〜The Super Squad〜   作:アメコミ勢

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時は30年前、トニーがまだ高校生だった頃の話である。トニーには親友が居た。彼の名はアダム・ロック、身体が大きく体格にも恵まれている。スポーツ万能で優しい心を持ち、オツムは少し弱いもののそれが気にならない程良い部分のある素晴らしい男であった。そしてトニーは彼といつも一緒に行動しており勉強を教えたり一緒に遊んだりしていた。ある日、トニーは理科室にて電気の実験を行っておりアダムは外で体育の授業を受けていた。すると突然雷が落ちて来る。アダムは雷に撃たれ、トニーは雷により狂った装置から放たれた光により肉体が変化する。しかし、二人は死ななかった。アダムは電気を操る能力を手に入れ、トニーはエネルギーを操る能力を手に入れたのである。高校を卒業後、トニーは表舞台から姿を消し秘密組織Silentに入りテクノロジーを学び科学者となる。そしてアダムはと言えば黒いスーツを纏ったヒーロー、ブラックサンダーとなったのであった。



電気の男達


トニー「これが僕のOriginだ。そして僕は彼をヒーローチームに加えるつもりだ。」

 

スティーブ「なるほどな、彼は今何処に居るんだ?」

 

トニー「詳しい事は分からない。だが確かイギリスに居ると聞いた事が有るぞ。後実は僕は彼の連絡先を持っている。」

 

スティーブ「何だって!?それなら行くべきだ。」

 

トニー「もちろんそのつもりだ。」

 

トニーはコンピュータの電話機能を使い過去の親友、アダム・ロックに連絡をしてみる。しばらくは繋がらなかったもののようやく連絡が取れ、トニーはアダムと久しぶりに会う事が出来た。

 

トニー「やぁ、久しぶりだな。」

 

アダム「トニー、トニーなのか!?」

 

トニー「そうだとも、実はな、今僕はヒーローチームを作りたいと思っているんだ。そこで君にも協力して貰いたいと思ってね」

 

アダム「なるほどな、それじゃぁ今度イギリスに来てくれないか?」

 

トニー「おっ!!良いのか?それじゃぁ僕の相棒も...」

 

アダム「もちろん良いぜ!!」

 

こうしてトニーは旧友アダムを訪ねイギリスに行く事に決めた。もちろんスティーブも一緒にイギリスへ行くのであった。海や空を渡る位は無害通航権で何とかなるものの入国に関してはビザが必要である。そこで二人はフェリーでイギリスに行く事を決めるのであった。移動は楽ではなかった。何故なら何処にでも紛れ込んでいる宇宙人が襲って来たからである。しかし、二人は装備無しでも高い戦闘能力が有る為問題無く対処が出来た。そして何日か経った頃、ようやくイギリスに到着する。イギリスではアダムが港で出迎えてくれていた。

 

アダム「よぉ!!よく来たな!!」

 

トニー「久しぶりだな、元気にしてたか?」

 

スティーブ「初めまして、スティーブ・ロックウェルと申します。」

 

アダム「トニーと、スティーブさんだな?俺はもちろん元気だ。それじゃぁ俺の家に来てくれ。」

 

こうしてアダムはトニーとスティーブを連れて自身の家に向かうのであった。アダムの家はネス湖の近くにあり周りはほぼ森、偶にネッシーと呼ばれる怪物が現れる様だ。そして家には金髪の若い容姿の整った若者が居た。彼はアダムの弟子、サンダーマンである。

 

アダム「トニー、やつは俺の弟子、リチャード・ジョンソンだ。」

 

トニー「初めまして、僕はアダムの親友なんだ。実はな、僕はヒーローチームを作ろうと思っている。そしたらアダムがここに連れて来てくれたんだ。」

 

スティーブ「私はスティーブ・ロックウェル、またの名をキャプテン・ジェネラルだ。」

 

リチャード「僕は、リチャード・ジョンソンだ。アダムさんは凄いよ、彼は間違いなくスーパーヒーローだ。」

 

アダム「恥ずかしいじゃないか。それにヒーローチームに入るのはお前なんだぞ?」

 

リチャード「僕が!?僕はまだまだだよ。」

 

リチャードは実を言えばアダムの元を離れるのが余り良い事だと思っていなかった。そして始めて出会った人と共に戦うのはまだ経験した事が無い為分からない様だ。しかし、アダムはこんな事を言う。

 

アダム「俺に師匠は居なかった。それにな、お前は俺より長く生きる。俺が●んでからも戦わなければならない。ヒーローに必要な物は俺が教えた筈だ。後はそれを試す。チーム戦は良い機会だと思うぞ?それにトニーは面倒見が良い。スティーブさんに関してはよく分からないがトニーが言うにはリーダーみたいだ。大丈夫だ、俺が保証する。こいつらの仲間になるのは悪い事じゃねぇ。」

 

リチャード「分かった、僕、やってみるよ。それに、アベンジャーズみたいでちょっとかっこいいかも!!」

 

トニー「嬉しいよ、実は僕もアベンジャーズが大好きなんだ。僕がヒーローチームを作ろうと思ったのもアベンジャーズの漫画が有ったからなんだ。」

 

リチャード「そうなんだ!!ちょっと楽しみになって来たかも!!」

 

アダム「良いじゃねぇか、元気で過ごすんだぞ!!」

 

こうしてトニーは旧友、アダム・ロックの紹介により若手のヒーロー、サンダーマンを仲間にするのであった。そしてサンダーマンをアメリカに連れて帰りトニーの計画はまたしても成功に近付いてゆくのであった。




サンダーマンは師匠が立派である事からも物分かりの良い若手ヒーローだった。しかし、全てのヒーローがそうとは限らない。中には危険なヒーローが何人も居るのだろう。そしてそれらは今後どんどん登場するのであろう。
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