サトシの逆行!
サトシは驚いていた。
何にというと今の自分にだ。
サトシはポケモンワールドチャンピオンシップで世界チャンピオンとなり、相棒のピカチュウやポケモン達と当てのない旅を続けていた。しかし彼も寿命には勝てず生涯を終えてしまう。だが気がつくと前世の記憶を持ったままトレーナーになる前の姿に戻っていたのだった。そして後にサトシの母親のハナコ、オーキド博士、幼馴染のシゲルも前世の記憶を持っていた。
サトシ「まさかこんなことになるとはな。でも、また皆に会えると思うと嬉しいとは思うけどな。さ、今日もポケモン探しにレッツゴー!」
サトシは暇があれば森に入りポケモン達と遊ぶことを日課としていた。
サトシ「さて、今日はどんな出会いがあるかな。・・・ん?」
サトシはいつも通り探索しているととある一匹のポケモンを見つけた。
ピカチュウ「ピーカ、ピーカ・・・。」
それはピカチュウが寝ている姿だった。そのピカチュウはサトシの長年の相棒のピカチュウだった。
サトシ「ピカチュウだ。しかも俺のだ。こんな所にいたなんて。」
ポキッ!
サトシ「あっ。」
ピカチュウ「ピカ?」
ピカチュウを起こさないように近づこうとしたらサトシは近くにあった小枝を踏んでしまい、その音でピカチュウを起こしてしまった。
サトシ「や、ヤバい。」
ピカチュウ「ピカ、ピカピー!」
サトシ「うわぁ!?」
するとピカチュウは突然サトシに飛びついてきた。
サトシ「もしかしてピカチュウ、お前もなのか?」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
サトシ「うわぁ、久しぶりだな!」
ピカチュウ「ピカピカ!」
サトシ「ピカチュウ、また俺と一緒に来るか?」
ピカチュウ「ピッカ!」
サトシ「よーし!早速オーキド博士に知らせよう!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
サトシ「オーキド博士!」
オーキド博士「おお、サトシ。」
シゲル「どうしたんだい?そんなに慌てて。」
オーキド研究所に行くとオーキド博士に加えてシゲルもいた。
ピカチュウ「ピッカチュウ!」
オーキド博士「おお、ピカチュウではないか!」
シゲル「サトシ!そのピカチュウって!?」
サトシ「ああ、俺のピカチュウだ!こいつも前の記憶を持ってる!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
オーキド博士「そうか、お前さんも。」
シゲル「良かったね、サートシ君。」
サトシ「その呼び方やめろよ。」
シゲル「いいじゃないか、僕と君の仲なんだし。」
オーキド博士「サトシ、家に連れて行くならママさんの許可もちゃんと取るのじゃぞ?」
サトシ「はい!」
それからサトシはピカチュウを連れて再び森を探索して、森のポケモン達と遊んだ。夕暮れなるまで遊んだ後、サトシは家にピカチュウを連れて帰った。
帰ってきたら母親のハナコもピカチュウが来たことと前世の記憶を持っていることに驚きつつ、喜んでピカチュウを迎え入れた。