アオプルコを出発してサトシ達はヤマブキシティを目指して旅を続けていた。その道中、様々なトラブル続きでドククラゲ騒動に遭遇したり、カスミがタッツーをゲットしたりして漸くカントー地方の大陸に戻ってきた。
サトシ「ヤマブキシティまであとどのくらいだ?」
タケシ「この森を抜けたらもうすぐだ。」
カスミ「はあ、疲れた。」
セレナ「あれ、サトシ?」
サトシ「え、セレナ?」
するとなんとそこでセレナと遭遇した。
セレナ「久しぶり!」
サトシ「ああ!」
セレナ「カスミとタケシも!」
タケシ「まさか此処で会えるとはな。」
カスミ「ええ。」
サトシ「そうだ。出てこい!」
ポーーーン!
ゲコガシラ「ガラシ!」
セレナ「ゲコガシラ!ケロマツから進化したの。」
ゲコガシラ「ガラ!」
セレナ「それなら私も。フォッコ!」
ポーーーン!
フォッコ「フォコ!」
サトシ「お、フォッコじゃないか!」
セレナ「うん!プラターヌ博士から早めに貰ったの。」
フォッコ「フォコ!」
ゲコガシラ「ガラシ!?」
フォッコ「フォコ。」スリスリ
ゲコガシラ「ガ、ガラ///」
セレナのフォッコはゲコガシラを見るや否やゲコガシラの肩に乗って頬すりしてきた。
セレナ「良かったねフォッコ、ゲコガシラに会えて。」
フォッコ「フォコ!」
サトシ「前の世界でもゲッコウガとマフォクシーは仲良かったからな。」
タケシ「サトシだけじゃなくゲコガシラまで・・・。」
カスミ「ところで、どうしてカントーに?」
セレナ「この時期にバタフリーが繁殖期を迎えて、相手を見つけ子孫繁栄の為に海を超えて別の地方に種を残すらしくてその旅立つ所を見に来たの。」
サトシ「・・・そっか。」
サトシは自分のバタフリーが入ったモンスターボールを取り出した。
サトシ「いつかこの日が来るとは思ってはいたけどな・・・。」
セレナ「サトシ、バタフリー持ってたんだ。」
サトシ「ああ。前の世界でも、この辺で別れたんだ。」
セレナ「ごめん、私・・・。」
タケシ「大丈夫だセレナ。」
カスミ「サトシも覚悟できてるから。」
サトシの心中を悟り、タケシがレンタルした気球に乗り込み、同じく気球をレンタルした他のトレーナーと共にバタフリーの群れに近づき自分達のバタフリーを呼び出した。
サトシ「バタフリー!」
ポーーーン!
バタフリー「フリー!」
タケシ「その前にこれだ。」
タケシはサトシのバタフリーに黄色いスカーフを巻いてオシャレをした。
セレナ「似合ってるよ、バタフリー。」
バタフリー「フリー!」
サトシ「それじゃあ早速・・・。」
ブロロロロロロ!
セレナ「な、何!?」
ムサシ「なんだかんだと聞かれたら!」
コジロウ「答えてあげるが世の情け!」
ムサシ「世界の破壊を防ぐため!」
コジロウ「世界の平和を守るため!」
ムサシ「愛と真実の悪を貫く!」
コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役!」
ムサシ「ムサシ!」
コジロウ「コジロウ!」
ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には!」
コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
ニャース「にゃーんてニャー!」
セレナ「ロケット団!?」
ロケット団がいつもの口上と共に黒いヘリコプター乗って現れて、ご丁寧にいつもの口上が書かれた横断幕を靡かせて気球を追い越した。
セレナ「この世界でも悪さしてたんだ。」
サトシ「ああ、記憶は持ってないけどな。」
ムサシ「というわけで!」
コジロウ「捕獲開始だ!」
ロケット団はヘリコプターの下から巨大な虫取り網を展開すると次々とバタフリーを乱獲していった。
セレナ「こらー!バタフリー達は恋の真っ只中なんだから邪魔するのはやめなさーい!#」
セレナが猛抗議するがロケット団は聞く耳も持たず、バタフリーを捕獲する。
バタフリー「フリー!」
捕らえられた仲間を救うためにサトシのバタフリーが虫網に体当たりを何度も仕掛けていく。その中には前世でサトシのバタフリーが一目惚れしたピンクバタフリーもいた。
ムサシ「無駄無駄!」
コジロウ「そんなんで破れやしないぞ!」
ニャース「なのニャ!」
ロケット団はサトシのバタフリーを馬鹿にするが、何度も体当たりをしたためか虫網に亀裂が入った。
バタフリー「フリー!」
シュシュシュシュ! パリィン!
ロケット団「「「うっそだーーーー!?」」」
セレナ「あの技は!」
タケシ「エアスラッシュだ!」
カスミ「新しく覚えたのね!」
サトシ「いいぞバタフリー!」
ピカチュウ「ピーカチュウ!」
虫網に捕らえたバタフリー達は一斉に逃げ出し、自由の身となった。
セレナ「これでバタフリー達を巻き込まないで済むわ!」
サトシ「バタフリー、ピカチュウを乗せろ!」
バタフリー「フリー!」
ピカチュウ「ピッカ!」
バタフリーにピカチュウを乗せてヘリコプターに近づくと、ピカチュウはヘリコプターの窓ガラスにへばりついた。
ピカチュウ「ピカチュウ(^言^)」
コジロウ「ひぃ!Σ(;゚Д゚)」
ムサシ「何その顔は!?Σ(;゚Д゚)」
ニャース「ニャニャ!Σ(;゚Д゚)」
サトシ「ピカチュウ、10万ボルト!」
ピカチュウ「ピーカチュウーーーー!」
バリバリバリバリ!ドカーン!
ロケット団「「「嫌な感じ~~!!!!!」」」
黒い笑みを浮かべたピカチュウの10万ボルトでヘリコプターを破壊されたロケット団は谷底へと落ちて行った。
セレナ「だ、大丈夫かな?;」
サトシ「まあ、あいつらのことだからまた何ともない状態で帰ってくるだろ。」
カスミ「そうね。」
タケシ「ああ。」
ピンクバタフリー「フリー///」
バタフリー「フリ!?フリー!」
ピンクバタフリーはサトシのバタフリーの漢気に惚れたのか求愛ダンスを踊っていた。サトシのバタフリーも前と同じように恋が実ったことに喜び、サトシ達も大喜びだった。
するとピンクバタフリーがサトシの元にやって来た。
ピンクバタフリー「フリフリー!」
サトシ「え?『今回は旅立たずに彼と一緒に貴方達と一緒にいます。』だって?」
タケシ「なに?」
カスミ「もしかして貴方も?」
ピンクバタフリー「フリー!」
サトシ「なら、セレナがゲットしたらどうだ?」
セレナ「え?」
サトシ「トライポカロンやコンテストにも打って付けだと思うし。」
セレナ「・・・一緒に来る?」
ピンクバタフリー「フリー!」
セレナ「じゃあ、これからよろしくね!」
セレナがモンスターボールを取り出すとピンクバタフリーに当てて、ピンクバタフリーはセレナのモンスターボールに入ってゲットされた。
セレナ「ジャジャーン!私の旅の新たな1ページ!ピンクのバタフリーゲット!」
それからサトシとセレナはバタフリーとピンクバタフリーをオーキド研究所に送って、2体は暫く子育てに専念することとなった。
それを見送ったセレナは次のヤマブキシティのジム戦までサトシ達と同行するのだった。
今回はセレナとフォッコの登場とバタフリー回でした。悩んだ末ピンクバタフリーをセレナの手持ちにしました。
サトシのポケモン
ピカチュウ
ゲコガシラ
フクスロー
ニャヒート
バタフリー
ピジョン
フシギダネ
ヒトカゲ
ゼニガメ
クラブ
ゲンガー
カイリュー