まどかSide
私達は何時もの様に学校に登校していた…ただ、マミさんは今日は、不登校だった…
『マミが、来ないのはすこし予想外だ…』
『しょうがないと思うよ…だって…あんなことがあったんだから…』とそんな事を話しながら私は、授業を受けた。なんだか、あまり集中はできなかった。
マミさんは、大丈夫なんだろうか…そんな不安を抱えたまま私とさやかちゃんは、学校を終えてマミさんの家に向かった。
ピンポーンとチャイムの音が鳴る。
「……マミさん…出てこないね…」
「やっぱり、あの事が原因よね…マミさん本当に死にかけてたし……」
「入っていいわよ」とそんな事を話してるとマミさんの声がし私は、扉を空けてマミさんの部屋に入る。
そして…私達は、驚愕した。
マミさんに猫耳とヘイローができていたことに
「ごめんなさい……私、魔法少女やめちゃった」と申し訳なさそうな顔でマミさんは謝罪をした。
「マミさん…どうして…」
「事情は、契約で詳しくは話せないけど…見ての通り私はゲマトリアにはいることになったの」
「そんな…」と私が何か言おうとした時
「貴方達も魔法少女になるのはやめなさい……」とマミさんはそう告げた。
「魔法少女になると言うのは、貴方達が思っているものよりも恐ろしいものだったわ…あの組織に入って魔法少女の秘密を知ったわ…」
「……魔法少女の秘密って?」
「答えられないわ…でも、キュウべぇに聞こうとはしないで…お願いだから」
「そんな…なんで急にそんな事を言うんですか!たしかに怖かったかもしれません!でも!私は!マミさんが魔法少女として戦う姿に憧れていたんですよ…なのに…急にそんな事言われても…」と私はその場から逃げるように部屋を出た。
マミSide
「ちょ!まどか!まってよ!」と美樹さんは、まどかを追って走っていった…コレで良かった…そう…コレで良かったの……魔法少女になってはいけないと私は、今日の朝の出来事を思い出す。
あの日私は黒服に電話をした。
『おはようございます。巴マミさんご準備は、できたでしょうか?』とその質問に私は「えぇ、できたわ…案内をお願いします。」と伝える。
『では、そちらに空間をつなげます』と言って電話を切られしばらく待つと謎の黒い空間が現れた。緊張はしたけど…中に入ると不思議な空間に出ていた…
「ようこそ…ゲマトリアへ…巴マミさん…」と黒服が待ち構えていて両手を広げ歓迎をしてくれた。
黒服の顔を見ると相変わらず表情が見えない……けど、気のせいかもしれないけど…ヒビが少し増えている様な気がした。
「よくぞ、決断してくださりました…さて…ここでは、説明するのはアレなので…こちらの部屋に来てもらいます」と案内をされる基地の中の周りを見ると小鳥遊さんや空崎さん以外にヘイローや翼、角、獣耳を持つ生徒達が多くいた。
「彼女たちも…元魔法少女なの?」
「えぇ…そうですよ…彼女達は、我々と契約して生徒になった元魔法少女です。まぁ、コレだけいますが…それでも救えていない魔法少女のほうが多いのが事実なんですがね…」とその声は少しだけ、悲しみと憎しみが籠もっていた…
「さて…こちらの部屋です」と黒服は、扉を空けて私を先に中に入らせ席に座らせる。
「さて…巴マミさん…貴方達は魔女についての残酷な真実を知れる準備が整いました。忠告を先にさせていただきます。コチラの情報は他者に教える、他言することは禁止させてもらっています。ゲマトリアの中であろうと……ね…」とそんな前置きをし「貴方は、魔女の真実を知りたいですか?」とそう問われ私は「聞かせてください」と頼んだ……本能では、それを聞いてはいけないと叫んでいるでも……それでも、この真実を聞くべきだと私は判断した。
「魔法少女……例えどんなに強い魔法少女であろうと最後は生き残ることはできない……それはなぜか…最後は魔女になるか死ぬかの二択しかないからです…」とその言葉を聞いたとき私は「…………え?」と動揺した。
今まで倒してきた魔女は……全部魔法少女だったの?そんな……嘘よ……だって…キュゥべぇは…そんな事一つも……
「動揺できるのは分かります。そして、貴方の顔を見れば確信してしまいますね。この情報は、魔法少女に伝えてはならないと…確信を持ってしまいますね…」と黒服は私の手を握る。
「貴方は優しすぎる。知らなかった以上、貴方に選択肢などなかった。それでも貴方は、これまで倒してきた魔女たちの死を、すべて自分の罪として背負おうとしている……」と私の手を握っている黒服の手の力が強くなる
「……間に合ってくれて本当によかったです……」とそれは、喜びと安心するような声を私に向けられていた。
「それでも……それでも…私は……魔女になった魔法少女を……殺してしまって…私…どうしたら…」
「我々を頼ってください」
「え…」
「我々なら、魔女になった魔法少女を必ず救ってみせましょう……必ず……もし、貴方が魔女達を助けたいと…そう思ってるのなら…我々に力を貸していただけますか?」とその言葉を聞いて私は「もちろんです!」と答えた…絶対に鹿目さんと美樹さんを魔法少女になんてさせない!そんな残酷な運命なんてなくなるべきだわ!
「ありがとう御座います……ですが、命の危機になったら自分を優先してもらっても構いません……無理は決してしないように……」とそれを言って黒服は手を離した。
「さて…貴方のために用意してある武器がございます……」と言って横に長いアタッシュケースを取り出し開ける。
「マスケット銃を使っていた貴方にぴったりな銃…『ボルトアクションライフル』コチラはサブのカービンです…そしてコチラは貴方の為の専用武器『リボン』左手につけて下さい」と私はそれを手に取る。
「軽い……ですね…」と出された物を受け取り装備する。
「えぇ…貴方は、現在神秘によって身体能力が向上しております……正直に言えば、そこら辺のプロの格闘家相手でも勝てますよ?」
「……神秘…それは、魔法とは違うのですか?」
「えぇ…違います……魔法は、契約によって魂を肉体から引き離してソウルジェムに定着させ、その魔力で奇跡を起こしますが、使用や絶望でジェムが濁ると魔女へと変貌します。そして、神秘…これは外付けされるようなものではありません…それは元々あなたに備わっている神秘です。そして、神秘は誰にでもあります。ですが、質で決まります。本来の神秘は、弱く人生に何の影響も与えることはありません。しかし、神秘の力が強い人もいます。魔法少女はそれが強く現れます。…私の知る限りでは小鳥遊ホシノや空崎ヒナは、かなり強い方です。勿論、その影響を受けて身体がソチラに近寄ることもあります。」
「では、テラー化は何でしょうか…」
「テラー化とは、絶望によって神秘による反転です。コチラは、魔女化の対策として組み込みました。魔女化も絶望によってソウルジェムが黒く濁って魔女を生み出してしまいますのでテラー化でそれを防ぎます。テラー化ならまだ元に戻せる事が可能なのでね…」
「では、神秘のことについて教えて下さい」
「構いませんよ…神秘それは、人それぞれに宿るそれに由来する何かしらの特質があり。一部生徒には、顕著な特殊能力や超能力がこの神秘の神名に由来で発動することがあります。そして、それらは人のなかに宿っており我々はそれを引き出したにすぎません…」
「では、私の神秘の神名とは何でしょうか?貴方は私はこうなると予測できたんですよね?」
「えぇ、できてましたよ。貴方の神名は『招き猫』貴方は人の縁を結ぶ者、招き猫です。左手は人を招きます。リボンも縁を結ぶという意味にも解釈ができましてね。それが、貴方の本質でもあるのでしょう。」
「他に何か質問は?」
「今のところはないです。」
「わかりました…では、そのリボンについて詳しく教えていきましょう…」と黒服は立ち上がり「コチラに」とまた案内をされ着いた場所は訓練施設のようだった。
「ゴルコンダ、デカルコマニー後は頼みますよ」とそう言って黒服はその場から去っていく。
「背を向けた状態での挨拶となるご無礼、どうかお許しくださいませ。わたくしにはこれ以外の方法がありませんもので……。」と目の前にいるコートを纏い、ステッキを持った首(顔)のない所から黒い煙のようなものが出ていて、男性の写真に写っている後ろ向きのシルクハットを被った男性から声がした。
「申し遅れました。わたしは、ゴルコンダと申します。コチラの私を抱えているのは相棒のデカルコマニーと申します。」
「まあそういうこった!」とデカルコマニーと呼ばれている
「私達は『虚実』と『非実在』という役割を持っております。そして、貴方が今持っている武器の開発者でもあります。」
「まあそういうこった!」
「さて、リボンについて説明をしましょう。」とゴルコンダと呼ばれる彼は、スクリーンを起動させてリボンの使い方を説明を始めた。
「コレは、移動、罠、救護などなど様々に関して色々と活躍できる武器です。貴方のその武器と相性はいいはずです。しかし、欠点もあります。それは扱いが難しいというものです。この武器で連携をする場合仲間の連携を崩し下手したら危険にすることもあります。しかし、貴方ならそれをうまく使いこなせるはずです。」
「うまく扱えるのでしょうか……」と私はその説明を聞いて貰ったリボンと呼ばれる装備を見つめる。
「だからこそこの訓練施設で練習をするのですよ。魔法少女の使い方は出来ないとは言え、貴方はリボンの扱いには熟達しているはずです。最初は思い通りにいかなくてもすぐに慣れるでしょう。」
「……ねぇ…1つ聞いてもいいかしら?」
「何でしょうか?」
「私は、人を助けれていたのかな…」
「当然でしょう?」と私の不安の言葉をあっさりと肯定してくれたことに私は唖然とした。
「確かに、魔女は人です。しかし、貴方は彼女達が罪を増やすのを阻止していたのです。だから、貴方は貴方のままでいなさい。」とその言葉を聞いたとき私の目に温かい涙が流れる。
止めようとしてもどんどん溢れてくる。止まらない。
しばらく私はその場で大泣きをした。
私を慰めるように背中を撫でれるデカルコマニーは「まあそういうこった」と優しそうな顔で相槌をする。
その後は、2時間ほど訓練を開始して今までどおり思い通りには使いこなせなかったけど、それでもコツは少しつかんできた。
身体は、とても軽く魔法少女の時より素早く動ける自信があるほどに。
「そこまでです。」とゴルコンダが、制止を掛ける。
「どうですか?生徒化とその武器の使い心地は?」
「とても扱いやすいわ……貴方の言う仲間の連携に支障は出ないと思うのだけど?」
「なるほど、貴方のセンスは私の予想を超えているようだ……訓練は、またの機会にしましょう
私より適任者がおりますので」
「わかったわ」
「武器を仕舞う時は、それを引き出しのなかに仕舞うイメージをしてみてください」
と私は言われた通り、武器を空間にしまうイメージをすると本当に武器が空間の中に消えていった。
「凄い技術ですね」と私が感心する。
「その技術がないと学校で銃刀法違反になってしまうのでね…」
「そうですね…小鳥遊さんも最初見たとき武器は置いていったのかと思いましたから…」
「さて、銃は神秘の力で威力は強化されます。しかし、魔法少女相手にはゴム弾程度の威力に抑えられます。しかし魔女や普通の人間などの相手には致命的な威力を発揮するので気をつけてください。」
「わかったわ」
「訓練が終わると聞いたので迎えに来ましたよ」と話が丁度終わった頃に黒服が現れた。
「どうでしたか?」と黒服はデカルコマニーとゴルコンダに話しかける。
「今の所は、問題なく動けていました…」と私の動きを見て報告をしていたけど…何か問題な所があったのかしら?とそう思い「何か問題が見つかったの?」と黒服に聞くことにした。
「あるにはある……しかしそれは、貴方の心の問題になるかと」とその説明に私は首を傾げていると黒服は「次に行きましょう」と私を案内し始める。
次の場所は『仮想戦闘訓練』と書かれている部屋に案内される。
「あら、黒服でしたか」
「ごきげんよう…ベアトリーチェ」と黒服が、あいさつしている方に目を向けるとそこにいたのは、長身で、長い黒髪に赤い肌、白いドレスを身に纏っていて、黒目に赤い瞳の目がついている翼で埋め尽くされた毛玉の様な頭部をした女性がそこにいた。
「新たな生徒ですね…私はベアトリーチェと申します。教育と訓練を黒服に任されております。皆からは『マダム』と呼ばれています。」
「マダム…確認の為に使ってもよろしいですか?」
「えぇ、構いません…」
「ありがとう御座います。さて、マミさん…貴方には魔女を模倣した敵と戦ってもらいます。死にはしないのでご安心を」と黒服とベアトリーチェさんは、隣の部屋にいき装置をいじる。
私は武器を構えて戦闘準備をする。
「では、行きますよ」と起動すると同時に部屋の空間が変わる。
その空間は魔女の結界の中を再現されていて、見たことのある空間だった。
そして、あの場所にお菓子の魔女を模倣した存在がいて私は、撃とうとし手が震え始めた。
私は、思い出してしまった…このあとの結末を「うっ……あっ…やだ!やだやだやだ!死にたくない!」と黒服の説明を忘れ私はトラウマで足と身体が震え身を縮こませる。
「やはりでしたか…」と黒服は装置を止めて私に近寄る。
「この様子では、また命を落とす可能性があります。トラウマを克服するまで、魔女と戦おうとは考えないようにしなさい。」とベアトリーチェさんが、心配そうに私の背中を擦る。
「さぁ…こっちでお茶にしましょう」とベアトリーチェさんは、私をどこかに連れていく。
「紅茶は、心身をリラックスさせることができますしお話をしたら少しはマシになるでしょう……まぁ、この見た目で話しかけられても怖いだけですよね」とお茶を用意しながら苦笑いをするベアトリーチェさんに私は「いえ…皆さんが、優しいのは分かっていますので」と紅茶を手に取り「いただきます。」と言って飲む。
紅茶のほのかな香りがスッキリさせ、紅茶は熱すぎず心まであったまるかのように温かく、美味しい
「そういえば、マミちゃんは好きな人とかいないの?」とその言葉を聞いて私は「いません…恋愛をする暇なんてありませんでしたから…」と答えた。
「勿体ないわね〜…そういうお誘いとか無かったの?」
「ありませんでした。」
「見る目ないわねぇ……こんなに優しくて良い子なマミちゃんに告白1つされてないなんて…」
「私より素敵な子は沢山いますので」
「いいえ、それはないわ」とベアトリーチェさんは、両手で私の頬に触れる。
「マミ…貴方は貴方にしかない魅力があるの…確かに素敵な子はいるわ…でも、貴方にしかない魅力はあるの…それを感じ取られてないだけなの…」と頬を撫でながら目線を合わせる。
「大丈夫よ…魔法少女をやめた今なら好きに恋愛や遊んでもいいの…私達はそれを支援するから…寂しいなら何時でもここに遊んできていいの…辛いときはここに逃げ込んでいいの…力を貸してほしいなら遠慮なくここを頼っていいの…ここはそういう場所でもあるのよ」と悲しそうな顔をしながら私の頬を撫で続ける。
掲示板かゆっくり解説などはいる?
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掲示板のみ
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ゆっくり解説
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うるせぇ!両方だよ!
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なしで!