スーパーロボット大戦 Re:Boot   作:戯龍

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 ヤシマ作戦が始まるみたいです。


成り代わりを望む者達

 ネルフ本部で作戦の概要がシンジと綾波に対して説明された。

ライフルとして改修された大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲だが、

弾丸の代わりに一抱えもありそうな真空管を1射に付き一本消費する仕様となった。

 

 急造であるが故の仕様ではあるが日本全土分の電力を使う以上、

むしろその程度の回路の交換で済むのであれば安い方ではあろう。

「予備も含めると最大五射か六射が限界だから、後は逃げて」

 

 むしろ逃げたら総てがおじゃんの様な気がするのだけど、

どうやらミサトさんの認識は違う様な気がする。

最も電源を喪失したエヴァの最大稼働時間は良く判っていない。

 

 「戦闘行動さえしなければ結構長持ちする筈よ」とはリツコさんの談だが、

ニュアンス的には何故か負ける事が前提になってる様な気さえしてくる。

「大丈夫。貴男(あなた)は私が守るから」

 

 綾波が慰めるかの様にフォローしてくれるのはいいんだけど、

綾波の表情自体はスン。とした感じのまま。

眼鏡の取り合いをした時に押し倒してしまった事をまだ怒ってるのかも。 

 

 スペースプレーンの底面に目の部分のみ穴を開けただけの大盾を持った

黄色いエヴァがその身を屈めつつ、這いつくばった初号機の隣で配置に付く。

一応ステルス用の塗料も塗ってあるそうだがもったとしても2射程度が限界だそう。

 

 エヴァ達の背後には九本の急造の移動式の櫓の様な物が立っている。

電力と一言に言ってもその根源は多種多様だ。それをその櫓で変換し、

高速通信にも使うマイクロウェーブ波として陽電子砲に注ぎ込む。

 

 機械帝国ガルファとやらに攻撃されそうな気もしないでもないけれど、

やつらが狙うのはエネルギーの一瞬の輝きではないらしいので気にしなくていいとの事。

使い切った真空管も機械化帝国対策で直ぐに回収されて分解されてしまう。

 

 問題があるとすれば界震によるヘテロダインの発生位ではあるものの、

防衛軍が自信を持って投入する「コクボウガー」が警戒に当たってくれるらしい。

「頼もしいのは何よりだけど、対抗してこっちでもロボットを新たに造るみたいなのよね」

 

 リツコさんがやれやれと頭を振ってたけど、それの何が問題なのだろうか。

 

 

 赤木達が毒島の記者会見の場に乱入し、彼の挑発に乗った結果、

ダイ・ガードとコクボウガーの模擬戦と言う名の直接対決の場が設けられる事に。

だがそれこそが毒島発案によるダイ・ガードチームに対する巧妙な罠だったのだ。

 

 確かにダイ・ガードが活躍する事で、外部装甲の内容は刷新され強固になったろう。

だが、その内実は防衛軍から払い下げられた時とそう変わらない、

外見だけの張り子の虎状態のままに近かった。 

 

だが、それに対し、コクボウガーは防衛軍の意地と見栄とある意味潤沢な資金によって

内部の機器は最新の機器に刷新された上で艦装を施された、事実上の『兵器』である。

そんな両者が模擬戦と言う名を借りた『実戦』でぶつかつ合うのだ。

 

 わざわざ右腕を21世紀保証から取り上げたノットバスターに換装した、

視覚効果での嫌がらせから始まって、搭乗させるパイロットも格闘戦経験者を厳選。

明らかに最初からダイ・ガードを潰しに来ていた。

 

 ノットバスターの杭打ち機構こそ使われなかったとはいえ、

機体性能の差と遠慮の無いマーシャルアーツの連続技でダイ・ガードの乗員保護機構は沈黙。

レッドアラートが機内に鳴り響く中、何とか戦おうとする赤木だったがもはや限界だった。

 

 オマケにトドメとばかりにメイン・コックピット付近を踏まれてしまった事で、

赤木は意識不明の重体となってしまう。流石に殺人は不味いと模擬戦は止められたものの、

周囲の目は毒島に対して冷ややかなモノになっていく事に。




 毒島の悪い所が出ました。やり過ぎ良くない。一方エヴァ側でも対抗馬の話が出て来た様で…
ユ「やられる側も大変じゃわな。この世界…」
似た様な事例が発生するせいでオマエモカ。が多発するという正に群雄割拠の時代に(白目
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