転移特典はサイゼリヤ   作:鷹狩り

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本日1話目です


第八話 密書

「俺たち、【セカンダリア王国】とこいつらの【マーレ帝国】は敵対していて、約4年前に休戦条約を結ぶまでは戦争状態にあった」

 

「マーレ...帝国?」

 

「そうだが、どうした?」

 

「その...さ? マーレとの戦争にこう...巨人っていた?」

 

「巨人族か? 帝国は実力主義だからな いるぞ」

 

「いるのか... やっぱり裸で15mくらいの?」

 

「は? なぜそうなる? 裸な訳ないし、史上最大の巨人族で現帝国将軍のエノールでも5mだぞ?」

 

「い、いや、こっちで有名なマーレだと、そういうのがいるからさ?」

 

「ちなみにどういう?」

 

「それはいずれ...な? 今はスティーブさんの話を聞かせてよ」

 

「気になるが、まぁいい それでだな、休戦条約は5年間で切れる そうなると、また戦争が始まる可能性が高い」

 

「なるほど...」

 

「我が王国では間者が少ない それに帝国で捕まったら生きては帰れぬだろう そこで王国は潜入ではなく護り、防諜に徹することにした」

 

「ならなんでスティーブさんが?」

 

「大勢で行ったら目立つ 少数でも痕跡が残る そこで信頼でき生きて戻れる者として声がかかった」

 

「流石ですね~」

 

「表向きはな...」

 

「?」

 

スティーブさん曰く、

 

王国も1枚岩ではなく、武功で名をあげたスティーブさんを嫌う者もいるそうで、都合よく扱われた結果だそうだ

 

「なんか酷いっすね」

 

「嫌っているとはいえ、別に帝国の味方な訳ではない 王より命じられて文句も無いよ」

 

「オレなら逃げるけどな」

 

「逃げるな 命令違反は重罪だぞ」

 

「だから、命令される前に逃げる」

 

「はぁ...お前は...... 話を戻すぞ」

 

そうして、帝国に潜り込んだ私は、時に商人として、時に冒険者として活動し、帝都に近づき、そして、貴族から将軍にあてた密書を手に入れた

 

「その『時に』ってやつ気になるんだが...」

 

「2月分を短時間では話せん」

 

「ちぇー」

 

「密書を手に入れたはいいが、見つけて油断して...な?」

 

「しまらないなぁ」

 

「うるさい そんで追われたってわけだ」

 

「でもよ スティーブさんなら倒せたんじゃね? こいつら」

 

「潜入に向かないから慣れ親しんだ装備は領に置いてきた それに足がつかぬよう、宿に泊まらず野営を続けたため休息が十分ではなかった」

 

「確かに...」

 

「見つかってからも手配書が広がり、食事処で食事をとるコトで帝国の民が処罰されるのを避けた結果...」

 

「満足に食べれず休めず、自領に戻るしかなかったと...」

 

「そうだ」

 

「んで、密書の内容は?」

 

「...ょうかん」

 

「え?」

 

「勇者召喚を行うと...」

 

「勇者...召喚......?」




今日の作者のレシート

・タラコとPシュリンプのドリア
・タラコソースシシリー風
・セットドリンクバー200
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