スーパーロボット大戦 Re:Boot   作:戯龍

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力が欲しいか? はい/いいえ



心の闇を求める者

 その邪神の名は『インティ』というらしい。

南米の遺跡から発掘され、七曲町で開催される事になった展示博覧会に

その無骨な石像はあった。その脇には空っぽになった展示箱が遺されている。

 

 「この石像が『体の像』で、今回消えちゃったのが『心の像』て奴ね』

巷で人々に取り付いて騒動を起こさせているのは、

その『心の像』の額にある遮光器の様な道具に瓜二つなのだと言う。

 

 ジャーナリストの君塚綾子が自ら調べ上げた情報を

ブレイブポリス達に提供しにやって来たのだ。

「それは判ったが、何故我々に?ミスルギ皇国や専門家に任せるべきでは?」

 

 紫狼形態のシャドウ丸が不思議がるが、君塚綾子が苦笑する。

「私なんかじゃ門前払いよ。それにこの件は何かきな臭くてね」

今の所、被害が出ているのがこの界隈だけというのも問題だと言う。

 

 「知っての通り、ミスルギ皇国は『マナ』至上主義でしょ?そんな連中が

この『インティ』の能力を見過ごす訳無いと思うのよね」

あえてワザと放置されてる可能性もあるのだと綾子は警告する。

 

 「変質こそしないけど、あの『ゾンダー』とやらのやってる事とほぼ同じ…

それこそバイオネットみたいな連中が裏で関わってる可能性すらあるのよね。

下手に突っついて藪から蛇を出したくないみたいね」とため息を付く。

 

 「…一種の思考実験という所か。貴女が我々の所にこの件を持ち込んだのは

我々が『人間』では無いからか?」とマクレーンが綾子を見やる。

相手が人間を対象とするならロボット警官に頼ろうという気持ちは判らないでもない。

 

 「違うわ。厄介な事に、コレの対象は人間だけじゃないみたいだからよ」

綾子が取り出した写真には土器の様なゴーグルを付けた作業用ロボが暴れる様子が写っていた。

 「まさか、俺達も対象だって言うのか」ダンプソンが事態の深刻さに息を飲んだ。

 

 

 ボスボロットと重戦車Z改の前に引き返さざるを得なかった

ブロッケン伯爵達だったがコケにされたのが気に障ったのか、

今度は機械獣達を繰り出して来た。

 

 「なんだ。過去に俺様達が戦った奴ばっかりじゃねぇかだわさ」

それこそ再生怪人並みに対処が判り切ってる相手にボスも苦笑する。

だが、ブロッケン伯爵はそんな彼らを嘲笑うかの様に言い放った。

 

 「ふっふっふ。その油断こそが命取りになるのだと思い知るがいい。

我等はあのグレートでさえ打ち倒したのだ。そんなガラクタなんぞ屁でもない」

自信満々なブロッケン伯爵だったが、その理由は程なく判明する。

 

 「ボス、こいつら見てくれは前と一緒だけど前と明らかに違うよぅ!」

ムチャ達がボロットの中で機器の操作を続けながら悲鳴を上げる。

ボスも冷や汗をかきながらボロットを操り、相手の攻撃を避けまくる。

 

 「ふははは。怖かろう。Dr.ヘル様によってこやつらは生まれ変わったのだ!」

「なーにが生まれ変わっただわさ。他の連中は騙せても俺の目は節穴じゃないだわさ!

こいつら、外見は機械獣のまんまだけど中身は戦闘獣だわよん!」

 

 「フン。違うな。こやつらは戦闘機械獣だ。中身だけアップデートした訳では無い!」

ブロッケン伯爵が胸を張るが、要はいい所どりをしたと言う事なのだろう。

「まさか、ミケーネ兵達をCPU代わりに使ってるとか言う訳ではなかろうな」

 

 せわし博士が重戦車Z改の中で冷や汗をかく。もしもそうだとするのであれば…

『いかんっ!ボス、こやつら唯の量産型では無い。後続が直ぐに来るぞっ!!』

戦闘獣の最大の弱点は頭脳たるミケーネ人の数の少なさだったがそれが無いとすれば…

 

「ほう。流石にDr.ヘル様の作戦の偉大さに気付く者が居たか。だがもう遅いわっ!!」

グレートマジンガーを襲った圧倒的な物量が彼らに襲い掛かる。




 と言う訳でクロスしたのはジェイデッカーのインティ回でした。何でもかんでも暴れ出すんならそら凶悪な結果になるわな・・・
ユ「文明を一度まっさらにするにはそれを構成する人員を使うのが手っ取り早いという事なのかもしれんが、ある意味ゾンダーメタルよか凶悪じゃな」
でも確実に紫の星の技術形態に近いシロモノですよねコレ・・・
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