スーパーロボット大戦 Re:Boot   作:戯龍

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執刀と断罪じゃ役割は違うけど。


その刃の向かう先

 ザウラーズ達は今日も戦い続ける。拳一達が校長先生のお気に入りの大事な額を破き掛けた上、

盗み出してゴウザウラーの指令室の床下に隠していた結果、変形機構がそれを巻き込んで

スケボー事件の時の二の舞になりかけ危うく髭剃りを元にしたシャドーシェイバーに負けそうになったり、

 

 TV局が特撮に使う為にゴウザウラーの出演を求めてやって来た時にはクラスメイトの小島尊子、

通称エリーが張り切り過ぎてNGシーンを連発する中、本物の機械化獣、ゴーストビジョンが現れた結果、

戦闘シーンはちゃっかり利用されたものの、結果として光主エリカが大恥を掻いたりと忙しい日々を送る。

 

 そんな中、拳一達は下校途中で浩美の母、医者の小夜子に出会う。

キャリアウーマンとしての彼女の姿に光主エリカは憧れるが、

お邪魔した浩美の家でドジを連発する彼女の姿にがっかりする。

 

 急性盲腸炎で倒れてしまった拳一を診察した小夜子は直ぐに手術が必要だと判断した。

しかし、廃棄された冷蔵庫を元にした機械化獣アイスクラッシャーが現れそこら中を氷漬けにしてしまう。

困ってしまう彼らだが、呼び出したゴウザウラーに保健室が内蔵されている事を思い出す。

 

 一度呼び出してしまえば大人を中に招き入れる事が出来る事は既に実証済み。

戦闘をこなしながらという条件付きではあったものの、拳一の手術が決行される事となる。

手術に足りない道具をゴウザウラーの校内からかき集め、無事手術と戦闘を終える事が出来たのだった。

 

 

 あれから街を探索しつつ情報を集めてみたんだが、やはり俺じゃ碌な情報が集まら無かったわ。

まぁタキシード着た男が訪ね歩く様な事と言ったらやっぱり『逃げられた』を考えるだろうしな。

同情する様な顔付きで『お嫁さん』の特徴とか聞いてくるのにもそろそろ飽きてきたんだが。

 

 因みにウェンディの奴は銀行だぁ寄る所あるとか言ってたから、

どっかで道草喰ってるか、誰かお節介な奴に女性達の集合場所とやらに

連れていって貰ってる可能性も否めねぇ所ではあると言った所か。

 

 そうこうする内に街の中の一番でっかい建物が地響き立てて動き出した。

ガレキに潰されそうになった俺を助けてくれたのがカルメン99だったのはいいんだけどよ。

「これはオマケね。やっぱアンタの依頼受けて正解だったわ。あのエロ市長の奴…!」

 

 カルメンによるとあの下弦の月みたいな髭を蓄えた市長は集めた女性達連れて一緒に逃げる心算らしい。

「なんか蝶みたいな綺麗な子を連れた『同志』とか言う連中に変な感じで感化されたみたいでね」

この世の終わりが近付いてるから妥協して渡航者の女性達で我慢する事にしたらしいってなんだそりゃ。

 

 「お嫁さん欲しいってんならたった一人だけに絞ればいいのに何考えてんだか」

中央の施設が巨大な『ヨロイ』だってんだから多分最初から逃げる心算だったんだろうが

気に喰わねぇな。大体、お嫁さんを何だと思ってんだ。

 

 しかも『同志』だぁ?要するにあの鉤爪の奴の仲間って事だろうがよ。

特に俺の事を邪魔してるって訳じゃねぇが、気に喰わねぇな。逃げるってんなら自分一人だけで逃げろや。

正直鉤爪の奴が何考えてるのかさっぱりだが、こいつだけは放っておく訳には行かなくなった様だ。

 

 「…情報収集ありがとな。カルメン。もう下がってくれていいぞ。こいつは俺の獲物だ」

「え・・・。あのヴァンが私の名前を憶えてくれたの!?」

カルメンの奴が目を白黒してる内に、俺の『ヨロイ』を呼び出す事にする。

 

 「例え相手が街一つ位のデカブツだろうが関係ねぇ。悪いがお嫁さんの存在を汚す奴だけは絶対に許さねぇ!!」

 

 天空から一本の巨大な刀が、今地上に向けて振り下ろされた。




 ゴウザウラーの話を圧縮し過ぎてる気がしないでもありませんが、ダイジェストだと思えばそれもありかな。とか思ったり。
ユ「圧縮し過ぎは良くないとは思うんじゃが、さらっと流してしまうのは既にやっとる事じゃしな…匙加減が難しい事は判るが」
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