〜The Super Squad〜   作:アメコミ勢

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スーパー・スクワッドのメンバーがいよいよ5人を超えた。この人数はトニー・スコットが計画していた人数に達してはいないもののかなり近付いたと言えるだろう。そしてトニーはいよいよスーパー・スクワッドの始動を考え始める事となる。宇宙人達は手強いもののヒーローとして、そして希望を担う者として彼らは戦いの火蓋を切るのだった。そしてヒーロー事業にも力が入る事は間違い無いのだろう。



英雄の幕開け


トニー・スコット(テクノレッド)スティーブ・ロックウェル(キャプテン・ジェネラル)は日本での任務を終えアメリカに帰って来る。しかも今回はリチャード・ジョンソン(サンダーマン)の協力もあり氷凍希利奈(氷龍)を味方に付ける事が出来たのである。そしてアメリカに帰って来た翌日、トニーはスーパー・スクワッドのメンバーを集め会議を始めるのだった。

 

トニー「さあさあさあ、エージェントさん達とキャプテン、それからヒーローの皆、今から会議を始めるぞ。」

 

スティーブ「よろしく頼む。」

 

エージェントA「かなり実現に近付いて来たな。最初は疑っていたが中々良い感じだな。」

 

リチャード「ヒーローの会議か〜、ワクワクするなぁ。」

 

綾音「一体何を話すのかしら」

 

希利奈「面白いじゃないの。」

 

エージェントA以外のエージェントも会議を始める挨拶をした。そしてトニーはディスプレイに映像を映し今回の会議の議題を話し始める。

 

トニー「僕が計画していたヒーローチーム、スーパー・スクワッドのメンバーが4人を超えた。これはファンタスティック・フォーよりも多い。でだ、僕達はこれから活動を始めようと思う。希望の光は早ければ早い程良いからな。」

 

トニーはディスプレイにファンタスティック・フォーの映像を流した後、別の映像に切り替える。それはヒーローの重要性を簡略的に表した図である。その後スーパーマンの画像を出してトニーの主張は終わる。そしてトニーは会議に参加しているエージェントやヒーローに質問を求めるのだった。

 

トニー「それじゃぁ、何か質問や意見のある方は?」

 

トニーがそう聞くとスティーブがそれについて答えるのだった。

 

スティーブ「やはり先ずは我々の活動する様子を市民に見せるべきだと僕は思う。」

 

するとエージェントもそれに同調するかのようにそんな事を言うのだった。

 

エージェントB「確かにそれは良いかも知れない。ヒーローはアイドルではないから予告編も要らなさそうだしな。」

 

トニー「なるほどな、ヒーローとしての活動か。確かにそれは中々良い。他の意見とかはあったりするのか?」

 

すると今度は若者であるリチャードが意見をするのだった。

 

リチャード「僕達ヒーローの写真付きの商品なんかを出したらどうだろう?映画とかでもこうゆうのよくあるし」

 

リチャードの言葉を聞いた時、トニー、スティーブ、そして会議に参加していた他のヒーローやエージェントもかなり納得するのだった。しかし問題もある。それは活動が始まっていないのにグッズを売り出して良いのかと言う事だ。ただ活動開始に向けてかなり案は纏った。そこで先ずは実績を残す。その後グッズを売り出す形になったのである。

 

翌日、いよいよスーパー・スクワッドの活動が開始される。宇宙人達は中々強いものの5人の英雄達はそれを上回る力で宇宙人達を倒してゆくのだった。トニーがかつてエージェント達に話した様に、今人々は大きな希望を感じているのだった。そして大手企業がスーパー・スクワッドを自社のお菓子のパッケージに載せようとしている事も分かった。そこで責任者であるトニーとリーダーであるスティーブがその企業に出向き契約をする。

 

社長「本日は来てくれて感謝する。これはここで作っているスナックだ。ウチのお菓子のパッケージに貴方方の写真を載せたいんだ。協力して貰えないだろうか?」

 

社長はトニーとスティーブにその会社で最も人気のお菓子、チョコレートクッキーを見せるのだった。どうやらトニーはこのお菓子が大好きな様でこんな事を言う。

 

トニー「僕が昔大好きだったやつじゃないか。前向きに考えさせて貰うよ。」

 

スティーブが生きていた第二次世界大戦期にはこの会社はなかった為スティーブは大きく表情が変わる事は無かった。しかし、これはリチャードが話していた事に繋がるのではと思い記憶に刻む。

 

二人はSilentの本部に戻ると今回のお菓子のパッケージに関する契約内容を戻って来たヒーロー達に伝えるのであった。

 

トニー「この会社のお菓子は凄く美味しいんだ。僕も昔から大好きだった。だから皆、良かったら契約を承諾して貰えないだろうか?」

 

すると希利奈がこんなことを言うのだった。

 

希利奈「著作権とかどうするのよ」

 

しかしこれは契約によるものである。其の為著作権は余り関係がない。そこでトニーはこんな事を言うのだった。

 

トニー「良いか、これは企業と僕達の契約で出るものだ。著作権は僕達が契約を結ぶ企業にはあるだろうが他の企業の場合は僕達と僕達の契約した企業が許可を出さないと無理なんだよ。だから問題無いんだ。」

 

希利奈は大きくなっとくした。すると今度はリチャードがこんな事を言うのだった。

 

リチャード「仲間が増えた時ってどうするんだ?」

 

しかしこれに感じてもトニーの考えは問題無かった。そしてトニーは自身の考えを伝えるのだった。

 

トニー「新しい仲間が出来た時は僕が何とか言っておく。誰しもが宣伝されたいわけじゃぁないだろうしな。」

 

リチャードもそれを聞き安心した様だ。やはり人間の口というのは非常に便利で有用な物だと思われる。トニーはその後もヒーローやエージェント達と話し合い計画を進めてゆく。そして話し合いの結果を後日企業に持って行く。もちろんスティーブと一緒にだ。

 

社長「素晴らしい、我が社の売上に貢献出来そうだ。」

 

トニー「そう言って貰えて何よりだ。この商品に関われて本当に良かったよ。」

 

トニーと社長はお互いに感謝を伝える。そして数日後、店にはスーパー・スクワッドの5人、テクノレッド、キャプテンジェネラル、サンダーマン、女郎蜘蛛、氷龍が乗ったあのクッキーのパッケージがスーパーマーケットやコンビニに並ぶのだった。ヒーロー達によりどの店もこれまでよりも多くの売上を出せた上に、企業もまた売上を伸ばしてゆくのであった。




遂に本格的な活動が始まったスーパー・スクワッド。彼らはヒーローとして、そして人間として市民を守り宇宙人を倒してゆくのだろう。宇宙人の数はかなり多いもののヒーローである以上闘う他無い。しかし、敵は宇宙人だけではなかった。敵は対立組織にも存在するのだろつ。ヒーロー達は戦い続ける事が出来るのか、そしてより多くの人々を救えるのかが鍵になってくる。
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