がっこうぐらし! 孤高のハンター   作:ディクソンさん

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どうも初めまして!「ディクソンさん」です!

今回より「がっこうぐらし!」の小説を書かせて頂きます!

簡単に説明すると、TWD(ウォーキング・デッド)のダリル・ディクソンみたいな感じの主人公がもし存在したら…?という展開の話になります!

分からない方に説明すると、『荒っぽく見えるけど、根はかなり仲間思い』なキャラが活躍する思ってください!

「がっこうぐらし!」「TWD(ウォーキング・デッド)」どっちの作品も知らない方でも楽しめるように書いております!ゾンビサバイバル作品だと思ってください!

是非良ければお楽しみください!


第一話 孤高のハンター

 神崎陣(かんざきじん)、23歳。

 

 

 彼は愛車のオフロードバイクのエンジンを切り、巡ヶ丘市にある大型複合商業施設──ショッピングモールとホームセンターが合体した巨大な建物の駐輪場に乱暴にスタンドを立てた。

 

 

「……チッ、相変わらず人がウジャウジャいやがる」

 

 

 無精髭を撫でながら陣は忌々しそうに舌打ちをした。

 

 

 スピーカーから流れる陽気で薄っぺらいポップス。すれ違う若者たちの甲高い笑い声。排気ガスと甘ったるいクレープの匂い。

 

 

 山で猟師(マタギ)の祖父と二人、自給自足に近い静かな生活を送っている陣にとってこの街の喧騒はひたすらに苦痛でしかなかった。それでも今日、わざわざこのコンクリートジャングルに降りてきたのには理由がある。

 

 

 陣は革ジャンのポケットからくしゃくしゃになったメモ用紙を取り出した。

 

 

「じいさんの心臓の薬にバイクのプラグ。あとは……クロスボウの予備弦とワックスか」

 

 

 陣は周囲の人間と極力目を合わせないようにしながらまずは併設された薬局へ向かった。

 

 

「いらっしゃいませー!」という店員の作り笑いに無愛想に頷き、処方箋を出して薬を受け取る。小瓶を大事に内ポケットへしまうと少しだけ安堵の息を吐いた。これでじいさんもあと数ヶ月は文句を言いながら山を歩き回れるだろう。

 

 

 続いてホームセンターのアウトドアコーナーへ向かう。

 

 

 すれ違う制服姿の女子高生たちが陣の鋭い三白眼と無骨な革ジャン姿を見てヒソヒソと何かを囁き合って道を空けた。

 

 

(平和なこった。あいつら、自分が明日も明後日も同じように笑っていられると信じて疑ってねえ)

 

 

 陣は心の中で毒づきながら目当てのメンテナンス用品をカゴに放り込んだ。

 

 

 買い物を終え、駐輪場に戻ってきた時には太陽はすでに西へ傾きかけていた。

 

 

「……さっさと帰るか」

 

 

 陣がバイクの荷台のハードケースを開け、買った物資を詰め込んでいたその時だった。

 

 

 

 

 ──キャアアアアアアアアアアッ!! 

 

 

 

 

 モールの中央入り口付近から空気を切り裂くような悲鳴が上がった。黄色い歓声ではない。本能的な恐怖から絞り出された本物の悲鳴だ。

 

 

 陣は手を止め、鋭い視線をそちらへ向けた。

 

 

 入り口付近に人だかりができている。野次馬たちがスマホを掲げ、「え、何?」「喧嘩?」「急病人じゃない?」と呑気な声を上げている。

 

 

 だが、幼い頃から山で「生と死」の境界線に立ってきた陣の嗅覚は風に乗って運ばれてきた微かな匂いを確かに捉えていた。

 

 

 鉄錆のような、生臭い匂い。血だ。それも尋常な量ではない。

 

 

「……おいおい、なんだありゃ」

 

 

 陣はバイクのハードケースから布に包まれた『相棒』──コンパウンド・クロスボウを掴み出し人だかりの方へゆっくりと近づいた。人垣の隙間から見えた光景に、陣は息を呑む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スーツ姿のサラリーマンが地面に倒れた警備員の首筋に顔を埋めている。

 

 

 いや、違う。食いちぎっているのだ。

 

 

「ひっ……! や、やめ……!」

 

 

「誰か! 救急車! 早く!」

 

 

 周囲の人間はまだ事態を飲み込めていない。狂人が暴れているだけだと思っている。

 

 

 だが、陣だけは違った。顔を上げたスーツ姿の男とバッチリ目が合ったのだ。

 

 

 焦点の合っていない白濁した瞳。口の周りをべっとりと赤く染め、喉の奥から「グルル……」と獣のような低い呻き声を漏らしている。

 

 

(獣の目だ。……いや、違う。あれはもう『生きてる人間』じゃねえ)

 

 

 山で狂犬病にかかった獣を見たことがある。だが目の前のソレはもっと異質で決定的に壊れていた。

 

 

 直後、首を食いちぎられてピクリとも動かなくなったはずの警備員があり得ない角度で首を曲げながらゆっくりと立ち上がった。

 

 

 そして、一番近くでスマホを構えていた女子高生の腕に躊躇なく噛み付いた。

 

 

「痛ッ!? ぎゃあああああああああ!!」

 

 

 それを皮切りに平和だった日常は一瞬にして地獄へと姿を変えた。

 

 

 悲鳴、怒号、逃げ惑う人々。

 

 

 噛まれた者が次々と立ち上がり、新たな犠牲者を求めて群衆に襲いかかる。ネズミ算式に増えていく「かれら」によってショッピングモールは阿鼻叫喚の血の海と化した。

 

 

「……チッ、クソが!」

 

 

 陣は布を振り捨てクロスボウを構えた。パニックになって陣の方へ走ってきた男の背後にすでに一体の「かれら」が迫っていた。

 

 

 陣は冷静に狙いを定め、引き金を引く。

 

 

 

 

 シュッ! 

 

 

 

 

 静音ダンパーによって殺された発射音と共に放たれたボルトが「かれら」の眉間を正確に貫いた。ドサリと倒れる死体。助けられた男は腰を抜かし、陣を化け物でも見るかのような目で見上げている。

 

 

「立て! ぼさっとしてんな!」

 

 

 陣は男を一喝すると、倒れた死体からボルトを引き抜きすぐさまバイクへと駆け戻った。

 

 

(街中がパニックになる。道路が塞がる前に一刻も早く山へ続く橋を渡らねえと……!)

 

 

 エンジンを叩き起こし、陣はアクセルを全開に捻った。

 

 

 だが彼はまだ知らない。このパンデミックがただの事故ではなく、巡ヶ丘市そのものを隔離するための巨大な陰謀の始まりであるということを。

 

 

 そして、彼が帰るべき山への道がすでに無慈悲に閉ざされているということを──。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……チッ、ふざけんなよ!」

 

 

 陣は激しく舌打ちをした。ショッピングモールを脱出し、山へ続く主要道路を走っていた陣の目に飛び込んできたのは絶望的な光景だった。

 

 

 道路はパニックを起こして衝突した車で完全に塞がれ、黒煙が上がっている。それだけではない。明らかに「意図的」に設置されたコンクリートブロックや有刺鉄線のバリケードが市外へ続く道を徹底的に塞いでいたのだ。

 

 

(事故じゃねぇな。最初から塞ぐ気だったってことか……)

 

 

 陣はバイクを急反転させ、裏道へと入り込んだ。主要道路が駄目でも地元民しか知らないような古い抜け道の「橋」がある。あそこならまだ間に合うかもしれない。

 

 

 祖父の薬を届けるため陣は焦りを押し殺しながらアクセルを捻った。

 

 

 だが、抜け道の橋に辿り着いた陣を待っていたのはさらなる絶望だった。

 

 

「……冗談きついぞ」

 

 

 一足遅かった。

 

 

 橋の中央にはすでに頑丈なバリケードが築かれつつあり、黒い戦闘服に身を包み、アサルトライフルで武装した男たちが数名封鎖作業の真っ最中だった。警察でも自衛隊でもない。所属を示すエンブレムの一切ない不気味な私兵集団だ。

 

 

 バイクのエンジン音に気づいた男たちが一斉にこちらを振り向く。陣はバイクのエンジンを切り、スタンドを蹴ると荷台からクロスボウを掴み取ってゆっくりと歩み寄った。

 

 

「止まれ! それ以上近づくな!」

 

 

 先頭に立っていたリーダー格の男が鋭く警告し銃口を陣に向ける。他の四人の男たちも即座にアサルトライフルを構え陣に照準を合わせた。

 

 

 だが、陣は歩みを止めない。それどころか歩きながらクロスボウを肩に構え、スコープ越しに先頭の男の眉間をピタリと捉えた。

 

 

「どけ。俺は向こうへ行く」

 

 

「……警告はしたぞ、引き返せ。ここはすでに封鎖された」

 

 

「どけっつってんだろ!!」

 

 

 陣の怒声が響き渡る。山で待つ祖父の顔が脳裏をよぎる。薬がなければあの頑固爺は長くは持たない。こんな得体の知れない連中の都合で足止めを食らうわけにはいかないのだ。

 

 

「それは無理だ。許可のない者の通行は一切認められていない」

 

 

 男は感情の読めない機械のように冷たい声で言い放った。

 

 

「……そうかよ」

 

 

 陣は低く呟くと静かに、だが確かな殺意を持ってクロスボウの引き金に指をかけた。カチャリと、微かな音が張り詰めた空気の中で異様に大きく響く。

 

 

「正気か!?」

 

 

 男の顔に初めて動揺が走った。

 

 

「こっちは銃を持った人間が五人いるんだぞ!? 矢を一本撃ったところでお前は蜂の巣だ!」

 

 

「ああ本気だ」

 

 

 陣はスコープから目を離さず氷のように冷たい声で返した。

 

 

「俺が死ぬ前にお前は終わる。撃ちたきゃ撃て」

 

 

 一触即発。

 

 

 ヒリつくような沈黙が橋の上に降りた。男たちの指が引き金にかかり、陣の指もまたクロスボウのトリガーをじわじわと絞り込んでいく。

 

 

 風の音すら消え失せたかのような濃密な死の気配。数秒が数時間にも感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やがて──。

 

 

 

 

「……クソがッ!!」

 

 

 陣は吠えるように吐き捨てるとクロスボウの銃口を乱暴に下げた。ここでこいつらを殺してもバリケードは越えられない。それに自分が死ねば祖父に薬を届ける人間は誰もいなくなる。生き残るための苦渋の決断だった。

 

 

 陣は男たちを睨みつけながらギリッと奥歯を噛み鳴らした。

 

 

「何が起きてるか説明しやがれ! なんで街を封鎖してんだ!」

 

 

「……答える義務はない」

 

 

 銃を下ろした男は再び無機質な声に戻って言った。

 

 

「我々は指示に従っているだけだ。君は街へ戻り、ただ安全な場所で避難していてくれ」

 

 

 その言葉に陣は思わず鼻で笑った。怒りを通り越し、呆れ果てたような乾いた笑いだった。

 

 

「ハッ……安全な場所ってどこだよ」

 

 

 陣はショッピングモールのある市街地の方角を顎でしゃくった。

 

 

「あの騒動お前らも知ってんだろ? 街中が『人食いバケモノ』で溢れかえってんだぞ。避難しろだ? ふざけたこと言ってんじゃねえよ」

 

 

 男たちは陣の言葉にピクリとも反応しなかった。否定も肯定もしない。ただ無言で立ち尽くしている。その不気味な沈黙が陣に一つの確信を与えた。

 

 

(こいつら……知ってて街を封鎖しやがったな。中にいる人間ごと見捨てるつもりで……!)

 

 

「……地獄に落ちろ、クソ野郎ども」

 

 

 陣は忌々しそうに吐き捨てると男たちに向けて思い切り中指を立てた。そしてそれ以上何も言わず背を向けてバイクへと歩き出す。背中に向けられた五つの銃口の気配を感じながらも決して怯むことなく堂々とした足取りで。

 

 

 エンジンを荒々しく叩き起こし、バイクを反転させる。帰るべき山はすぐそこにあるのに。

 

 

 陣は煙が上がり始めた巡ヶ丘市──巨大な「檻」と化した死の街へと一人引き返していくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの日から二日が経過した。

 

 

 巡ヶ丘市は完全に死の街と化していた。至る所で黒煙が上がり、乗り捨てられた車が道路を塞いでいる。かつて人々の生活音で溢れていた街は今や「かれら」の低い呻き声と風が吹き抜ける音しか聞こえない不気味な静寂に包まれていた。

 

 

 陣はオフロードバイクのエンジン音を極力抑えながら当てもなくゴーストタウンを走っていた。この二日間の孤独なサバイバルで陣は「かれら」の習性を冷静に分析し、確かな法則を見出していた。

 

 

(やつらは走れねえ。歩くかふらつくか……せいぜいその程度だ)

 

 

 さらにやつらは視覚よりも「音」や「光」、そして「大きな動き」に敏感に反応する。逆に言えば音を立てず気配を殺して動けばすぐ横を通り抜けても気づかれないことすらある。

 

 

 マタギの祖父から教わった「獲物に気づかれない歩き方」が皮肉にもこの狂った世界で陣の生存率を飛躍的に高めていた。

 

 

「……腹減ったな」

 

 

 バイクのメーターに目をやると燃料の目盛りも残り少なくなっていた。陣は周囲を見渡し、少し先にある無人のガソリンスタンドを見つけると滑り込むようにバイクを停めた。

 

 

 エンジンを切り静寂が戻る。陣がバイクから降りて携行缶を取り出そうとしたその時、給油機の陰から二つの影がふらりと姿を現した。

 

 

 スタンドの従業員の制服を着た男と洗車に来ていたと思われる私服の女だ。二人は陣のバイクの僅かなエンジン音と動きに反応し、濁った瞳を向けて「アァ……」と呻きながらゆっくりとこちらへ向かってきた。

 

 

「……チッ、どこにでも湧いてきやがる」

 

 

 陣は慌てることなく背中に背負っていたクロスボウを手に取った。

 

 

 距離は約十メートル。

 

 

 陣は手前を歩いてくる従業員姿の「かれら」に狙いを定め、躊躇なく引き金を引いた。

 

 

 

 

 シュッ! 

 

 

 

 

 静音ダンパーが弦の音を殺し、放たれたボルトが従業員の眉間を正確に貫く。ドサリと崩れ落ちる一体目。

 

 

 だがその僅かな倒伏音に反応し、後ろにいた女の「かれら」が急に歩みを速め陣に向かって手を伸ばしてきた。

 

 

 距離はすでに三メートルを切っている。

 

 

(装填してる暇はねえな)

 

 

 陣は瞬時に判断を下した。クロスボウを左手で無造作に手放し、空いた右手で腰の鞘から狩猟用ナイフを抜き放つ。

 

 

 女の「かれら」が掴みかかってくるその腕を陣は左腕の分厚い革ジャンで受け止め、同時に右手のナイフを逆手に構えて振り下ろした。

 

 

「大人しく寝てろ」

 

 

 鋭い刃が女の頭頂部から脳天に向けて深々と突き刺さる。ビクンと痙攣した女はそのまま崩れ落ちて動かなくなった。

 

 

 流れるような一切の無駄がない二連撃。陣はナイフを引き抜いて血を払い鞘に戻すと、一体目の死体に刺さったボルトをブーツで踏みつけながら引き抜いた。

 

 

 ボルトの汚れを死体の服で拭き取り矢筒へ戻す。

 

 

「さて……」

 

 

 周囲に他の「かれら」がいないことを確認し、陣は給油機のノズルを手に取った。電気が止まっているためポンプは動かないが、陣は手慣れた手つきで地下タンクの給油口を開け持参した手動のサイフォンポンプ(灯油用のポンプを改造したもの)を差し込んだ。

 

 

 シュポ、シュポ、とリズミカルな音を立てて、ガソリンが携行缶とバイクのタンクへと吸い上げられていく。

 

 

「燃料はいい……あとは食い物と安全に眠れる『寝床』だ」

 

 

 陣は携行缶をバイクの荷台にしっかりと括り付けると、再びエンジンをかけ死の街へと走り出した。

 

 

 どこか手付かずのスーパーかコンビニはないか。周囲を警戒しながら走っていると──ふと通り過ぎる間際、右手の建物から微かな音が鼓膜を打った。

 

 

 

 

「……?」

 

 

 女の子の悲鳴のような甲高い声。陣はブレーキを握り、バイクを停めてそちらへ目をやった。

 

 

 古びた鉄格子の門の横には『鞣河小学校』と彫られた石碑が建っている。校庭にはランドセルや手提げバッグが散乱し、数体の「かれら」がふらふらと徘徊していた。

 

 

(……ガキが残ってんのか)

 

 

 陣は冷めた目で校舎を見つめた。だが陣からすれば全く関係のない事だ。どこの誰とも知らないガキが喰われて死のうと自分の知ったことではない。

 

 

 この狂った世界では他人の命を背負う奴から先に死ぬ。助け合いなどという綺麗事はあの封鎖された橋の前に置いてきたはずだ。

 

 

 陣は視線を前に戻し、再びバイクを動かそうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──「いやあっ! 誰か、たすけて……っ!」

 

 

 

 

 今度は明確な幼い女の子の叫び声が校舎の窓から響いてきた。恐怖で泣き叫ぶ悲痛な声。

 

 

 陣はアクセルを握る右手に力を込めた。これを捻ればすぐにこの場を離れられる。自分は安全な場所へ行ける。見捨ててしまえばそれまでだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……しかし、陣の右手はピクリとも動かなかった。頭では「見捨てろ」と警鐘が鳴っているのに、身体がどうしても前へ進むことを拒否していた。

 

 

「……クソッ!」

 

 

 陣は激しく舌打ちをすると乱暴にバイクのエンジンを切った。スタンドを蹴り、見つかりにくい校門脇の茂みの陰にバイクを押し込んで隠す。

 

 

「どいつもこいつも大人しく隠れてるってことができねえのかよ……」

 

 

 悪態をつきながら陣は荷台からクロスボウを掴み取った。腰の狩猟ナイフが鞘に収まっていることを確認し、静かに小学校の正面ゲートの前に立った。

 

 

 校庭をうろつく「かれら」の死角を縫うように孤高のサバイバーは音もなく校舎へと足を踏み入れていく。

 




お読みいただきありがとうございました!

最後に聞こえた幼い女の子の声……一体誰なのでしょうか?

ウォーキング・デッドを見たこと…?

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