逆行サトシの大冒険   作:鉄壁拡散

33 / 33
挑め伝説!VS氷の神フリーザー!!

次のジムがあるグレン島を目指しているサトシ達は今、その途中にある双子島に来ていた。

 

タケシ「この双子島を横断して向こう岸の船に乗ればグレン島だ。」

 

カスミ「そして7つ目のジムね。」

 

アイリス「メンバーは決まってるの?」

 

サトシ「ああ。」

 

今のサトシの手持ちはピカチュウ、トゲピー(サトシ)、チゴラス、ゲッコウガ、リザードンである。ピカチュウ、トゲピー(サトシ)、チゴラスは固定であり、ジム戦では改めてメンバーを編成して挑むつもりだ。

 

タケシ「このまま何事もなければグレン島に行けるな。」

 

サトシ「だといいんだけど。」

 

カスミ「確かに。」

 

アイリス「ちょっと不安。」

 

 

イシツブテ1「ラッシャイ!」

 

イシツブテ2「ラッシャイ!」

 

 

アイリス「うわぁ!」

 

サトシ「イシツブテの群れ!」

 

タケシ「待ち伏せか!」

 

カスミ「逃げるわよ!」

 

最初は順調に島の奥を目指していたが、途中でイシツブテの群れが襲ってきて強行突破して先に進んだ。だがその結果、サトシとアイリスはカスミやタケシとはぐれてしまった。

 

サトシ「参ったな。」

 

アイリス「いきなりだったね。どうするサトシ?」

 

サトシ「取り敢えず向こう岸の方まで行こう。そこに行けば必ず合流できるはずだ。」

 

アイリス「もうそれしかないか。」

 

サトシとアイリスはカスミやタケシと合流するために島の奥に進んだ。だが何処も別れ道が続いており先に進めなかった。

 

サトシ「また別れ道か。」

 

ピカチュウ「ピーカ。」

 

アイリス「これじゃあ日が暮れちゃう。」

 

 

ガシャ!

 

 

サトシ・アイリス「「ん?」」

 

 

ドガァァァン‼︎

 

 

サトシ・アイリス「「うわぁーーーーー!?!?」」

 

サトシとアイリスがどうしようか悩んでいると、足場が崩れて地下へと落下してしまった。落下が治まった時には2人は島の最下層までいた。

 

サトシ「いてて、びっくりした。」

 

アイリス「結構深い所まで落ちたね。」

 

サトシ「ここは一体・・・。」

 

辺りを見回すとそこは鍾乳洞で氷の世界が広がっており、そこら中氷の柱が立ち並んでおり、湖の反対側の方では、氷が固まり、さらに天上の隙間から差し掛かる日差しにより照らされて、まるで氷の神殿が建っているように見えた。

 

ビュゥウウウウ

 

アイリス「うう、寒い。」

 

サトシ「大丈夫か?アイリス。」

 

アイリス「ごめん、氷タイプとフェアリータイプのポケモンは克服できたけど寒さだけは。」

 

サトシ「ほら。」

 

アイリス「え?」

 

サトシはアイリスに自身のジャケットを羽織らせた。

 

サトシ「これで少しは寒さはマシだろ?」

 

アイリス「ありがとう。でもサトシは大丈夫なの?」

 

サトシ「これぐらい慣れっこさ。」

 

アイリス「あ・・・。」

 

アイリスはサトシの心配をしたが、笑顔で答える彼を見て惚れ直したのだった。

 

サトシ「さて、先ずはここから脱出することを考えないとな。(それに俺の記憶があっていれば、ここには”あいつ”がいるし。)」

 

アイリス「うん。」

 

ピクッ…

 

ピカチュウ「ピカビーカッ!」

 

サトシ「ピカチュウ?」

 

アイリス「どうしたの?」

 

 

ドガァァァァーーーン!!!!!!!!!!

 

サトシ・アイリス「「うわぁ!?」」

 

サトシとアイリスの近くにあった氷の壁が勢いよく砕け散ると、中からとんでもない奴が出てきた。

 

 

フリーザー「フゥーーーリィーーー!」

 

 

サトシ「フリーザー!?」

 

ピカチュウ「ピピーカ!?」

 

アイリス「うそ!?」

 

現れたのはカントー三大鳥ポケモンの1体、氷の神フリーザーだった。

 

 

サトシ(こいつ、プロジェクト・ミュウのトライアルミッションで会ったフリーザーじゃないみたいだ。)

 

 

フリーザー「フーーリーー!」

 

 

アイリス「ど、どうしたの?」

 

サトシ「もしかしたら住処を荒らしに来た敵だと思ってるのかもしれない。」

 

アイリス「そ、そんなぁ。偶々此処に落ちただけなのに。」

 

サトシ「兎に角やるしかない!リザードン、君に決めた!」

 

ポーーーン!

 

リザードン「グォオオオオーーー!」

 

フリーザー「フーリー!」ビューー

 

アイリス「冷凍ビーム!」

 

サトシ「リザードン、最大火力の火炎放射で迎え撃て!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!」ボォオ

 

フリーザーの冷凍ビームをリザードンが強力な火炎放射で相殺した。

 

フリーザー「フリーーーー!!」

 

アイリス「今度は吹雪!」

 

サトシ「リザードン、熱風だ!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!!」

 

サトシ「今度はこっちの番だ!フレアドライブ!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!」

 

フリーザー「フリーーー!」

 

フリーザーの吹雪を熱風で打ち消した後、リザードンはフレアドライブでフリーザーに突撃しようとしたが、フリーザーも負けじとブレイブバードで迎え撃った。2つの技は中心で衝突し、凄まじい衝撃波が走った。

 

アイリス「凄いパワー。」

 

サトシ「ああ、全力じゃないとはいえ流石伝説のポケモンだ。」

 

アイリス「あれでも本気じゃないなんて。」

 

サトシ「リザードン、どうやらこっちの全部をフリーザーに見せる!」

 

リザードン「グォウ!」

 

サトシはキーストーンがついたメガグローブを取り出して構えた。

 

サトシ「”俺達の絆”!!・・・メガシンカ!!!!!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!」

 

サトシがメガグローブのキーストーンに触れると、リザードンが持つメガストーンと共鳴して、そこから放たれる光が結びだした。

 

メガリザードンY「グォオオオオーーー!!!」

 

リザードンはメガリザードンYへとメガシンカを果たす。

 

アイリス「メガシンカ!」

 

サトシ「リザードン、火炎放射!」

 

メガリザードンY「グォオオオオーーー!」ボォオ

 

フリーザー「フーリー!」ビューー

 

再び火炎放射と冷凍ビームがぶつかるが、メガリザードンYの特性である日照りのお陰で火力が増し、冷凍ビームを押し切ってフリーザーに命中した。

 

アイリス「やった!」

 

……グググッ

 

フリーザー「フリィーーザァーー!!!!!!!!」

 

フリーザーの全身が輝き始めた時、周囲の温度が急激に下がり始めた。サトシはフリーザーが放とうとしている技に見覚えがあった。

 

サトシ「あれは・・・まさか絶対零度!?」

 

アイリス「凄い大技じゃん!」

 

サトシ「リザードン!まだ未完成だけど、やれるか!?」

 

メガリザードンY「グォウ!」

 

サトシ「よし!リザードン、ブラストバーン!」

 

メガリザードンY「グォオオオオーーー!」

 

フリーザー「フゥーーーリィーーー!」

 

ドカーン!

 

絶対零度と未完成ながらのブラストバーンがぶつかり合い、水蒸気と共に、再び温度差による嵐が吹き荒れた。暫くして嵐がやむ嵐が止むと、上空では、まだ睨み合いを続けている、メガリザードンYとフリーザーの姿があった。

 

アイリス「ブラストバーンを、相殺しちゃった。」

 

サトシ「リザードン、油断するな。」

 

メガリザードンY「グォウ!」

 

 

フリーザー「・・・フリー。」

 

 

サトシ・アイリス「「え?」」

 

フリーザーはそれからは何もせずに、ゆっくりとサトシとアイリスの元に降り始めた。

 

フリーザー「フリー。」

 

サトシ「どうやらフリーザー、俺達が敵じゃないってことを分かってくれたみたいだ。」

 

アイリス「良かった。」

 

サトシ「フリーザー、俺達偶々ここに迷い込んだだけなんだ。驚かせてごめん。」

 

フリーザー「フリー。」

 

サトシ「『気にするな。』ってさ。」

 

アイリス「ほっ。」

 

フリーザー「フリー。」

 

サトシ「『此処から出たいなら私が地上まで連れて行こう。』って言ってるぞ。」

 

アイリス「ありがとう、フリーザー。」

 

アイリスは氷タイプのポケモンに少し抵抗があったが、出られないと思うよりもマシと思い、サトシとアイリスはフリーザーに乗って無事に鍾乳洞から脱出できたのだった。

 

 


 

一方、カスミとタケシははぐれたサトシとアイリスを心配していた。

 

カスミ「2人共何処に行っちゃったのかしら。」

 

タケシ「この双子島は迷路になっていて簡単には出られないからな。」

 

 

サトシ「おーーーい!」

 

 

カスミ・タケシ「「?」」

 

 

サトシ「タケシーーー!」

 

アイリス「カスミーーー!」

 

フリーザー「フーリー!」

 

 

カスミ・タケシ「「フリーザー!?」」

 

サトシの声がして上空を見てみるとサトシとアイリスがフリーザーに乗ってカスミとタケシの元に降り始めことに驚愕した。

 

サトシ「ごめん心配かけて。」

 

タケシ「それよりどうしたんだこのフリーザーは!?」

 

サトシ「ああ、実はな・・・。」

 

サトシは先程あったことを話した。

 

タケシ「成程な。」

 

カスミ「でも、ここは丁度グレン島に行くための船がある港があるから合流できて良かったわ。」

 

トゲピー(カスミ)「チョキ!」

 

サトシ「ありがとうフリーザー。」

 

フリーザー「・・・。」

 

サトシ「フリーザー?」

 

フリーザーはサトシをじっと見つめていた。

 

フリーザー「・・・フリー。」スッ

 

サトシ「え?」

 

フリーザーは嘴でサトシの腰から空のモンスターボールを取り出してサトシに持たせた。そして・・・。

 

フリーザー「フリー。」

 

コンッ…シュルルーン……ポワン…ポワン…ポワン………ポンッ‼︎

 

サトシ・カスミ・タケシ・アイリス「「「「え?(・_・;)」」」」

 

ピコンッ!

 

スマホロトム(サトシ)『フリーザーが新しく図鑑に登録されます。』

 

サトシ「フリーザー、ゲットだぜ?」

 

ピカチュウ「ピ、ピカチュウ?」

 

 

 

サトシ・カスミ・タケシ・アイリス「「「「ええーーーーーーーー!!!Σ(;゚Д゚)」」」」

 

 

なんとフリーザーは自らモンスターボールに当たり、サトシにゲットされた。まさかのゲットにサトシだけでなく、その場にいた全員が驚きドン引きした。

 

 


 

 

オーキド博士『サトシ!お前さんとんでもないポケモンをゲットしたな!』

 

双子島を後にしてグレン島のポケモンセンターに到着したサトシ達はオーキド博士と連絡を取っていた。サトシがフリーザーをゲットしたことに驚き、大喜びだった。

 

サトシ「俺もびっくりしました・・・まさか自分からモンスターボールに入ってくるだなんて思わなくて。」

 

オーキド博士『それほどサトシのことが気に入ったのじゃろうな。』

 

フリーザー「フリー。」

 

オーキド博士『サトシよ、フリーザーを大切にな。』

 

サトシ「はい。」

 

オーキド博士との通信を終え、サトシは明日に予定変更したジム戦のために一休みすることとした。




サトシのポケモン

ピカチュウ

ゲッコウガ

フクスロー

ニャヒート

バタフリー

ピジョット

フシギダネ

リザードン

ゼニガメ

クラブ

ゲンガー

カイリュー

コノヨザル

ベトベトン

ジバコイル

ガルーラ

ケンタロス×30

サイドン

ストライク

ニョロモ(隠れ特性)

ギャラドス(色違い)

チゴラス

トゲピー

プテラ

フリーザー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ポケットモンスター ―君と目指す頂―(作者:あああああ)(原作:ポケットモンスター)

ポケモンを愛し、アニメもゲームも知り尽くした青年が目を覚ますと、そこはポケモンが本当に生きる世界――そして自分は、幼いサトシになっていた。▼未来の知識と波導の才能を武器に、幼いピチューとの絆を育み、セレナとの出会いを経て始まる新たな物語。▼原作と同じ数々の事件や出会いを経験しながらも、その選択は未来を変えていく。▼目指すは世界最強、そしてポケモンマスター。▼…


総合評価:394/評価:8.83/連載:83話/更新日時:2026年10月12日(月) 15:51 小説情報

めざせ、ポケモンマスター!(作者:瓶詰め蜂蜜)(原作:ポケットモンスター)

アニポケのサートシくんに転生した。▼けど、この世界はどうやら前世で見ていたアニポケのものとは違うようで……。▼どうせサートシくんに転生したのなら、全ての種類のポケモンと出会い、ポケモンマスターになる事を目指してもいいよな!▼


総合評価:807/評価:7.82/連載:28話/更新日時:2026年10月12日(月) 14:09 小説情報

ポケットモンスター:オーバー・ザ・レジェンド(作者:ガチャガチャクツワムシ)(原作:ポケットモンスター)

サトシと同期の5人目の新人トレーナーとして主人公が旅に出て成長していく物語。▼オリジナルキャラが多めに出る上、原作キャラの強化もしようと考えています。▼生成AI使用して作成してします。


総合評価:168/評価:6.25/連載:158話/更新日時:2026年10月12日(月) 17:05 小説情報

ポケットモンスター~波動の眼を持つ少年~(作者:レイザル)(原作:ポケットモンスター)

なんか知らん間にアニポケの世界に転生してた。そんなポケモン大好きな主人公が送る▼物語だ。とりあえずポケモン廃人でありながらもエンジョイすることは忘れないぜ!


総合評価:279/評価:8.43/連載:16話/更新日時:2026年10月12日(月) 16:00 小説情報

転生サトシの旅路(作者:ナノブ)(原作:ポケットモンスター)

これは、アニポケのサトシが一生を終えた記憶と、アニポケを見ていた人の記憶両方を持った転生者サトシが、波導と呼ばれるチートを駆使して行く旅路を記したもの。▼サトシ至上主義が書くポケモン小説です。▼作者はポケモンライト勢であり、にわかです。


総合評価:4121/評価:9.17/連載:36話/更新日時:2026年06月27日(土) 18:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>