転移特典はサイゼリヤ   作:鷹狩り

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本日1話目です


第三話 覗き見る者達と追う者達...

人に認知できないほどの天高い場所...

 

???「ふふっ 今回の子はいつもより面白そうな子だね」

 

???「あなたって神は、いつまでも子供みたいなことを... だから一部地域では邪神扱いされるのよ?」

 

???「突如さらって説明もなし、立派な邪心だと思うがのぉ?」

 

???「うっせ! 望むスキルを与えたんだからいいじゃないか!」

 

???「まぁ、私としても最大の危機に欲する力が料理って言うのは好感が持てるわね」

 

???「今までの子と違い、直接的な武力でないのは安心できるかもしれぬが...」

 

???「いつも通りと覚悟してリソースをためてたのに、いざフタを開ければ生産系を求めたからね 急いでクーシンに声をかけれて良かったよ」

 

クーシン「料理は人に活力を与え、癒し、明日への希望となる よく分かってる子で嬉しいわぁ!」

 

???「どうせお前のコトじゃ スキルを使っていき、更に人となりが見えれば加護を増量させるのであろう?」

 

???「クレアジっちゃんは逆に【微】しかあげてないよね ケチなの?」

 

クーシン「加護の力を増すかはさておき... 来て早々、私たちの世界の子と遭遇できたのは上々ね」

 

クレアジ「しかし、あの騎士が言う通り、この世界の常識が無さ過ぎたのぅ」

 

???「それがいいんじゃないか! ヒトは最初から全てを与えられた存在じゃない 自分たちで次々と得ていく その過程が素晴らしいんじゃないか!」

 

クーシン「1歩間違えれば、邪神の発言ね 気をつけなさい、スチャー」

 

クレアジ「間違わんでも邪神じゃろ」

 

スチャー「2人してひどいなぁ! リソースだってかっちりちょうど与えたじゃないか!」

 

クーシン「あの子の世界の流行を読み取って、あの子の希望も見た結果、今までに無いスキルになったけどね 大丈夫かしら?」

 

クレアジ「それはこうして見ておればよいであろう」

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

スティーブとの邂逅から1時間が経過

 

「にしても、おまえのスキルはやはり特異だな」

 

「ん? 急にどうしたんだ?」

 

「1刻が過ぎたのにも関わらず、喉が渇かぬ それどころか、力が湧いてくるようだ」

 

「へぇー」

 

「おまえはもう少し自分の力を意識しろ...」

 

「へいへい」

 

「まったく ...! 静かにしろ」

 

「え?」

 

「静かに」

 

「..........」

 

ーワンワン

 

ーこっちの方だ!

 

ーにしてもぜんぜん追いつけねぇ! 弱んねぇのか、奴は!

 

ー奴はドラゴンスレイヤーだ 我々とは中身が違うのであろう

 

「奴らもしつこいな... ん?」

 

スティーブさんが怪訝そうにこちらを見る

 

それもそうだ、オレの目は今、とても輝いていることだろう

 

「スティーブさん、ドラゴンスレイヤーなのか?!」

 

「俺一人で倒したわけじゃ...」

 

「すっげーや!!」

 

「おい バカ」

 

ーこっちで声がしたぞ!!

 

ー近いぞ! 急げ!!

 

「チィ!」

 

「あ、すまん...」

 

「貸しだぞ それとお前のスキルの詳細を言え」

 

「え? えっと... オレの分かる範囲だと、オレのいた世界の飲食店の料理が出せる...的な?」

 

「は? いや、確かに飲み水を出してはいたが... 攻撃魔法は?」

 

「見た感じ... 無い?」

 

「詰んだか...」

 

「待てよ! ドラゴンスレイヤーなんだろ? 何とかなんねぇのか?!」

 

「人相手はどうにかなるだろう ただ問題は、シャドウウルフだ」

 

「シャドウウルフ?」

 

「文字通り、影に潜り獲物に奇襲するオオカミだ それが4体 お前を守りながら戦える相手では...」

 

「...... ! なぁ、スティーブさん、なんか値打ちもん無いか?」

 

「急になんだ」

 

「オレに作戦があるんだ だが、オレのスキルは対価が必要で...」

 

「スキル発動に高価なものが必要と...」

 

「そうだ!」

 

「......分かった これを」

 

「なんだこの... ナニ?」

 

「アースドラゴンの鱗、それも逆鱗だ」

 

「はぁ?!」

 

「いざという時のお守りだったが、今がその、「いざという時」であろう」

 

「...いいのかよ そんな貴重なもん」

 

「生きていればまた手に入れられるかもしれん だが、死ねば二度と手に入らん そういうことだ」

 

「...分かった」

 

「その代わり、生き延びるぞ 2人で」

 

「おぅ!」




今日の作者のレシート

・冷たいパンプキンスープ
・タラコとPシュリンプのドリア
・半熟卵のカルボナーラ
・セットドリンクバー200
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