「うへぇ〜…今回の魔女は、めんどくさそ〜…ていうかぁ…黒服ぅ?聞こえてる?魔女ロスト(見失った)しちゃったけど…」
『……仕方ありません…今回は撤退しましょう…あなたは学園生活に戻っててください…』
「うへぇ〜…りょーかーい」と私は携帯を閉じて歩き始める。
「……久しぶりだね…小鳥遊ホシノ」とその声を聞いた途端私はショットガンをソイツに撃った。
「何しにここに?インキュベーター…」と私は、僅かに残った理性で、辛うじてソイツを殺さずに済んだ。あぁ…
「君は、魔法少女だったはずだ……いったい、どうやって解除したんだい?それに…そのピンク色のヘイローのようなものはなんだい?」
「私がお前達に答える義理はない…失せろ…外道が」
「随分と嫌われてしまったね…そうだ!僕ともう一度契約をしたら戻ってくるかもしれないよ?君の大切な「バーン」!?」私はその言葉を聞いた瞬間ソイツを殺した。
「お前が、先輩の事で口を出すな……黒服の契約は絶対だよ…黒服は、貴方達の様な詐欺師紛いなことはしない……」と言って私は…その場を去った。
「プルルルルル…プルルルルル…」と私は黒服に電話をかける。
『どうされましたか?』
「インキュベーターが、やっぱりおじさんの事で聞いてきたよ…」
『やはりですか……それで?もう一度、契約して彼女をもとに戻せるとか言われましたか?』
「うん、言われたよぉ〜?」
「撃ち殺したけど…。」
『上出来です。それよりも…そちらの武器の調子はどうですか?』
「良好だよぉ〜しっかし、便利だねぇ〜?えっと〜…なんちゃらシステムで私の意思で自由に出し入れできるんだっけぇ〜?」
『そうですよ…学校だろうと危険はあります。何が起こるか分かりませんから。…いくら体が丈夫でも武器なしではきついでしょう…』
「うへぇ〜確かにぃ〜」
『……ユメ先輩は、我々が必ず助けてみせますよ…』
「うん…お願いするね…」と私は通話を切る。
ユメ先輩をもとに戻せる…それが可能かは分からない…だけど…可能性はあると言ってくれた…我々に賭けてみないかと持ちかけてくれた時を思い出す。
『ユメ先輩…そんな…なんでユメ先輩が魔女なんかに…嫌だ…そんなの嫌だ…なんで…なんで…ユメ先輩は…私を助けるために…うぅ…嫌だ…そんなの嫌だ…』とユメ先輩が…いや夢淵の魔女が私を殺そうと優しく包み込もうとしてきた時
『では、私と契約をしませんか?』と謎の声がすると同時にユメ先輩が何かに縛られる。
『御機嫌よう…小鳥遊ホシノさん…私は、インキュベーターとは別の契約を持ちかけに来ました。』
『……おまえは…』と私の目の前に現れたのはマネキンのような黒い頭にまるで、銃を撃ち込まれて広がるように右目から大きな白い穴とヒビがあって、そこから黒い煙を出している。
白いヒビは、顔の口当たりにもあり、まるで笑ってるような顔をしている。
『私のことはお好きにお呼びください…』
『じゃぁ、黒服…』
『クックック…』
『何がおかしい…』と私はそいつを睨む…お前程度私の太陽の魔法を撃って消し炭にはできるほど力はある…いつでも消せる…コイツも契約を持ちかけに来た…つまりアイツラと同じクズだ…
『いえ…すみませんね…ただ運命を感じただけですよ…さて…長話すると拘束が解けてしまいますので…契約内容を教えさせていただきますね。』と契約書と書かれた紙を出される。
「そちらをお読みください。」と言われ私はその内容を読む。
| 『生徒化プロジェクト』
1、魔法少女の白紙
魔法少女契約を白紙化することにより、キュゥべえによって叶えられた願いは契約上存在しなかったものとなります。ただし、その願いによって得られていた結果については、可能な限り我々が補償・代替することを約束します。なお、死者の蘇生など実現不可能な願いについては対象外とします。
2、作戦上、全ての情報を開示しない場合があります。ただし、本契約書に記載された内容について虚偽はありません。
3、魔女になった場合でも貴方を救うことを約束します。
4、生徒化は、自身の身体を非常に頑丈にすることができます。身体能力も上がり、専用武器もご用意させていただきます。
5、命の危機を感じた場合は、自身の生存を最優先とすること。
6、可能な限り我々の指示に従うこと。ただし、第5項に該当する場合はこの限りではない。
7、魔女にならずに済む
8、魔女の代わりに『色彩化(テラー化)』という現象が起きること
9、『色彩化(テラー化)』とは、絶望すると神秘による反転が起こり体に異変が起きます。ですが、魔女とは違い貴方の意思が強く残り制御が可能です。
10、正当防衛などやむを得ない場合を除き、魔女を殺害しないこと。
11、可能な限り魔女の救済に努めること。
12、本計画の目的は、魔法少女と魔女の救済である。
13、我々は、貴方を可能な限り幸福へ導くことを約束します。
14,生徒化することにより身体の一部が変化する可能性があります。角や翼、獣耳が生えるなど
附則
本契約は、本計画の完遂または契約者が成年に達するまで解除することはできません。
ただし、この契約を白紙にしたい場合は責任者及び黒服に話すこと。
我々の判断で許可するかしないか判定します。
基本的には白紙にすることは可能だが、特別な処置や緊急の時などで戻せない可能性がある。
以下を持ってこの契約書をサインするかの判断を任せる。
本契約は、契約者の利益を最優先として運用されます。ただし、契約者本人または第三者へ重大な危険が及ぶと判断した場合は、この限りではありません。
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なんとも嘘っぽい契約内容だ…だけど…
『少なくともきゅうべぇよりは、何倍も誠実だね…』と私は一拍おいて『1つ聞いていい?』と黒服に聞く。
『はい、なんでしょう?』
『この契約書…本当に全部守る気なの?』と私は目の前の黒い異形…黒服を見る。
『本契約書に記載された内容について虚偽はありません。』とはっきりとそう断言をした。
『……もしも…ユメ先輩を救えるのなら…この契約書を結ぶ…だから…ユメ先輩を助けて…』
『了承しました…小鳥遊ホシノ…貴方はコレにて我々『ゲマトリア』の一員です…コレからよろしくお願いします。』と同時にユメ先輩の拘束が解かれ黒服を襲おうとする。
ユメ先輩の攻撃が黒服に当たる…それだけは駄目だ…せっかく契約したのに殺されたら無意味にと焦り私は黒服の盾になろうとした。
黒服は私を抱きしめ『大丈夫ですよ…』と言ったと同時に再びユメ先輩の動きが止まる。
何かがユメ先輩を止めた……私は…ユメ先輩を止めるソレを見たときこう思ってしまった…天使ってこんな姿をしてるのかなって…
顔はなかった。
白い司祭服とフードを纏い、四本の腕を持つ。
二本の腕は祈るようにペンダントを握り、残る二本は豪奢な金の杖を支えている。
背には神々しい装飾が広がり、その頭上には天使を思わせるヘイローが静かに浮かんでいた。
『ヒエロニムス…彼女を捕獲しなさい』と黒服は指示を出すと同時にヒエロニムスと呼ばれる天使は何かを唱え始めた…
『我々は望む、七つの嘆きを』
『我々は覚えているジェリコの古則を』と唱えると夢淵の魔女…いや、ユメ先輩は球体のような形になりヒエロニムスと呼ばれる天使によって何処かに消えていった…
『ご安心を…彼女は大切に保護させていただきます…あの状態なら暴れることはないので…』
その時の私…どんな顔をしてたのかな…黒服が頭を撫でてくれたんだよね…
『よく頑張りました』とか『もう無理しなくていい』とか何度も言ってくれた…嬉しかったなぁ…
……さてと…昔話にふけてる場合じゃなかったね…学校生活に戻らないと…
私は、自宅に戻り宿題をしたあとぐっすりと眠った。
まどかSide
何があったんだっけ?…あ、そうだ…黄色い髪の女の子が魔法少女になって…銃をたくさん撃って…
「私は、巴マミ」
「あなたたちと同じ見滝原中の三年生…そして…」ときゅうべぇをマミさんが抱えて…「きゅうべぇと契約した魔法少女よ…」
「PiPiPi!PiPiPi!」と私は、アラームで目覚める。
「んんっ…はぁ…また変な夢…」とそう思いながらぬいぐるみのある方を見ると夢でみたきゅうべぇがそこにいて「おはよ!まどか!」と挨拶してきて夢ではなかったと…そう思った……きゅうべぇは普通の人には見えないと昨日、マミさんに説明された。
私は、その時マミさんの家に招かれて美味しいお茶をいただいて…魔法少女についての説明を受けた…
きゅうべぇと契約する時、願い事を1つ何でも叶えると引き換えにソウルジェムが産まれ魔女と戦う使命を課されるとのこと…
願いによって生まれるのが魔法少女で、魔女は呪いから生まれた存在。
魔法少女が希望を振りまくように、魔女も絶望を撒き散らす。しかも、その姿は普通の人間には見えない。理由のはっきりしない殺人や自殺は魔女の呪いが原因らしい。魔女は常に結界の奥に隠れ潜んでいて、私たちがいた場所も、実はかなり危なかったらしい。そして魔法少女は命がけで慎重に選ぶようにと説明された。
そして…何より気になったのが……『そして…小鳥遊ホシノ…実は彼女は、
『元魔法少女?きゅうべぇ…それってどういうこと?』とマミさんが不思議そうにきゅうべぇに質問する。
『どうやって魔法少女をやめたかは僕は知らないけど、彼女は魔法少女をやめたんだ……』
ソレってつまり…希望を捨てたってこと?希望を捨てて黒服と契約を結んだってことなの?
『……それって…もしかしてアイツが言ってた契約が関係してるんじゃない?ほら、マミさんに提案してた…あの契約…』
『魔法少女の剥奪……ね…いったい何が目的なのかしら…』
『ソレは僕にもわからない…ただ言えることは僕を狙っていること…そして…魔法少女を産み出さないためだと思う…』
『つまり…魔女側の存在ってこと?彼の契約も、もしかして…魔女としての媒介としての契約かしら?見た目的に黒幕とかそんな感じするし…』
『たぶんね…でも、本当の目的はわからない…僕はひとまず黒服という存在についてもう少し調べてみるよ』
『わかったわ…気をつけてね…』
『そのつもりさ』と言ってきゅうべぇは何処かに行った。
その後、マミさんの提案で魔女退治に付き合ってみないと提案された。
魔女との戦いがどういうものなのかを見せてくれるみたい。その危険を冒してまで叶えたい願いはあるのかどうかじっくり考えてほしいとマミさんはそう言った。
そんなことを思い出しながら私は学校に登校する。
仁美さんとさやかちゃんと会うも、やっぱり仁美ちゃんにはきゅうべぇが見えないみたい。仁美ちゃんが不思議そうに私たちを見てさやかが、誤魔化すように先に行こうとして私はきゅうべぇに教わった頭の中で会話が出来るのをさやかちゃんに脳内で教えた。
さやかちゃんはもう私たちにそんな、マジカルな力が!?と驚いていたけどきゅうべぇが間に入って中継しているだけで内緒話には便利でしょ?と教えてくれたけどさやかちゃんは「なんか変な感じ」と脳内で言った。
仁美ちゃんがその様子を見ていたら「お二人ともさっきからどうしたんです?しきりに目配せしてますけど」と言われて私は「えっ、いや…これは、あの、その…」とどう言い訳しようか悩んでいると「まさか2人とも、すでに目と目で分かり合う間柄なのですの?まぁ!たった1日でそこまで急接近だなんて!昨日!あのあと一体何が?」とカバンを落として驚いている仁美ちゃんに「いやそりゃねぇわ…さすがに…」とさやかちゃんがツッコミ私もそれに便乗した。
「でも!いけませんわ!お二方女の子同士で!それは禁断の恋の形ですのよーっ!」と言って落としたカバンをそのまま走っていった。
その後は、カバンを届け自分の席に座る。
『つうかさ…あんたのこのこ学校までついてきてよかったの?』と脳内でさやかちゃんがきゅうべぇに話しかける。
『どうして?』
『言ったでしょ?昨日のあいつこのクラスの転校生だって…あんた命狙われてるんじゃないの?』
『寧ろ学校の方が安全だと思うな…マミもいるし』
『マミさんは三年生だからクラスちょっと遠いよ?』
『ご心配なく話はちゃんと聞いていたわ』と突然マミさんの声がし私たちは驚いた。
『この程度の距離ならテレパシーの圏内だよ』
『あっえっと…おはようございます』
『ちゃんと見守っているから安心して…それにあの子だって人前で襲ってくるようなマネはしないはずよ』
『ならいいんだけど…あっ』と転校生のほむらちゃんがやって来て席に座る。
『げっ…噂をすれば影』
するとほむらちゃんは、私達の方をじっと見ている。
マミさんから聞いた話だけど…あの転校生はマミさんと同じ魔法少女でかなり強い力を持っていると言っていた。
ほむらちゃんは、なぜかきゅうべぇを狙っていたみたいでその理由は魔法少女を生まれることを阻止しようとしていたみたい。
魔法少女は多いほうが良いわけではなく、競争になることが多いみたい…魔女を倒せばそれなりの見返りがある時と場合によっては手柄の横取りになってぶつかることもあるみたい。
『気にすんなまどか!あいつからちょっかいかけたら、私がぶっ飛ばしてやるからさ!マミさんだってついてるんだし!』
『そうよ…美樹さんはともかくとして…私がついているんだから大丈夫…安心して』
『"ともかく"って言うな!』
『ところで…ホシノちゃんって、この学校にいるのかな?』と私はふと思い出したことを皆に質問する。
『うーん…私は見たことないけど…どうなのかな…』
『僕の記憶では小鳥遊ホシノ…ここの学校とは別の学校だったはずだよ?』
『そう…それなら安心ね…』とそんな事を話していると早乙女先生が「はい!皆さん!今日は転校生を紹介しまーす」とその言葉を聞いた瞬間、教室の空気が一瞬止まった。
「入ってきて…」
『流石にないよね…』
『まさかだとは思うけど…』とさやかちゃんとマミさんも同じ嫌な予感を感じていた。
「小鳥遊ホシノさん」と彼女が教室の扉から入ってきた…ピンク色の髪に黄色と青のオッドアイをし…そしてよく見ると頭の上にはピンク色のヘイローがあった…
「うへぇ〜小鳥遊ホシノだよ〜よろしく〜」と初めて会ったときと同じように自己紹介をする…
出てきてほしい生徒
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ヒナ
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ネル
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ツルギ
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ミカ