スーパーロボット大戦 Re:Boot   作:戯龍

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あるのに気が付かないて事、ありますよね。


其処に在るからこそ

 春風小には様々な生き物が飼われてる飼育小屋が校庭の隅にある。

グリーンイグアナと言った爬虫類から鶏やら兎まで。

無論、それぞれ別な飼育用の小屋で飼われているので管理は楽な方のだが。

 

 「ったく。俺達だってやりたく無くてやらなかった訳じゃねーっての」

ぶつぶつ銀河が文句を言いつつ担当の兔小屋の朝の掃除を行っている。

「あはは。しょうがないよ。文句なら機械帝国に言って貰いたい所だよね」

 

 苦笑いするしかない北斗だったが、ある意味彼も同罪なので仕方ない。

「にしてもあんな赤毛の女の子、うちのクラスに居たっけ?」

登校するなり頭越しに怒られた二人だったが思い当たる人物が居らず首を傾げる。

 

 その少女の正体は朝のホームルームの時に判明する。

「今日は皆さんに、新しい同級生を紹介します。ほらほら。教室に入ったら自己紹介して」

5年1組の担任、大岩冴子に促される様に教室に入って来たのは今朝会ったばかりの少女だった。

 

「初めまして。アメリカからやって来、エリス・ウィラメットです。皆、宜しくね」

本人的には可愛く笑ってる心算なのだろうが顔が引きつる銀河と北斗であった。

「さて、今日はもう一つ、お知らせがあります。前々から告知してた様に、今日は避難訓練があります」

 

 それは機械帝国ガルファや機械化帝国の侵攻がこの学校付近に及んだ時を想定した特殊訓練の事だった。

訓練の際は、校舎その物が変形し、脆い部分は校舎の隙間に移動したり、

校庭側の窓の部分にはシャッターが降りる。まるで学校そのものが秘密基地の様になるらしい。

 

 実際、北斗達が何度も出撃してる間にも何回も変形防御を行なっていたらしいが

今回は偶然にも北斗と銀河が在校中にその訓練に参加する形にはなったのだ。

「結構大がかりな訓練なんだね。僕達がやつらと戦ってる間にこの学校がこんな仕様になってただんて」

 

 よもやこの校舎そのものがエルドランによって魔改造されてるとは知らない北斗が感心した様に呟く。

「しょうがねぇだろ。あいつら無差別に攻撃して来た時期もあったんだから。それに万が一って事もあるしな」

銀河が配られた注意事項が書かれたパンフレットを流し読みつつ北斗に言う。

 

 もしもガルファが自分達がこの学校に通っていると看破されでもしたらどうなる事か。

データ・ウェポン収集の為なら平気でこの校舎を破壊しに来るだろう事位は余裕で想像出来るだけに、

変形の理由が別の意味を持つ事すら気が付かない二人だった。

 

 

 ドラゴンを退けたアルゼナルの空をマジンガーZカラーのイチナナ式が駆けていく。

本当はドラゴンの死体処理だとかの戦後処理にも参加した方がいいのだろうが、

Dr.ヘルがグレートマジンガーを鉄也毎捕獲しているとなれば余り猶予が無い事位、甲児にも判る。

 

 「だから言ったんだ。せめてアトミック・パンチだけでも『承認』の対象から外せって」

マジンガーZも兵器の部類だが、グレートの場合、最初から兵器登録が為されていた。

故にDr.ヘルが倒れた後は二体に対する規制の対象が再審査される事となったのだ。

 

 もはや戦いに付いていけずズタボロ状態になる事の多くなっていたマジンガーZは兎も角、

敵によって量産される程の実力を持つグレートへの処遇はそれは酷い物だった。

助けられた側が助けた方を嫉妬し冷遇する。よくぞそんな事が出来たものだと甲児だって言いたくなる。

 

 ロボット博物館に寄贈と言う形で2体とも取り上げられた事もあったが、

その後の事件で結局突っ返されて来たのは苦い思い出だ。

今、あの機体はボスだけがその在り処を知っている筈だが何処に隠してあるのやら。

 

 「まってろよ。さやかさん。リサの事も心配だが、今は新・光子力研究所の方が心配だ」




 ゴウザウラーが出撃しようが出撃して無かろうが、変形して堅固になるんなら、それを利用しない手は無いだろうな。という事で事象をクロスオーバー化する事に。
ユ「意外ともう片方にバレんもんなんじゃな(呆」
まぁそんだけ混沌としてるという事で・・・
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