お仕事お仕事♡がんばるぞい!
てなわけでハロウィンです。今青山霊園にいます。
メカ丸はもう死にました。ご冥福をお祈りします。有能な録音遺言をありがとう。
もうラストバトルもいいところなので、蝗GUYをビャッとやってバーンしたあと前菜をこなしてお兄ちゃんに強制敗北、その後宿儺にまこらもろもろをヤッてもらったら真人で〆です。張り切っていきましょう。
ニコニコしていれば冥さんごきょうだいのご歓談は右から左ですべてスルーできます。
明治神宮駅まで移動。現着した先で補助監督さんから情報を受け取り、ご配慮をいただいたので単身バッタをしばきます。あとは嘱託の帳を破壊して一丁上がり。
初手で放った小手調べの「解」で首が飛んだのでおしまいです。終わり終わり。
これ片手で首もげたかもしれんな。
慢心と油断は最大の敵なので気を引き締めつつ進みます。
では改札を飛び越えてダッシュ連発です。スタミナ切れを起こさないタフネス、サイコー!
線路爆走中にミニメカ丸が飛んでくるのでキャッチ。問答は全部冥さんに丸投げ。スキップスキップ。
「そんな連中が今までどこでなにしてたんだろ」はマジの同意。あの帳のプログラム設計をやったのが在野の呪詛師とか言われたら悲しくなってくるじゃん!?
実態は在野どころじゃないご長寿のバケモンですが。味方だったら助かるのに、そううまくはいかないのだ! それこそ人類滅亡ルート入らないとお呼びじゃない。
じゃあメッセンジャー役を引き受けて~。とはいっても虎の子を用意してあります。
虎杖だけに。ははは。
「もしもし伏黒? 聞こえてます?」
『は? オマエどこから……これか?』
「あったりー」
このために通信阻害対策の発信器兼通信機を呪具として作ってきたんだよ……!
もう本当に大変でした。成功作が一個だけだったので伏黒にしか渡せませんでした。聞くも涙語るも涙の失敗率。
資料かき集めていろいろ習って自分の器用さもスパルタで上げたうえでようやく出来上がったブツです。
一から術式を組むの、本気でもう二度とやりたくない。結界術より才能なかったわ。
まあ、もし仮に釘崎に渡せてても同席してるのが直毘人さんだから、俺とメカ丸の言葉に信憑性なしと判断されたら終わり。仕方ない。
「今からそっち行きますね。現着した先生が封印されたようなので」
あはは絶句してら。わかる~。耳元で「封印!?」の復唱が聞こえたので通信感度はばっちりです。
あとはナナミンに繋げる→ミニメカ丸に任せる→俺はただひたすら走る、で解決。
大声出してないので外待機の呪詛師には「こちらが五条封印に気づいている」ことを知られないアドをとれます。向こうが開示したつもりで衝撃の真実をやっても無効にできるってこと。
地下五階にいるメンバーにはミニメカ丸盗聴でバレてるので最初から無意味です。
『虎杖君、今どこにいますか? 合流を……』
「上です。もうすぐ着きますよ」
地上を道順通りに走るのがダルかったのでビルからビルを飛んだり跳ねたりしていました。ショートカットです。はい到着。お待たせ♡
ちょっとぉ~なんで三人ともドン引き顔してるんですかぁ~? 初対面のイノタクはわかるけど伏黒とナナミンは虎杖ボディの超人性を理解してるでしょ。失礼しちゃう! このやり取り前もやらなかった?
ここからはナナミンの超・理解力によって爆速で展開進むので助かる。臨機応変対応可のデキる上司ありがたい。七海大明神……。
さっ、次の帳破壊ミッションへゴー!
あべこべじいさん戦はギミック解明のためにしばらく虚無時間をやらざるを得ないので、うっかり外した攻撃で大打撃チャンスを狙いつつ潰します。
それではイノタク先輩のありがたーい解説を聞きましょう。
伏黒は、前を走る背中から目を離せなかった。先程の会話を思い出す。
「先生はこの世の強さの天井にいます。間違いなく最強です。それは疑いようのない事実だ」
四ヶ月でずいぶん背の伸びた体は夜を駆けていく。
「でも最強と万能はイコールではありませんよね。釈迦の掌からも砂は落ちますよ。先生の腕は二本だけですし。ね?」
運良く救われたのなら、次の運が悪ければ死ぬ。それだけの話。
そうやって、穏やかに話す虎杖の横顔が。伏黒恵にとって、初めて恐ろしく思えた瞬間だった。
「だってこれ以上好かれる必要ないし…」