どうも、半人半妖です   作:覚め

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タイトルは回収する気が?
ええ!?ない!?


異変だぁぁぁぁぁぁ

「博麗神社でドンパチやってるね」

 

「あ、萃香の言っていたアレか。鬼は嘘を嫌うと聞いてはいたが、事実だったとは」

 

「ところで妹紅は?」

 

「神社のドンパチだ」

 

「しっかり巻き込まれてるじゃん」

 

「ん、確かに」

 

そう言ってさてどうしてやろうか?という考えを巡らせた慧音を横目に、実は俺も招かれていたことを思い出す。雰囲気としては、妹紅が自主的に博麗神社でお守り買いに行くとかそんな感じだったが…それが今は神社で宴会に参加しているのか。あいつなにやってんだ?早く買ってこいよ。まあ宴会が開かれたら基本お守りなんて売らないらしいから妥当か。そんな記憶を振り払い、じゃあ今日どうするかと慧音に聞いてみた。何もしなくて良いとのことだった。本当に用事がないらしい。そんなことがあるのな。

 

「とは言ってもなぁ」

 

「まあ、多分だが里の外に居を構える奴らのほとんどは宴会だろうな。」

 

「となれば、十六夜も来ないか」

 

「何故十六夜?」

 

「西洋の話は面白いからな!」

 

「あれの大半は出鱈目だと思うが…」

 

まあ確かに…紅茶を淹れるのに必要なカップは六個とか、服は川で洗濯できないため幻想郷では一つの服がくたびれるまでずっと着てるとか、吸血鬼はわがままだからメイドは振り回されてフリルが回るとか。うーん、信じ難い。一番信じられたのは、門番は東洋人だから文化が合わずに外に追い出されて門番となったって話だな。文化の違いというよりも生活の違いはかなり来るものがあるからな。俺も慧音の生活に合わせられずてんやわんやしてたし。ストレスすんごいの、これ。

 

「平、今日は一日中暇なんだから適当に過ごせ」

 

「慧音が作業してなかったら俺もそうしたんだけどなぁ」

 

「最近は宗教に興味を出した里の人間がいてな…里の歴史に宗教があったか見ているんだ」

 

「なんだかまたよくわからんことやってんな」

 

「平には向かないからな。…そうだ、暇つぶしに…これ。妹紅が見つけてきた外の世界の物だ。」

 

「なんだこの球体」

 

とある情報筋からは、なんと我々が足を付けている大地を表した物らしい。地球儀?とか言うんだとか。大地がどんな形をしているのかなんて考えた覚えもないが、成る程こんな球体なのか。うーん…うん?俺たちがいるのはどこなんだ?海はこの青い部分だろ?…どこにあるんだ?慧音も知らないらしい。ふむ、なら俺も知らんな…せめて、似たような形を知っていると良いんだけど。生憎ここには海がない。山はあるけど書かれてない。なので特定は不可能だな。

 

「くるくる〜」

 

「なんだか子供みたいだな」

 

「良いだろ別にぃ」

 

「ふふっ。平、寺子屋に来た子供たちも同じことをしていたぞ」

 

「慧音もやるか?」

 

「や、私は仕事があるから」

 

「とはいえ、暇を潰すなら地図が良いな。一切わからん。」

 

そう言って地図を眺める。こう見ると幻想郷って広いな、とも思う。境界線がはっきりとしないし、誰が描いたのかもわからない地図。いつの地図なのかもわからないため、おそらく現在とは少しの違いは出ているだろう。その上でよく見ると紅魔館のところに後付けで印が付けられていた。妹紅がやった調査は無駄ではなかったのか。あまりにも嫌な思い出なので考えたくないんだが…ま、しゃーなしってやつだな。ただ、こんなに霧の湖と近かったのか。そりゃ適当に歩いてても着くよなぁ…

 

「そうだ、今日の夕飯は野菜炒めで良いか?」

 

「ま、妹紅が肉を持って来ないしな。良いよ」

 

「作るのは私なんだがな?」

 

「慧音には感謝してる。」

 

「そうか、それなら良い」

 

「…」

 

こいつ、こんなこと言ってはいるが俺がここを出て行こうとするとすんごい力で停めてくるんだ。これはなんて天邪鬼?とにかく考えを整えて反論を抑える。そう、感謝してるから。ただ、ちょっと鬱陶しく思ったり面倒臭く感じたりはする。でもそれは人間なら普通だと思う。本当に。まあそこを突かれたことはないので、隠せてるか慧音も多少の自覚があるのか、どちらかだろう。そうじゃなかったらまあ分からん。俺を抑えたことを覚えてて、それゆえに強く出ないのか…

 

「そうだ慧音、新聞紙をそろそろ燃やしたいんだが」

 

「んー…まあ、梅雨も過ぎたしなぁ。次に雨が降ってからで良いと思うけど」

 

「肥料にして配りたいんだが」

 

「それもまだ良いんじゃないかな…うん…」

 

「恩を売り続けないと、廃棄がもらえないからなぁ」

 

「ぅ…」

 

「最近、俺たちの食糧庫も少ないはずなんだがなぁ」

 

「燃やしたいならそう言ってくれ…」

 

こうして燃やすことが決まった。燃やすぞ〜!いらない新聞紙を集め、適当に枯れ木を集める。あとなんか、枯葉とか。延焼しないように距離もとって、マッチを擦る。うーん、やっぱりマッチって便利。ここに来るまででかなり火が起こせなくて苦労したらな。ぽいっと捨てたところ目の前には無機質な白い石。…?おかしいな、集めた新聞紙はどこに行った?おかしいな?ど、どこに行った?視線をあげてみると、そこには俺が踏みしめているはずの地球があった。地球儀を見た後でこれだなんて。手元にはマッチ、足元の白い土?を踏みしめて、頬をつねって夢ではないことを悟る。死んだのかな?

 

「…は?」




Q.十六夜咲夜の話って嘘?本当?
A.話を面白くするためには話題を盛った方がいいという内容の本を読んだ十六夜咲夜は絶対にこう言うことをする
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