『大空スバルのひまわり観察絵日記。〜我が愛しのマダオ』   作:しまうまP

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【本作の注意書き】



・本作はAI(生成・編集)を使用したホロライブの二次創作小説です(執筆の9割がAI、パッションと熱は作者100%)。



・カバー株式会社様の二次創作ガイドラインに準拠した非公式のファンフィクションです。

※pixiv、ハーメルンでも同時連載しています。


第18話:1秒で崩壊のシリアスと、パパの静かなる誓い

**【○月×日 てんき:どしゃぶりのち、サイコーの日本晴れ(大空家のパパは最強)】**

 

「待ってろよマリン……! スバルがお前のその曲がった根性、部活仕込みのタックルで叩き直してやるからな……ッ!」

 

部活を世界の誰よりもマッハで終わらせ、文字通りペダルが引きちぎれるほどの猛スピードで自転車を漕いで家に帰ってきたスバル。

 

胸の中は、昨晩マリンが流した涙と「私のせいで、スバルの青春が……」というあの切ない声でいっぱいだった。

 

お互いを思いやるあまりのすれ違い。

 

そんなの、スバルの大好きな「家族」には絶対に似合わない。

 

スバルは玄関を飛び越え、居間のドアの前に立った。

 

一度、深呼吸。

 

パパとしての威厳と、ありったけの愛を言葉に込める準備をする。

 

「よし……。行くぞ……ッ!」

 

バンッ!!!!!

 

と、スバルは勢いよくドアを開け放った。

 

「マリン!!! 廃部届なんて受理しねぇわバカ野郎!!! スバルの青春はなぁ――」

 

「ひゃうああああああああああああ!?!?!?(限界悲鳴)」

 

そこにあったのは、切ない表情で引きこもる薄幸のヒロインではなかった。

 

スバルの部屋のクローゼットから勝手に引っ張り出してきた、まだ洗濯していない「汗まみれの部活ジャージ」に顔をうずめ、思いっきりスーハースーハーと深呼吸をしていた宝鐘マリン(既婚・一児の母)の姿だった。

 

あまりの衝撃の現場に、スバルの言葉が綺麗に霧散した。

 

「す、スバルちゃん!? 違うの!!! これはね!? 寂しくて死んじゃいそうだったから、スバルちゃんの残り香を摂取して心の栄養補給をしてたら、思った以上に匂いが濃くて止まらなくなっちゃっただけでぇぇぇぇぇ!!!!!(大パニック)」

 

「何やってんだよあんたはーーーーーーーーー!!!!!(絶叫)」

 

スバルの怒号がリビングに響き渡り、ベビーベッドの中の赤ちゃんが

 

「ばぶー!(※意訳:ママがまた変態行為してるー!)」

 

と大喜びでパチパチと手を叩いた。

 

「昨日のあの涙は何だったんだよ!!! 『スバルちゃんの青春を奪ってる気がして……』とか言って、めちゃくちゃいい雰囲気で終わったじゃん!!! スバルのピュアな葛藤を1秒でぶち壊すなよ!!!」

 

「だってぇぇぇ!!! お布団に入っても寂しいし、スバルちゃんがいないリビングは広すぎるし、1時間が1年くらいに感じちゃって、気がついたらジャージくんくんの現行犯逮捕ルートに突入してたのぉぉぉぉぉ!!! 育児格闘技部、廃部撤回!!! 撤回してぇぇぇぇぇ!!!」

 

マリンは涙目になりながら、スバルの足首にスライディングでしがみついてきた。

 

いつもの、どうしようもない、ろくでもないマダオの姿。

 

「……はぁ」

 

スバルは深いため息をついた。

 

呆れる。

 

めちゃくちゃに呆れる。

 

だけど、足首にしがみついて

 

「行かないで」

 

と泣きついているマリンの温もりと、ベッドの奥でキャッキャと笑う我が子の声を聴いた瞬間。

 

スバルの胸の奥に、言葉にならない、ずっしりとした「愛おしさ」が満ちていくのが分かった。

 

(あぁ、そっか……)

 

些細なすれ違いで、一瞬だけ壊れそうになったこの日常。

 

でも、このやかましくて、変態で、だけど誰よりもスバルを愛してくれるマリンと、二人の血を引く小さな海賊。

 

この二人がいる場所こそが、今のスバルの、命をかけてでも守らなきゃいけない「本当の居場所」なんだ。

 

部活のマネージャーも、育児格闘技部のパパも、二足の草鞋がどれだけ重くたって、スバルは絶対にどっちも手放さない。

 

スバルは足元で泣きじゃくるマリンの頭を、今度は両手でしっかりと、力強く抱きしめた。

 

「分かったよ、マリン。廃部はなしだ。……その代わり、これからは何でも一人で抱え込まずにスバルに言いなさい! スバルは、あんたの旦那様で、この子のパパなんだからさ」

 

「ス、スバルちゃん……ッ!!! やっぱり一生ついていくわぁぁぁぁぁ!!!」

 

後ろのドアから、お母さんがソロバンを片手にニッコリと顔を出した。

 

「あらあら、新婚さんの雨降って地固まるねぇ❤️ お母さん、ご褒美に明日は叙々苑の特上肉より高い、すっぽん鍋でも買ってきちゃうわよぉ❤️」

 

「お母さん、家計簿の限界突破だけは勘弁してぇぇぇぇぇ!!!」

 

スバルは、ジャージの匂いに包まれながら、新しく買い替えたばかりのノートを開き、今日一番の、そしてこれからの一生をかけた「パパの誓い」を日記に書き殴った。

 

◇◇◇

 

**【パパの静かなる誓い:マリンの廃部宣言は、寂しさに耐えかねたジャージくんくん暴走事件によって1秒で自爆崩壊した。

昨日のシリアスな涙を返せと言いたい気分だが、あいつの情けない顔を見たら、なんだか改めて『この家族を一生守っていこう』って、腹の底から覚悟が決まったッス。

あいつ、和解した瞬間に『パパ、次は3LDKのマイホームね❤️』とか言って、早くも住宅展示場のパンフレットを広げていてマジで物欲の化身(笑)。

とりあえず、今回スバルのジャージを無断でくんくんした罰として、明日から一週間マリンのデザートのアイスをスバルが半分没収することが決定しました。ざまぁみろマリン!!!

大切な家族を守るため、パパは明日も二足の草鞋をバチバチに履きこなして、全力で世界一やかましいハッピーを掴みに行くぜーーーー!!!】**

 

◇◇◇

 

(続く)

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