スーパーロボット大戦 Re:Boot   作:戯龍

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仇になる者も居ればまんまと騙された者も居たようです


それぞれの企み

 シャドウ丸とカゲロウの追跡劇はシャドウ丸に軍配が上がった。

友永あずきを人質に取りながらもシャドウ丸の説得により彼は破壊活動を止めた筈だった。

だが、程なくしてまた破壊活動が再開されてしまう。

 

 警察としてもこれ以上は庇い切れないととうとう逮捕状が請求されてしまう。

シャドウ丸が何とかして見せる。と逮捕状が正式に公表される前に一人、出動する。

だが、邂逅したカゲロウの様子は何処か冷たく、シャドウ丸にも容赦なく忍者刀を抜いて来た。

 

 説得も虚しく飛び掛かって来るカゲロウをシャドウ丸は一突きで動力回路を破壊して止めて見せる。

だが、その物言わぬ屍を持ち帰った彼に突き付けられた現実はもっと残酷な物であった。

 

 「なんだって?超AIが偽物だっただと!?」ジェイデッカールームに響き渡るシャドウ丸の声。

「あぁ。戦闘ログ…すなわち彼が脱走した時からの記憶によるとその時既にすり替えられていた事になる」

「そんな馬鹿な・・・」じゃあ、デッカード達が聴いたあの悲惨な彼の声は偽物だったとでも言うのか。

 

 絶句するシャドウ丸に藤堂が告げる。「どうやら君らが聴いたと言う声だけは本物だったようだ」

つまり、あれは予め本人の声を予め記録しておいて、適切なシチュエーションの時に流れる仕組みだったらしい。

「…そんな悪辣な事が出来るのは唯一人しかいない。新庄健その人だ」冴島総監が重々し気に告げる。

 

 いつもならここらで「それ見た事か」と言われそうなものだが、肝心の東福総監の姿は見当たらなかった。

彼は最初にカゲロウの秘密を知った時に「そうか・・・」と言ったきり外出してしまったらしい。

謎が謎を呼ぶこの事件の抱える闇は未だに晴れそうにも無かった。

 

 現在、他に仕掛けられたカラクリが無いかどうか調査する為オーバーホール中だと言うカゲロウ。

一方、警視庁から抜け出した東福総監の後を、一台の無人のパトカーが音も無く付けていった事など、

シャドウ丸を含め、ジェイデッカールーム内に居る誰もが気が付いて居なかった。

 

 

 サタンドリラーに穴だらけにされた事に教授はゴウザウラーの防御力に不安を抱き始めていた。

校舎から変形後は『エルドライト』と呼ばれる超金属に変質している様だが、それでも不安が残る。

そこで教授はクラスメイトの長田秀三の協力の元、一つの方策を実行する事となる。

 

「名付けて、超電磁バリア発生装置。これを使えば敵の攻撃を跳ね返す事が出来ます」

拳一達に効果を模型を使って実証して見せるが、評判は宜しく無い。

そこで歯車王達の地道な機械化作戦によって機械化され放棄された町へと赴き忍び込もうとする。

 

 だが、そこを封鎖していた防衛隊の武田長官に見つかってしまい怒られてしまった。

何とかおだてて実験の協力を取り付けるが、そこに故障したバイクを元にした機械化獣が現れる。

ゴウザウラーも駆け付け、今こそ研究の成果を見せる時だと息巻く教授。

 

 早速装置のスイッチを入れるが、予想に反し、防衛隊の戦車隊がゴウザウラーに貼り付く始末。

「何をやってるのか知らんが好都合だ。巨大改造!」まるで最初期の戦車の如き姿となるバイクレイザー。

横二列となったタイヤから生えたスパイク状のミサイルやヘッドライトビームに余計身動き出来なくなる。

 

 だが、武田長官も負けてはいなかった。ゴウザウラーに貼り付いた状態での反撃を隊に指示。

ビームは兎も角、向かってくるミサイルを次々に撃ち落とし、ゴウザウラーの代わりに砲撃を加え続ける。

しかし、搭載している弾薬が尽きてしまえばそれまでだ。教授も泣く泣くスイッチを解除。

 

 戦闘後、取り外された装置はお蔵入りの運びとなるのだった。




 エルドライトの強度は学校の校舎並みとも聞くのでけっこう脆い方なのかな?校舎モードの際に自己修復は行われてるみたいですけどね・・・
ユ「バリアになる筈が磁力の力になっちゃった件について一言・・・」
ゴウザウラーにハグ技追加せい言うのは無理だと思うの…
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