※本文中ですでに説明している設定についてはなるべく繰り返さず、原作との差異、元ネタ、作中では説明しきれなかった部分を中心にまとめています。
※今後の展開に関わる部分については、意図的に伏せている箇所があります。
第31刻「少し遅れて」
・ミライとバイク
ミライがバイクの教習を始めた作中でのきっかけは、聖剣編で実際にバイクへ乗ったこと。
作者側の理由はもっと単純で、
「仮面ライダーとのクロスオーバーを書くなら、オリジナル主人公にもバイクに乗ってほしかった」
からです。
第32刻「時間の波をつかまえて」
・モモタロスとミライ
ミライから本音を引き出すモモタロスは、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』などを経た後の彼をイメージしています。
特に、
「俺たちもお前を忘れるかよ、良太郎」
と言えるようになったモモタロスなら、自分の気持ちを抱え込んでいる相手にどう接するだろうか、というところから書いた場面です。
口や態度は相変わらず荒っぽいけれど、必要な時には相手の本音へ踏み込んでくる、というイメージ。
第34刻「古き悪魔たち」
・冥界の風紀委員会
本作の冥界に存在する「風紀委員会」は、キヴォトスの風紀委員会を誰かが意図的に再現した組織ではありません。
初代バアルであるゼクラムが《神話外装》の影響によってヒナへ近づいていく中で、自然と治安維持や人助けを始め、その周囲へ少しずつ人が集まった結果、現在の組織へ発展しています。
アコ、イオリ、チナツについても、それぞれ別の経緯を通じてそこへ辿り着き、結果として再び四人が揃うことになりました。
・ミライのヘイロー
ヒナたちのヘイローと、ミライのヘイローにはいくつか違いがあります。
特に大きいのが、ヒナたちのヘイローは基本的に常時存在しているのに対し、ミライは自分の意思で出したり消したりできること。
そのため、
「ミライもヒナたちと同じ《神話外装》だからヘイローを持っている」
とは単純に説明できないようになっています。
第35刻「今日だけ便利屋」
・便利屋68とソロモン72柱
本作の便利屋68の四人は、ソロモン72柱における四柱の首魁へ対応させています。
陸八魔アル……ベリアル
浅黄ムツキ……アスモデウス
鬼方カヨコ……ベレト
伊草ハルカ……ガープ
中でも分かりやすいのがアル。
便利屋68 → 序列68位のベリアル
という、そのままの対応になっています。
・アルについて
便利屋として仕事をしている一方で、アルは時折、探偵のようなこともしています。
単なる気まぐれというわけではなく、どうやら以前から個人的に追っている「ある事件」があるようで……。
第36刻「見習いメイド、始めました」
第38刻「女王の指南」
・見習いメイドのミライ
ミライのメイド服は、『ブルーアーカイブ』の天童アリス(メイド)が元ネタです。
ただしアリスの「メイド勇者」に対して、ミライは、
「見習いメイドにジョブチェンジ」
という扱い。
また、モップを近接武器として振り回す戦い方については、『Fate/Grand Order』のアルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕(水着)を参考にしています。
衣装と戦い方で元ネタは別です。
第41刻「夏の名残り」
・スターゲイザー
ミライの愛車《スターゲイザー》のモデルは、
Honda CBR1000RR
を想定しています。
『仮面ライダーカブト』や『仮面ライダーW』のライダーマシンとも縁のある車種なので採用しました。
体育館裏のホーリー編
第43刻「元聖女と悪魔」
・サイラオーグ・バアルの原作との差異
本作でも、バアル家には《滅びの力》を重視する価値観そのものは残っています。
そのため、《滅びの力》を受け継がなかったサイラオーグや、その母であるミスラに対して否定的な目を向ける者がまったくいないわけではありません。
ただし、初代バアルであるゼクラムが《神話外装》の影響によってヒナへと変化したことで、当主側の考え方が原作とは大きく変わっています。
その結果、原作のようにミスラが迫害され、サイラオーグとともに辺境へ追いやられるところまでは至っていません。
第44刻「いつもの一日、その裏で」
・天童時計店
天童時計店は、駒王町に昔からある小さな時計店。
初代店主は天童源一郎――通称「源さん」。
現在はミライが二代目店主を務めています。
源さんとミライに血縁関係はありません。幼い頃に彷徨っていたミライを源さんが引き取り、「天童ミライ」という名前を与え、育てました。
そのためミライにとって時計店は、単なる仕事場ではなく、
家であり、源さんとの思い出そのものでもある場所です。
・時計を売る修理店
天童時計店は時計の販売も行っていますが、店の中心は修理と整備です。
日常的な電池・バンド交換から、機械式時計のオーバーホール、古い腕時計や懐中時計、掛時計などの修復まで扱っています。
特に得意なのが、
メーカーで部品供給が終わった古時計や、一般の店では修理が難しい時計。
古い部品やジャンク品から使えるものを探し、修復・調整して使用することもあります。
中古品やアンティーク、ヴィンテージ時計なども扱っており、注文販売にも対応。
源さんの代から続く材料商や時計店との付き合いも残っているため、昔からの関係者にはミライも、
「源さんとこの子」
「源さんとこの二代目」
として知られています。
・ミライになって増えたこと
基本的な店の形は源さんから受け継いでいますが、ミライ自身はそこへ、
時計のパーツを組み合わせて一から組む
実用時計の外装やバンドなどをカスタムする
趣味としてジャンク時計を探して修復する
といったことも加えています。
源さんが「直せるから直す」タイプだったとすれば、ミライは「直すこと自体が好き」なタイプです。
・時計以外もたまに直す
正式な業務ではありませんが、源さんの頃から町の人がラジオ、扇風機、玩具、小型家電などを持ち込むこともありました。
源さんなら、
「うちは時計屋なんだけどなぁ」
ミライなら、
「……うちは時計店なんですが」
と言いながら、直せそうなら見る。
そんな町の時計店です。
第45刻「仕組まれたゲーム」
・オーディンから見たミライ
初対面の時点で、オーディンはミライの内側にある「何か」の異常性へ気づいています。
悪魔、天使、堕天使、あるいは神といった、彼が知る神秘存在とは性質が異なり、非常に禍々しい。
しかも、 いつ外へ溢れ出してもおかしくないように見える。
神としての立場だけを考えれば警戒すべき存在ですが、目の前にいるミライ本人の雰囲気と、その内側に感じるものがあまりにも噛み合わないため、その場で敵とは判断していません。
この時点では、オーディンにも正体までは分かっていません。
第46刻「亜種好きの元魔王」
・初代アスモデウスと旧魔王派
原作から大きく改変している部分です。
本作では浅黄ムツキ本人が初代魔王アスモデウス。
そのため、旧魔王派が掲げる、
「初代魔王の正統性を取り戻す」
という主張を、その初代本人が否定することになります。
ムツキ自身には魔王へ戻る意思も、領地や軍勢を取り戻す意思もありません。
現在の四大魔王を現在の冥界を治める魔王として認めています。
旧魔王派からすれば、自分たちが正統性の根拠としている本人から、
「頼んでないよ?」
と言われる構図です。
・クルゼレイの処刑
ムツキ自身がクルゼレイを倒すことはできますが、最後の処刑を担当するのは現アスモデウスであるファルビウム。
クルゼレイの罪は、過去の初代魔王へ対するものではなく、
「現在の冥界で起こした反逆 」
だからです。
初代が現在の魔王を認め、現在の魔王が現在の冥界に対して責任を負う、という形になっています。
第48刻「聖女を堕とす悪魔」
・裕斗とファイズアクセル
裕斗がファイズアクセルを使用できたのは、ミライから無意識に漏れ出している《オーマ》の力による影響の一つです。
以前ファイズへ変身した頃より裕斗自身も成長していたため、最初の使用では特に大きな問題は起きていません。
第52刻「最初の綻び」
・裕斗とゼノヴィアの「スイッチ」
二人が交互に前衛を入れ替えながら攻撃を繋ぐ戦法は、『ソードアート・オンライン プログレッシブ』の**「スイッチ」**を参考にしています。
裕斗の速度とゼノヴィアの火力を繋げるための連携です。
第54刻「不毀の極聖」
・副題について
「不毀の極聖」は、『Fate/Grand Order』におけるローランの宝具、
「不毀の極聖(デュランダル)」
第55刻「紅を背にして」
・ミライのヘイロー
一誠の攻撃を受けた後、ミライのヘイローは一部が欠け、その後完全に消失しています。
この時ミライがどういう状態にあったのかについては、現時点では明言しません。
単なる気絶だったのか、それ以上の状態だったのかも含め、意図的に曖昧にしています。
第56刻「疾走の果て」
・裕斗、二度目のファイズアクセル
二度目のファイズアクセルも、48刻と同じくミライから漏れ出している《オーマ》の力によって成立しています。
途中で強制解除されたのは、ファイズアクセルそのものの反動ではありません。
この時ミライが戦闘不能となったことで、《オーマ》による干渉が維持できなくなったためです。
逆に言えば、あの時ミライが意識を保っていれば、あのタイミングで強制解除されることはありませんでした。
第58刻「最低最悪の魔王」
・ミライの姿について
この時のミライは、《オーマジオウ》そのものの外見へ完全に変身したわけではありません。
イメージとして一番近いのは、いわゆる「ライダー少女」。
ミライ本人の顔や髪、小柄な体格を残したまま、《オーマジオウ》の黒・金・赤銅色を基調とした意匠が、鎧や礼装のような戦装束として現れています。
ヴァーリがその姿を見て「戦士」ではなく「王」を連想しているのも、そのためです。
・一誠を止めた最後の一撃
一誠の胸へ打ち込んだ拳に使用しているのは、
『仮面ライダークウガ』の封印エネルギー。
拳によって刻まれた力が《覇龍》を封じ込み、最終的に強制解除へ持っていっています。
・Q.なぜヴァーリが先に到着し、アーシアを連れたアーサーたちは遅れてきたのか?
A.ミライから漏れ始めていた《オーマ》の力によって、因果そのものに変化が起きたためです。
本作では本来、シャルバの攻撃を受けたアーシアは「次元の狭間へ飛ばされた」のではありません。
しかし、その結果をミライが受け入れられなかったことで、本人にも自覚のないまま《オーマ》の力が作用。
結果として、
「アーシアは次元の狭間へ飛ばされ、アーサーたちの前へ現れた」
という形へ現実が変化しています。
その影響によって本来の流れにもズレが生じ、ヴァーリは先に戦場へ到着し、アーシアを発見したアーサーたちは逆に到着が遅れることになりました。
この出来事そのものが、ミライが《オーマ》へさらに近づいていく一因にもなっています。
・解除時に起きたこと
アーシアの姿を認識したことで、ミライの《オーマジオウ》状態は解除されます。
その際、身体から大量に放出された力の余波によって、リアスたちや一誠が戦闘で負った肉体的な傷もほぼ消えています。
ただし、これはミライが意識的に使用した治癒能力ではありません。
また、一誠が《覇龍》によって失った寿命や生命力まで元通りになったわけでもありません。
・一誠を止めた後のミライについて
一誠の《覇龍》を解除したあと、ミライは倒れているリアスたちへ手を向けようとしています。
この時、ミライが何をしようとしていたのかについては、まだ伏せます。
攻撃だったのか、助けようとしたのか、それともまったく別の何かだったのか。
ここは今後のミライ自身に関わる部分です。
・リアスたちを包んだ光について
《オーマジオウ》状態が解除された際、ミライから溢れた光は、リアスたちの肉体的な傷を消しただけではありません。
その影響の一つとして、木場裕斗の身体には《オルフェノクの記号》が埋め込まれています。
以前まで裕斗がファイズの力を使えていたのは、ミライから漏れ出した《オーマ》の力による一時的な干渉でした。
しかし、この光を受けたことで裕斗自身にもファイズの力と繋がるための要素が残ることになります。
そして、あの光の影響を受けたのは裕斗だけではないようで……。
・『ハザードは止まらない』
この一連の状況を仮面ライダー作品で例えるなら、『仮面ライダービルド』第21話「ハザードは止まらない」をかなり意識しています。
立ち位置としては、
暴走した一誠=クローズチャージ
それを止めようとする仲間たち=スパークリング
《オーマ》の力=ハザードトリガー
というイメージです。
仲間たちは総出で一誠を止めようとしますが、一人ずつ戦線から脱落していき、ついにはミライ自身も一度倒されるところまで追い込まれます。
そして、一誠をこのまま放置すれば仲間たちがさらに危険な目に遭うと分かったことで、ミライはそれまで自分でも危険視していた《オーマ》の力へ手を伸ばしてしまう。
つまり、
「危険だと分かっている力だけれど、今これを使わなければ仲間を守れない」
という選択そのものが、ハザードトリガーを使う場面に近いです。
第59刻「翳り(かげり)」
・ミライへの事情聴取
事件後のミライへの事情聴取は、主にアザゼルが担当しています。
ただし、この時のアザゼルは、
堕天使の元総督として危険人物を取り調べている
というより、
オカルト研究部の顧問として、身近な大人の立場からミライに接している
方が近いです。
研究者としても元総督としても聞きたいことは山ほどあります。
それでも、ミライが答えられないことについて無理に問い詰めることはせず、
「話せそうか?」
と確認し、無理そうならそれ以上は追及していません。
ミライ本人も、あの時のことを忘れているわけではありません。
ただし、《オーマジオウ》の力や、あの時自分に何が起きていたのかについて、まだまともに言葉にできない状態です。
・アザゼルの見立て
神器研究者でもあるアザゼルは、《オーマジオウ》についていくつかの仮説を立てています。
その内容の一部は、堅苦しい説明ではなく、事情聴取中の何気ない雑談の中でもミライへ伝えられています。
そして、その話が59刻でミライが自分自身について考え込んでいる理由の一つにもなっています。
具体的にどのような結論へ近づいているのかについては、まだ伏せておきます。
・「……いいえ。そのまま来ました」
冥界から戻ることを許されたミライは、一度天童時計店へ帰ることなく、そのまま体育祭へ来ています。
何日も店を空けていたにもかかわらず、なぜ帰らなかったのか。
この理由についても、59刻の時点ではミライ自身から語られることはありません。
ただの移動上の都合ではありません。
・「転生」について
ミライはこれまで、自分がこの世界では知るはずのない知識を持っていることから、
「自分は別世界から転生してきたのだろう」
と考えていました。
しかし、ミライには前世の名前も、顔も、家族も、自分が死んだ時の記憶もありません。
つまり、
「転生した記憶があるから転生者だと思っていた」
わけではありません。
そこへ、人間だった頃の記憶も、自分が一度死んだことも覚えている一誠から「転生」という言葉を聞いたことで、
「何も覚えていなかったら、どうやって自分が転生したって分かるんでしょうね」
という疑問が初めて具体的な形を持っています。
ただし、
ミライが本当に転生者なのか。
知るはずのない知識がどこから来たのか。
そもそも天童ミライとは何なのか。
その答えについては、まだ秘密です。
・「あれは、私が決めたことです」
一誠は、自分が暴走しなければミライも危険な力を使わずに済んだ、と考えています。
しかしミライは、
「それは違います」
「あれは、私が決めたことです」
と答えています。
この言葉が具体的にどこまでを指しているのかについても、現時点では詳しく説明しません。
ただ、59刻のミライが普段とは少し違って見えることとは、無関係ではありません。
ブルアカで一番好きなメインストーリーは? 2026/9/4現在、公開されている範囲でお答えください。
-
Vol.1 対策委員会編 1&2章
-
Vol.1 対策委員会編 3章
-
Vol.2 時計じかけの花のパヴァーヌ編
-
Vol.3 エデン条約編 1&2章
-
Vol.3 エデン条約編 3&4章
-
Vol.4 カルバノグの兎編
-
Final. あまねく奇跡の始発点 1&2章
-
Final. あまねく奇跡の始発点 3&4章
-
Vol.5 百花繚乱編
-
Vol.6 過ぎ去りし刻のオラトリオ編
-
Vol.EX デカグラマトン編
-
第2部 Vol.EX ロア追跡編
-
第2部 Vol.1 炎と影編
-
第2部 Vol.2 オデュッセイア編
-
メインストーリーをほとんど知らない
-
ブルアカ未プレイ