4匹のイーブイを仲間にして数日後、サトシ達はトキワシティに到着した。
サトシ「いよいよ最後のジムだ。」
タケシ「そうだな。」
カスミ「でもまさかロケット団のジムだったなんて思わなかったわ。」
ピカチュウ「ピカチュウ。」
トゲピー(カスミ)「チョキチョキ。」
サトシ「それにシゲルは謎のポケモンにやられて負けたって言ってたけど、そのポケモンって一体・・・。」
タケシ「さあな。だが油断はできないぞ。」
カスミ「気を付けるのよ。」
サトシ「分かってる。取り敢えずあの人にも連絡しておかないと。」
サトシはとある人物に連絡をした後、トキワジムに向けて足を進めた。するとジムの前にシゲルとリーフがいた。
サトシ「シゲル?リーフ?」
リーフ「あ、サトシ。」
シゲル「漸く来たね。お爺様から聞いていたけど、ここが最後のジムらしいね。」
サトシ「ああ。2人はバッジは?」
リーフ「もう8つ以上は集めたよ。だからシゲルと様子を見に来たの。」
サトシ「そうか。」
シゲル「気を付けるんだぞサトシ、ここのジムリーダーは一筋縄ではいかない。」
サトシ「ああ。いざって時は頼む。」
リーフ以外が警戒しながらジムの中に入ると不思議なことに案内もなく、薄暗いバトルフィールドが目に入った。
リーフ「特に変わった所は無いけど・・・。」
???「・・・ようこそ、トキワジムへ。」
謎の声と同時に照明が入り、2階の玉座に腰を下ろしてペルシアンを撫でながらサトシ達を見下ろしていた男がいた。だがリーフ以外のメンバーはこの声に聞き覚えがあった。
カスミ「この声って!」
タケシ「まさか!」
サトシ「ロケット団のボスのサカキか!」
リーフ「え!?」
サカキ「・・・ふっ、何故知っているかは知らないが、その通りだ。」
自身の正体を明かされながらもライトの光の影で見えなくなっかった顔を玉座から立ち上げって影にならない位置まで移動すると徐々に顔が明るみになった。
そう、この男こそ、ロケット団のボスのサカキだった。
シゲル「成程ね。」
タケシ「トキワジムのジムリーダーは2階の玉座に座りチャレンジャーを迎え撃ち、ライトの光の位置で顔に影ができて素顔を明かさないということは聞いていたが!」
カスミ「ロケット団のボスなら明かさない訳ね!」
ムサシ「その通りよ、ジャリボーイ達!」
リーフ「っ!!その声は!!」
ムサシ「その声は!!っと聞かれたら・・・。」
コジロウ「答えてあげるが世の情けだが。」
ニャース「サカキ様の御前だから自粛するニャー。」
いつものように名乗ろうとするムコニャだが、ボスであるサカキの前であることから途中で止めた。
ムサシ「よく来たわねジャリボーイ。」
コジロウ「此処に来た以上、お前達はお終いだ!」
その言葉に反応する様にロケット団の下っ端達が現れて壁沿いに列する。
カスミ「こんなにいっぱい。」
シゲル「逃げ道を塞がれたね。」
サカキ「私の正体を知っている以上このまま帰すわけにはいかないが、ここにはジム戦に来たのだろう?私とてジムリーダーの自覚はある。君の挑戦を受けようじゃないか。」
サトシ「・・・皆、行ってくる。」
リーフ「サトシ!?」
サトシ「どうせ逃げ道が塞がれているんだ。だったら勝って突破するしかない。」
タケシ「そうだな。周りの連中は任せろ。」
そう言ってサトシは指定の立ち位置に立って構えた。
サカキ「さて、始めようか。使用ポケモンは3vs3のシングルバトル、交代はチャレンジャーのみだ。行け、ゴローニャ。」
ポーーーン!
ゴローニャ「ゴローニャ!」
サトシ「ピカチュウ、頼む!」
ピカチュウ「ピッカ!」
サカキ「地面タイプを持つゴローニャに電気タイプのポケモンを出してくるとは。」
サトシ「バトルは相性だけじゃ決まらないぞ!」
サカキ「ではゴローニャ、体当たり。」
ゴローニャ「ゴローニャ!」
サトシ「ピカチュウ、アイアンテールだ!」
ピカチュウ「チューピッカ!」
バコン!
ゴローニャ「ゴローニャ!?」
サトシ「今だ、波乗り!」
サカキ「なに?」
ピカチュウ「ピッ、カー!!」
ピカチュウがアイアンテールでゴローニャを空中に上げたと同時に波乗りを繰り出してゴローニャを戦闘不能にした。
サカキ「ほう、中々やるな。では次だ、キングラー。」
ポーーーン!
キングラー「コキコキ!」
サトシ「ピカチュウ、戻れ!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
サトシ「リザードン、君に決めた!」
ポーーーン!
リザードン「グォオオオオーーー!」
サカキ「また相性の悪いポケモンで来たか。キングラー、クラブハンマー。」
キングラー「コキー!」
サトシ「雷パンチだ!」
リザードン「グォオオオオーーー!」
サカキ「なに?」
キングラー「コキー!?」
サトシ「火炎放射!」
リザードン「グォオオオオーーー!」
効果抜群の雷パンチを受けた後、火炎放射がキングラーに直撃して後ろの壁にぶつかりキングラーは戦闘不能になった。
サカキ「ふっ、今までのトレーナーよりはやるようだな。」
サトシ「お前に褒められても嬉しくないよ。」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
リザードン「グォウ!」
サカキ「だがどんなに抗おうと、私の勝利に揺るぎはない。」
パチン!
サカキがパチンと指を鳴らすと目の前の壁から機械の拘束具の様な物を身につけたポケモンが出てきた。
リーフ「な、何あのポケモン!?」
スマホロトム(リーフ)
『データ無し。』
リーフ「で、データ無し!?」
カスミ「ねえシゲル。」
タケシ「まさかあれが・・・。」
シゲル「ああ、僕が前世でやられた見たことがないポケモンだ。」
一方のサトシは、目の前のポケモンに何故か懐かしく感じていた。
サトシ(こいつ、どこかで・・・。)
???『サトシ。』
サトシ「っ!誰だ!」
???『騒ぐな。今お前の目の前にいる。』
サトシ「目の前に?」
???『そしてこれは私がお前だけに心に語っている。』
サトシ(その声、まさかミュウツー!?)
ミュウツー『ああ、久しぶりだな。』
なんと目の前のポケモンの正体は前世でもサトシの心にも印象深く残っていたミュウの遺伝子から人間に生み出されしポケモン、ミュウツーだった。
サトシのポケモン
ピカチュウ
ゲッコウガ
フクスロー
ガオガエン
バタフリー
ピジョット
フシギダネ
リザードン
ゼニガメ
クラブ
ゲンガー
カイリュー
コノヨザル
ベトベトン
ジバコイル
ガルーラ
ケンタロス×30
サイドン
ストライク
ニョロモ(隠れ特性)
ギャラドス(色違い)
チゴラス
トゲピー
プテラ
フリーザー
カルボウ×2
イーブイ×4