畜生から妖狐、そこから神目指す   作:インテリアタマツヨスギキツネ

19 / 21

 前の話はちょっと狐畜生の発言がおかしかったので話の内容を変更しました。
 他の話の内容も一度読み直して深夜テンションでおかしくなってる場所を直しました。
 これからも超不定期ですが投稿します。


おほ〜〜〜^

 

 

 

 なでポ───1684年のイギリス、ナデル・ポーマが貴族を対象としたマッサージ店を開いたことが由来であり、ナデル・ポーマのマッサージを受けることが一種のステータスだと貴族達はこぞって通った。

 

 そのお店から様々な国を渡り、日本に上陸してからとあるアニメのヒロインのチョロさマッサージ店の祖、ナデル・ポーマのダブルミーニングがなでポである。

 

 ちなみに嘘である。

 

 嘘と言えば俺の前世は人間なのだろうか。狐畜生になった俺だからこそ浮かぶ疑問である。

 

 人間、なんか6個の世界をようつべショート並みの速度で転生しまくってるらしいやらなにやら。

 

 その6個の中に畜生道があり、弱肉強食の中で生きるというただの試される大地やんけと思ったのはご愛嬌。

 

 その畜生道まんま俺やんけ。

 

 人間並みよ知性を持った状態という明らかに不備を持った状態での畜生道に涙が隠せません。本能のままに生きるのが畜生道なのにバキバキ知性残ってますやん。

 

 神様ァ!?どうなってんのォ!?ちゃんと順序守って転生させてくれません!?最近は頭が悪い転生者ばっか相手してるから辟易してるかもしれんけどちゃんと仕事はしてェ!!

 

 と思ったけど人間道→修羅道→畜生道だから不備あってよかった〜修羅道なんて恐ろしいったらありゃせんよ。手のひらクルクルさせるのは得意なんすわ。ありがとう神様。

 

 え?お前さっきからなんで頭イカれポンチな会話してるんだって?

 

 賢者タイムじゃ。

 

 連想ゲームの速度で地球の真理を悟っていってついに自分の産まれにさえも悟りはじめているのが今の俺だ。

 

 今の俺はもはや森の賢者といっても過言では───誰がゴリラメンタル豆腐だってぇ!?!?(二回目)

 

 ………ふぅ、そろそろ正気に戻ろう。

 

 現在俺は撫でられている。件の少女に。

 

 その少女のエキノコックスさえも恐れぬなでポ捌きに思わず賢者タイムに至っていたのが先刻の頭イカれポンチの真相だ。今も若干頭のネジが撫でられすぎて摩擦して落ち抜けている。あびゃ〜!

 

 もう何時間撫でられていたのかは分からないがそろそろ行動を起こして情報を集めないと。

 

 頭の気持ちいいところをコリコリと撫でる少女の手を無視して体を動かして伸ばす。

 

 そしてここで俺に電流走る。

 

 俺別に目標とか無ぇわ。

 

 起きた現状が分かってないから情報を集めようとしていただけで別に急を要するわけじゃ無い。

 

 ………スッ(腰を据える)

 

 あぁ〜〜〜〜気持ちいいんじゃぁ〜〜〜〜〜^

 

 やはりこの世界を背負っているのは目に納めきれぬほどの大きな亀なのではないだ───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人に撫でられるのってあんなに気持ちいいんだぁ………あ、世界の真理を悟った狐こと俺だ。

 

 今は森の中の木になっていた果実を採って食べている。甘ェ!

 

 なんで狩猟ではなく果実を食べているのかって?ふっ…気づいたら辺りがとっぷりと暗くなるまで撫でられてたからさ!つまりは快楽に身を任せた結果だ!反省?俺は目先の快楽を取るね!

 

 だが、そんな快楽物質を生む少女も撫で疲れたのかはたまた俺を乗せた太腿が痺れたのか分からないが暗くなったタイミングで森へお帰り…といった感じで帰された。

 

 居座るのは簡単だがそれで少女の不興を買ってしまっては人生の終わりだ。俺は快楽物質を求め彷徨う哀れな狐畜生となってしまうだろう。誇大表現無しで。

 

 遠目から少女の家を見ると僅かながら暖かい光が家からまろび漏れている。そしてその光に照らされて僅かに人影が二つほど見えた。一つは少女としてもう一つは親かはたまた旦那か兄弟か。

 

 あの少女が森へお帰り…としてくれたのは同居人を気遣っての行動なのだと分かった。それか狩られるからお帰り…と俺を気遣ったか。

 

 ならばどうすれば俺はあの家に置いてもらえるだろうか。

 

 少女の方はヘソ天とか見せたら家に置いてくれそうだが問題はその同居人である。

 

 もしその人物が「は?狐?毛皮一択すわ」竹槍ドゥクシッ!と殺しにかかって来てしまっては終わりだ。

 

 ならば何か対価を持っていけば良いのではないか。

 

 俺が出せる対価と言えばそう狩猟で取ることができる鳥である。ネズミはちょっと汚いから衛生観念の視点から無視。夢の国で踊っとけ。

 

 鳥はしっかりと下処理をすれば美味しいし腹も膨れる。他にも今日の晩御飯の果実も対価として差し出せばより一層goodだ。他にも魚とかも取ればもう言うことはないだろう。

 

 そうと決まれば行動開始だ。

 

 俺は特に眠たくない体を起こして夜の森へと姿を紛らわせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あぁ〜〜〜〜ここが夢の国かぁ〜〜〜なんかネズミが踊ってらぁ〜〜〜^

 

 変わり種の首根っこを挟み込むような感じの撫で方も気持ちよスンギ。あぁ、肉球もぷにぷにと気持ちいい〜〜^後ろの肉球はこしょばいからNG

 

 尻尾もいい感じに毛繕いしてくれてる〜〜〜^

 

 やっぱ人間の手って偉大すわ〜〜〜^

 

 俺は縁側に座る少女のなでなでに骨抜きにされていた。

 

 あの日の夜に鳥を二匹と果実を数個を採った俺は忠犬ハチ公のように獲物を庭ら辺のとこに置いてお行儀よく座って待っていた。

 

 そして、朝になり起きて来た少女は驚いたような表情で俺を見てからクスリと笑って俺の頭をひと撫でした。おほ〜^

 

 そんで鳥と果実を家の中に持って入り同居人───男を連れてやって来た。

 

 疑いの視線を向ける男と嬉しそうな表情をしながら説明をする少女と頭を撫でられて気持ち悪い顔をしている狐と場は混沌を極めていたが、男は少女に説得されたらしく俺の頭を乱暴に撫でてから家へと帰った。う〜ん、42点。

 

 努力の甲斐あって同居人の許可を得ることができた俺は、同居人の竹槍ドゥクシッ!を恐れずに家へと入ることができた。

 

 そして今は少女のなでなでを享受している。おほ〜^

 

 俺は世界の真理を悟りながら頭を撫でられる気持ちよさを享受するのであった。やはり宇宙は地球を中心に──

 

 

 





誤字報告感謝ァ!
評価感謝ァ!
感想感謝ァ!
ここすき感謝ァ!

感謝ァァァァァ!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。