「俺たち、【セカンダリア王国】とこいつらの【マーレ帝国】は敵対していて、約4年前に休戦条約を結ぶまでは戦争状態にあった」
「マーレ...帝国?」
「そうだが、どうした?」
「その...さ? マーレとの戦争にこう...巨人っていた?」
「巨人族か? 帝国は実力主義だからな いるぞ」
「いるのか... やっぱり裸で15mくらいの?」
「は? なぜそうなる? 裸な訳ないし、史上最大の巨人族で現帝国将軍のエノールでも5mだぞ?」
「い、いや、こっちで有名なマーレだと、そういうのがいるからさ?」
「ちなみにどういう?」
「それはいずれ...な? 今はスティーブさんの話を聞かせてよ」
「気になるが、まぁいい それでだな、休戦条約は5年間で切れる そうなると、また戦争が始まる可能性が高い」
「なるほど...」
「我が王国では間者が少ない それに帝国で捕まったら生きては帰れぬだろう そこで王国は潜入ではなく護り、防諜に徹することにした」
「ならなんでスティーブさんが?」
「大勢で行ったら目立つ 少数でも痕跡が残る そこで信頼でき生きて戻れる者として声がかかった」
「流石ですね~」
「表向きはな...」
「?」
スティーブさん曰く、
王国も1枚岩ではなく、武功で名をあげたスティーブさんを嫌う者もいるそうで、都合よく扱われた結果だそうだ
「なんか酷いっすね」
「嫌っているとはいえ、別に帝国の味方な訳ではない 王より命じられて文句も無いよ」
「オレなら逃げるけどな」
「逃げるな 命令違反は重罪だぞ」
「だから、命令される前に逃げる」
「はぁ...お前は...... 話を戻すぞ」
そうして、帝国に潜り込んだ私は、時に商人として、時に冒険者として活動し、帝都に近づき、そして、貴族から将軍にあてた密書を手に入れた
「その『時に』ってやつ気になるんだが...」
「2月分を短時間では話せん」
「ちぇー」
「密書を手に入れたはいいが、見つけて油断して...な?」
「しまらないなぁ」
「うるさい そんで追われたってわけだ」
「でもよ スティーブさんなら倒せたんじゃね? こいつら」
「潜入に向かないから慣れ親しんだ装備は領に置いてきた それに足がつかぬよう、宿に泊まらず野営を続けたため休息が十分ではなかった」
「確かに...」
「見つかってからも手配書が広がり、食事処で食事をとるコトで帝国の民が処罰されるのを避けた結果...」
「満足に食べれず休めず、自領に戻るしかなかったと...」
「そうだ」
「んで、密書の内容は?」
「...ょうかん」
「え?」
「勇者召喚を行うと...」
「勇者...召喚......?」
今日の作者のレシート
・タラコとPシュリンプのドリア
・タラコソースシシリー風
・セットドリンクバー200