『大空スバルのひまわり観察絵日記。〜我が愛しのマダオ』 作:しまうまP
【本作の注意書き】
・本作はAI(生成・編集)を使用したホロライブの二次創作小説です(執筆の9割がAI、パッションと熱は作者100%)。
・カバー株式会社様の二次創作ガイドラインに準拠した非公式のファンフィクションです。
※pixiv、ハーメルンでも同時連載しています。
それでは、本編をどうぞ!
【○月×日 てんき:あかね色の空】
マリンが我が家に住み着いてから、二週間が経った。
相変わらずあの人は、お風呂を不法占拠するし、お母さんと一緒になってスバルをいじってくる。
本当に毎日毎日、うるさくて、迷惑で、早く出て行ってほしい――はずだった。
その日の午後。
総合格闘技部が休みだったスバルは、いつもより早い時間に家に帰ってきた。
「ただいまー……」
玄関を開けても、お母さんはパートに出ているのか静かだった。
でも、居間のほうから、かすかにテレビの音が聞こえてくる。
ドアをガラッと開けると、そこにはやっぱり、あのマダオがいた。
畳の上にゴロゴロと寝転がって、スマホをいじっている。
だけど、スバルはその姿を見た瞬間、言葉を失った。
「ちょっとおおおおお!!! あんた、何スバルのジャージ勝手に着てんだよ!!!」
マリンが着ていたのは、スバルが高校に入った時に買った、一番お気に入りの青い芋ジャージだった。
女の子としては大柄なスバルのサイズだから、小柄なマリンが着ると、袖も裾も完全にダボダボになっている。
いわゆる、巷でいう「彼氏の服を借りちゃいました❤️」みたいな状態だ。
「あ、スバルちゃん。おかえりなさぁ〜い❤️」
マリンは怒るスバルを見て、へらりと気まずそうに笑った。
「いや、おかえりじゃない!!! なんで人のジャージ着てんのさ! 自分の服あるじゃん!」
「だってぇ、スバルのジャージ、生地が柔らかくて着心地がいいんだもん。それにね……」
マリンは、ダボダボの袖からちょこんと手を出して、襟元をくんくんと嗅いだ。
「なんか……スバルの匂いがして、すっごく落ち着くのよねぇ……❤️」
「なっ、何言ってんだよ変態ーーーーーーーー!!!!!(爆発)」
いつもなら、ここで「警察呼ぶぞ!」って全力でツッコミを入れて終わるはずだった。
なのに、なのに...。
西日の差し込む部屋の中で、スバルのジャージに包まれて、少し恥ずかしそうに、でも愛おしそうに目を細めるマリンの顔が。
なんだか、ものすごく綺麗に見えてしまったんだ。
ドクン、と心臓が大きく跳ねた。
夕日のせいだけじゃない。
顔が、耳の奥まで熱くなっていくのが分かる。
「な、何よ。スバルちゃん、顔赤いよ? もしかして……お姉さんに惚れちゃった?❤️」
マリンがいつものように、ニヤニヤしながら顔を近づけてくる。
いつもなら
「うるさい!」
って押し返すのに、なぜかその時は、身体が上手く動かなかった。
マリンから香る、お風呂上がりの石鹸の匂いと、スバルのジャージの匂いが混ざり合った、妙に甘い香りが鼻をくすぐる。
公園で泥だらけで踊っていたあの執念。
ドームの真ん中で輝いていたあのカリスマ。
そんな凄い人が、今はスバルの服を着て、スバルだけを見て笑っている。
「……ば、バカじゃないの!? 洗濯物増えるから、早く脱げよなっ!」
スバルは慌てて目をそらし、荷物を持って自分の部屋へと逃げ込んだ。
バタンとドアを閉め、机に突っ伏す。
心臓のバクバクが全然止まらない。
「なんなんだよ、もう……。あんなマダオに、スバルがドキドキするわけないじゃん……」
スバルは震える手でノートを開き、今日の日記を書き始めた。
いつもなら悪口を書き殴るはずのペンが、なぜか少しだけ迷うように止まった。
◇◇◇
【脳内アラートの記録:マリンがスバルのジャージを勝手に着ていた。完全に不法占拠だし、変態行為だと思う。
だけど、袖の余ったジャージ姿が、ほんの、本当にほんの少しだけ小さくて可愛く見えてしまった。
……悔しいけど、あの人が『スバルの匂い、落ち着く』って言った時の顔が、頭から離れない。スバルの脳みそも、あのマダオのせいでバグってきたのかもしれない。】
◇◇◇
(続く)