価値観置き場ー 作:なんで?
「で、きみは努力したい、といったね。その答えは『いつも通りに過ごす。』というモノだったのだけれども、気に入ってもらえたかな?」
「はっ、あぁ、納得はしたとも。」
「うんうん、体が追いつく訳ないもんね。だって君そのいつもが構築されてないんだから。じゃあ、気軽に過ごすぞー何でなっても堕落し切った生活に戻るだけさ。
ま、だからだ。自分に暗示をかけるんだ。YouTubeやその作業は時間を殺すドブみたいなもので。勉強や執筆は未来に繋がる素晴らしいものだと、洗脳しきれ。
あ、あと君今小説の更新楽しみにして、勉強に手をつけられなかっただろう。だめなんだよ、それ。確かに小説を読む時間は無駄とは断じきれないけどね。
でも、その深層意識がいけないんだよ。それで、実際にホイホイと一回読んだはずのものをなぞるようにダラダラ読む。これは非常に非生産的な行為だと断言しよう。」
「おっしゃる通りだ。」
「で、ここが1番の課題点というか、難関なところなんだけど・・・君、エロ小説の構成練るのやめな?」
「え」
「いやはや、君の偉業は知ってるよ?まのさばの成人版の方で相当高い評価貰っちゃって、でもそうやってしているからエロい妄想が止まらないんだろ?」
「そりゃ、そうだ。」
そういう性欲的なものも俺の原点なのだから。
「はい、それじゃそのオリジンを捨てようねー」
「え」
「いやいや、いらないんだよ。それ。きみはもっと真っ当な、健全なものを考えるべきって話?
それだけを制約して考える、って切り口から行ってみようか。はい、それじゃ言っちゃうよ。
『そうやってエロい妄想をしているのはあまりにも無駄である。きみはそれが自分の構想力が上がる手段だと思っているようだが、もうその能力は必要ないし、健全なものを作ることこそ真の有意義である。』」
「これは、中々ストレスが溜まるな。」
「そうだね。もうその行為は無駄なことだと断じて、妄想の否定をした。これを、きみのいつも通りにしよう。」
「いや!無理だ!押さえつけるほどに、湧き上がってくる!
無だ。無が広がっている。こんなにも、俺を占めていたのか。」
「流石は、きみの最高傑作だね。でも、それを封じた。
なら、次に待ってるのは何なのかな?勉強であるべきだとは思ってはいるが、いかんせんなー。何か探しにいかなきゃいけないようだね。新しい何かを。」
「なんだ、勉強の日常風景を小説で捉えてみるか?」
「何それ、めっちゃ面白そう。
ま、やってみようよ。可愛いヒロインも何もない世界で、少し生きてみようか。」