流れ者、ダンまち世界に現れる   作:麵魔

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今回はアルフィアメインのお話です


布教編はもう少し先になります


ではお楽しみに!


失ってしまった時間

アルフィア「(そう今でも出てくる・・・・・・あの時の悪夢が・・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルフィア「・・・・・・・・・」

 

 

ザルド「会いに行かないのか?」

 

 

 

一面が麦畑の所にいるアルフィアとザルド、2人はある所から何かを見ていた

 

 

 

そしてそこから見えるのは、真っ白い紙でルビーのような赤い目をした子供

 

 

『ベル・クラネル』の姿がそこにあった

 

 

ベルの両親は、ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアの冒険者の間で生まれた子供

 

 

ザルドにとっては甥っ子、アルフィアにとっては妹の息子なのだ

 

 

 

ザルド「・・・・・全く、甥っ子1人に会うのに臆したのか?」

 

 

アルフィア「うるさい(ゴスペル)

 

 

ザルド「ぐはぁ!!」

 

 

 

心を見抜かれて、得意の技を隣の男にぶつけるアルフィア

 

 

 

ザルド「お前な・・・・・しかしいいのか?」

 

 

アルフィア「何がだ?」

 

 

ザルド「ただ見てるだけってのはな・・・・・・・本当に会いに行かなくてよ。」

 

 

アルフィア「・・・・・・・・・・・気が変わった。」

 

 

ザルド「おいおい・・・・・・」

 

 

アルフィア「このまま帰る。」

 

 

ザルド「一応理由は?」

 

 

アルフィア「・・・・・・・なぜ言う必要がある?」

 

 

ザルド「念のためだよ。それで・・・・・・・」

 

 

アルフィア「・・・・・・・・・おばさんと言われるのが嫌なだけだ。」

 

 

 

ザルド「あははははは!!全く気にしすぎだろ!!」

 

 

そしてもう一度さっきの技が放たれた

 

 

 

アルフィアは当時ベルと会うのを怖がっていた

 

 

妹の忘れ形見・背負ってしまった使命

 

 

そのことでアルフィアはどんな面で行けばいいのか。それが怖くて仕方なかった

 

 

遠い所にいる自分たちの『義息子』が元気に走っている

 

 

ただ自分たちが一歩踏み出すことが出来なかった

 

 

だが、この時後悔することになった

 

 

 

自分がもう少し勇気を持てばよかったと・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

ベル「うわぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

アルフィア・ザルド「「!!?」」

 

 

 

遠くでベルが悲鳴を上げていた。そこには空間にひびが入りそこから謎の黒い手が出てき、ベルを掴んでいたからだ

 

 

 

ベル「うぐっ!ぐっ!!」

 

 

 

アルフィア「はっ!!」

 

 

ザルド「アルフィア!!!」

 

 

その瞬間、アルフィアは駆けだしていた目の前で苦しんでいる形見が何者かに連れ出されようとしている

 

 

徐々に手がひびへと戻っていき、共にベルも連れて行く。

 

 

アルフィアが全力で手を前に出し、ベルへと近づく

 

 

 

アルフィア「(届け!!届け!!)」

 

 

アルフィアの手が近づいたことに気づいたベルは、空いていた手を目一杯アルフィアへと伸ばす

 

 

 

が・・・・・・・

 

 

 

ひびから別の手が現れアルフィアを妨害する。なかなか近づけないアルフィア、ザルドが追い付いて援護する

 

 

 

ザルド「行けぇ!!まだ間に合うはずだ!!」

 

 

アルフィア「!!」

 

 

ザルドが作った隙を見逃さず。アルフィアはベルへと駆け寄る

 

 

だがすでに出している腕以外はひびの中に引きずられてしまっている。

 

 

 

アルフィア「(あともう少し!!もう少し!)」

 

 

ベル「た・・・・すけ・・・・・て・・・・・」

 

 

 

唯一出ていた腕もひびへと引きずられ、閉じようとしていた

 

 

アルフィア「待て!!」

 

 

閉じかけたひびに手が届きそうだったが、あともう一歩届かずひびは閉じてしまった

 

 

アルフィア「あ・・・・・・あ・・・・・・・・・・あ・・・!!!」

 

 

 

アルフィア「あああああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

アルフィアは目の前で突然消えてしまった忘れ形見の存在を、助けられなかったこと

 

 

手を掴めなかったことを嘆き、悲しみの感情を出すしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、闇派閥(イヴィルス)として次代の英雄の礎となるべく絶対悪として出た

 

 

だが、心の底ではベルを助けられなかったことを後悔していた

 

 

それはザルドも同じだった。

 

 

 

こうして、2人は命を落としたが・・・・・・・この世界に戻ってきたベルによって蘇り

 

 

 

奇跡の再会を果たすのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベル「あ・・あの・・・・?」

 

 

アルフィア「・・・・・・・・いい・・・・・何も言わなくていい・・・・・」

 

 

ベル「・・・・・・・」

 

 

アルフィアは忘れ形見がこうして目の前にいることに喜んでいた

 

 

最初は似た人間の可能性を考えたが、本能がそれを拒否した

 

 

感じ取ってしまい、目の前の少年が『ベル・クラネル』だと判断した

 

 

 

ザルド「・・・・・・・・・アルフィア。」

 

 

 

ザルドも目の前の少年が、『ベル・クラネル』だということに気づくと安堵の表情を浮かべた

 

 

失ってしまった者が目の前に戻ってきたことに2人は喜んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザルド「つまり・・・・・・連れ去られる前の記憶がないと・・・・・」

 

 

ベル「はい、覚えていたのは名前だけでそれ以外は・・・・・・・」

 

 

 

 

ベルは自分が記憶喪失であることを話した。そして自分を助けてくれたホンマのことも話す

 

 

ザルド「そのホンマとかいう奴には感謝しないとな。」

 

 

アルフィア「ええ・・・・・・・」

 

 

ザルド「しかし肝心のホンマはどこにいるんだ?」

 

 

ベル「この世界に着いたときに、数日離れると言っていたんでどこにいるのか?」

 

 

ザルド「そうか・・・・・・・」

 

 

アルフィア「・・・・・・・ベル。」

 

 

ベル「ん?」

 

 

アルフィア「今後はどうするつもりだ?」

 

 

ベル「・・・・・・・しばらくは2人と一緒にいるつもりです。僕のことを知っている人と出会えた。」

 

 

ベル「失くした記憶を取り戻したいですし・・・・」

 

 

アルフィア「・・・・・・・分かった。喜んで協力するよ。」

 

 

ベル「ありがとうございます。」

 

 

アルフィア「ただ・・・・・今後は私を『お義母さん』と言ってもらいたい。」

 

 

ベル「え・・・・・?」

 

 

ザルド「おいおいアルフィア。」

 

 

アルフィア「お願いだ・・・・・・・・・」

 

 

 

アルフィアはどこか寂し気な表情を浮かべ、ベルは・・・・・・

 

 

 

ベル「分かりました。お願いします、お義母さん。」

 

 

アルフィア「!!・・・・・・ああ・・・!!」

 

 

ザルド「ふっ・・・・良かったな。」

 

 

こうして、3人の間に家族の絆が生まれるのだった

 

 

 

 

 




どうもおはこんばんにちは


今回はどうでしたか


因みにこのシリーズはなるべく文章を少なめにして投稿するつもりです。


では次回はホンマ合流です!!
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