逆行サトシの大冒険   作:鉄壁拡散

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VSグレンジム!マグマの中のバトル!

サトシ達は現在、宿となる場所を探していた。だが、ポケモンセンターを含め、どこも事前予約制で宿を取るのが難しい状態だった。

 

サトシ「前の世界でも思っていたけど、本当に温泉施設しかないな。」

 

タケシ「何年か前に温泉が湧いたせいでグレンジムにも物見遊山で挑む不真面目なトレーナーが目につくようになって、ジムリーダーのカツラさんもこれを憂いて表のジムを閉鎖して本気で戦いにくる“熱いトレーナー”の挑戦だけをひっそりと受けていたみたいだしな。」

 

アイリス「イッシュよりマシだけど、ひどいわね。」

 

カスミ「でも宿どうするの?」

 

サトシ「最悪の場合俺とタケシが野宿して、カスミとアイリスだけでも頼むとするか。」

 

タケシ「そうだな。」

 

ピカチュウ「ピーカ。」

 

カスミ「そ、そこまで贔屓しなくていいわよ。」

 

アイリス「そうだよ!私だって野宿慣れてるし。」

 

カスミとアイリスが自分達は大丈夫と諭され、ジムを探していると謎のお爺さんが現れてなぞなぞを出題してきた。それをカスミが解いたことで1つのティッシュを貰った。

 

サトシ「カツラさんのなぞなぞ、相変わらず難しい。」

 

アイリス「え、今の人が?」

 

タケシ「ああ。あんな恰好しているが、あの髪はカツラだ。」

 

カスミ「前の世界のジム戦で知った時も驚いたわ。」

 

ティッシュに書いてあるなぞなぞのヒントを頼りに宿に向かうと変装したカツラもいた。それからロケット団がポケモン研究所のポケモンを盗もうとしたのを阻止してカツラは自分の正体を明かして明日有難くジム戦をすることを約束した。

 

カツラ「さてジムの場所のヒントを与えよう。」

 

アイリス「ヒント?」

 

カツラ「上は大水、下は大火事、なーんだ。」

 

アイリス「ま、またなぞなぞ?;」

 

アイリスが次々と出してくるなぞなぞに呆れる中、サトシ達はカツラの宿で温泉に浸かっていた。

 

サトシ「ああ~、やっぱり温泉はいいぜ。」

 

タケシ「そうだな。」

 

ピカチュウ「ピーカ。」

 

カスミ「明日までにちゃんと体を休ませなさいよ。」

 

サトシ「分かってる。」

 

アイリス「大丈夫かな?」

 

カスミ「あいつなら何とかするわよ。」

 

男女で別れて温泉を満喫し、明日に備えて休むことにした。

 

 


 

 

翌日

 

体をしっかり休めたサトシ達は宿の温泉がある場所に来ていた。

 

アイリス「ねえ、カツラさんが言ってたなぞなぞの答えが温泉なのは分かったけど、ここに何があるの?」

 

タケシ「まあ見ればわかるさ。」

 

サトシ「さてと。」

 

サトシがギャラドスの形をした像を動かすとそれはレバーになっており、衝立が沈んで大きな扉も出現した。

 

アイリス「隠し扉!」

 

カスミ「そ、そしてこの下がジムのフィールドになってるの。」

 

アイリス「そうだったんだ。(もし、私が知らずに下げてたらサトシと混浴になってたかも。)」

 

サトシ「さ、早く行こうぜ。」

 

アイリスが心の中で少し残念に思っているのをよそに、サトシ達は扉のを開いてそこに続く階段を降りていった。

 

アイリス「暑い。」

 

タケシ「ここは火山の中だからな。」

 

最下層まで来ると常に日照り状態続いているようなバトルフィールドがあった。

 

アイリス「マ、マグマの中にフィールドがあるんだ。」

 

サトシ「ここも大変だったぜ。」

 

サトシが初めてグレンジムに来たことを思い出していると反対側からカツラが現れた。

 

カツラ「よく来たな。」

 

サトシ「今日はよろしくお願いします。」

 

カツラ「うむ、ルールは使用ポケモン3体、チャレンジャーのみ交代が認められるシングルバトルだ。では、尋常に・・・勝負といこうじゃないか‼︎」

 

サトシ「ニャヒート、君に決めた!」

 

カツラ「行け、キュウコン!」

 

ポーーーン!

 

ニャヒート「ニャット!」

 

キュウコン「コーン!」

 

カツラ「ほう、アローラの炎ポケモンか。どんなバトルをするのか楽しみだな。キュウコン、炎の渦!」

 

キュウコン「コーン!」

 

 

アイリス「いきなり大技!?」

 

 

サトシ「その炎貰った!ニャヒート!」

 

ニャヒート「ニャト!」

 

シューーン!

 

カツラ「なんと!?」

 

キュウコン「コン!?」

 

ニャヒートは炎の渦を胸元にある炎の鈴に吸収してしまった。

 

 

アイリス「え!?そんなのあり!?」

 

タケシ「サトシらしいな。」

 

カスミ「ええ。」

 

サトシ「ニャヒート、ニトロチャージだ!」

 

ニャヒート「ニャーット!」

 

キュウコン「コン!?」

 

カツラ「負けるなキュウコン!火炎放射!」

 

キュウコン「コーン!」

 

ニャヒート「ニャト!?」

 

サトシ「ニャヒート、リベンジだ!」

 

ニャヒート「ニャット!」

 

キュウコン「コーン!?」

 

キュウコンの火炎放射を受けたニャヒートだが、反撃のリベンジを繰り出してキュウコンを戦闘不能にした。

 

 

アイリス「やった!」

 

カスミ「やるじゃない。」

 

タケシ「ああ。」

 

 

ニャヒート「ニャーーーー!」

 

ピカーン!

 

サトシ「あ!」

 

ニャヒートが勝利の雄叫びを上げると進化の光に包まれた。

 

ガオガエン「ガエーン!」

 

サトシ「ガオガエンに進化した!」

 

ピカチュウ「ピーカ!」

 

カツラ「ここで進化を果たすとはな。先程の炎の渦をエネルギーに変えたか。ただのトレーナーではなさそうだ。では次だ!行け、ウインディ!」

 

ポーーーン!

 

ウインディ「ワオーン!」

 

カツラはキュウコンを戻して次にウインディを繰り出してきた。

 

サトシ「ウインディか。」

 

 

タケシ「サイドンじゃない。」

 

アイリス「そうなの?」

 

カスミ「前の世界ではカツラさんはキュウコンとサイドン、最後にブーバーを使ってたの。」

 

タケシ「ブーバーは確定だとは思うがな。」

 

 

サトシ「ガオガエン、戻れ。」

 

シュルルーン

 

サトシ「頼むぜピカチュウ!」

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

カツラ「ウインディ、神速だ!」

 

ウインディ「ワオーン!」

 

サトシ「電光石火で躱せ!」

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

カツラ「炎の牙!」

 

ウインディ「ワン!」

 

サトシ「アイアンテールで迎え撃て!」

 

ピカチュウ「チューピッカ!」

 

ウインディの炎の牙をアイアンテールで反撃した。

 

サトシ「10万ボルト!」

 

カツラ「龍の息吹!」

 

ピカチュウ「ピーカチュウーーーー!!!!」

 

ウインディ「ワオーーーーン!!!!」

 

ドカーン!

 

 

アイリス「凄い。」

 

カスミ「どっちも一歩も引いてないわね。」

 

タケシ「だとしたらトレーナーの力量が勝敗を分けるな。」

 

 

カツラ「オーバーヒート!」

 

ウインディ「ワオーーーーン!」

 

サトシ「回転しながら躱せ!」

 

ピカチュウ「ピッカーーーー!」

 

カツラ「なんだと!?」

 

ピカチュウはウインディのオーバーヒートを回避してウインディに急接近できた。

 

サトシ「今だ!10万ボルト!」

 

ピカチュウ「ピーカチュウーーーー!!!!」

 

ウインディ「ワオーン!?」

 

サトシ「トドメのボルテッカー!」

 

ピカチュウ「ピカピカピカピカピカ!ピカピッカ!」

 

ウインディに10万ボルトを放って、怯んだ隙にボルテッカーを叩き込んで戦闘不能にした。

 

 

タケシ「よし!」

 

アイリス「後1体!」

 

カスミ「いいわよピカチュウ!」

 

 

カツラ「見事なピカチュウだ。まさかあんな躱し方があるとはな。」

 

サトシ「仲間と編み出したものですから。」

 

サトシは半分事実を交えて先程の躱し方の説明をした。これは前世で元々シンオウ地方の旅をしていた時にヒカリが編み出したものだ。

 

カツラ「成程。ならば私の3体目を見せよう。出でよ、ブーバー!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ!

 

 

アイリス「な、なに!?」

 

タケシ「来るぞ!」

 

カスミ「ええ!」

 

 

バッシャーン!

 

 

ブーバー「ブーバー!」

 

 

カツラの呼び声に反応してマグマの中からブーバーが飛び出してきた。

 

 

アイリス「マ、マグマの中から?」

 

カスミ「初めて来た時もそうだったわね。」

 

タケシ「ああ。」

 

 

サトシ「ブーバーか。」

 

ピカチュウ「ピカ。」

 

ポーーーン!

 

リザードン「グォオオオオーーー!」

 

サトシ「リザードン!?」

 

リザードン「グォウ!」

 

サトシ「お前がやりたいのか?」

 

リザードン「グォウ。」コクリ

 

サトシ「分かった。ピカチュウ、交代だ!」

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

突然リザードンが出てきたと思えばブーバーに対してやる気を出していた。実はリザードンは前の世界でブーバーと激戦を繰り広げたことがあるのだ。

 

カツラ「これまた立派なリザードンだな。」

 

サトシ「はい、俺の頼りになるエースです!」

 

リザードン「グォウ!」

 

カツラ「そうか。ブーバー、こちらも気合いを入れて挑まんとな!」

 

ブーバー「ブーバー!」

 

サトシ「リザードン、火炎放射!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!!!!」

 

カツラ「こちらも火炎放射だ!」

 

ブーバー「ブーーーーバーーーー!!!!」

 

ドカーン!

 

火炎放射がぶつかり合い、相殺される。

 

カツラ「大文字!」

 

ブーバー「ブゥーバー!」

 

サトシ「受け止めろ!」

 

リザードン「グォウ!グゥーーーーオゥーーー!」

 

ブーバーの大文字を受け止めたリザードンはそのまま上に吹き飛ばされた。その時大文字は「大」→「中」→「小」となって消滅した。

 

サトシ「雷パンチ!」

 

リザードン「グォウ!」

 

カツラ「水タイプ対策をしているようだな。だがこちらも同じこと!ブーバー、雷パンチ!」

 

ブーバー「ブーバー!」

 

今度は雷パンチ同士がぶつかり合い、お互いダメージを負った。

 

カツラ「ロケット頭突き!」

 

ブーバー「ブーーーーバーーーー!!!!」

 

リザードン「グォウ!?」

 

サトシ「今だリザードン!」

 

リザードン「グォウ!」ガシ

 

ブーバー「ブバ!?」

 

サトシ「地球投げだ!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!」

 

ブーバー「ブーバーーーー!?」

 

地球投げで叩きつけられたブーバー戦闘不能になってサトシが勝利した。

 

サトシ「よっしゃー!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!!!!」

 

リザードンも勝利の火炎放射を空中に放った。カツラはブーバーをモンスターボールに戻してサトシの元に近寄ってきた。

 

カツラ「見事だサトシ君。これが勝利の証、クリムゾンバッジだ。受け取ってくれ。」

 

サトシはカツラからクリムゾンバッジを受け取った。

 

サトシ「クリムゾンバッジ、ゲットだぜ!」

 

ピカチュウ「ピ、ピカチュウ!」

 

ガオガエン「ガエーン!」

 

リザードン「グォオオオオーーー!」

 

アイリス「これであと一つ。」

 

タケシ「ああ。」

 

カスミ「あとちょっとね。」

 

見事クリムゾンバッジを手に入れてサトシ達はバトルと火山の熱気で汗を流しまくった身体を温泉で癒すと良いとカツラに提案されて、再び温泉を堪能するのだった。

 

???「ボウボウ。」

 

???「ボウ。」

 

だが、この時サトシはある2体のポケモンに今回のジム戦を見られていたことを知る由もなかった。




サトシのポケモン

ピカチュウ

ゲッコウガ

フクスロー

ニャヒート→ガオガエン

バタフリー

ピジョット

フシギダネ

リザードン

ゼニガメ

クラブ

ゲンガー

カイリュー

コノヨザル

ベトベトン

ジバコイル

ガルーラ

ケンタロス×30

サイドン

ストライク

ニョロモ(隠れ特性)

ギャラドス(色違い)

チゴラス

トゲピー

プテラ

フリーザー
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