まぞは負けたいのに 家から出してもらえない! 作:女性上位敗北ものをスコレ
私には いつか夢見たものがあった
何を?富?名誉?力?平々凡々な望み…彼女?
そんなものではない
人外高身長おねえさんにマゾ負けがしたい!!!!!!
「はぁ…壊されたい」
「…負けたい」
ーー敗北シーンはいちゃらぶより「良」いとされているーー
レルム
突然だが、私は転生した
生前に遊んでいたゲーム「もんすたー・にゅーとらる」とかいうふざけた名前のまぞむけゲーに転生したみたいだ
色んなもんむすおねえさんにマゾ負けができる最高の神ゲーなんだが 一つ問題がある
転生先にするには…ストーリーが重いッ……………
モンスター娘と人間の和平を成すために主人公が奔走する話なんだが 人間に迫害されていたモンスター娘が復讐しようとしてたり…人がほぼ全滅した村で生き残りが徹底抗戦しようとしてたり…
そんな世界で 主人公は人魔の和平を目指して戦う作品だ 復讐心や下等に見る者たち…そして人魔の決別を引き起こしたとある存在をどうにかするために主人公はすごく苦しむんだが…そこに…?
マゾ負けしたくはあるんだが 死にたくはないんですよ
こんな世界は受け入れ難いから 俺はどうにか世界を救おうと頑張った…マジで頑張った 仲間を集め 人魔の軋轢をどうにか少しづつ修復していった 無人の広大な廃村を見つけて(原作拠点) 仲間にした子を招待して少しづつ開拓して 遠くの街と交易して 人間社会に少しは適応させた。 もちろん敵の討伐のために力もつけた。
そして ついぞ外敵を滅ぼし世界を救った
で…これで心置きなくまぞまけができるぞ〜!と思っていたんだが …なんか…
「勇者様はもう何もしなくていいんですよ?ほら、ラメアが膝枕してあげますから ゆっくりしましょう?」
「勇者くん ルルおねえさんがいるからね? もう戦う必要もないわよ? この村でゆったりのんびり…ずっとここにいていいのよ?」
「レルム しょ ねん ディア おね さん たたかい めっ します だめ ここいて ぷん」
なんかおかしくない?負けに行きたいのにみんなが束縛してくるんだが よわよわもんむすに負けて○○○サーバーみたいに扱われてレベル吸われまくるのを楽しみにしてたのにまず拠点から出してくれなくなったんだが? 負けに行かせてほしいんだが?
あの〜?
ラメア
「はぁ…壊されたい」
そんな言葉を聞いてしまったから。
「…負けたい」
そんな言葉を聞いてしまったから。
…私達は レルム様を見誤っていたのかもしれない
勇者たれ、と誘惑を全て振り切り 魔とヒトとの融和を成した彼は。
私のような…疎まれがちな淫魔を相棒として 共に居てくれた彼は
もしかして…本当は 目的などはなく ただ争いが苦手だったのかもしれない。
レルム様のその言葉は すごく… 悲しい言葉でした。きっと 全てが終わって…彼は疲れてしまったんでしょう …けれど 誰よりも平和のために戦っていた彼が 誰よりも平和を享受できないのは 悲しいです。
だから 私達がレルムを護ってあげることにしました。
魔物のみんなと相談して みんなで彼を争いから遠ざけて。
彼に…ここで、永遠に私達の愛を与えてあげることにしました。
これで 幸せですよね?
「勇者様は 何もしなくていいんですよ?(ただ 私達の無償の愛を 受け取ってください 愛しています レルム…♡)」
ルル
フラメアから相談を受けて 私は気づいてしまったの
彼が笑顔を見せたことなんて 今まで一度もなかったことを。
私達は レルムくんのことを知っていると思っていた けれど…
改めて思い返して見ると…彼の表情は …ずっと暗かった。
なにかに怯えていた ように思えた。
ただ…恩があるから。従って…いつか 私だけの恋奴隷にしてあげようと思っていたのだけれど。
彼と一緒にいて 絆されてしまったの。
彼のためなら 何だって処断したわ…何だって捧げたわ。
でも 彼は…まだ、争いから帰れていないみたい。
こんどは 私の番。
彼を あの辛く悲しかった戦いではなく 私達との甘い日常に 引きずり込んであげる。
8本も触手があるのよ?捕らえられた子は 逃げられないわ。
もう ここから逃しはしないわよ?
「勇者くん、おねえさんがいるからね?(ずっとここにいていいのよ?敵がいたら 私が殺すから。)」
ディア
しょうねん は …私の恩人。
ヒトの 龍狩りの せいで…言葉が 上手く話せなくなってしまった 私を
ずっと優しく 助けてくれた。
大きな翼も こわがられる角も ふとい尻尾も 肯定してくれた。
ずっと 助けてくれた 大好きな しょうねん。
本音を言うと ヒトとの 和平なんて したくはない。
まだ…この恨みは 冷えて 底に積もっている。
けれど それでも
しょうねんを 悲しませたくなかった。
しょうねんが 未だに 争いに囚われていると いうのなら。
おねーさんたちが こんどは 助ける番。
この恨みを 抑えてくれた しょうねんのために。
しょうねんの 恐怖を 抑えてあげる。
この身体も 心も しょうねんのためにあるから。
みんな いっしょに 笑顔で。
しょうねんと 番うの …楽しみ。
「レルム しょ ねん ディア おね さん たたかい めっ(しょうねんの心と体を護るのは おねえさんの…ツガイの役目だから。)」
「…わかった」
「あと」
「…近いぞ」
(顔が近いビジュがいい急にみんなどうしたのさ!?そんなに俺に出て欲しくないん!?なんで!?)
(勇者様のお顔が紅く…!可愛いです…!!!!)
(レルムくんも恥ずかしがるのね〜 もっと日常に慣れましょ?)
(つがわなきゃつがうつがってやるつがわないせんたくしがな……じゃない かわいい)
レルム「仲間は仲間だし……敵に逆レされる方が良くない?」
vs
作者(仲間からの逆レもいいよね!!!!!!!!!)