誕生日スペシャル   作:極王ゴット

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極王ゴット誕生日スペシャル 果てなき希望の救世主VS全てを蝕む侵略者!前編

三人称

ゴット達が暮らす世界のどこかの駐輪場の近くで白い服を着てチョコの様な何かを持っている人がふらつきながら体から金色の液体を垂らし歩いていた。

そんな頃、なにも知らないゴット達は迷子探しのポスターが張り出されていた犬を保護していた。

 

ゴット「よしよーし、ごめんね〜」

 

ゴットは犬を優しく撫でながら犬用のキャリーバッグに入れるとゴットがキャリーバッグを持ってそら達と歩き出す。

 

ゴット「ワンちゃん見つかって良かったね〜」

 

そら「いやぁ、ゴット君に懐いてくれたおかげで楽だったね〜」

 

みこ「ゴットのお手柄だにぇ!」

 

ゴット「まーねー」

 

みこ達に褒められてゴットが少し照れた様な顔をするとそら達はゴットはそういえばとそら達に聞く。

 

ゴット「そういえばこよりはどうしたの?ずっといないけどさ」

 

ゴットがその様に聞くとそら達は不自然に動きが一瞬鈍くなったがすぐにヴィヴィが前に出てきてゴットに言う。

 

ヴィヴィ「こよりさんは薬の発明をしてるんだよ!なんかいいのが浮かんできたから忘れないうちに作りたいって」

 

ゴット「へぇ〜、こよりらしいね」

 

ヴィヴィの回答にゴットが納得した様な顔をする中、どこかのトンネルの様な場所でボロボロの人が黄金の液体がこびりついている腹を手で押さえながら壁をつたって歩いていた。

 

ボロボロの人「はぁ……はぁ……」

 

?「……」

 

壁をつたって歩いていく人の少し後ろに突然異形の化け物が現れた。

その頃、そら達はゴットに聞こえない様にコソコソ話をしていた。

 

そら「わかってると思うけど絶対バレちゃダメだよ、サプライズなんだから」小声

 

みこ「今から目に浮かぶにぇ……泣いて喜ぶゴットといろはの姿がにぇ〜」小声

 

ヴィヴィ「最高の誕生日プレゼントにしてあげよう!」小声

 

そんなことを三人がコソコソ話ししながらゴットがトンネルの様な場所に出るとゴットは突然隣から歩いてきていたボロボロの人にぶつかってしまった。

 

ボロボロの人「うわっ」

 

そらみこヴィゴ『えっ!?』

 

ゴット「大丈夫ですか!?」

 

いきなり人が倒れたことに驚くもののゴットはすぐに倒れた人に駆け寄る。するとゴットは一瞬だけ何かの気配を感じてその方に顔を向ける。そこには……フードを深く被っている異形がいた。

 

ゴット「……」

 

そら「新しいニューレス?」

 

ゴット「いや……何か……違う……」

 

ゴットが警戒をしながらそう言うと異形はフードを取って【イベジョン兵】としての姿を現す。イベジョン兵はゴット達に顔を見せると右手にトライデントを召喚する。

イベジョン兵がトライデントを召喚するとゴットは警戒しながら立ち上がってそら達に言う。

 

ゴット「そら、みこ、ヴィヴィ、その人をお願いね」

 

ゴットはそう言うとインフィニットドライバーを取り出しながらそら達の前に出てインフィニットドライバーを腰につける。

 

《インフィニットドライバー!》

 

ゴットがベルトを腰につけると同時にベルトから虹色と水色の光が輝きゴットは流れる様な動きでベルトのサイドバンドルを開き左腰に掛けているライドブッカーに手を添えて開きそこからインフィニットディケイドのライダーカードを取り出して前に突き出し裏返す。

 

ゴット「変身!」

 

ゴットはそう叫ぶとライダーカードをベルトに入れて何百回……何千回と繰り返してきた動きでサイドバンドルを閉じる。

 

《インフィニットライド!ディケイド!》

 

ベルトの電子音が周りに響き渡るとともにゴットの周りに1号からマイスまでのライダーズクレストと六十のインフィニットディケイドの幻影とライドプレートが現れてゴットの体に重なりライドプレートが引き継がれるように不完全なインフィニットディケイドに刺さるとゴットの体は完全に【仮面ライダーインフィニットディケイド(以降IFディケイド)】の姿へと変わりIFディケイドの背中にマントが発生するとIFディケイドの体から虹と水色のエネルギーが溢れ出てIFディケイドのマントが舞い上がった。

 

《ライドブレイカー!》

 

IFディケイド「はああ!」

 

変身が完了すると同時にIFディケイドはライドブレイカーを召喚してイベジョン兵へと攻撃を仕掛けていく。

戦い始めたIFディケイドを見てそら達はすぐに倒れている人を介抱する。

 

そら「大丈夫ですか!?」

 

そらがボロボロの人に駆け寄って解放しようと振れるとボロボロの人に触れた時に手に違和感を感じて自分の手を見ると金色の液体がついていた。

 

そら「なに……これ……」(この感触……血に似てるけど……)

 

そらがいきなり起きた訳のわからない状況に困惑しているとボロボロの人は今にも消え入りそうな声で言う。

 

ボロボロの人「俺は……逃げたのに……」

 

そこまで言うとボロボロの人は灰のようになって骨すらも残らずに消えた。

 

そらみこヴィ「「「えっ!?」」」

 

そら達がいきなりの事態に困惑している中IFディケイドはイベジョン兵をやや圧倒しながら戦っていた。

 

IFディケイド「はぁ!フッ!おらぁ!」

 

イベジョン兵「!……!」

 

IFディケイドの攻撃を受けたイベジョン兵はトライデントを横に薙ぎ払って攻撃をするがIFディケイドは飛び上がると同時に一つのライダーカードをライドブレイカーに装填する。

 

《ライダーライド!》

 

IFディケイド「はああああ…!」

 

IFディケイドはライドブレイカーの刀身にグミのようなエネルギーが溜まるとIFディケイドはそのままライドブレイカーを地面へと降りていく体とともに振り下ろす。

 

《ホッピングスラッシュ!》

 

IFディケイド「はああ!」

 

イベジョン兵「!」

 

IFディケイドはイベジョン兵を切り裂くとともにトライデントの上に降りて攻撃を封じるとIFディケイドで攻撃する。

 

IFディケイド「フッ!はぁ!」

 

イベジョン兵「〜!」

 

IFディケイド「うわっ!?」

 

IFディケイドの攻撃を受けてすぐにイベジョン兵は強引にIFディケイドをトライデントから退かせてトライデントでIFディケイドが着地するところに攻撃をする。それを読み取ったIFディケイドは近くの段差を掴んで攻撃を避けると段差から手を離してライドブレイカーを振り下ろす。

 

IFディケイド「はぁ!」

 

イベジョン兵「!〜」

 

IFディケイドの攻撃を受けてイベジョン兵が後方に吹き飛ぶとIFディケイドは新しくカードを取り出す。

 

IFディケイド「新しく増えた力……使わせてもらいます!」

 

IFディケイドはそう言うとベルトのサイドバンドルを開きカードを入れるとそのままサイドバンドルを閉じる。

 

《インフィニットライド!マイス!ネイズミーチーザー!マイス!》

 

電子音が響き渡るとともにIFディケイドの姿は変わっていき、その姿は令和8番目の仮面ライダー、【仮面ライダーマイス】の姿は【インフィニットマイス(以降IFマイス)】へと変化した。

IFマイスは姿を変えるとすぐにフレームマイスから卵を模した武器【マイスエッジ】を取り出す。

 

《マイスエッジ!》

 

IFマイス「ふっ!はぁ!やぁ!」

 

イベジョン兵「!…〜!」

 

IFマイスはイベジョン兵を圧倒するとそのままベルトのサイドバンドルを開き黄色のカードをベルトに装填しサイドバンドルを閉じる。

 

《ファイナルアタックライド!マ・マ・マ・マイス!》

 

IFマイス「はああああ!」

 

IFマイスはファイナルアタックライドの力を解き放つと回し車のようなエネルギー体【クォンタムウィール】を生成させ高速で回転させそのまま全力疾走で近づいてイベジョン兵に突撃し上空へと跳ね飛ばしキック体勢へと移行して激突の衝撃で砕け散ったクォンタムウィールを青白いエネルギーに変えて右足へと収束させイベジョン兵へと跳躍する。

 

《エッグシード!マウス! セパレード!》

 

IFマイス「はああああ!」

 

イベジョン兵「ー!!ー!」

 

跳躍したIFマイスのライダーキックをまともに受けたイベジョン兵は爆発して完全に撃破したことを確認したIFマイスは変身を解くとそら達の方へと向かう。

イベジョン兵を撃破したゴットは先ほどの人を心配して走ってそら達に近づいていく。

 

ゴット「みんな!あの人は?」

 

みこ「それが!さっきの人消えちゃったんだにぇ!」

 

ゴット「えぇ!?」

 

ヴィヴィ「私たちもよくわかってなくて……」

 

ゴット「それは……」

 

ゴットもいきなりの出来事で少し混乱する中で落ち着くために少し周りを見るとあの男の人がいたような場所に何かが落ちていることに気づく。それに気づいたゴットはゆっくりと近づいてそれを拾い上げる。

ゴットが落ちていたチョコに似たような謎の機械を手に取ると目の前の空間が突如引き裂かれる。それを見たそら達は驚愕に顔を染める。

 

そら「それって……」

 

ゴット「クラック……」

 

目の前にいきなり開いたクラックにゴットが無意識に手を伸ばすとニューヘルツの植物がいきなり伸びてきてクラックの中に吸い込まれてしまう。

 

ゴット「うわあああ!?」

 

そらみこヴィ『ゴット(君)(さん)!』

 

三人はゴットに向かって手を伸ばすがクラックはゴットを飲み込むとそのまま消えてしまった。

その頃、どこかの世界のどこかの建物のガラスをゴットによく似た少女?が吹いていると突然目の前にクラックが開いた。

 

ゴット「うわあああああ!」

 

?「うわぁ!」

 

ゴット「ぎゃん!うにゃあ!」

 

クラックから放り出されるように出てきたゴットはゴットによく似た少女?の足元に置いてあった水の入ったバケツに足を突っ込んでそのまま地面を転がってしまう。そんな現実的にありえない光景でゴットによく似た少女?は困惑してしまうがすぐにゴットに駆け寄る。

 

?「ごめんなさい!大丈夫……きゃあ!」

 

ゴット「にゃっ!?」

 

ゴットによく似た少女?はゴットに駆け寄ると触れようとしたが二人の間に電撃のようなものが流れて二人が可愛らしい声を上げゴットは起き上がり聞こえる声の方を見ると目の前に広がる光景に目を見開く。

 

ゴット「……えっ?……嘘……」

 

ゴットの目の前に広がるのは笑っている人々とダンスをしているチームの人達。ここまでなら普通の景色とも思える、しかしそれ以外にゴットの目に見えるのは……街のあちこちに存在しているニューヘルツの植物。その光景はまるでニューヘルツ……侵略の植物と地球という星が共存しているような光景だった。

 

ゴット「ここどこ〜!?それになんでニューヘルツが……」

 

?「えっ?知らないんですか?ニューヘルツの支配者というニューロードの人たちが共存をしてくれて……ってそんなことよりも!濡れちゃいましたね、きてください!うちのガレージそこなので」

 

ゴットはそう聞くと目の前にいる自分によく似た少女?の服についてるロゴのようなものに【ホロスター】とついてるのが見えて聞く。

 

ゴット「君は?」

 

極王ゴット誕生日スペシャル 果てなき希望の救世主VS全てを蝕む侵略者!

 

あれからゴットはゴットによく似た少女?もとい少年【神人(しんと)】に連れられてホロスターのガレージ……ゴットがニューロードとなる以前にも以後にも慣れ親しんでいる居場所へと案内されていた。

 

ゴット「えっ?」

 

ゴットがあまりの事態に整理がしきれていない中、ニューロードの気配を一切感じないそらとみこが名刺を持ちながらゴットに近づいて来て優しく語りかけてきた。

 

そら「うちのバイトの子がごめんね?、【何でも屋】……何でも屋わかるかな?まぁ、やってほしいことを聞いてそれを叶える場所的な?ことをやってるホロスターのときのそらだよ」

 

ゴット「何でも屋?……チームじゃないの?」

 

みこ「え?みこ達がチームだった時代を知ってるんだにぇ?その頃のファンの人たち……それにこんなに小さくてかわいい子だったら名前とか覚えるはずなんだけど……名前なんだにぇ?」

 

みこがそう聞くとゴットは可愛いと小さいに関しては少し不満に思って頬を膨らますとガレージの奥から私服に着替えてきた神人が出てきてゴットは不機嫌になりながらも困惑したまま搾り出すようにして呟く。

 

ゴット「ゴット……」

 

ゴットは消え入りそうな声で名乗るとすぐにドアを開けてガレージの外の周りを見る。

 

ゴット「やっぱりホロスターのガレージ……でも……」

 

ゴットはそういうと再びガレージに入って思考を巡らせる。

 

ゴット(ここは十中八九、俺のいた世界じゃない……でも俺のいた世界によく似てる……どういう……)

 

ゴットがそこまで思考を巡らせるとそらが子供をあやすような感じでゴットに向かって言う。

 

そら「とりあえず服を乾かさないとね、脱いで脱いで」

 

ゴット「あっ、うん」

 

ゴットがそら達に言われるがままに服を脱ごうとすると服の中からインフィニットドライバーが落ちてしまった。

 

神人「えっ?」

 

ゴット「あっ!いやっ、あの……これは……」

 

インフィニットドライバーに神人が反応するとゴットは焦って拾い上げて隠しながらなんとか誤魔化そうと考える。

 

ゴット(やっば…!ベルトしまってること忘れてた……この世界は平和だしこのベルト見てこっちのそら達はどう思うんだろう……)

 

ゴットがそこまで考えるとみこが神人を見てインフィニットドライバーを指差しながら聞く。

 

みこ「ねぇ神人、これって神人のやつに似てないにぇ?」

 

ゴット「えっ?」

 

みこの予想外の言葉にゴットが素っ頓狂な声をあげるて神人を見ると神人は服をめくって腹部を見せる。

そこには仮面ライダーガヴこと【井上ショウマ】のガヴのようにしてライドドライバーに似たベルトがついていた。

 

ゴット「ライドドライバー…?」

 

ゴットが無意識のうちにそう呟くと神人は何かを知っていそうだと言う希望を持ってゴットに聞く。

 

神人「これってライドドライバーっていうの?」

 

神人がそういうとゴットは驚いたように目を見開きそんなゴットに神人は続けて言う。

 

神人「俺、実は記憶がなくて……それで倒れてたところをそらさん達に拾ってもらったんだ」

 

そら「名前も覚えてないらしいから一度神人って名前をつけてうちで……」

 

そらが神人について詳しい説明をしていると神人はそらに被せてゴットに勢いよく近づいてゴットに言う。

 

神人「教えて、これはなんなの?俺は何者なの?」

 

神人がそう言うとゴットはいきなりのことに流石に戸惑うが少し落ち着かせると神人から顔を逸らして言う。

 

ゴット「こことは別の世界があって……そこはニューヘルツと共存できなかった……そんな世界で人々を救うために作られたのがライドドライバー……けど、神人みたいにベルトが体にくっついているのは……半分人間じゃないショウマさんくらいしか……」

 

ゴットがそう言うと神人はどこか納得したようで絶望をしたような顔をして言う。

 

神人「そっか……やっぱり俺……人間じゃないんだ……」

 

神人がそう言いながら俯くとそらとみこが神人の肩に手を置きながら言う。

 

そら「大丈夫だよ、神人君は神人君だから」

 

みこ「それだけは変わらないにぇ」

 

二人の言葉で神人はどこか救われたような顔になってその様子を見たゴットは静かに笑った。

その頃、ゴット達の世界ではそら達がとある場所から水月達を集めて事務所で今回のことについて話していた。

そら達から一通りの話を聞いた水月はどこかチョコに似た装置のようなものを持ちながら言う。

 

水月「それで、ここから発生したクラックに兄さんが消えたと……」

 

いろは「デリュエが残した何かとかではないんでござるか?」

 

そら「わからないけど……あの怪物はニューレスぽくなかったよ」

 

みこ「それに今まで見たことない感じだったにぇ」

 

紅蓮「見たことのない新たな敵……か」

 

みこ「完全に手掛かりなしだにぇ……」

 

みこがそう言うと正義が一枚の紙をそら達に差し出しながら言う。

 

正義「そらさん、その怪物の絵を描いてくれませんか?」

 

水月達も消えたゴットの捜索に向けて動き出した。

その頃、ゴットはそら達にガレージにいてもいいと言われたものの取り敢えずこの世界について詳しく知るために世界を散策していた。

 

ゴット(こっちのそら達はホロスターにいてくれていいって言ってくれたけど……きっとみんなは心配してる……オーロラカーテンも使えないし……帰る方法を探さないと……!)

 

街を散策する中ゴットはどこか覚えのある感覚を覚えてその方を見るとそこには小さな女の子が二人いた。

 

ゴット(この感覚……ニューロード!?……それにどこかホデュオさんに似てる……)

 

ゴットは世界を守ってくれてると聞いているもののやはり前の世界の経験から警戒をしてしまってニューロードらしき少女に近づき聞く。

 

ゴット「ニューロードは本当に世界を侵略する気はないの?」

 

ゴットが警戒をしながら近づいてそう聞くと二人のニューロードの少女【ホデュラ】と【デュリラ】はゴットを見て不思議そうにする。

 

ホデュラ「ん?あなたはだぁれ?私たちと同じ?ニューロードに似てる?」

 

デュリラ「それよりこの世界を侵略するってどう言うこと?」

 

ホデュラ「そんなことしてどうするの?」

 

ゴット「どうするってこの世界をおもちゃに……」

 

二人「「……おもちゃ?」」

 

ゴットの見覚えのないニューロードの少女はゴットの言葉に顔を見合わせて可愛らしく首を傾げると大量の荷物を持っている青色の青龍のようなニューロード【トリュオンシュ】と屈強な体を持った緑のミノタウロスのようなニューロード【ゴルンジャ】と玄武のような赤のニューロード【ガルブング】やってきた。

 

三人「「「姫様方〜!」」」

 

ゴット「トリュオンシュ、ゴルンジャ、ガルブング!」

 

三人「「「お疲れ様です」」」

 

突然現れた見覚えのありかつて壊羅達と共に撃破したニューロード達にゴットが警戒をする中普通に挨拶されて困惑するとホデュラ達とトリュオンシュ達は互いに見合って素っ頓狂な声をあげる。

 

五人「「「「「えっ?」」」」」

 

ホデュラ「みんな知り合いなの?」

 

ゴルンジャ「いえ、このようなものは知りませぬ」

 

トリュオンシュ「それよりももう帰りませんか?」

 

ガルブング「ここまで買っているのですし……」

 

二人「「やだ」」

 

トリュオンシュ達の願いをホデュラとデュリラは嫌だと言うと二人は手に持っている荷物をトリュオンシュ達に渡しながら言う。

 

ホデュラ「だってお父様がこの世界にお出かけさせてくれる機会なんてあんまりないんだよ!?」

 

デュリラ「お母様も説得してくれたんだから存分に楽しむんだもーん!」

 

トリュオンシュ達にそういうとホデュラ達はどこかへ向かって歩いて行ってトリュオンシュ達はその後を追おうとしたところにいろはから聞いた自分の世界でのホデュオの願いを思い出してゴットはニューロード達に聞く。

 

ゴット「あの……あなた達の王妃様って……」

 

ガルブング「あのお方の知り合いなのですか?」

 

ゴルンジャ「確かに王と同じ力を感じる……」

 

トリュオンシュ「でしたら、いつか我らが王の城へと来てください」

 

トリュオンシュ達はそういうとホデュラ達の方へと走って行った。それを見たゴット少し考える。

 

ゴット(この世界には仮面ライダーが……いや、そら達の感じから【俺】と知り合ってなかった……いや……もっと言えば……)

 

ゴットがそこまで考えていると近くで自転車のブレーキの音が聞こえてそっちの方を見るとそこには……

 

ゴット(水月……)

 

ゴットの弟でもある水月がいて水月は何かを見ると近くの席に座っているデリュシュの方へと向かって行った。

 

水月「お待たせしました、Uber Eatsです」

 

デリュシュ「遅い!いつまで待たせるつもりだ!」

 

水月「一様時間通りなんですけど……」

 

ゴット(デリュシュ!?暴れてないしUber Eats頼んでる!?)

 

ゴットが目の前の自分が知るより遥かにおとなしいデリュシュに困惑をしている中水月は配達してきた料理をデリュシュの前に置くとすぐに離れてゴットはその水月に近づいていく。

 

ゴット「ねぇ、水月」

 

水月「ん?誰だ?あんた」

 

ゴット「……ごめん、人違いだったみたい」

 

水月の反応を見てゴットはこの世界の極王家に【極王ゴット】がいないという事実を確認するとすぐに歩き出す。その最中にスマホが鳴って水月がスマホを手に取るとゴットは少し耳を澄ませて盗み聞きをする。(良い子は真似しちゃ、めっ!だよ!)

 

水月「母さんどうしたんだ?今仕事中なんだが……ん、わかった、買い物な、あとでいるものLINEで送っといてくれ、兄貴と買いにいくから」

 

水月はそういうと電話を切ってスマホをしまう。その様子を見ていたゴットは少し驚きで目を見開くと共にすぐに他のことを考える。

 

ゴット(お父さんとお母さんが生きてる……それなら……)

 

ゴットはそう考えると最後に自分たちを拾ってくれて育ててくれた人たちが暮らしていた場所に向かって走る。

しばらく走ったゴットが昔住んでいた家につくとそこは駄菓子屋の様になっていた。それを見たゴットは少し驚いた表情をする。

 

ゴット「俺の知ってる家じゃない……」

 

ゴットがそう呟くと駄菓子屋の扉が開いてゴットにとってよく聞き覚えがある声で「ありがとうございました」と声が聞こえるとゴットはその姿を見て消え入りそうな声で呟く。

 

ゴット「……ママ……」

 

ゴットがそう呟くと極王家の両親を失ったあとゴット達を拾ってくれた星街家の母親【星街星蓮(せいれん)】がゴットに近づいて聞く。

 

星蓮「君お菓子買いに来たの?よかったら見て行ってね、焼き菓子とかおすすめだからね」

 

星蓮はゴットに向かって子供に言い聞かせる様にそういうと元気のいい「ただいま〜!」という声と共に姉街とすいせい、正義ともう一人ゴット自身が見たことない少女【星街星蘭(せいらん)】がやってきた。

 

星蓮「みんなおかえり、早かったわね?」

 

姉街「みんなで楽しく遊べたし、家のお手伝いもしたいってせいちゃんが言ったからねー」

 

すいせい「ちょうどキリも良かったし帰ってきたんだ〜」

 

正義「お母さん、僕たちも手伝いますよ」

 

星蘭「私も手伝う!」

 

その様に話しながら中に入って行った星街家を見てゴットは唖然とする。

 

ゴット「……えっ?」

 

それから困惑が解けないままゴットが中に入ると幸せそうに話しながら店番をしている姉街達がいた。

 

ゴット(こっちの世界じゃ……お母さんも、お父さんも……ママもパパも生きてる……ニューロードも有効的で……危険なことなんてない……すいせい達だけじゃなくていろはやラプラスも……幸せな……)

 

俺のいない……

 

思考を巡らせてゴットの顔に影ができるとゴットはその考えを振り払う様に首を振って近くのお菓子を手に取ってレジに持っていく。

 

ゴット「これください」

 

姉街「はーい」

 

ゴットが星街家の駄菓子屋でお菓子を買っていた頃、平和な街の中、歩いた道にが何かに蝕まれたように腐敗させている男【インヴェルド】が幸せそうにしている人々を見ていた。

 

インヴェルド「実に平和だ……楽しく蝕めそうだ」

 

インヴェルドがそういうとインヴェルドの周辺に黒い液体の様なものが現れてそれに触れている物体が腐敗してその液体からイベジョン兵が現れ始めた。

星街家で駄菓子を買ったゴットは食べても味のしない駄菓子をどうしようかと悩んでいた。すると進んでいる方向から人々が逆走する様に逃げてきた。

 

ゴット(何が……行ってみるしかない)

 

ゴットは逃げてくる人々とは逆の方向へと向かって走り出した。

その頃、水月達はニュードラシルの施設の中にあるプロフェッサーの研究室へときていた。

 

ラプラス「プロフェッサーはニューヘルツ以外にも【禁断】とか言うやつの様にUMA的な生物を研究もしていた。そら先輩達が見た生物の資料もあるかもしれません」

 

ラプラスがそういうと水月はそらが描いたイベジョン兵の絵を見ながら言う。

 

水月「あの絵が正確ならな」

 

そら「少なからずゴット君が描くよりはね」

 

紅蓮「まぁな」

 

星華「ゴットちゃんの絵ってそんなに酷いんですか?」

 

ゴットの絵の散々な言われように星華はかなりの困惑を見せた。

その頃、ゴットが迷い込んだ世界ではイベジョン兵が恐怖で動けなくなってしまった一般人を襲おうとしていた。

 

イベジョン兵「!〜!」

 

女性「来ないで…!」

 

ゴット「はぁ!」

 

イベジョン兵「〜!」

 

ゴットは女性に襲い掛かろうとしていたイベジョン兵を吹き飛ばすと近くの女性に駆け寄り強めに言う。

 

ゴット「逃げてください!」

 

ゴットがそう言うと女性はすぐに近くに落としてしまっていたバッグを拾って逃げていきゴットは周りを見るとそこには複数のイベジョン兵が人々を襲っていてそれを見たゴットはインフィニットドライバーを取り出しながら少し残念そうな顔をする。

 

ゴット「ここも平和ではないんだね……」

 

ゴットはそう言うとインフィニットドライバーを腰につけサイドバンドルを開きカードをベルトに入れながら歩き出す。

 

《インフィニットライド!》

 

電子音が響き渡ると共にゴットの周りにライダーズクレストなどが現れるとイベジョン兵達はゴットに襲いかかる。

 

ゴット「フッ!はっ!たぁ!」

 

ゴットは襲いかかってくるイベジョン兵を軽い格闘で受け流したりしているとイベジョン兵はトライデントでゴットを突き刺そうとしてくる。

 

ゴット「甘い!……ぐっ…!うわぁ!」

 

ゴットは突き出されたトライデントをなんとか掴み止めるがイベジョン兵はゴットの軽い体ごとトライデントを振り上げるとゴットを近くの机に叩きつける。

 

ゴット「ガッ…!ゴホッ!……変身!」

 

背中を強く叩きつけられた衝撃でゴットは少し咳き込むがすぐにサイドバンドルを閉じて姿を変える。

 

《ディケイド!》

 

《ライズコンボカリバー!》

 

ゴットはIFディケイドに姿を変えると右手にライズコンボカリバーを召喚してイベジョン兵へと向かっていく。

 

IFディケイド「フッ!はぁ!たぁ!ショウマさん、絆斗さん、ラキアさん、力を借ります!」

 

IFディケイドはそう言いながらライズコンボカリバーにガヴ、ヴァレン、ヴラムのカードを装填する。

 

《ガヴ!ヴァレン!ヴラム!トリプルコンボ!》

 

IFディケイドは三人のライダーの力をライズコンボカリバーに込めるとライズコンボカリバーにグミ、チョコ、プリンのようなエネルギーが溜まりIFディケイドはライズコンボカリバーを振り抜く。

 

IFディケイド「はあああああああああああ!」

 

《トリプルライダー!スイーツコンボ!》

 

IFディケイドが振り抜いた攻撃でイベジョン兵は遠く吹き飛ぶと少し遠くからインヴェルドがイベジョン兵と戦うIFディケイドを見て少し驚いたような顔をする。

 

インヴェルド「オリジナル?なぜここに……」

 

IFディケイド「お前達は何者だ!?」

 

インヴェルド「教えてやる!」

 

IFディケイド「ぐっ…!」

 

IFディケイドの疑問に答えるように聞こえたその声と共にIFディケイドは嫌な予感がして咄嗟に体を逸らして飛んできていた攻撃を避けるとそこにはインヴェルドがいてインヴェルドはIFディケイドに向かって名乗る。

 

インヴェルド「俺の名はインヴェルド、インベイダーのキングだ」

 

IFディケイド「インベイダー?」

 

これまでの戦いの中で聞き覚えのない新たな敵の名前にIFディケイドが首を傾げるとインヴェルドは都合がよさそうな顔をして服を捲り上げて腹部を見せる。

 

インヴェルド「ちょうどいい」

 

インヴェルドがゴットに見せた腹部にはライドドライバーによく似たベルトがついていてインフィニットドライバーなどのライダーズクレストがついている部分は黒く染まっていた。

 

インヴェルド「新しいカートリッジを試してやる」

 

インヴェルドはそう言うとライドドライバーによく似た黒いベルト【インベイドライバー】のサイドバンドルを開きカードを取り出しベルトに装填する。

 

《インベライド……》

 

IFディケイド「ライドドライバーと……カード?」

 

IFディケイドがインヴェルドの体に【くっついている】ベルトに困惑する中、インヴェルドの周りには全てを腐敗させるような禍々しいオーラが現れてインヴェルドは静かに言葉を発してサイドバンドルを閉じる。

 

インヴェルド「変身…!」

 

《フェーズ1》

 

IFディケイド「…!」

 

IFディケイドがインヴェルドが変身したライダー【インヴェルドフェーズ1(以降インヴェルドP1)】から感じる邪悪な気配に無意識のうちに身構える中、インヴェルドの姿は変わり特に目を引くのは両手について巨大な爪、その姿を相手にIFディケイドはゴージャスに金色に輝き金色のIFディケイドを描いているライダーカードをベルトに装填する。

 

《レジェンダリーインフィニットライド!ディケイド!レジェンド!》

 

電子音が響き渡ると共にIFディケイドの周りにはゴージャスな金色のエネルギーと虹色に輝く無限のエネルギーが混ざり合って仮面ライダーレジェンドとIFディケイドを混ぜ合わせたような姿【インフィニットディケイドレジェンド(以降IFディケイドL)】へと変化する。

IFディケイドの姿がIFディケイドLに変わると同時にインヴェルドP1はイベジョン兵を召喚してIFディケイドLはライドブレイカーとライズコンボカリバーを構えてインヴェルドP1に攻撃を仕掛ける。

 

IFディケイドL「フッ!はぁ!」

 

インヴェルドP1「フン!」

 

IFディケイドL「グッ…!」

 

インヴェルドP1に仕掛けた攻撃を避けられると巨大な爪でIFディケイドLを攻撃する。インヴェルドP1の攻撃で吹き飛ばされて体勢を崩したIFディケイドLにイベジョン兵は攻撃を仕掛ける。IFディケイドLはイベジョン兵の攻撃が突き刺さる前にライダーカードを取り出してベルトに装填する。

 

《レジェンダリーインフィニットライド!鎧武!極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!!》

 

IFディケイドLは【インフィニットゴージャス鎧武レジェンド(以降IFG鎧武L)】へと変わるとイベジョン兵へと向かって掌をかざす。

 

《イチゴクナイ!マンゴーパニッシャー!キウイ撃輪!》

 

IFG鎧武L「はぁ!」

 

IFG鎧武Lが召喚した武器でイベジョン兵を撃破すると掌に武器を召喚してイベジョン兵へと向かっていく。

 

《無双セイバー!》

 

IFG鎧武L「フッ!はぁ!ヤァ!」

 

IFG鎧武Lがイベジョン兵を斬り裂いていく中インヴェルドP1はイベジョン兵に近づいていき爪を突き刺す。

 

インヴェルドP1「フン!」

 

インヴェルドP1はイベジョン兵に爪を突き刺すとイベジョン兵を肉盾として無双セイバーを振りかぶってきているIFG鎧武Lに突撃し壁際に追い込む。

 

IFG鎧武L「なっ!?うっ…!グゥ…!」

 

IFG鎧武Lが壁際に追い込まれるとインヴェルドP1はIFG鎧武Lを巨大な爪を使って切り裂く。

 

インヴェルドP1「ふっ!はぁ!たぁ!」

 

IFG鎧武L「グッ!ああ…!うわああ…!ぐっ…!」

 

インヴェルドP1の攻撃を受けながらもIFG鎧武LはインヴェルドP1を強く睨むと体を強引に動かして無理やりベルトに新しいライダーカードを装填する。

 

《インフィニットレジェンダリーライド!ジオウ!仮面ライダージオウ! オーマ!》

 

インヴェルドP1「グッ…!」

 

IFG鎧武Lの姿が【インフィニットゴージャスジオウレジェンド(以降IFGジオウL)】へと変化するとその際に溢れ出たオーラでインヴェルドP1が後退するとIFGジオウLはサイキョージカンギレードをインヴェルドP1の爪に挟みながら押し込みに行こうとする。

 

IFGジオウL「はあああああああ!なぁ!?」

 

インヴェルドP1「はぁ!」

 

IFGジオウLがインヴェルドP1を押し込もうとする中インヴェルドP1は巨大な爪を消すと勢いのままに体勢を崩してしまったIFGジオウLを左腕の方についている巨大な爪で切り裂く。

 

インヴェルドP1「ふっ!はぁ!フン!」

 

IFGジオウL「ぐあああ…!」

 

インヴェルドP1の攻撃を受けてIFGジオウLは地面を転がりながらIFディケイドLの姿に戻るとインヴェルドP1はどこか落胆したような声を出す。

 

インヴェルドP1「なんだ、思ったより歯応えがない」

 

インヴェルドP1はそう言いながらベルトに手をかけるとベルトが限界を告げるように溶けてインヴェルドP1の変身が解かれた。

 

インヴェルド「こいつもか……」

 

インヴェルドは完全に変身が解けると手を少し上げると近くにクラックが開いてその中へと入って行った。

インヴェルドが消える様子を見ていたIFディケイドLはしばらく呆然すると変身を解いた。

 

ゴット「あいつ……何者なんだ…?」

 

ゴットの前に突如現れた正体不明の敵、果たしてゴットはこの平和な差母を守り切ることができるのか?

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