呑む声が通信に乗る。

 

「アムロ、ホワイトベースから離れろ。爆発すれば艦を巻き込む」

 

 ブライトさんの声は硬かった。

 

『分かってます』

 

 アムロは白いガンダムを艦から離した。森を抜け、岩場のある空き地へ向かう。ワッパは離脱していく。ザクも後退する。目的は達したということだ。爆発までの時間は長くない。俺は工具箱を掴んだ。

 

「ブライトさん、俺も行きます。1号機は出しません。工具だけ持っていく」

 

「許可する。カイ、ハヤト、リュウ、援護と退避誘導。無理はするな」

 

「無理するなって言われてできる状況じゃねえだろ!」

 

「口を動かすな、カイ。足を動かせ」

 

 リュウさんが言い、カイさんは文句を言いながら走った。外に出ると、湿った空気が肺に入った。森の匂いと土の匂い。その中に、金属と焦げの匂いが混ざる。白いガンダムは岩場の空き地で膝をついていた。アムロはコックピットから降り、機体に取り付いた爆弾の位置を確認している。そうだった。前世で見た流れでも、アムロ自身が外していた。巨大な機体についた小さな爆弾を、人間の手で外す。考えてみれば当然なのだが、現場で見ると正気じゃない。

 

「時間がない」

 

 アムロの声が近くで聞こえた。ガンダムは巨大だ。爆弾は小さい。けれど、爆弾の方が圧倒的に怖い。小さいくせに、機体も人間も艦もまとめて殺せる。

 

「アムロ、そっちは任せる。俺たちは届かないところを見る」

 

「頼む」

 

 短い。だが、それで十分だった。一つ目はアムロが外した。爆弾を遠くへ運び、岩場の向こうへ投げ込む。数秒後、土と岩の向こうで爆発した。音は大きくない。だが腹に来る。あの大きさでこれなら、装甲の隙間で爆ぜれば洒落にならない。二つ目も外した。三つ目は腰の裏側だった。人間の高さでは角度が悪い。

 

「こっちから見える!」

 

 ハヤトが叫んだ。

 

「固定具が二つ。上側、たぶん安全ピンみたいなのが残ってる」

 

「たぶんで言うなよ!」

 

 カイさんが青い顔で怒鳴る。

 

「でも見えるんだよ!」

 

 俺は工具を持って、リュウさんと一緒に簡易昇降台へ上がった。怖い。普通に怖い。白いガンダムの装甲が目の前にある。巨大すぎて、壁にしか見えない。その壁に、小さな爆弾が貼りついている。画面の中なら数分のイベントでも、こっちは工具一本落ちる音で心臓が跳ねる。

 

「レン、右を押さえろ」

 

「はい」

 

 リュウさんが固定具に工具を当てる。俺は照明を向け、カイさんが下から時間を叫び、ハヤトが角度を読む。ブライトさんまで外へ出てきていた。艦長が何をしているんだと思うが、そんなことを言っている余裕はない。

 

「外れるぞ!」

 

 リュウさんが叫び、俺たちは爆弾を受け取った。重い。小さいのに重い。これ一つで人も機体も死ぬ。

 

「投げろ!」

 

 俺とリュウさんで、爆弾を岩場の向こうへ投げた。伏せた直後、爆発音が来る。土が降ってきた。口の中がざらつく。最後の一つは、白いガンダムの腕の下側にあった。

 

「腕が邪魔だ!」

 

 ハヤトが叫ぶ。

 

「動かせるか、アムロ!」

 

「やる」

 

 アムロがコックピットへ戻る。白いガンダムの腕がゆっくり動いた。ほんの少し。爆弾に力をかけないよう、信じられないくらい慎重に。巨大な腕が上がる。その下へ、アムロがまた飛び降りるように降りていく。

 

「外れた!」

 

 アムロが叫んだ。最後の爆弾が遠くで爆発した時、誰もすぐには喋らなかった。小さい爆弾だった。だが、俺たちを本気で黙らせるには十分だった。

 

 

 遠くの斜面で、クワランは双眼鏡を下ろした。爆発音はすべて遠かった。白いMSは壊れなかった。作戦は失敗だ。だが、彼はすぐに罵声を吐かなかった。

 

「……あそこまでやるのか」

 

 部下の一人が、信じられないものを見た顔で言った。

 

「連邦のパイロットってのは、もっと安全なところでふんぞり返ってるもんだと思ってましたよ」

 

「俺もだ」

 

 クワランは苦笑した。白い巨人は、ただの兵器ではなかった。中に誰かがいる。あれだけ必死に、自分の機体を、自分の仲間を守ろうとする誰かが。

 

「退くぞ。長居はするな」

 

「いいんですか」

 

「作戦は失敗だ。だが、無駄じゃなかった」

 

 クワランはもう一度だけ、白いMSの方を見た。

 

「どんな奴が乗ってるのか、少し見たくなっただけだ」

 

 

 補給と修理は、予定よりかなり遅れて終わった。終わったと言っても、完璧ではない。艦体下部は追加補修。推進系は冷却ラインを交換。医療品と水、食料、弾薬は補充された。ホワイトベースはどうにか飛べる。そこはかなり大きい。

 

 ただし、1号機はまだ駄目だった。右脚の応答遅延は原因の一部が潰れた。左腕の保持部も部品交換までは進んだ。シールド接続部も仮固定は済んだ。ヒートホーク保持具も歪みを取った。だが、ライフルの火器管制は安定しきっていない。右脚も、歩行テストなら通せるが、戦闘機動で踏み込むには怖い。外装も一度戻しただけで、航行中にまた開けて再調整する予定になっている。つまり、見た目は戻りつつある。でも、戦闘には出せない。整備主任からは、はっきり言われた。

 

「次の一回を無理に出せば、また右脚を開けるだけでは済まん。最低でも数日は戦闘出撃禁止だ。艦周辺の起動確認までにしろ」

 

 俺は反論しなかった。反論できる材料がない。1号機の状態を一番分かっているのは、たぶん俺だ。だから余計に分かる。ここで無理をさせたら、次に本当に必要な時に動かなくなる。アムロは白いガンダムの前に立っていた。俺は黒いガンダムの補修痕を見ていた。二機のガンダム。巨大な兵器。だけど今日、俺たちを本気で焦らせたのは小さな爆弾だった。

 

「母さんが見たら、また嫌な顔をしたかもしれない」

 

 アムロがぽつりと言った。

 

「かもしれないな」

 

 俺は正直に返した。

 

「でも、やらなかったら爆発してた」

 

「それも本当だ」

 

「……どっちを選んでも、戻れないんだな」

 

「たぶん」

 

 慰めにはなっていないと思う。けれど、変に慰めるよりはマシだった。アムロは少しだけ息を吐いて、白いガンダムを見上げた。ブライトさんは、マチルダ隊から受け取ったオデッサ方面の資料を見ていた。

 

「進路を再設定する。補修作業は航行中も継続。警戒班は増やしたままだ」

 

「了解しました」

 

 ミライさんが静かに答える。補給を受けた。艦の修理も進んだ。アムロは爆弾を処理した。大きな被害は出なかった。でも、安全になったわけではない。1号機はまだ出せない。修理は進んだが、進んだだけだ。次に何か起きても、俺は黒いガンダムで飛び出せない。正直、かなり落ち着かない。でも、機体を壊してまで前へ出る方がもっとまずい。

 

 艦は進む。アムロは母親の言葉を抱えたまま、白いガンダムへ戻る。俺は補修途中の黒いガンダムへ戻る。巨大なMSも、小さな爆弾も、人を殺す。戦争はサイズを選ばない。ホワイトベースは、また西へ進んでいった。

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