どうも、半人半妖です   作:覚め

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神子、割とマジで嫌いな奴にするか良い奴にするかの二択しかない。
私ならできるけどねフフンくらいはずっと思ってそう。偉そうにしてるからかな。
ちなみに平は神霊が見えない関係で布都も見えないヨ!神子は見えるヨ!格が違うからね


今度は嫌なやつ

「…平、今度は何だ?」

 

「知らん…わからん…何あいつ…?」

 

「寺子屋の仕事も段々と少なくなってきたところに…はぁ」

 

「今の主な仕事が人外の対応だからな」

 

「…あの、申し訳ないが、そう言うのは客人のいない場所でやらないかな?」

 

やべ、聞かれてたか。そんなわけで俺と慧音はなんかめんどくさそうな客の相手をしている。普通にめんどくさそうだ。尚、来客は二人。慧音が言うには3人らしい。何だか最近俺の目に見えないものが出来始めたな。かなり気分悪いぞ。ま、慧音が言うにはそわそわしてて喋る気配は無さそうだから関係はなさそうだけど。そんなわけで座布団に座る。俺、慧音、めんどくさそうな客、その連れ、見えない人の5人だ。妹紅とか呼んでも良いんじゃないか?

 

「何で俺まで…」

 

「まあまあ。稗田家からも、命蓮寺の妖怪達からも、平一人で対応できた方が便利だと言われてな。」

 

「里の奴らどうでも良いんだけどな」

 

「そんな考えの者がこの場にいるのは少し疑問が残るが…」

 

「平は私と同じでこの寺子屋に住んでいるからな。対応くらいはして欲しいんだ」

 

「成る程。では、貴女が里の関門なのかな?」

 

ほら、喋り方が面倒。まあ来客が来てんだから茶くらいは出すけどさ。と、座ってすぐに立とうとしたらなんか俺以外がびっくりした。慧音が特に。なんかあったのか?俺が突然立ったからか?いやでもそんなことは良くあるし、茶を出すこと自体はいつもやってたよな。まあ別に良いか、と扉を開けたら後ろから押し倒された。痛い。何か、重いものにのしかかられているような気がする。こんなことになるんだったら無理を言ってでも十六夜とかを呼んだ方が良かったな。

 

「布都、やめなさい」

 

「フト?何それ、将棋の新しい駒?」

 

「どうやら平には見えない客人の名前らしい。」

 

「嘘だろ…」

 

「布都の奴、完全に無視されてんな…これ嘘じゃないですよね太子様」

 

たいし。対し…体脂…たい…あ、もしかして太子?めっちゃ昔のなんか偉い人の太子だったりするのかな?うーん、普通に太子って言っても実物見てないからな。基本有名人は人の噂を伝って聞こえてくるからな。でも…太子って確か男じゃなかったかな?まあ噂もうろ覚えだけど。当時は確か女は頭認められなかったしな。…いやそれも覚えてないけどな。大体の女は蝶よ花よにおける蝶くらいの扱いだったはずだが。それが嫌だから外には男って言いふらしてたのかな?

 

「大体正解だ。驚いた、君は妖怪じゃないのに随分と私の時代を知っているな?」

 

「てことは俺より歳上か…」

 

「そう言うのは今の時代、女性に対して言うことではないと思うが?」

 

「何言ってんだこいつ。慧音、翻訳してくれ」

 

「???」

 

さて、フトなる人物が退いたのでさっさと俺も立ち上がって茶を持ってくる。面倒なことさせやがって。そう思っていたが中々、太子の隣にいた屠自古って人との話は楽しかった。不良娘のような喋り方をしていたが、本人の頭がいいのもあって話を合わせてくれる。隣の太子にそう言うつもりはなさそうだがな。なんだか慧音との話に熱中しているようだ。うわこっち見た気持ちわる。何がしてえんだこいつ。まあ目の前の人はそいつの部下だろうしな。

 

「根っから慕ってんのね」

 

「まあな。と言うか嫁代わりだしな?」

 

「…噂じゃ女嫌いとか聞いてた覚えが…」

 

「何それ知らない噂だ」

 

「嘘だけど」

 

「はぁ…」

 

その間にどうやら太子と慧音の話し合いは終わったようだ。慧音が少し不機嫌そうな顔をしている。何か言われたのだろうか?一先ずは人間性は悪くはないが、あまり良くもないと慧音が判断を下していた。一体なぜ。その次に、俺が慧音に言われて稗田家の推薦状を書く。どう書けばいいんだ?と思っていたが慧音の書いた評価をそのまま書き込み、証人として俺の名前を書けばいいらしい。片腕の俺が書けるわけないだろ…?何考えてんのか気になったところで文鎮が増えた。どうやら慧音は俺に書かせるつもりらしい。

 

「次がないことを祈る」

 

「無いと良いな。」

 

「普通にありそうで嫌だな」

 

「…さて。平、ご飯にしようか」

 

「わーい」

 

「と思ったがそう言えば亡霊と随分盛り上がっていたな。そっちが先だ」

 

「あの亡霊、人妻らしいから仲良くてもそこまで意味は出ないぞ」

 

「なんだそうか」

 

慧音から見た俺はどうなっているのか知りたくなってきたな。余程頼りなく見えているのか、余程女好きに見えているのか。いやでも人外関係が女しかいないのが悪いと思うよ。とは言ってもその人外のほとんどは果たして見た目そのままの性別で受け取るべきかと言う疑問はあるけど。月の民とかは性別あるのかね。まあ…なんか、そう言う理由があるんだろ。俺の知らない理由が。そう思っていたら慧音に肩を押された。そっちを押されたら俺は今何も出来ないからね。…そろそろ永琳あたりに治してもらいたいな。

 

「で、だな」

 

「?」

 

「あの3人は宗教を広めにきたんだと。あと妖怪が嫌いらしい」

 

「…じゃあ俺たち嫌われてない?」

 

「まあ、今後関わりあうことはほとんどないと思うが…」

 

「平さん!!」

 

「白蓮か」

 

「私が封じてた者が復活しました!!」

 

「…え?」




白蓮視点で言えば、布教しにきてなんか神霊がわんさか現れて帰ったら封じてたやつ消えてたって言う感じだね。
神子の行動が早い
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