いっぱいのチートとか抱えて魔神族になった。 作:RKtomousumono
①転生したら魔神族だった件
②なんか魔神王の息子兄弟に拾われた
③ウン十年かけて十戒と仲良くなったし精鋭と呼ばれる段階になった
④でも聖戦?殺し合い?したくない!じゃあな魔神族!
⑤人助けをいっぱい
⑥マエルきた終わった(orz)
始めは巡廻している兵士たちからの報告に上がっていただけだった。
『種族を問わずに困っている人を助けている風変わりな魔神族がいる』
その時は特に気にせず、無視していたが噂は日々広がり、増えていく。
兄も他の同士も彼を探し始めたらしく、私も自分の手の届く範囲での捜索を始めた。
そんなある日、報告に上がっていたその彼と思わしき魔神が、見たこともない装置を腰につけて凄まじい挙動で動いているのを発見した。
見失わず、かつ気づかれないように近づき――二人の、ケガをした女神族の兄妹が目に入った。
彼はその二人の前で止まり、ゆっくりと近づき始めた。
他の魔神と同じように殺すのだろう。そうなる前に止めなければ。
そう思った直後。
彼の肩を少年の剣が貫き、それを気にしないように少女に近づき手をかざした。
彼は
だが、こうして直接彼を見てみると、もしや・・・?
「なぜあなたが我々女神族の術を使えるのか、なぜ人々を助けて回っているのか。死ぬ前に説明してもらいましょうか。〈無越の魔神〉・・・ユーガ」
「対話してぇなら殺すとか死ぬとか使うもんじゃないってママに習わねぇのか女神族は!なぁ!〈四大天使〉マエルゥ!」
あー俺の魔神族生が終わる!終わった気がする今日この瞬間、今!正に!
いや落ち着け相手はマエル一人。何とか勝てる?逃げ切れる?
無理無理無理無理!
〈四大天使〉ってただでさえ一人で十戒二人分でしょ?
こいつ絶対それ以上だもん!超単純計算で四人分!
はいこれで10:10で丁度いい戦力差だね!なわけあるかボケェ!
逃げ出そうものならまず間違いなく死ぬでしょ?
子供たちの前で死ぬのはよくない気がするなぁ・・・
不浄なる魔神族だから問題ないって?
そんなこと言わないでよぉ・・・
まぁ、ここで死ねば今やってる実験の結果が分かるから別に殺されてもいいんだけどさ?
「せめて子供たちが安全なところに行くまでは生かしておいてほしいなぁ・・・なんて」
「無論そのつもりです。ほら、あちらの方に行けば巡回中の兵士たちがいます。気を付けて飛ぶんですよ?」
少年少女は何か言いたげな顔をしながらマエルに示された方角へ飛んで行った。
あの魔神族絶対殺すマン時代のマエルさんと二人っきりだァ・・・本格的に終わった。
辞世の句でも読んでおくか?五・七・五・七・七でいいかな?
あれ?なんで構えをといているのかな?そんで、頭を抱えて
「もういいですよ。早く
「・・・へ?」
なぁにを言っているんだこいつ???
曰く、
魔神族と同じ装い、同じ気配はするがその中に
それ故に、何らかの方法で魔神族とほぼ同質の力を得たか、魔神族に変えられてしまったのではないか。
そうでなければ不浄である魔神族が弱きものを助け、悪しきものを罰することはしえない。
と。
そんなわけないだろ???
俺はトリスタンじゃねぇんだからさ。そんなハーフじゃねぇんだから・・・。
てか魔神族に対しての偏見が強すぎない?
と思いながらも〈女神族〉のイメージをし続けて、女神族に変化するという
直後、轟音と上記と共に巨人化した。
そう。
それもただの巨人じゃなくて身長18メートルはくだらないサイズの無垢の巨人。
いや、無垢の巨人じゃねぇなコレ、身体がすげぇ筋肉質・・・エスカノールではないけど、なんていうかマッチョ。
顔も無垢の巨人とは思えないほど整ってるし、それにしてもデカいな俺。あのサイズなら妖精の森まで見渡せるわぁ・・・。
「それは一体・・・?どういうことですか?まさか巨人族にまでなれると?というか大きすぎませんか?」
『俺が聞きたいくらいですよ』
声が曇っててかつデカい!
はやく戻ろう・・・どうやって?
とりあえずうなじを意識して・・・こんな感じか!
意識が切り替わる感覚とともに、視界が小さいものに戻る。
蒸気を上げながら出てきた俺の人型は、
まさに、
「やはり、同胞でしたね。それはそうと、一度巨人族の姿を介したのは何か理由があるのですか?」
「えっと・・・あ、巨人の姿を介さないと他の種族に姿を変えられないんだ・・・です」
「敬語でなくても大丈夫ですよ。公式の謁見の場でもない限り、私は特段の礼節を求めません」
そりゃよかった助かる。常にかしこまってたら凝り固まっちゃうからね。
そのままマエルに続いて女神族の集落に移動しながら、『なぜ、魔神族になっていた』と聞かれた時の言い訳とかを考えておく。
単純に敵を知るために敵に紛れ込んでいたとするべきか?
それか瀕死になった時にたまたま覚醒した〈巨人化→異種族化〉ができる魔力で何とか生き延びていたとする?それじゃあ魔神族の方で準ネームドクラスになったことが説明できないか。
最高神直々の潜入任務・・・却下。四大天使に伝達されてない理由がない。
敵方の情報を抜くために潜伏していたらなんやかんやで有名になっちゃってましたでいこう。
そんで他に考えなくちゃいけない事。
なぜ巨人化できたのか、異種族になれたのか。
正直、これに関しては神託チートで納得できるんだけど、そうすると別の疑問点が出てくる。
例えば、ゴムのように体が伸びるがギアは使えなかったし、覇気も、跳ぶ斬撃も俺には出来なかった。
身勝手はできたが、波も砲も撃てなかったし、武空術なんてもってのほかだ。
立体機動に関しては自作だが、そうなるとアッカーマンスペックはなぜ?魔神族の特性?
・・・巨人化ができるなら硬質化もできるんだろう。ほら、意識したら右腕だけできた。
人間の状態で!?
マエルがこっちに気を向けたからとっさに解除したけど、人間(?)の状態での部分硬質化・・・できることが多いなぁ・・・やめてほしい。
それに、巨人を介さないと異種族になれないのも気になる。
一発で変身できる方が自然だろうし。
女体化?考えたくねぇよ。
この体、まだまだ分からないことだらけだ。
そうこう考えてるうちに、集落に着いたみたいだ。
リュドシエル曰く、マエルが何か面白い奴を連れて帰ってきたらしい。
魔神族になって、何十年も魔神族の精鋭として不殺を貫いてきた・・・〈無越の魔神〉として。
〈無越の魔神〉、ユーガ。
何者も殺さず、何者も嬲らず。
弱肉強食が指針となっている魔神族なのに、弱者を見捨てず、余計な殺しをした同族を 咤する。
それでいて戦闘力では魔神王直属の精鋭部隊〈十戒〉に引けを取らない強さだと言われている。
そんな変わり者の魔神族。
それが、『魔神族から離反して仮面をかぶってブリタニアを飛び回って弱者救済をしていたかと思ったらその正体は女神族でした』・・・らしい。
どんな見た目をしているのか、どんな戦い方をするのだろうか。
さぁ、ご対面だ――
「はじめまして。ユーガです。よろしくお願いします」
――女。それもすっごい美女。
ネロバスタとかそのレベルの大きさってわけでもないけど、なんていうか、手の中に丁度良く収まりそうなサイズの・・・む、胸・・・もあるし、純白のワンピースに肌を極力見せまいと隠しているところがなんかさらに情欲を加速させ――
って、何を考えてるんだ!四大天使だぞ僕は!
――でもすっごい。ほら、よく見えないけどきっとお尻の方も。
「彼は一体どうしたのですか?」
「報告に上がっている貴方と今の貴女で姿が変わり過ぎているのが原因かと」
作者コメ:この章の序盤は大体一話に着き種族変えていこうかなって思ってる。
これが世転換とBLのタグの理由だぁ・・・!
あとサリエルって絶対むっつりだよね!
・〈無越の魔神〉ユーガ
突如現れた精鋭にして、自身を含む九つの魔神によって構成される部隊の隊長。
何者も殺さず、だがしかし圧倒的な強さを有する変わり者の魔神。
二つ名は『単独では越えられる者が居ない(=無)だけの強さを持つであろう』から。
どこまで強くするかは悩み。
現在判明してるチート
・身勝手の極意
・ゴム体質(のみ。ニカではない)
・戒禁/恩寵、並びに精神干渉系統の無効化
・技術などのコピー(条件:大体の効果の把握と視認)
・アッカーマンパワー
・巨人化+任意での異種族化+(任意での性別の変化)
魔力は判明していない。
・マエル
あれが噂の〈無越の魔神〉ですか?→あれ?同族みたいな反応?→やっぱり同族じゃないですか→みなさーん魔神族になって潜入していた同族連れて帰ってきました
・兄兼〈閃光〉
弟がなんかヤバいの連れて帰ってきて少し胃が痛い。
女?報告では男のはずだが・・・そうか、性別ごと偽っていたのかご苦労だったな。
ふむふむ。十戒にそんな弱点が。そして戒禁はそういうものなのだな。ご苦労。
・〈大海〉
同僚がなぜかヤバいのを持って帰ってきて緊張している。
あ~ら貴女なかなかかわいいじゃないのマエルのこれ?(小指を立てながら)
違うのね。お名前は?ユーガ・・・ユーガ!?何連れて帰ってきてんの!?
・〈竜巻〉―サリエル
マエルが何か面白い奴を連れて帰ってきたらしい。
女体化してて(ほぼ)一目惚れした。
この世界で彼はむっつりスケベである。