ナイトレイブンカレッジに来て初めての雑用係、エースとグリムの喧嘩に巻き込まれて、退学
免除のためにドワーフ鉱山に魔法石を取りに行ったりなど今日は大変な一日だった。
かなり疲れ切っている美月は、お風呂に入って髪と体、後からグリムの毛並みを洗って乾かして、キャリーケースに入っていたパジャマに着替えて部屋に入りベッドに眠ろうとした瞬間、
“ドンドンドン” 大きなノック音がして2人は目が覚める。
「(こんな夜遅くに誰だろう…。不審者かな…。)」
グリム「むにゃ……ミツキ。こんな夜中に誰か来たみたいだゾ。」
「グリムは幽霊達と一緒にいて。私が見てくる。」
「どちらさまですか?」慎重に声をかけると、エースの声がした。美月は杖を軽く振って、扉に
かけた施錠と結界呪文を解除して扉を開ける。
「エース、こんな時間にどうした……その首輪何!?」
エース「も~、絶対ハーツラビュルには戻んねえ。今日からオレ、ここの寮生になる!」
「とりあえず、中に入って。(また何かやらかしたのかな(-_-;))」
エースはかなり不機嫌になっていて、話を聞くために談話室に案内する。首元に付いているハート型の首輪を見て「(これはひょっとして、魔法の力かな…。) 美月はそう感じた。
談話室に入り、エースはソファに座る。お腹が空いていると聞いて、美月が軽く用意した
食事に食べ始める。
エース「これ、うっま!! こんな丸っこいの初めて食べた。」
「これは、おにぎりとお茶だよ。」
自分が作った食事と日本にある和食について説明すると「お前の国、毎日こんな美味いもん食ってたの? 羨ましすぎんだけど。」エースは嬉しそうに言った。
お腹が満たされて、エースは説明する。自分の寮に戻り、夕食を食べ損ねてお腹が空いていたので、キッチンにある冷蔵庫の中を見ると3ホールあるタルトを1切れ分勝手に食べてしまい、その
タルトは寮長の分だったそうで、食べた罰として首輪をつけられてしまい寮にいるのが嫌になり
オンボロ寮に来たとのことである。
グリム「どっちもどっちなんだゾ。」
エース「たかがタルトを盗み食いしただけで魔法封じされるのはおかしくね!?魔法士にとっては手枷(てかせ)と足枷(あしかせ)つけられるみたいなもんじゃん。しかも3ホールもあるんだよ!? 絶対1人で食い切れねーだろ! 心が狭いにもほどがあるでしょ!」
「盗み食いは良くないよ。3ホールあるタルト、1人ではなくハーツラビュル寮の人達と一緒に食べようとしていたのではないかな。寮長さんに、冷蔵庫の中にあるタルトを食べていいか確認しておいたら良かったかもしれないね。」
グリム「ミツキの言う通りだゾ。食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ。」
エース「う……。オレ、ミツキなら絶対に寮長が横暴だって言ってくれると思ってたんだけどぉ?」
愚痴が止まらないエースに美月とグリムは少し引いている。魔法封じの首輪と聞いて、
ハーツラビュルの寮長は物凄い魔法を使える、もし、自分も首輪をつけられたらローブが白に
なってしまうかもしれない、気を付けなければとそう感じた。
「明日、寮長さんに謝罪した方が良いよ!! 不安なら、私も一緒に行ってあげるから。」
エース「はぁ…。わかったよ。謝ればいいんでしょ。」
美月の提案にエースは嫌々ながら答えた。話は終わり、空いている1部屋にエースは入り、美月とグリムもそれぞれの部屋に入ってベッドに倒れこみ、すぐに眠りについた。
次の日の朝、美月は早起きして着替えと作り置きの朝食をグリムとエースと共に食べ終えた所、デュースがエースの様子を見に来てオンボロ寮に来た。
今日から、美月とグリムは今日からナイトレイブンカレッジの生徒として通うことになる。教室に移動中、グリムは飛び跳ねており、エースは魔法封じの首輪のせいで魔法が使えないことにご機嫌ななめである。
授業は無事に終わった。「マホウトコロ」との授業内容は異なっていたが、初めは魔法を使わない基礎中心とのことで学ぶ価値があり充実した時間を送った。
最初の1限目『魔法薬学』クルーウェル先生は生徒達を「仔犬」と呼んで少し風変わりな人で
ある。
2限目『魔法史』 歴史の科目は少し苦手だが、トレイン先生は美月の熱心な姿に感銘を受けて
「マホウトコロ」にいていつか教えてほしいと約束する。
3限目『体力育成』グラウンド20周に腕立て伏せ100回、正直辛かったけどなんとか食らいついた。バルガス先生から飛行術を見せてほしいと頼まれて箒に乗って正確で俊敏な動きにエースや
他の生徒達は驚いた。
お昼、美月達は大食堂に来て長テーブルに座っている。ここの食事は、洋食がメインの
ビュッフェ方式でありゴースト達がシェフとして働いており、生前一流ホテルや五つ星
レストランで腕を振るっていたとのこと。
「マホウトコロ」ではほとんど和食が多く、洋食は時々出ることがある。オムライスと
サラダを選んで久しぶりに食べた美月は美味しくて微笑んだ。
グリム「あんなつまんねえ授業1日中やってらんねえんだゾ! オレ様は天才だから授業なんか
受けなくても、いざとなったらバーンとどデカイ魔法使ってやるんだゾ!」
「グリム、調子にのらないで。魔法はね、基礎から学ぶのはとても大事だよ。使い方や扱い方を間違えると怪我をしたり、傷ついたり、もしくは魔法が使えなくなるかもしれない。大魔法士になりたいなら、ちゃんと授業を受けてほしい。」
「……。分かったんだゾ。」
美月の言葉に、グリムは苦々しく答えた。4人が会話をしていると「エースちゃん、
デュースちゃん♪」 昼食を乗せたトレーを持った右目元にある赤いダイヤ模様がありオレンジの髪にリーフグリーンの垂れ目の青年・隣には左の目元にクローバー模様がありアイビーグリーンの
短髪に眼鏡をかけている青年が声をかけてきた。
エース「げっ! アンタは今朝の!」
エースは彼を見て驚いている。デュースに聞くと、朝、ハーツラビュル寮に行った際、寮長の気分次第で誕生日でもない日に『なんでもない日のパーティ』の伝統があり白い薔薇を赤く塗るのを
無理やり手伝いさせられたとのこと。「マホウトコロ」や他の魔法学校、自分が住んでいる日本でも様々な伝統はあるが、ハーツラビュル寮は少し変わっている、いろんな伝統はあるのだなと美月は思った。1人はエースの隣、もう1人はその向かいに座る。
赤いダイヤ模様の青年「君、噂のマホウトコロの生徒ちゃんだよね。オレはデュースちゃんたちの先輩で3年のケイト・ダイヤモンドくんでーす。ケイトくんって呼んでね。 けーくん♡でもいいよ。よろよろ~。」
クローバー模様の青年「急に悪いな。俺はトレイ。トレイ・クローバー。ケイトと同じく
ハーツラビュルの3年で、副寮長を務めている。」
「ケイト・ダイヤモンドさん、トレイ・クローバーさんですね。初めまして。ミツキ・ヒガシノと申します。この子は、グリムと申します。」
グリム「俺様はグリム様なんだゾ。」
美月とグリム、ケイトとトレイはそれぞれ挨拶を交わす。上級生と話すのは少し緊張するが、
ケイトのテンション高めな明るさ、トレイの穏やかな人柄には安心する。
トレイ「確かオンボロ……ゴホン、使われてなかった寮に2人住んでいるとデュースから聞いて
いる。昨日はうちの寮の奴らが迷惑かけて悪かったな。」
「いえいえ。エースとデュースにはこんな私と仲良くして貰っているので。」
ケイト「オンボロ寮、よくあんなとこ住めるね~!暗そうだしマジカメ映え最悪ってカンジ。
ホント同情する~。2人共、大丈夫~!?」
グリム「さっきからコイツ失礼なんだゾ。」
「まぁまぁ。(言われるのは仕方ないよね…。) 初めて見たときは、かなり暗くて汚れは酷かった
けど魔法を使って大体は綺麗にしました。」
ケイト「へぇ~、凄いじゃん!! 今度、オンボロ寮に行っていい~? バズりそうだし。
あと、ミツキちゃんメアド交換しようよ~。」
何年も使われていないオンボロ寮に住んでいる美月とグリムを気にかけてくれているのはありが
たいと思った。さっきから彼が言っている「マジカメ」や「バズり」などの言葉に疑問を感じた。
「あの~、ケイトさんが手に持っている機械みたいなのは何でしょうか?」
ケイト「スマホだよ。これで連絡取り合ってるし、ほとんど皆持ってるよ。 ひょっとして、
スマホ持ってないの!?」
「持ってないです。「マホウトコロ」では電子機器を使用するのは禁止で手紙やたまに葉書でやり取りしていて、ただ、私が住んでいる故郷ではパソコンや固定電話を使って連絡取り合ってます。初めて聞いたので、流行には疎くて…。」
ケイト「マジヤバ! 手紙と葉書でのやり取りって天然記念物並みにレアじゃん。最新機種安く
してくれるお店、紹介したげるよ~。 今度スマホ選びデートとかどお?」
トレイ「ケイト。ほどほどにな。」
ケイトから「スマホ」などを教えてもらう。こちらの世界と自分がいる世界の常識が違うことに
改めて感じて (手紙と葉書って、古すぎねーか!?) エースは心の中で思っていた。
グリムが、他の寮はどんな感じなのかと質問して、ナイトレイブンカレッジにはグレート・セブンに倣った寮が7つあり各寮の名前や特徴を分かりやすくトレイとケイトが教えてくれて美月は覚えるためにローブの内側ポケットの中にあるメモとボールペンを取り書き留める。
グリム「みんな名前がなげぇ! そんな一気に覚えられねぇんだゾ~!」
ケイト「あはは! ざっくりでおけおけ。そのうち嫌でも覚えるし。しかも、ミツキちゃんメモっ
てるなんて真面目だね~。」
「ここの生徒として通いますし、学園の事、ちゃんと知っておきたいなと思いまして。確か、
魂の資質で闇の鏡が決めるのですかね?」
トレイ「その通りだ。なんとなく、寮ごとにキャラが固まってる感じはあるな。」
寮生が着ている服装などを教えてもらい、いろんな人達がいるのだなと思った。すると、
「何やら楽しそうじゃの~。」ブラックとマゼンタで分かれた髪色に古風な話し方をする青年と
両隣には銀色の髪に物静かな青年、淡くくすんだ柔らかな緑色の髪をオールバックにしている青年がデュース達の近くに来て「あっ、リリアちゃ~ん。」ケイトが嬉しそうに声をかける。リリアという青年が美月に近づいてきた。
リリア「お主が東洋の島国から来た「マホウトコロ」の生徒じゃな。」
「あ、はい。初めまして。ミツキ・ヒガシノと申します。えっと、あなたは…。」
リリア「儂は、リリア・ヴァンルージュ。ディアソムニアの副寮長をしておる。この2人は
2年のシルバーと1年のセベクじゃ。」
シルバーとセベク、美月も少しだけ挨拶をした。特に、セベクの大声にはグリムやデュースらは
驚いており、鋭い視線で美月達を見ている。
リリア「着用者によって色が変わる魔法のローブ、見事な銀色じゃな。シルバーと同じ髪色
しておる。お主、相当やり手じゃな。」
「いえいえ、やり手だなんてそんなことないですよ。「マホウトコロ」にももっと凄い人が
たくさんいますからね。」
リリア「謙遜とは感心するのう。こうして東洋の生徒を間近で見るのは数百年振りじゃな。」
数百年振りとの言葉を聞いて、美月やエース達はキョトンとする。小柄で可愛らしい不思議な
雰囲気をしているリリアだが、只者ではないなと美月はそう感じた。
リリア「お主、わしの顔に何かついてるか?」
「いえ……。リリアさん、可愛いなと思いまして……。」
セベク「おい、人間!! リリア様に何てこと言うんだ!」
シルバー「セベク、声が大きい。彼女が驚いているだろう。」
「(余計なこと言ってしまった……。) 不躾な発言をしてしまい、申し訳ありません。」
美月は深々と謝罪すると、リリアはとても嬉しそうな表情をしており許してくれた。自分は
愛らしいと思っており、可愛いと言ってくれたのは初めてで彼女は見る目があるなとそう感じた。同じ3年生であるトレイは少し引いている。
「我がディアソムニア寮はいつでもお前たちを歓迎するぞ。 くふふ。食事中、失礼したな。では
また、いずれ。」 リリアは微笑みながら、シルバー、セベクと共に立ち去った。
エース「なんか、変わったやつら。」
トレイ「ま、まあ……ディアソムニア寮は少し特殊な奴が多いイメージだな。魔法全般に長けた
優秀な生徒が多い。寮長のマレウス・ドラコニアは世界でも5本の指に入る魔法士と言われてる
くらいだ。」
「5本の指に入るなんて、凄い人いらっしゃるのですね。(マレウスさん、どんな方なんだろう…。あとの4人が気になるな。)」
ケイト「マレウスくんは正直、ヤバヤバのヤバだよね。つか、それを言うならウチの寮長も
激ヤバなんだけど~。」
エース「ほんっとにな! タルトを1切れ食ったくらいでこんな首輪つけやがって。心の狭さが
激ヤバだよ。」
エースがまた寮長の愚痴を言い出して、グリムやデュース達は呆れていた。その時、
「ふうん? ボクって激ヤバなの?」 背後から赤髪のショートヘアの青年が冷ややかな声をかけてくる。ハーツラビュル寮寮長2年生、リドル・ローズハート。
先程まで明るかった雰囲気が、彼が現れた瞬間、静かになった。小柄で幼い顔立ちをしているが、厳格な雰囲気をしておりエースはリドルを見た瞬間、かなり驚いている。
ケイト「おっと、リドルくん。今日も激ヤバなくらいかわい~ね♪」
リドル「ふん。ケイト。あまりおしゃべりが過ぎるとそのよく回る口ごと首をはねてしまうよ!
それと、トレイ。副寮長なんだからヘラヘラしてないでしっかりしてよね。」
ケイト「いやいや、勘弁してよ~!」
リドルに厳しく注意されたケイトは少し焦っており、「悪いな、リドル」 トレイは微笑みながら
謝罪した。美月は、リドルと目が合いお互い挨拶をした。
リドル「キミが「マホウトコロ」の生徒だね。学園長から聞いているよ。随分大変だったよう
だね。もし、分らないことがあったら僕に聞くといい。」
「お気遣いありがとうございます。 未熟者ですが、どうぞ宜しくお願い致します。」
リドル「ふむ、挨拶といいその魔法のローブ、実に素晴らしいね。」
美月の丁寧な挨拶にリドルは一瞬柔らかい表情をしたが、隣にいるグリムを見た途端鋭い目つきになる。
リドル「キミの事も聞いているよ。ハートの女王の像を燃やすなんて酷いことをしてくれたね。
学園長はキミを許したようだけどボクとしては許さないよ! 次に規律違反をしたり、ルールに逆らったやつはみんなひと思いに首をはねてしまえばいいのに。」
グリム「ひぃぃ……。(コイツ、超カンジが悪いんだゾ。)」
美月「グリムが大変申し訳ございません。私の監督不行き届きです。」
リドル「確か、監督生を務めているようだね。そこの魔獣をしっかり監督するように!
僕はこれで失礼するよ。」
ハートの女王の法律・第339条『食後の紅茶は必ず角砂糖を2つ入れたレモンティーでなければならない』 リドルは法律を守るために角砂糖を買いに購買部に向かった。
ちなみに、エースは首輪を外してほしいとお願いしたが、反省していなかったためそのまま付けるとのこと。リドルが立ち去った瞬間、エース達の近くにいた少数のハーツラビュル寮生達はかなり緊張したせいか、ほっとしている。
トレイ「……寮長は、入学して1週間と経たずに寮長の座についた。少し言葉がキツくなりがち
だけど、寮を良くしようと思ってのことで、根は悪い奴じゃないんだ。」
グリム「根が良いヤツには見えないんだゾ!」
グリムの発言にトレイは苦笑いした。「ユニーク魔法って何ですか?」デュースが質問して
トレイとケイトは答えた。
トレイ「厳密に世界で1人かはさておき……一般的にその人しか使えない個性的な魔法のことを『ユニーク魔法』と呼ぶ。そのうち授業でちゃんと習うと思うぞ。」
ケイト「リドルくんのユニーク魔法は『他人の魔法を一定時間封じることができる魔法』。
その名も……首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド) 魔法士にとっては魔法を封じられるのって首を失うのと同じくらいイタいからね~。ってわけで、寮内ではリドルくんのルールには逆らわ
ないほうがいいよ。」
トレイ「逆にルールにさえ従っていればリドル寮長も怖くないってことだ。」
リドルは真面目で成績優秀、ハーツラビュル寮にはハートの女王の定めた法律が第810条あり全部暗記しているとのこと。世界中にもルールや規則を守って生活をしている。
ハートの女王の法律内容は細かくてかなり変わっているが、律儀に守るリドルは本当に凄いなと思ったが(何だか無理している感じするなぁ…。) 美月は少し心配した。
エースがお詫びのタルトを買おうとしたが、1ホールであること、かなり高くてお金は持ってないと嘆いていたが、「じゃあ作っちゃえば?」 ケイトから提案を言われて、作ることになった。
ちなみに、トレイの手作りと聞いて「すげー!! 売り物みたいでしたよ。」エースは驚く。
トレイ「ミツキとグリム、もし良ければ『なんでもない日のパーティ』に参加しないか? 」
「えっ、宜しいのでしょうか? 私、ハーツラビュルの寮生ではないですけど。それに、
私とグリムが行ったらご迷惑かけてしまうかもしれないです…。」
トレイ「そんなことないさ。他の寮生も参加する予定だ。「マホウトコロ」もっと詳しく聞きたいのと、特にリドルは君に興味を持っているからな。俺が頼んでおくさ。」
グリム「オレ様、参加するんだゾ。」
「……じゃあ、お言葉に甘えて参加させていただきます。その代わり、タルトを作る
お手伝いさせてください。」
トレイ「ああ、嬉しいし助かるよ。次にリドルが食べたがってたタルトを作るのに栗が
たくさんいるんだ。集めてきてくれないか? 『なんでもない日』のパーティーで出すとすると……2~300個くらいかな。 栗の木は学園内の植物園にたくさんあったはずだ。」
栗の数とタルトの作り方を聞いて、エース、デュース、グリムは面倒くさそうな顔をしていたが、出来立てを食べられる、リドルは許してくれるとトレイに諭されてやる気を出す。放課後、植物園の前に集合することになった。