スーパーロボット大戦 Re:Boot   作:戯龍

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虫繋がりかも


受け継がれしもの

 手が足りないのなら。と言う事で超AIの育成が終わってない状態で起動させた

ドリルボーイの頭は極めて残念な状態だった。

「捜査って何?そんな事よりサッカーだよ。サッカーをやろうよ!」

 

 精神年齢が低い事も相まってなのか、呆れるブレイブポリス達を尻目に

胸からサッカーボールを射出するとリフティングまで初めてしまう始末である。

毬にじゃれるネコ宜しくサッカーボールに夢中になり過ぎるその性格が仇となってしまう。

 

 ラボ周辺を一緒になって探していた勇太が不意を突かれる形で攫われてしまったのだ。

怒れるビルドチームに流石のドリルボーイも責任を感じて見つけ出した地底への穴へと飛び込んだ。

一方、攫われた勇太は地底に築かれた昆虫達の王国の王座に通される。

 

 彼を攫った兵士は勇太の持っていたクッキーを王に献上しようと思ったらしいのだ。

言葉こそ通じなかったものの、身振り手振りで王と語ろうとする勇太。

人間の子供よりも小さい背丈ではあるものの、人間よりの姿を持つ彼らの知能は高かった。

 

 どうやら『地底王』と名乗る強大な虫の発する音にに屈したらしい彼らは

その虫に強要される形で地上のラボの職員達を攫っていたらしかった。

駆け付けたビルドボーイは彼らの生態を目の当たりにしてチームの大切さを学ぶ。

 

 だが、地底王とやらの正体は人間の乗った虫に似せた機動兵器だったのだ。

特殊な音波で昆虫人間達を操れる事に気が付いたギガシュタイン博士は

昆虫人間達を使って自らの王国を築こうと企んでいたのだ。

 

 「ちっ。折角『ギャラクシー』の技術を転用出来たと思ったにこれでは元の木阿弥だ」

怪し気な女から提供された技術だったが虫である彼らには実に効果的だった。

超AIの育成技術者ばかりを攫ったのも資金稼ぎの一環だったがやり過ぎてしまったらしい。

 

 苦戦するビルドタイガーだったがドリルボーイが彼らとの合体を2度目で成功させ、

スーパービルドタイガーのタイガービームによって機動兵器を破壊し博士を逮捕した。

自由になった昆虫人達は地上の人類との軋轢を避ける為に人工冬眠に入るとの事だった。

 

 「次に目覚めるのは3万年後、かぁ。今度は地上の皆と仲良くなれればいいね」

一度は辞退されたクッキーを彼らに託し、勇太は未来に想いを馳せるのだった。

 

 

 『7Gのオペレーター…聞こえますか…?7Gのオペレーター…』

TVから流れるイヴの歌が聞こえる度に再び語り掛ける様な彼女からの切ない問いかけが

省吾の耳に聞こえてくる様になった。今更何の用だろうか。

 

 ウォルフガングという老科学者は省吾からの問いかけに対して少々考え込んでいたが、

「恐らくじゃが、お主の駆っておったガーランドの生態認証がまだ生きとるっつう事じゃろう」

本来ならば中川真二が登録される筈だったろうが現実には彼がアレを起動させてしまった。

 

 「軍がガーランドを回収した時点で記録なり消去すりゃそれで済むんじゃないのかよ」

地下の施設で死んだ筈の眠る中川真二のクローン体を見せられた時には愕然としたものだが

軍のちぐはぐな対応に省吾も困惑するしかない。

 

 「フン。連中にはそんな権限は無いのじゃよ。所詮バハムートの操り人形に過ぎんのだからな」

幾ら政府を牛耳ろうが肝心のバハムートへのアクセス権まで彼らは手に入れられた訳ではない。

それが出来る端末は今やアクセスしたままの状態のガーランドのみという状況に陥ってしまったのだ。

 

 要するに都庁を襲った時に省吾を叩きのめしてしまった事が今度は彼らの首を絞める結果となったのだ。

「結局、自由に出来たはイヴの興行だけって事か。つまり、これは俺を呼び出す為の罠って訳だな」

と何とも言えない顔で省吾がTV画面の中で歌い続けるイヴを見やるのだった。




 何気にギャラクシーを絡めてありますが、彼らもギガシュタイン博士を実験台代わりにする事でバジュラとの繋がりを探ってた可能性もあったかも知れませんねぇ…
ユ「もしや、GGGの設定まで繋がっとらんじゃろうな…それ」
あ、それいいかも
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