F!みなさん!よう実ラジオのお時間です!   作:やさかみ

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ぬわー。リアルが、資格勉強とか免許取得とか色々面倒くさいー。
的なことがありまして大幅に投稿が遅れました。あと息抜きに他の作品投稿してたり


こちらは6回放送後のいつか使うかもしれないし、没になるかもしれないと省略した部分です。
実は前回投稿時にはすでにこの話はできてたんです。まぁ、没にするか、おまけにして後々公開にするかを悩んでたりしてたので投稿してませんでした。
今回使うことに決めたので出します。
時系列が前回から少しだけ下がりますが、まぁいきます。


交渉お茶会in坂柳

「あなたがなぜFクラスにいるか、あなたはご存知ですか?」

「わかんないや。なんで自分はFクラスなんだろ。ところで坂柳さん、今回のお茶会って他にも目的があるんだけど、こっちの話していいかな」

「おや、なんですか?」

 

 その場合というのは、放送を証拠として扱うことができずに今回の放送で審議が終わらないことである。正直こちらで助かったという意思もある。

 

「実は、坂柳さんにあのCクラスの音声をそのまま渡そうって思ってるんだよね。放送の音声をそのまま証拠に使うことはできないから、まだ判決は決まってないし利用価値はあると思うよ?」

「おやおや、CクラスからのヘイトをさらにAクラスに被せようと?」

「んー。Aクラスがヘイトを被られるけど、主目的はそこじゃないよ。これを渡す代わりに他のお願いがあるって感じかな」

 

 お茶会を開いた裏の目的二つ目。

 それは坂柳とのこの証拠を出汁とした交渉である。この証拠は坂柳と敵対する龍園率いるCクラスに対してダメージを負わせられる、坂柳にとってしては興味程度には欲しいものだ。交渉には使える。

 

「おや、なんでしょう。Cクラスを弄ぶ玩具が一つ手に入りますが、それだけでそうそうお願いは聞けませんよ?」

「だろうね。でも、自分はこれに付随してこの証拠のおすすめな使い方と、それを使うまでの協力もセットにできる。それに、お願いひとつをとっても坂柳に利があるかもしれないと思ってるよ?」

「おや。おすすめな使い方とは?そのお願いというのも気になりますが、まずはそちらからお話しください」

「綾小路清隆って知ってる?」

「っ!おやおや、あなたからその名が出てくるとは。いえ、そういえばあなたたちは()()()でしたか」

 

 こいつ自分程度が綾小路の友達であると自称しているのか?天才である彼には私しか人肌を教えてあげられないのに?的な意図を感じる。

 やけにお友達部分が強調されていたし。というかなぜそのことを知っているのだろうか。綾小路について調べたとか?それとも自分を調べている過程で?

 綾小路の話題になると坂柳の表情が少し惚気のような、しかし裏の顔へと変化する。

 まぁ、自分がこの証拠が坂柳にとって有用だと考えたのは龍園に対してではない。綾小路に対してである。

 

「今回、放送で証拠の現物がないから判決が先送りにされたんだ。逆に言えば、現物さえあれば証拠になる。そして、この証拠が喉から手が出るほど欲しいのってDクラスじゃん?」

「えぇ、そうですね」

「だから、綾小路にたいしてこの証拠を交換条件として何かして欲しいことをしてもらうとかいいんじゃないかな。二人の密会は自分がセッティングしてもいいよ?」

「おやおや、佐原くんは面白いことを言いますね。なぜ、わざわざ私と彼を結びつけたいのか。ただのDクラス生徒である彼に対し、私が何か要求したいとお考えで?」

「チェスとか?」

 

 その瞬間、坂柳の顔が何か確信めいたものへと変化した。

 わざわざ、坂柳へのおすすめとしてただの一般生徒であるはずの綾小路の名を出してきたこと。そして、その内容がまさかのチェスであったことがこの時点でただの偶然と考えるのは愚者と同義である。

 

「……ほう?私に対して彼の名を出したこと、そしてよりにもよってそれがチェスということ。一つ聞きますが、彼がどこ出身かはご存知ですか?」

「白部屋」

「……なるほどなるほど。お父様があなたをFクラスに入れた理由、少し見当が付いてきました。ホワイトルームの関係者、それとも私のようにホワイトルームを見学できる立場にいたのでしょうか。それに、私が彼がチェスをしている姿に惹かれたことも存じている様子。ふふ、どのようにおしりになったのですか?」

「黙秘します」

 

 多分その理由は見当違いにも程があるんだよなぁ。記憶に空白があるとは言え、すくなくともホワイトルームとは縁のない生活を送ってきてたと思うし。

 実家は経営者で金持ちの部類ではあるが、政権に関わるほどでもない。

 

「そうですか。しかし、あなたは一般の優れた生徒とは言い切れない方ということは把握しました。それで、私がその証拠をもとに綾小路くんとチェスをすればどうかと。良い提案ですね。しかし、私個人が彼にお願いをすれば、あなたから証拠を譲り受けなくても彼は私とチェスをしてくれるかもしれませんよ?」

「ないない。あいつ目立ちたくないたちだし。事勿れ主義って奴?密会的にやるとしても、わざわざ坂柳さんとしようとは思わないと思うよ。普通じゃないことバラすって脅したりしたら綾小路から悪印象になるだろうし」

「確かに、彼がAクラスの片派閥のトップであるわたしとは関わりを持つ気はないでしょう。あなたの提案は私としても大変好ましいものですね。無論、彼が私の提案を呑んでくれるように協力はしていただけるのですよね?」

「あぁ。綾小路に貸しを得る方法はすでに確立している」

「ふふ、なるほどなるほど。しかし、これはあくまでも私の意思。願いの内容、その範囲によっては受け入れることはできませんよ?それに、私にも彼と争うプランはすでに用意してありますから」

「へぇ?どんな?」

 

 事実、彼女は原作で最終特別試験で綾小路と競うことができていた。それこそ彼女待望のチェスでだ。選ばれたのが運が関わっていたということもあるが、今の彼女のいう通り本来の歴史ならそれがなせていた。

 

「あなたならばすでに勘付いているとは思うので言いますが、おそらくこの学校ではクラスポイントを奪い合う特別な試験があると考えています。そして、この学校は学力のみでなく身体能力、他にもいくつかの点を評価基準に入れていることを踏まえれば、ただの筆記試験でもないでしょう。私はいずれ、彼と争える場を用意しようとしているのです」

「確実性なくない?特にチェスで競える場が出てくるとは思えないけど。まぁ、坂柳ならどうにか確実性を手繰り寄せそうだけどね。つまり、今回の話は破談かな?」

「いえいえ、そんなことはありませんよ。私としてはすぐにでもチェスを行いたいくらいですから。あなたからの願いとやらを教えてもらえればある程度の内容であれば即決も十分あり得ますよ」

「おっと失敬。交渉に必要な条件を言い切ってなかったね」

 

 とりあえず坂柳にまともに聞く価値のある交渉だと認識してもらう必要があったので先に綾小路の話を出し、本題を忘れてしまっていたことを反省する。

 そこそこ話したので一度互いに紅茶を飲んでから自分は坂柳に求めることを述べた。

 

「このお願いは坂柳さんにとっても有益なものにはなるかもしれないと思っててね。うちの担任、まぁ坂柳理事長に関してなんだけど」

「ほう、お父様がどうかしましたか?」

「多分というかほぼ確実にホワイトルーム、綾小路パパの陣営からちょっかいかけてくると思うんだよね。綾小路を退学させてホワイトルームに連れ戻そうと。でも、理事長は綾小路をこの学校に入れた時点で理不尽に退学させることはないと思うんだ。そうなると、正攻法で綾小路が卒業することを望むのはまず無理」

 

 実際にやるかやらないかを考えない場合、可能性があるのはプライドも何もかもを捨てて綾小路退学に振り切った南雲か、同じくらいの能力を保持すると考えられる高円寺、坂柳もまぁ、場合によってはという感じだろうか。

 

「それで、陣営が1番ちょっかいかけてきそうな相手といえば、その理事長。ここまではいい?その理屈はおかしいとかある?」

「いいえ。あなたのいうことは理解できますね。あの部屋を作る方々です。綾小路くんを手中に収めるためならどのような手段も、いわゆる汚い手というのも進んで行使なさるでしょう」

「自分はこうすると思うんだ。理事長に汚職の容疑をかけ休職に追い込み、その上で理事長代理とかを陣営から送り込んでくる。綾小路を退学させるためとかいってホワイトルーム生とか入学させたりとかしてくるんじゃないかな」

「妙に具体的な予想ですね。なにか確信でも?」

「黙秘……協力願うのに黙秘続きはあんまし良くないか。ある筋からの情報?……まぁ確定ではないんだけど、確信に近い何かはあるかな」

 

 自分がいる場合のバタフライエフェクトにより月城がやってこない可能性というのは考えられる。自分がいるから理事代理がこの学校に来ないなんてことはないとは思うが、確定と言い切ることはできない。

 まぁ、はなからなければそれでよいのだが。

 

「ちゃんと理屈でも考えてはいるんだよ?人員送り込んでくるにしたって、1番好き勝手できる立場にいるのは理事長で、人員を交代させるとしたらその座だろうし。ついでに外の政治じゃ理事長は敵陣営だしダメージも与えられる」

「まぁ、私も同じ立場になればそうしますね」

「だから理事長にはそういうことがないように対策立てて欲しいんだ。だから坂柳さんにはお願いしてほしい、あとできるかはともかく一緒に対策考えるとか?」

 

 まぁ、あの理事長なら描写されてないだけで汚職被ったのはわざとな可能性もあるんじゃないかとは思うが。

 学校外の政治に関してはあまり詳しくないのだ。ホワイトルームとか政治的なことが深いらしいゼロ巻は読んでないし。あれ特典にしては内容が重要すぎるよね。

 人聞きによって綾小路が1人の精神ぶっ壊してたとかは聞いたけど。

 

「なるほど。まぁ、あくまでもあなたの言うことは仮想の話ですが、備えあれば憂いなしとも言いますし。私としても厄介な存在が舞い込むことも父に手を出されることもあまり良くは思いません。あなたのお願いもあなたの差し出すものも私にとっては好ましいものです。良いでしょう、佐原くんのお願いを受けましょうか」

「了解。それじゃ証拠のデータ渡すね。綾小路とかとの時期はまた後の」

「しかし、疑問もあります。なぜ、あなたは陣営からの干渉を止めようと考えたのですか?」

「担任がそんな奴になったら自分がこき使われそう」

「おや。確かに父の代理としてくるということは佐原くんにとっては担任代理なわけですからね」

「うん」

「ふふ、佐原くん。ここまでの会話で見直しました。もともと、いささかその存在を低く見積もっていたようです。勘違いなさらないように言っておきますがこれまでも凡人と見ていたわけではありませんよ。あなたは私にもわからないなにかを持っているご様子ですから」

 

 結局のところ見下されていることには変わりない気がする。いや、今の坂柳的には見下すというよりら面白い対象として認識していそうだが。

 どちらにせよ、自分が下に見られていることには変わりないらしい。事実、原作知識でやっているだけの自分では坂柳には遠く及ばないが。




なお、作者はアニメ勢なので、ゼロ巻どころか原作小説も読んでいない模様



 今作に限らない雑談コーナー
 ここからは前作(Dルート)の話にも入ります。
なんかこれ書いてる時前作(Dルート)のおまけ、Aクラスを思い出していた我。
Dクラスルート(前作の本編)は現段階悩み中です。投稿をやめたわけではないのでお待ちいただければ
 この場を借りて言わせてもらいます。多分前作の次回がおまけルートになる可能性が50%ある
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