『大空スバルのひまわり観察絵日記。〜我が愛しのマダオ』 作:しまうまP
【本作の注意書き】
・本作はAI(生成・編集)を使用したホロライブの二次創作小説です(執筆の9割がAI、パッションと熱は作者100%)。
・カバー株式会社様の二次創作ガイドラインに準拠した非公式のファンフィクションです。
※pixiv、ハーメルンでも同時連載しています。
それでは、本編をどうぞ!
【○月×日 てんき:ゆうだちのあと】
夏休みも、もうすぐ終わりが見えてきた。
夕方、激しい夕立が通り過ぎたあと、少し涼しくなったあじさい公園にスバルは向かった。
「今日もどうせ、ベンチで『あ〜生活費ねぇわ〜』ってゴロゴロしてるんだろーなー」
そう思いながら茂みを抜けた瞬間、スバルは自分の足を止めた。
「違う……! 鈍いわよ、私の右半球(ヒップ)……ッ! そこはただ揺らすんじゃない、おケツの細胞一つ、毛細血管の先の一滴にまで私の『魂(プライド)』を張り巡らせるのよ……ッ! 世界中を私のこの、おケツの引力でひれ伏させるために……っ!!!」
聞こえてきたのは、いつものおっさん臭い声じゃない。
信じられないくらい真剣で、凛としたマリンの声だった。
雨上がりの濡れたアスファルトの上。
そこでマリンは、汗と飛び散る水滴にまみれながら、激しいダンスのステップを踏んでいた。
いつもならお尻を突き出してふざけているはずのステップが、今は恐ろしいほどのキレを持っている。
ターンをするたびに、濡れたローファーが鋭く地面を叩く。
水たまりの泥が跳ねて、マリンの衣装や顔を汚していくけれど、彼女はそんなこと一ミリも気にする様子がない。
「はぁ、はぁ……ッ! ひれ伏しなさい、世界……! 誰が私を忘れたって、誰が私を笑ったって……このおケツ(表現)がある限り、私は何度でもキミたちを狂わせにいくんだから……っ!!!」
マリンは激しく呼吸を乱しながら、誰に見せるでもないステップを、ただひたすらに、狂ったように繰り返している。
絵面的には、大人が誰もいない夕暮れの公園で、泥だらけになりながら必死にお尻を振って踊っているだけだ。
普通なら、ただの変質者として片付けられる光景。
しかし、マリンのステップには、一ミリの迷いもなかった。
どれだけ足がもつれそうになっても、どれだけ息が苦しくても、その表情にあるのは、圧倒的なまでの「自信」。
あのボロボロのポエムだって、ただの変態の妄想じゃなかったんだ。
トレンドが変わって誰からも忘れ去られようとも
「私だけは、私のおケツを、私のすべてを、永遠に愛し続けるわ」
そういう、誰にも、何にも侵させない絶対的な自己への愛と、揺るがぬ執念。
それって、普通の人には絶対に真似できない。
みんな、どこかで他人の目を気にして、自分を曲げて生きてる。
なのに、この目の前のマダオは、世界中を敵に回してでも「自分」を信じ抜いている。
その狂気的なまでの純粋さが、あまりにも眩しくて、美しくて、最高にカッコよく見えたんだ。
最後の爆発的なステップと共に、マリンが完璧なポーズを決める。
その瞬間、夕立の雲が割れて、真っ赤な夕日がマリンの背中を強烈に照らし出した。
マリンは膝に手をつき、ポタポタと地面に汗を落としながら、ふぅ、と息を吐いた。
そして、茂みからの視線に気づいたのか、スバルのほうを振り向いた。
「あら、スバルちゃん。見られてたかしら。……ちょっと、ダサかった?」
そう言って、いつものようにへらりと笑うマリン。
でも、もうスバルには、彼女がただのダメな大人には見えなかった。
マリンの後ろ姿に、本物の海賊王(トップアイドル)の片鱗を感じ、胸のドキドキを隠しながら家に帰ったスバル。
机に向かい、震える手でノートを開いて、今日見た光景を日記に書き殴った――)
◇◇◇
【大空マネージャーの活動報告:マリンが泥だらけになりながら、誰もいない公園でダンスの特訓をしていた。
自分のお尻を愛し抜くというあの人の姿は、ほんの少しの感動、そしてそれを上回る圧倒的な不審者オーラを放っていた。
あまりにも真剣すぎて逆に警察に通報しづらいのがタチが悪い。
とりあえず、あの人がお尻を振りながら『世界よ、私にひれ伏しなさい!』と叫んだ瞬間、散歩中の犬がものすごい勢いで吠えて逃げていったのを、スバルは一生忘れないと思う。】
◇◇◇
(続く)