どうも、半人半妖です   作:覚め

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守矢の台頭から早数年。街は変なTシャツやろーと変なバイクやろーと変なヘッドホンやろーで溢れていた…


噂話だらけ

慧音に呼ばれて出てみれば、なんか変なことになってる。稗田家からの通達で、今現在は怨霊が何処からか出現しているらしい。博麗の巫女も何処にいるかわからず、対応できる人材を集めているようだ。俺?無理だよ。空飛べないし。と、振る舞っていたらお札を渡された。これで叩けば追い返すこと自体はできるとか何とか。へえ…便利。博麗印のお守りもついでで受け取った。紅霧の時に渡されたやつが余ってたはずだが、流石に効果が切れてるか。それか慧音が処分しただろう。

 

「おらっ」

 

「んー…こんなことになってると、霧雨のお嬢さんが出てくると思ったんだがなっ」

 

「人里にしか来てないんじゃないか?慧音がいつぞやの異変みたいに人里隠せば来るだろうけど」

 

「あれ結構大変なんだぞ?…ん?待て何でそれ知ってる?」

 

「妹紅から聞いた」

 

ちなみに今妹紅は別の場所で頑張ってもらってる。慧音は人里で生きていく以上、人目につくところで飛べないし、俺はそもそもだ。だから、里の外にいるのに割と受け入れられてる妹紅に手伝ってもらってるわけだ。妹紅ありがとう!とかなんとか。まあ俺は言わないけど。とまあここまで色々やってたけど全然終わりが見えない。札を付けた長い棒で怨霊をぶっ叩いていたのだが、恐らく叩いたやつが戻って来てるのかな。本棚の埃払ってる気分だ。ちなみに慧音は身長的に少し厳しかったのか、休憩を取っている。

 

「伸び続けると、流石に痛い…」

 

「そうか。まあ、数も減らないしなぁ…」

 

「さっき見えた限りだと、守矢も来ていたな」

 

「…へぇ」

 

「で、だ。平。」

 

「もう一周怨霊叩いてくるわ」

 

「そこの巫女がお前のことを探していたそうだ。心当たりはあるか?」

 

ない。精々寺子屋に来た時の応対くらいだ。片腕がないことがそれだけ心配に写ったのか?本気で殴ってるんだけど全然怨霊が消えない。こいつら覚えの早い害獣かよ。カカシじゃねえんだぞ。札を手に縛りつけ、怨霊を掴む。そうするとどうだろう。普通に殴れた。掴んで苦しめる。なんだ、お札ってこんな使い方でいいんだ。勿論片腕なので結び方はめちゃくちゃだしすぐ解けるんだけど、これはこれで便利ではなかろうか?殴った方が早いとは、慧音に後で知らせるか。

 

「平さん!!無事ですか!?」

 

「…東風谷、お前俺のこと探してたらしいな?」

 

「ええ、今日も一人で寺子屋にいるかと思って…どうやら杞憂だったようですね」

 

「おかげで慧音から逃げて来たよ」

 

「流石に私も取りませんよ」

 

「誰からだよ」

 

「慧音さんから」

 

何言ってんだか。と思っていたところ、怨霊を東風谷が一掃した。こいつ、曲がりなりにもどんな言動しても巫女だもんな。博麗の巫女以外でもこんなことできるんだ。というか巫女になれる奴はこう言うことができる奴らばかりなのか?わからん…そういや東風谷は祀ってる神がはっきりしてたな。博麗神社は何を祀ってたかな?竜だったかな?わからん、神社だから何か祀ってるはずだけど。まあでも守矢が来たならもうそれで良いんじゃないか?と。慧音に伝えて寺子屋に篭るか。

 

「ってわけ」

 

「なるほどな。守矢の巫女と懇意にしていたわけではないと言うことか。疑ってすまない」

 

「いや良いけどさ…」

 

「妹紅が帰ってくるまでは何もないがな」

 

「詫びは?」

 

「良いんだろ?ん?」

 

こいつめ。まあそれとは別に、慧音だけ籠らせるつもりだったので俺だけ里を巡る。見かけた怨霊はどうやら俺が殴ったかなんかした怨霊のようで、俺を見ると一目散に逃げていった。怨霊が逃げちゃいかんでしょ。逃げた先を目で追っていると、何かが飛んでいた。怨霊の類かとも思ったが、なんか、少し覚えがあるような。そんなふうに眺めていながらもまあ別に良いかと切り替える。流石にこれ以上変なことに巻き込まれたくない。巻き込まれるつもりもないが。

 

「ただいまー」

 

「ん、おかえり。怨霊の数は?」

 

「…守矢がめっちゃ減らしてたっぽい。全然いなかった」

 

「そうか…妹紅にももう少し頑張ってもらうかな?」

 

「博麗の巫女の連絡は?」

 

「あー…その件なんだがな。どうやら、地底にいるらしい」

 

地底。鬼とか、鬼とか、さとり妖怪がいると噂の地底。あまり良い噂は聞かないんだけどな、まさか異変の原因だったり?地底からの侵略だったり?…まさかぁ。それならそれで、萃香あたりが何かしてるだろう。つまり今回の異変は地底はあまり関係ない。…と良いな。空飛ぶ謎の物体については…まあ、うん。言わなくて良いだろ。何ならそのうち気づくんじゃないか?空飛ぶ物体だぞ。どう考えても人里の奴らが見過ごすわけがない。噂程度にとどまるだろうけどな。…稗田家あたりが言い出したら噂じゃ済まないか?

 

「ところで、最近妹紅とはどうなんだ?」

 

「藪から棒にすぎるな。慧音がそう言うこと聞くなんて」

 

「聞くも何も…なぁ。二人とも、いつの間にか仲良くなったらいつの間にか喋らなくなったりしてるから確認しておきたいんだ。」

 

「仲良くはしてるはずだぞ。少なくとも俺からみれば。」

 

だが、確かに言われると少し自信がなくなるな。話してるはずだけど。…もしや、慧音に関する会話をしてる時に慧音が入って来た時のことを言っているのか?確かに、それなら喋らなかったりもするが…本人の前で本人の話なんてできるわけないだろ。人のこと強心臓だとか思ってんじゃないぞ。まじで。怖いわぁ〜。…いや、それは慧音が知らないから無理か。と、そこで妹紅が帰宅。ようやくか。そう思って扉を開けたところ、何故かわからないが霧雨のお嬢さんを連れて来た。頭の中はてなだらけだ。

 

「…怪我か?」

 

「いや…なんか…倒れてたから」

 

「誘拐犯の発言だぞ自覚しろ」

 

「妹紅…何をしたんだ…?」

 

「違う!普通心配するだろ!?」




霊夢が出たせいで異変が割と早めに終わって帰ってきたら箒が妹紅の火で燃える→内股が少し火傷して痛くて動きづらい
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