第4話
私たちが労働を始めてどれぐらい経ったっけな。そうだ1週間前だ。私たちが土木工事の親方にバイトを申し込み、あくせく働いていると、カズマを含めた作業員がみんなおどろいてた。結果給料は上がったので良かったけど。転生してからこういう芸術に関することは達人級になってるのすごすぎる。
バイトの後にみんなでシュワシュワを飲むのは楽しいわあ。
寝るところは馬小屋。馬小屋で寝るのは初めてだったけど、意外にも寝心地は悪くない。なぜ・・?
今も馬小屋で寝ようとしているけど、カズマと少し話をしていたら流れでアニメや漫画の話になり、盛り上がっている。久しぶりのアニメトークがこんなに楽しいとは思わなかったわ。
「アクアってアニメの話してるとき口調がちょっと男っぽくなるよな。なんか同世代の男と話してる気分だな。」
・・・・・言われてみればそうね。確かに転生する前に戻った気分でちょっと昔の口調っぽくなってるかもしれないわ。
「ところでそろそろ装備をそろえてクエストを受けてもいいんじゃないか?」
「そうね。さっそく明日行きましょう。」
そういえばまだアークプリーストのスキルを取ってないわ。寝る前に取っておこうかな。・・・・・すご。知ってはいたけどわれながら最初からスキルポイントがすごく多くてびっくりするわね。
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装備を整えた私たちは依頼書の貼ってある掲示板のところに来ていた。
「まずは最初に受けるクエストだし、簡単なものがいいよな。」
「そうね・・・・。これがいいんじゃない?」
私がとった依頼書に書いてあったのはこのすばといったら定番のジャイアントトードの討伐。原作ではカズマパーティは苦戦していたが、本来はそんな難しい依頼ではない・・・はず。
「じゃあ早速行くか。」
「そうね!」
カエルに苦戦せずに倒せるといいな_________
そう考えてた時期が私にもありました。
私は今粘液まみれで町を歩いている。なにがおこったのかというと、・・・・
・・・・「『パワード』、『プロテクション』!『ブレッシング』~」
「おお、これが支援魔法か・・。なんか自分が強くなったって感じがするな。てか最後のいるか?」
「いるわよ。それよりあそこにでっかいカエルがいるでしょ。あれをたおすのよ。」
「うわでっか・・。確か5体倒すんだっけか。で、作戦通りでいいんだな?」
「うん。カズマはステータスが私より低いから優先的にレベルを上げた方がいいわ。」
「そりゃどうも。」
作戦は私がおとりになってカズマがそれを倒すというシンプルなものだった。まずジャイアントトードにわたしが向かっていってカズマが後ろに回り込む。そこまではよかった。
そして私を食べようとしてきたカエルの攻撃をかわすために後ろに飛びのいた。それがまずかった。
「あ、やばいアクア後ろ!」
「え?」
そう、飛びのいた先にたった今地面から出たばかりのもう1匹のカエルが口をあけていたのだ。そして
スッポリ。
カエルの口の中に入ってしまったのだ。そういえば私幸運が最低値なの忘れてたわ。あ、なんだかあったかい・・・。
「布団の中みたいだわ・・・。」
「考えるのを放棄してんじゃねええええええええええ!!!」
そして今に至る。
確かに私がおとりになってカズマが倒すっていうのは作戦通りだけど・・・・・
これはちがうわあああああああああああああああああ!!!!!
意外とお気に入り数があってびっくりしました