艦娘たちがTRPGを遊んでみる   作:萩原 優

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村づくりとか開拓系のシナリオって、独自の楽しさがありますよね。


秋月姉妹、ゴブリンをスレイヤーする

提督(以下GM):さて、諸君は見事ゴブリンが巣食う洞窟を攻略し、村に凱旋する。結構苦しい戦いだったな。それでも的確な判断が多かった。さすがは艦娘だな。

 

秋月:それより、無事みんな帰って来られてよかったです!

 

GM「冒険者の皆さん、ありがとうございます。これで村は救われました」と村長はお礼を言います。ゴブリンに畑を荒らされた人も、村の復興を誓い、力を尽くすつもりのようです。親を失った兄弟も「前よりでっかい畑を作るんだ!」と話しています。彼らを見る限り、村の未来は明るいでしょう。

 

照月:良かった! 頑張った甲斐があったね。

 

初月:そうだね。これでやっと平和になる。

 

GM:さて、皆はホームタウンに帰還して、報酬を受け取ることになる。まず……。

 

秋月:待ってください! これでは解決しません!

 

初月:どういうことだい姉さん?

 

涼月:そうですね。畑を失うと言うのは大変なことです。無事収穫を迎えるまで、厳しい日々は終わらないでしょう。

 

GM:そうだな。だが大丈夫。彼らには……。

 

秋月:そうです! これ私から寸志と言うことで。お財布を村長さんに渡します。

 

GM:おいおい、そんなことしたら、今回の収支がマイナスになるぞ?(笑)

 

秋月:構いません。この村の人たちに、出来ることをしてあげたいんです。

 

GM:いや、あの。

 

冬月:姉さんの言うとおりだ。私の資金も使ってくれ。

 

初月:そうだね。僕のも。

 

照月:私のも!

 

GM:お前ら落ち着け、これはゲームであってな……。これはその報酬で。

 

初月:でもそれは村のお金だから、僕はいらないよ

 

秋月:そうです! ゲームでも、守ってあげたいんです!

 

照月:それなら装備もあげちゃいましょうよ!

 

秋月:いい考えです照月!

 

涼月:ではお冬さん、私達も。

 

冬月:そうだな。鋳つぶして鍬にすれば、畑仕事も捗るだろう。

 

GM:ってか君らはこれから、その装備で魔王軍の拠点へ行かないといけないんだが。

 

照月:お願いします! ていと……GM!

 

冬月:私からも頼む!

 

GM:(がっくりうなだれてシナリオを伏せる)「皆様、よければこの村にとどまって一緒に畑を育ててくれませんかな」と村長が言う。

 

涼月:はい、喜んで!

 

冬月:ありがとう村長!

 

GM:次回シナリオから、内政モノに路線変更と言うことで。

 

照月:楽しそう!

 

涼月:私、頑張って土を改良しますね!

 

秋月:提督、お願いを聞いてくださってありがとうございます!

 

GM:まあ、喜んでくれて良かったわ(キャンペーンの構想全部やり直しだがな(´・ω・`))

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