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ほむらSide
「次は…ここからは、あまりお見せできない場所です」と硬く頑丈な扉に『悪い子部屋』と書かれた部屋があった
「ね、ねぇ…黒服この部屋は?」と黒服がこんな部屋を作るとは思えないなぜこんな部屋を作ったのか問いただすと「入ればわかります」と言って何も答えずなかに入っていく。
「先生…いつもお疲れ様です!」とブロンドのロングヘアーをした狼を連想させるような耳が生えていて、水色を基調とした、警察の記章や電子的なラインを想起させるスクエア(四角形)ベースの幾何学的なデザインのヘイローをしたスタイルの良い生徒が敬礼をする。
「カンナさん…いつもお疲れ様です…彼女たちの様子は?」
「はっ!今のところ変わりありません…交代交代で皆を監視しております。」
「ご苦労です…」
監視?いったい何の?
私は、警戒しながら進んでいくと明るい部屋に鉄格子の扉が目に入った…まるで囚人の部屋の様で…「ここです」と鉄格子の扉にノックをする。
「入りますよ…山田さゆさん…」とその部屋に入っている少女の名前を言いなかに入っていく。
「なに…私は悪い子なの…罰してよ…」と弱気目の光のないヘイローにヒビが入っている生徒化している少女がいた。
黄色い髪に、手入れがされてないのか、髪はボサボサだった…
「さゆさん…貴方は悪くないのです…貴方は、知らなかっ「何回も言わなくてもいい!」ぐっ…」と彼女は黒服を殴りつける。
「ねぇ…なんで?なんでこうなったの?願いを叶えてもらうのがそんなに悪いの?ねぇ!何が間違ったの?」と黒服にまたがり胸ぐらをつかむ。
「いいえ…貴方は悪くありません…悪いのは…全て知っているのに何もしなかった私が悪いのです」とそう言うと彼女は拳を握り黒服に殴りつける。
「!や、やめな「大丈夫です…」でも!」と私はとめようとしたけど黒服に止められる。
「何で?ねぇ!何でなの?」と「ドスドス」と鈍い音が鳴り黒服は黙って殴られる。
「ねぇ…どうしたらよかったの?」とその言葉に私はどれほど恵まれているのか分かってしまう…やり直せると言うのは私だけの選択肢だから…
長い沈黙の後「出て行って」と言われ部屋を追い出される。
「お見苦しい物をお見せしましたね……ですが、貴方には見せるべきだと思いここに連れてきました。
生徒化は、魔法少女のシステムから救えても心までは救えないのです。この部屋はベアトリーチェに任せています。」
「なぜ、あの質問の時貴方は自分のせいにさせたの?確かに知識はあったかもしれない…だけど…あなたがそれをする義務も責任なんてなかったはずよ?」と私の質問に黒服は痛む所をさすりながら
「……ほむらさん…怒りとは生きる気力があるという証拠なのです…もしあの言葉を否定してしまえば彼女は絶望して自殺する可能性があります…今のところベアトリーチェがうまくやってくれてるのでそんなことはないですが…それを防ぐためにも私が悪役になるのです。私に憎しみを向けさせることで生きる気力がでるなら十分なので…」とそう言って私の方を見る。
「黒服…」と私は目をそらす。私もまどかが生きれるならそうすると思ったから…
「でも、『悪い子』部屋なんて名前にしたの?懺悔室でもよかったんじゃないの?」
「……いいえ、罰とは時に自身の精神を守るものにもなります…経験則です…」
「経験則?」
「はい…罰が与えられるからこそ一時的に精神が安定することもあります…私は悪い大人ですから…」
「大丈夫です…彼女達は、ベアトリーチェに任せればいいです。私が彼女達にできるのは、このくらいなので…さて…大体は見せ終わりましたね…明美ほむらさん…我々の覚悟は、お分かりいただけましたか?」
「……えぇ、痛いほどよく理解したわ…」
「貴方には、この契約書を結びたいと思っておりまして…どうでしょうか?」と契約書を見せてくる。
1,武器の提供
2,自身の命を大切にすること
3,危険な状態になった場合、可能な限りゲマトリアへ救援を求めること
4,ゲマトリアから得た機密情報を許可なく外部へ漏らさないこと
5,魔女との戦闘では可能な限り殺害を避け、捕獲・救助を優先すること
6,ゲマトリアは暁美ほむらの魔法少女としての活動を原則として妨害しない
7,本契約は暁美ほむら本人の意思によって破棄することができる |
私に都合のいい契約……本当にこの人は、私たち魔法少女を救うのに妥協をしないのね…
「いいわ…その契約結ぶわ」
「ありがとうございます…暁美ほむらさん…ようこそゲマトリアへ…」と私は黒服の契約書にサインをして黒服はそれをコピーして渡して来た
「これからよろしくお願いします…暁美ほむらさん」
「ええ…これからよろしくお願いするわ……でも、勘違いしないでちょうだい…私はまだ完全にあなたを信用したわけじゃないことを…」
「クックック……もちろんですとも…」
貴方は、きっと自身を犠牲にしてでも魔法少女を救うのでしょうね……
「さて…あとは自由時間です…好きな所をみていってください…私はやることがあるのでこれで失礼します…あ、部屋の見取り図はコチラに」と部屋の見取り図を見るととんでもない広さをしていた…
この研究所はメインなだけで…他の場所にはいろんな施設があるようね…
地下生活者Side
小生は、魔女を管理兼保護、収容を役割として与えられている……
小生の能力で、魔女たちはおとなしくしているが…黒服はシャルロッテと言われるお菓子の魔女を注意しろと言われている。
なぜだ?私が見た限り何の変わりない魔女にしか見えないが……
「
「!?今、しゃべった?いや、ありえぬ!なぜ?なぜ小生のキャンペーンで意識を落としおとなしくさせているはずなのに!なぜ!いや!そんなことよりも早く眠らさなければ!」と小生はお菓子の魔女シャルロッテを眠らせようとした時、何かに弾かれたと同時にシャルロッテが脱走をした。
「馬鹿な!ありえぬ!小生の能力を打ち破れる魔女などいないはず!破れるとすれば『大人のカード』のチートアイテムだけのはずなのに!なぜ!まさか!小生を上回るチートの存在がいるのか!?い、いや!それよりも!黒服に知らせねば!」
一方その頃さやかSide
私は、いつもの恭介のお見舞いに来ていた
「何を聴いているの?」
「亜麻色の髪の乙女」
「あぁ…ドビュッシー?ステキな曲だよね…」と会話が続かず少し気まずい空気が流れていた。
「あ……私ってこんなんだからさ?クラシックなんて聴く柄じゃないだろうって皆が思うみたいでさ…たまに曲名とか言い当てたらすっごい驚かれるんだよね……意外すぎて尊敬されたりしてさぁ……恭介が教えてくれたからでなきゃ…私、こう言う音楽ちゃんと聴こうと思うきっかけなんて多分一生なかっただろうし…」と場の空気をなんとかしようと話しかけていたら「さやかはさ…」と恭介が話しかけてきて「なに?」と恭介の方を見る。
「さやかは、僕をいじめているのかい?」とその言葉に私は「え?」と胸がちくりと痛んだ…
恭介は、聞いていたイアホンを外して私の方を見て「なんで今でもまだ僕に音楽なんか聴かせるんだ?嫌がらせのつもりなのか?」と言われ私は「だって恭介音楽好きだから…」と弁明をしようとしたら「もう!聴きたくなんかないんだよ!自分で弾けもしない曲…まだ聴いているだけなんて…僕は…僕は…」と恭介は、レコードを拳で叩き割った…恭介の拳から血が出て私は思わず立ち上がり恭介が殴った腕を両手で押さえる。
「動かないんだ……もう…痛みさえ感じない…こんな手なんて…」
「大丈夫だよ!きっとなんとかなるよ!諦めなければきっといつか…」
「諦めろって言われたのさ…もう演奏は諦めろってさ…先生からじきじきに言われたよ…今の医学じゃ無理だって…僕の手はもう二度と動かない奇跡か魔法でもない限り治らない…」
「あるよ!奇跡も魔法もあるんだよ!」と私はきゅうべぇを見る。
「そうね…確かにあるわ」とマミさんの声がし私は振り返る。
「こんにちは…突然入ってきてごめんなさい…私は巴マミといいます……さやかさんの友達です。」と恭介に近づき頭を下げる。
「ど、どうも…」
「恭介君は、音楽がしたいのよね…」
「はい…ですが、医者からは治療不可能だと言われました」
「そのようね……もし、治るとしたら貴方は治したい?」とその質問に恭介は「治したい……治してバイオリンを弾きたい」
「そう…ごめんなさいね…時間を取らせてしまって…」とそう言って「さぁ、美樹さん…帰りましょう…彼も1人になる時間も必要よ」と言って私は「また来るね…恭介」と言って部屋から出ていった。
「……何のつもりですか?マミさん…」
「きゅうべぇに願いを叶えて貰おうと考えないで…」と釘を差すように言われ私は「いやだ!きゅうべぇなら恭介の腕を治せるんだ!そしたら!」
「そしたらなに?貴方に恩を感じてほしいの?それとも夢を諦めないでほしいと言うの?」とその言葉を聞いて私は「恭介の夢を応援したいからです」と即座に答えた。
「……そう…でも、やめておきなさい…本当に…取り返しのつかないことになるわ…」
「いいえ!やめません!私の願いを叶えてもらって魔法少女になって皆を守ります!マミさんが、そうしたように!」とそう言うとマミさんは、目を逸らし胸に手を当てつらそうな顔をする。
マミさんは、きっと私が死ぬのを恐れているんだ…だから、必死に止めようとしているだけ…
「大丈夫です!私は平気ですから!」と言って走り出す。
「美樹さん!まって!」とマミさんの言葉を無視して私は屋上に向かう。
マミさんは、全力で私を止めに来る!なら!速く契約を結ばないと!
エレベーターに乗り込み私は屋上に向かう。
「きゅうべぇ!契約する!出てきて!」
「やれやれ、面倒なことになったようだね……願いを言って」
「恭介の腕を治して!」
「本当にその願いでいいんだね?」
「うん!やって!」ときゅうべぇから生えている耳のようなものが私の胸の中に入り込み私の中からソウルジェムが現れる。
「さぁ…受け取るといい…それが君の運命だ」と私はソウルジェムを受けとり魔法少女になった。