ポケモン現代入り 作:ささみ
目を覚ました時には、カーテンの隙間から差し込む光が、すっかり部屋の奥まで伸びていた。
枕元に置いたスマートフォンへ手を伸ばす。画面に表示された時間は、普段なら朝食を終えている頃を過ぎている。
「……寝たな」
『ポリ』
スマートフォンの中から声が返ってきた。
ポリゴンはとっくに起きていたらしい。俺が画面を覗くと、待っていたとばかりに天気と気温を表示する。
夜まで晴れ。
昨日、父さんが言っていた通りだった。
「今日は何もしないからな」
『ポリ?』
「買い物と、夜に肉を焼くくらい。訓練も遠出もなし」
布団から起き上がると、足元にあった影がゆっくり膨らんだ。
「ゲンガー?」
「ゲン……」
寝起きの声を漏らしながら、ゲンガーが上半身だけを出す。
どうやら昨夜から俺の影で寝ていたらしい。
「お前もよく寝るな」
「ゲンゲン」
「俺のことは言えないけど」
着替えて廊下へ出る。
居間には誰もいなかったが、台所のテーブルには朝食が残されていた。皿の上にはラップが掛けられ、その横に母さんの字で、起きたら自分で温めるよう書かれている。
電子レンジへ入れようとしたところで、庭の方から物音が聞こえた。
窓を開けて外を見る。
母さんが物干し竿へ洗濯物を掛けていた。
その足元にはニドラン♀がいる。
「ニド」
「それはこっち。落とさないでよ」
ニドラン♀は口にくわえていた靴下を、母さんの伸ばした手へ渡した。
洗濯籠の中身を運んでいるらしい。
大きな物は無理でも、靴下や薄いタオル程度なら問題ない。母さんが洗濯籠から取り出した物を地面へ落とすと、ニドラン♀が拾い上げて渡していた。
「手伝ってるの?」
窓から声を掛けると、母さんがこちらを見る。
「今起きたの?」
「今日は休むって決めてたから」
「決めたら昼まで寝ていいことにはならないでしょう」
「まだ昼じゃないよ」
「似たような時間よ」
ニドラン♀が洗濯籠へ前脚を掛け、中を覗き込んでいる。
母さんが小さな布巾を取り出し、その前へ差し出した。
「はい、これお願い」
「ニド!」
布巾を受け取ったニドラン♀が、母さんの隣まで運ぶ。
母さんは礼を言いながら受け取り、皺を伸ばして物干し竿へ掛けた。
「随分慣れたね」
「この子、私が何か始めると後ろをついてくるのよ。だったら少しくらい手伝ってもらった方がいいでしょう」
「毒針には気をつけてよ」
「分かってるわよ。触る場所くらい、この子も覚えたみたいだし」
母さんがニドラン♀の額を指先で軽く撫でる。
ニドラン♀は逃げずに目を細めた。
最初は母さんの後ろをついて回っているだけだった。それが今では、洗濯物を運んで褒められている。
「朝ご飯、そこに置いてあるから」
「今から食べる」
「食べたら買い物に行ってきてね。肉の量は昨日のうちに紙へ書いておいたから」
「俺が全部買うの?」
「歓迎会をやるって言ったのは父さんだけど、ポケモンの食べる物が分かるのはあんたでしょう」
「言い出した父さんは?」
「畑を見に行ったわよ。ポッポも一緒」
完全に休むわけではないらしい。
もっとも、農家に曜日通りの休日があるわけでもない。天候と作物の状態次第では、休む予定だった日でも畑へ出る。
今日は最低限の確認だけで戻ってくると聞いていた。
「早く食べなさい。片づかないから」
「はいはい」
「返事は1回」
窓を閉めようとすると、ニドラン♀がこちらへ向かって鳴いた。
「ニド」
「おはよう」
返事をすると、尻尾を小さく動かす。
母さんに呼ばれ、すぐに洗濯籠の方へ戻っていった。
朝食を済ませた後、車で買い物へ出た。
ポリゴンが作った一覧を確認しながら、人間用の肉と野菜、ポケモンたちへ分ける味付け前の肉、果物、飲み物を籠へ入れていく。
全部へ同じ物を食べさせるわけではない。
バタフリーやスピアー、コンパンには果物や普段の餌を中心にする。コイキングとニョロゾにも、別に用意した方がいい。
リングマは普段の食事へ肉を増やす程度で十分だろう。
売り場を一周した頃には、籠がかなり重くなっていた。
「……増えたな」
『ポリ』
「いや、分かってたけどさ。食べる量で実感すると違うな」
ポリゴンがスマートフォンへ口座の残高を表示しようとする。
「それはいい」
『ポリ?』
「金があるからって、毎回高い肉を買う必要はないだろ。普段から食べさせる物なんだから」
残高の表示が引っ込む。
その代わり、少し安い商品の一覧が出てきた。
「そういうのは助かるな」
『ポリ!』
結局、予定より少し多めに買った。
家へ戻ると、玄関の前でオタチが待っていた。車の音を聞いて出てきたらしい。
「ただいま」
「オタ!」
「袋に入るなよ。食べ物だから」
運び出した袋へ鼻先を突っ込もうとするオタチを避けながら、荷物を家へ入れる。
母さんは台所で野菜を切っていた。
その隣では、ニドラン♀が床へ落ちた葉を前脚で集めている。
「まだ手伝ってるの?」
「さっき少し寝てたわよ。起きたらまた来たの」
母さんが切り落とした葉を小さな容器へ入れると、ニドラン♀がそれを鼻先で押して台所の端へ運ぶ。
重い物は持てないため、押して動かすことを覚えたらしい。
「これ、肉。ポケモン用は味付け前で分けてある」
「冷蔵庫へ入れて。夜まで出しっぱなしにしないでよ」
「分かってる」
「リングマの分は?」
「別の袋。あいつは林で食べさせるから」
「それがいいわ。庭まで連れてこられても、こっちが落ち着かないもの」
母さんは作業を止めずに答えた。
ニドラン♀が容器を押し終え、得意そうに母さんを見上げる。
「ありがとう。次は休んでていいわよ」
「ニド」
言われた通り、その場へ腰を下ろす。
母さんの足へ身体を寄せて丸くなる姿は、もう以前からそこにいたように見えた。
買ってきた物を片づけた後は、本当に何もしなかった。
縁側へ座り、冷たい飲み物を片手に未利用地を見る。
水槽ではニョロゾが縁へ両腕を掛け、半分だけ身体を水から出していた。コイキングはその後ろを行ったり来たりしている。
何度往復しても飽きないらしい。
庭の端ではリザードとニョロボンが向かい合っていた。
訓練は休みだと伝えたはずなのに、互いの動きを見ているだけで身体が前へ出そうになっている。
「今日は駄目だからな」
「リザ」
「ニョロ」
「返事はいいんだから」
2匹とも目を逸らした。
戦わない代わりに、力比べでも始めそうな顔をしている。
俺の隣ではオタチが身体を伸ばし、縁側の下を覗いていた。何かを見つけたのか前脚を差し込むが、すぐに影の中からゲンガーの手が伸びてくる。
「オタッ!」
オタチが後ろへ飛び退く。
ゲンガーの笑い声が縁側の下から響いた。
「昨日もやっただろ」
「ゲンゲン」
「怒らせても知らないからな」
オタチはしばらく縁側の下を睨んでいたが、やがて俺の横へ移動し、太腿へ背中を預けた。
眠るつもりらしい。
少しすると、コンパンも日陰から近づいてきた。縁側の下へ入ろうとしたところで、ゲンガーの気配に気づいたのか足を止める。
「今日はそこ、ゲンガーがいるぞ」
「コン」
コンパンは少し考え、縁側の脇へ座った。
バタフリーとスピアーは、風の少ない場所を選んで羽を休めている。
誰も俺へ何かを求めてこない。
ただ近くにいて、それぞれ好きなように過ごしていた。
スマートフォンで動画を流していたはずが、いつの間にか目を閉じていた。
次に起きた時には、オタチが腹の上へ移動していた。
「重い」
「オタ……」
「寝てるのか」
起こすほどではなかったので、そのままにする。
空は高く、雲の流れも遅い。
遠征中は、眠っていても周囲の気配を気にしていた。何が出るか分からない場所では、完全に力を抜くことができない。
ここでは、林にリングマがいる。
水槽ではコイキングが水を揺らし、庭ではリザードたちが退屈そうにしている。家の中では母さんとニドラン♀が動き、畑には父さんとポッポがいる。
何かが起きそうな気配はなかった。
そう思えるだけで、もう1度目を閉じるには十分だった。
昼過ぎに父さんが戻ってきた。
帽子を脱ぎながら縁側へ上がり、その肩からポッポが飛び降りる。ポッポは少し疲れた様子で羽を膨らませた。
「畑はどうだった?」
「問題なし。見ただけだ」
「休みの日まで行かなくてもいいんじゃない?」
「見ないで休む方が落ち着かん」
父さんは冷蔵庫から麦茶を出し、縁側へ座った。
ポッポがその膝へ飛び乗る。
「ポッポも疲れた?」
「ポポ」
「今日は大して飛んでないぞ。俺の肩に乗ってただけだ」
「それでも外にいたら暑いでしょ」
「夕方まで休ませればなんとかなる」
父さんが指先で胸元の羽を撫でると、ポッポは目を細めた。
初めて捕まえた頃は、父さんもどう扱えばいいのか分からず、俺に何度も確認していた。
今では羽の乱れを直し、鳴き方で何を求めているのかある程度分かるようになっている。
「随分慣れたね」
「毎日一緒にいればな」
「最初は肩に乗られるのも落ち着かなかったのに」
「いつの話してんだ」
父さんが俺を見る。
その間にも、手はポッポの背中を撫で続けていた。
「夜、肉焼くんだろ。炭は出したのか?」
「夕方でいいでしょ」
「直前に慌てるぞ」
「父さんも手伝ってよ」
「言い出したのは俺だ、やるに決まってる」
そう言いながら、父さんもすぐには立ち上がらなかった。
縁側へ座ったまま麦茶を飲み、膝の上で休むポッポを眺めている。
休みの日らしい時間だった。
夕方になってから、庭へコンロと椅子を出した。
大げさな準備はしない。
肉と野菜を並べ、ポケモン用の食事を別に用意する。母さんが台所から皿を運び、父さんが炭へ火をつける。
リザードがコンロの前へ来て、尻尾の炎を揺らした。
「リザードにやってもらえば早いんじゃない?」
「火力が分からん。炭どころかコンロまで駄目にされたら困る」
「リザァ」
「信用してないわけじゃない。加減を知らんだけだ」
父さんに言われ、リザードは不満そうに鼻を鳴らした。
ニョロボンはその隣で腕を組んでいる。火を眺めているだけなのに、いつでも勝負を始められそうな姿勢だった。
「今日は戦うなよ」
「ニョロ」
「肉を食べるだけだからな」
「リザ」
返事だけは素直だった。
煙が上がり始めると、ポッポが父さんの肩から離れ、少し離れた物干し竿へ移った。
母さんの足元にはニドラン♀がいる。人の動きが多いため、踏まれないよう母さんの横から離れない。
オタチは焼ける匂いにつられ、俺の足元を何度も行き来していた。
「まだ焼けてない」
「オタ」
「今見ても早くならないぞ」
ゲンガーは俺の影から顔だけを出し、皿の上を覗いている。
ポリゴンはスマートフォンの中で時間を測り、肉を裏返す頃になると音を鳴らした。
「そこまで管理しなくても焦げないって」
『ポリ』
「分かった、返すよ」
肉を裏返す。
夕食を外で食べているだけで、歓迎会らしい挨拶はしなかった。
父さんが肉を焼き、母さんが皿へ分ける。俺が食べられる物を確認して、ポケモンたちへ順番に渡す。
バタフリーとスピアー、コンパンには果物を切った物を用意した。ニョロゾは水槽の縁へ座り、小さく切った食事を受け取る。
コイキングは水面へ浮かび、食べ物が落ちてくるのを口を開けて待っていた。
「コイキングは分かりやすいな」
「コイ!」
落とした餌を一口で飲み込む。
オタチは自分の分を食べ終えると、別の皿へ近づこうとした。
「それはニョロボンの分」
「オタ」
「見ても増えないぞ」
抱き上げて元の場所へ戻す。
リザードとニョロボンは食事中だけは争わなかった。互いの皿を気にしてはいたが、手を出せば俺に止められることが分かっている。
リングマだけは庭へ呼ばなかった。
途中で肉と果物を持ち、林へ向かう。
木々の奥から声を掛けると、すぐには姿を見せない。袋を開いて匂いを漂わせると、枝を踏む音が近づいてきた。
「やっぱり飯なら来るんだな」
「グマ」
林の入り口へ皿を置く。
「一応、お前たちの歓迎会なんだけどさ」
リングマは俺の話を気にせず、肉へ鼻を近づけた。
「庭まで来たいなら連れていくけど」
「グマァ」
リングマはその場へ座り、食べ始める。
これ以上の返事は必要なさそうだった。
「じゃあ、ここで食べてていいよ」
背中を向けても追ってはこない。
林の中で1匹だけ食事をしているが、寂しそうには見えなかった。リングマにとっては、騒がしい庭へ連れていかれるより、こちらの方が落ち着くのだろう。
庭へ戻ると、父さんが俺の皿へ肉を追加した。
「熊は来なかったのか?」
「林で食べるって」
「そっちの方がいい」
「母さんと同じこと言うね」
「庭に座られたら、俺らの食う場所がなくなるだろ」
父さんは笑いながら、次の肉を網へ載せた。
母さんがニドラン♀へ小さく切った野菜を渡す。
「熱くない?」
「ニド」
「ゆっくり食べなさい」
ニドラン♀は母さんの膝の近くへ座り、少しずつ口へ運んでいる。
物干し竿にいたポッポも、煙が落ち着くと父さんの肩へ戻った。父さんが自分の皿から食べられる物を選び、少しずつ与えている。
何かを祝うには、随分と静かな食事だった。
誰かが挨拶をするわけでもない。新しく加わったポケモンたちを前へ並ばせることもない。
それでも皆が同じ場所で食べ、家族がその様子を当たり前のように受け入れている。
それだけで十分、歓迎会らしく思えた。
食事が終わる頃には、辺りは暗くなっていた。
コンロの火を消し、皿や椅子を片づける。
母さんはニドラン♀と一緒に、小さなゴミや落ちた野菜を拾っていた。ニドラン♀が見つけた物を鼻先で示し、母さんが箸で拾って袋へ入れる。
父さんは煙の匂いがついた服を嗅ぎ、顔をしかめた。
「先に風呂入るぞ」
「片づけは?」
「炭は俺が見た。残りは悠真の仕事だろ」
「言い出した人が準備も片づけもするんじゃなかったの?」
「半分はやったからな」
父さんが家へ入る。
肩には当然のようにポッポが乗っていた。
「ポッポも一緒に行くの?」
「煙くさいからな、羽も流してやる」
「湯船に入れるなら、先にちゃんと洗ってよ!」
台所から母さんの声が飛ぶ。
「分かってる!」
返事をしながら、父さんはポッポを連れて脱衣所へ消えていった。
しばらくすると、風呂場から水音が聞こえてくる。
「ポポッ!」
「暴れるな、泡が目に入る」
「ポッポ!」
「羽広げたら流せんだろ」
楽しそうな声だった。
気になって脱衣所の前まで行くと、曇った扉の向こうで人影と小さな影が動いている。
「覗くなよ」
「見てないよ」
「声掛けた時点でそこにいるべ」
「ポッポ、風呂入れるの?」
「洗い場で流した。今は一緒に温まってる」
扉を少し開けて中を見る。
父さんは湯船へ肩まで浸かり、ポッポはその胸元へ乗っていた。身体全部を沈めることはせず、温かい湯へ足だけを入れている。
濡れた羽は普段より細く見えた。
「ポ〜」
「気持ちいいか?」
「ポッポ」
父さんが指先で頭の羽を整える。
ポッポは逃げずに、胸元へ身体を預けていた。
「本当に一緒に入ってるんだ」
「こいつが出ないって言うんだから仕方ないだろ?だろ?」
「父さんが連れて入ったんでしょ」
「細かいこと言うな。冷めるから閉めろ」
言われた通り、扉を閉める。
居間へ戻る途中、母さんとすれ違った。足元にはニドラン♀がいる。
「本当に湯船へ入れてた?」
「足だけ。父さんの胸に乗ってた」
「あの人も随分甘くなったわね」
「母さんも人のこと言えないでしょ」
ニドラン♀が母さんを見上げる。
母さんは一瞬だけ黙り、その頭を軽く撫でた。
「この子は手伝ってくれるもの」
「ポッポも父さんの手伝いしてるよ」
「だから似た者同士なんでしょう」
母さんはそれ以上否定せず、ニドラン♀を連れて台所へ向かった。
片づけを終え、縁側へ出る。
昼間の暖かさは残っていたが、風には少しだけ夜の冷たさが混じっている。
水槽では、ニョロゾが縁へ腕を掛けたまま眠っていた。コイキングも昼間ほど泳ぎ回らず、底近くをゆっくり動いている。
林の方は暗く、リングマの姿までは見えない。
それでも、あの木の根元で横になっているのだろう。
家の中から、風呂を上がった父さんの声が聞こえる。
「悠真、ドライヤー持ってこい!」
「ポッポに使うなら弱くしろよ!」
「分かってる!」
その後ろで、ポッポの鳴き声も響いた。
母さんはニドラン♀を連れ、洗濯物を畳んでいる。オタチはその周囲を歩き回り、畳み終えたタオルの上へ乗ろうとして止められていた。
ゲンガーは俺の影に戻り、ポリゴンはスマートフォンの画面から静かな音楽を流している。
世界へポケモンが現れてから、まだそれほど長い時間が過ぎたわけではない。
それでも、この家ではもう、ポッポが父さんと風呂へ入り、ニドラン♀が母さんの仕事を手伝っている。
変わったはずなのに、不思議と以前より騒がしくなっただけにも思えた。
「今日は、本当に何もしなかったな」
『ポリ』
「買い物して、肉焼いて、片づけただけだ」
大した成果はない。
新しい道具も作っていなければ、ポケモンについて何かを公開したわけでもない。強い相手と戦ったわけでも、遠くへ出かけたわけでもない。
ただ家にいて、家族と食事をした。
それだけの1日だった。
家の中から笑い声が聞こえる。
父さんが濡れたポッポに逃げられ、母さんが床を濡らすなと怒っているらしい。
俺は縁側へ背中を預け、その声を聞きながら目を閉じた。
「まあ、たまにはいいか」
『ポリ』
返事と一緒に、音楽の音量が少しだけ小さくなる。
夜の庭には、水の揺れる音と、林を抜ける風の音だけが残っていた。
ここまでかなり閑話多いけど、こんなんでいい?
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本編進めやがれ
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これでいい
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どうでもいいからはよ