最強の英雄
ある日、テクノレッドことトニー・スコットは会議を開く。内容は新メンバーの紹介とこれからのチームとしての方針である。
トニー「さあ、会議をしよう。今日はスーパー・スクワッドの新しいメンバーの紹介だ。」
セルゲイ「俺はセルゲイ・ソルコフ、またの名をダークアサシンだ。元は敵だったがもう味方だ。」
スティーブ「僕は彼と戦った。中々強かったよ。」
綾音「めっちゃイケメンだ、よろしくね。」
リチャード「凄いな、まるでウィンターソルジャーだ。」
ヒーロー達はダークアサシンを見て口々に思った事を話し始めた。どれも称賛の言葉の様に感じられる。ヒーロー達が話し終わるとトニーはこれからの目的を話す。
トニー「実はな、また新しく仲間を増やそうと思うんだ。」
スティーブ「心当たりは有るのか?」
トニー「もちろん。」
希利奈「私達も行くの?」
トニー「任せる、行きたいなら全然来て良いぞ。でだ、本題に移るぞ。」
トニーは今回味方にする予定のヒーローについて話し始める。その人物はどうやら中国の山の中に住んでいると言うのが衛星の映像で分かった。どうやら山を荒らした人間を捕まえ最悪の場合命を奪っているらしい。
トニー「それじゃぁ、僕と一緒に来る人は居るか?」
スティーブ「僕は行く。」
綾音「私も行きます。」
トニー「他には居ないな?それじゃぁ希利奈、リチャード、セルゲイに色々と教えてやってくれ。」
トニーはそう言うと会議を終えるのだった。そして自動操縦の大きな飛行機を動かし始める。場所はもちろん中国の山奥である。アメリカからはかなりの距離があり移動中は暇...なんて事はない。宇宙人はどんな場所にも現れるのである。
トニー「おぉ、来たぞ。相手をしてやろう」
スティーブ「そうだな。」
綾音「目にもの見せてあげましょう。」
3人は飛行機から出て宇宙人と戦う。テクノレッドはレーザーと小型ミサイル、エネルギーブレードで宇宙人を切り裂く。
テクノレッド「良い攻撃だ、でも僕の方が一枚上手だな。」
キャプテンジェネラルは盾で攻撃を防ぎつつ銃でダメージを与える。更には盾も攻撃用の武器としてつかい宇宙人を倒す。
女郎蜘蛛「さようなら。」
女郎蜘蛛は糸で宇宙人を捕まえ動きを止める。そしてそこに痛みの強い毒を突き刺し麻痺させる。糸は細く一本一本は見えづらい。それにより宇宙人は捕まってしまう。
テクノレッド「彼奴等僕らに恐れをなして逃げちゃったよ。」
キャプテンジェネラル「邪魔されて僕達が危なくなるよりは断然良いな。」
女郎蜘蛛「さあお仲間さんを見つけましょう。」
トニー達は引き続き中国を目指し飛行機で飛んでゆく。食糧は飛行機に積んであり好きな時間に食べる事が出来る。またメニューを設定すれば自動で機械が作ってくれるのである。そして半日ほどすると中国の山に到着する。
トニー「着いたぞ、さあ、降りるとするか。」
スティーブ「当てはあるのか?」
トニー「さあな、何とも言えない。」
女郎蜘蛛「どうすれば良いのかなぁ...」
3人は考え込んでしまった。すると空から何かが飛んで来る。それは宇宙人達である。数こそ少ないものの彼らは移動中に遭遇した宇宙人よりも体が大きく強そうだ。
キャプテンジェネラル「さあ、行くぞ!!」
キャプテンジェネラルは宇宙人達に向かって走ってゆく。しかしテクノレッドはコンピュータにある反応が現れた事に気が付く。
テクノレッド「スティーブ、待て、何かが近付いて来るぞ」
テクノレッドがそう言うが早いか地面から何かが迫り上がって来る。それは緑色の蔦の様な物である。そしてそれらは宇宙人達に巻き付き締め上げる。
???「貴様らは何者だ?ここに何の用が有って来たのだ?」
遂に目の前に巨大な緑色の大きな生物が現れる。それはとても大きく、また金色の盾を持っている。また頭には大きな二つの鶏冠の様な物が付いている。
テクノレッド「実はな、君を我がヒーローチームに引き入れたいんだ。」
しかし彼はヒーローチームについて余りよく分からない様だ。そしてヒーローチームを誤って解釈しテクノレッド、キャプテンジェネラル、女郎蜘蛛に襲い掛かる。
テクノレッド「マズいぞ!!」
テクノレッドは咄嗟に手からエネルギービームを出し緑の大きな相手にぶつける。攻撃は当たるものの余り効いた様な様子は無い。緑の相手は蔦を使い逆にテクノレッドを捕まえる。
キャプテンジェネラル「今の内に逃げろ!!」
キャプテンジェネラルは盾を使い蔦を切断しテクノレッドを助ける。そして目を狙って銃を撃つ。しかし、目は簡単に再生し攻撃は余り意味は無かった。
女郎蜘蛛「毒を味わいなさい。」
女郎蜘蛛は毒針を生み出し緑の相手の肉体に突き刺す。ただ女郎蜘蛛の毒は痛みを与える物であり再生能力を持つ緑の相手には特に大きな意味は無かった。
テクノレッド「よし、一旦退散しよう。準備をして出直すぞ。」
テクノレッドはジェット噴射を使い飛行機へと飛んでゆく。女郎蜘蛛はテクノレッドに捕まり糸を伸ばしキャプテンジェネラルを捕まえ飛行機に戻る。そして目的地をニューヨークに設定しアメリカに戻る。アメリカに戻るとトニーはまた会議を開くのだった。
トニー「さあ、会議を始めよう。」
スティーブ「今回の敵はこれまでとは比べ物にならない。」
綾音「貴方達の力も必要よ。」
セルゲイ「どんな奴何だ?」
トニー「これを見れば分かるさ。」
トニーはスーツで記録した映像をモニターに映し出す。モニターには先程中国で戦った巨大な生物の映像が映し出される。それを見たリチャード・ジョンソンはこんな事を言う。
リチャード「何か、あれみたいだ。コズミックビーイング。角の感じとか結構似てる。」
トニー「だがどちらかと言えばハルクに近いかもな。大きくて強い、それでいて厄介だ。」
リチャード「なるほどなあ、ハルクと言えばあれだ。ハルクバスター!!」
トニー「待て、それだ。ハルクバスターみたいなのを作れば良いんだ。」
リチャード「おぉ!!良いね!!」
こうしてトニーは巨大な緑の相手に対抗する為のハルクバスター枠のスーツを作り始める。トニーはかなり悩んだ。しかしアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン、インフィニティ・ウォーの映像を分析し試行錯誤と実験を繰り返しいよいよ新たな強化スーツ「バスターモービル」が完成する。
トニー「美しい、それでいてかなり強そうだ。」
スティーブ「遂に完成したのか。物凄い大きさと迫力だ。」
トニー「これを飛行機で運ぶのも良いがやっぱり大きいし重すぎる。だから僕は考えた、パーツが別れて飛ぶ様にすれば良いって。」
スティーブ「名案だな。かなり良い。」
トニー「そして更に、空間転移ポータルも作ったんだ。これで移動が楽になる。」
スティーブ「君は一体何者なんだ?」
トニー「トニー・スコットだ。」
スティーブ「そうだろうな。」
トニー「それはそうと、明日、もう一度中国に行くぞ。」
スティーブ「ならまた会議だな」
そしてその日の夜、またしてもトニーは会議を開くのだった。
トニー「また中国に行こうと思うんだ。そこで、一緒に行く人を募集しよう。」
リチャード「今度は僕も行く。」
綾音「私は遠慮しときます。怖いんで」
トニー「まあそうだよな、それじゃぁ、リチャードとスティーブだけで良いか?」
スティーブ「良いぞ」
リチャード「もちろん」
そして翌日、トニー・スコット、スティーブ・ロックウェル、リチャード・ジョンソンはトニーの作った空間転移ポータルで中国の山中へと向かう。ポータルは座標を入力すれば接続出来る仕組みで簡単に目的地に行く事が出来る。
テクノレッド「着いたぞ。」
キャプテンジェネラル「何処から来ても良い様に準備するんだ。」
サンダーマン「ハルクみたいなのが来るのか、ワクワクするよ。」
するとやはり空から宇宙人の集団が現れる。しかもかなり大きい。
テクノレッド「あの時と一緒だ。奴が来るぞ」
またしてもテクノレッドのスーツにとある反応が現れる。数秒後、何本もの蔦が宇宙人を捕まえ締め上げる。そして宇宙人達を引き千切る。すると目の前にやはり緑色の巨大な存在が現れる。それはまるで神の様な迫力を持っていた。
サンダーマン「凄いな、ちょっとギャラクタスにも見えるぞ。」
テクノレッド「バスターモービル起動。」
トニーはデバイスを操作しバスターモービルのパーツを呼び寄せる。パーツは足、胴体、腕、頭に分かれている。先ずは足が飛んできて支えとなる。次は胴体が飛んで来て足に接続される。テクノレッドは胴体にスーツごと乗り込みバスターモービルの中に入る。そして腕、頭が接続されバスターモービルが完成する。
???「骨が有りそうだな。」
緑色の巨大な相手は蔦を伸ばしバスターモービルとなったテクノレッドを捕まえようとする。しかしバスターモービルのパワーはかなり強く蔦を軽々と引き千切る。
テクノレッド「中々やるな、それじゃぁ僕の番だ。」
テクノレッドは手から高温のビームを照射し近くの木を切り裂く。するとそこから木は燃え始める。相手は火を見ると何故か逃げようとし始めたのである。
テクノレッド「よし、火を点けろ!!」
サンダーマン「なら僕に任せてくれ。」
サンダーマンは緑色の相手の近くの木を狙って電撃を放つ。すると木が電気を発生させ相手に飛んでゆく。更にテクノレッドはビームを使い火を付け相手の周りを囲む。そして耐えかねた相手は段々と焦りで動きが弱まり人間の姿へと戻る。
テクノレッド「火を消そう。」
キャプテンジェネラル「氷龍の出番だな。」
テクノレッド「氷龍、来てくれないか?中国だ。」
テクノレッドはスーツの回線を利用しアメリカに居る氷龍に連絡をする。暫くしてポータルから氷龍が現れる。
氷龍「来ましたよ。」
キャプテンジェネラル「この炎を消してくれないか?」
氷龍「派手にやったわね、、、良いわよ」
氷龍は氷の能力を利用し炎を低温で消してゆく。そして炎を消し終わるとそこには若い人物が居た。彼の名はブルース・ノートンと言う様だ。
ブルース「アイアンマンに、キャプテンアメリカなのか?シャザムみたいなのも居るな。」
テクノレッド「どれも違うが立ち位置は近いな、僕はテクノレッド、アイアンマンにも似てるかもな。」
キャプテンジェネラル「僕はキャプテンジェネラルだ、よく
サンダーマン「僕はサンダーマンだ、確かにシャザムに似てるかも」
氷龍「私は氷龍、似てるヒーローは居ないかもね」
ブルース「僕はブルース・ノートンだ、科学者だよ。皆もヒーローなんだな?僕も仲間にしてくれないか?」
テクノレッド「良いだろう、それと君はいつもあの姿に変身する事は出来るのか?」
ブルース「あの姿は結構燃費が悪いんだ、それで?」
テクノレッド「なら君にスーツを作ってやろう。」
ブルース「良いのか!?ありがとう。」
ブルースはテクノレッドに感謝を述べる。そしてテクノレッド、キャプテンジェネラル、サンダーマン、氷龍と共にポータルを通してアメリカのSilentの本部に向かうのであった。
遂に最強クラスのヒーローが仲間となる。このヒーローの名は次の物語で明かされるだろう。そして戦いはまだ終わらない。英雄達は宇宙人以外の敵にも立ち向かわなければならない。そして人々を救うのもヒーローの役目である。今後も戦いは続く。