誕生日スペシャル   作:極王ゴット

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極王ゴット誕生日スペシャル 果てなき希望の救世主VS全てを蝕む侵略者!後編

三人称

ゴットがインヴェルドと戦い逃した頃、水月達はイベジョン兵に関する情報を見つけていた。

 

星華「ありました!これじゃないですか!?」

 

星華がそう言いながら水月の方に向かうと見ている資料にはイベジョン兵の写真がついていて星華はその写真の近くに貼ってあるメモをゆっくりと読む。

 

星華「ニューレス、禁断などと同じく別の世界に存在すると思われるこの異形。目撃された場所には何かが腐って溶けた形跡がある」

 

水月「人工物・自然物の区別はなく、彼らが意図的に腐らせたようだ。おそらく愉快犯。肉体的な強さは未解明だが、彼らの能力は……」

 

世界を滅ぼしかねない……

 

水月達がイベジョン兵に関する情報を獲始めていたころ、白のような場所で座るインヴェルドに彼の部下である研究者のようにも見える男【イベール】がやってきてインヴェルドに言う。

 

イベール「インヴェルド様!あの世界はまだ滅ぼさぬようにお願いしたはずです!」

 

インヴェルド「黙れイベール、俺は既にオリジナルを超えた」

 

インヴェルドがそう言いながら恐怖そのものを具現化したようなカード【ホラーカード】を見ているとイベールは膝をつきインヴェルドの手を掴んで狂気的な目でホラーカードを見ながら言う。

 

イベール「このカートリッジはそれほど有能でしたか……」

 

インヴェルド「フッ、もうあそこに用はない、あとは好きなように、好きな世界を滅ぼすだけだ」

 

インヴェルドはそう言いながら外に出るとそこには台風の中心のように風に吹かれながら全てが腐り落ちたように崩壊した世界があった。

 

インヴェルド「ここのようにな」

 

インヴェルドはそう言うとすぐにイベールに向かってホラーカードを見ながら言う。

 

インヴェルド「ついてはイベール、こいつに見合う新しいライド器官の開発を急げ」

 

インヴェルドがそう言うとどこかへと向かって歩き出そうとするがインヴェルドの言葉でイベールは何か絶望したような顔をしてインヴェルドに聞く。

 

イベール「っとおっしゃいますと!一緒にお渡したものは?」

 

インヴェルド「溶けた、あれじゃ使い物にならん」

 

インヴェルドがそう言いながら歩いていくと残されたイベールは静かに言う。

 

イベール「かしこまりました……」

 

ゴットが迷い込んだ世界が夜になった頃、ゴットはホロスターのガレージに戻ってきて神人達に先程の出来事についてを話していた。

 

神人「インベイダー?そらさん達は何か知ってる?」

 

神人がそう聞くとそらはパソコンでインベイダーのことを調べながら言う。

 

そら「うーん、インベイダーはわからないけど時々バケモノの目撃情報があるみたい」

 

みこ「これかな?」

 

そらの言葉に続くようにみこがスマホである画像を見せるとそこには人を襲おうとしているイベジョン兵がいてそれを聞いたゴットは無意識に呟く。

 

ゴット「この世界での害をなす存在か……」

 

神人「えっ?」

 

ゴットの呟きが聞こえていた神人はゴットの方を向いて首を傾げるがゴットはすぐに焦って買ってきたお菓子に手を伸ばす。

 

ゴット「にゃんでもにゃい!それよりこれ食べよう!」

 

そら「えっ?なにそれ!」

 

ゴット「お菓子!美味しそうだったから買ってきちゃったんだよね〜」

 

ゴットがそう言いながら袋からお菓子を取り出すと神人はキョトンとした顔で袋についているお菓子の家のようなマークを見ると一瞬何かの光景が見えて頭が痛んだ。

 

神人「うっ…!」

 

ゴット「えっ?」

 

みこ「神人、どうしたにぇ?」

 

神人「わからない……この絵を見たらなんかズキって……何かを思い出せそうになって……」

 

みこ「えぇ〜、なんだろにぇ?これってお菓子の……ってこの店ってすいちゃん達の実家じゃんにぇ!」

 

そら「ああ〜!確かにそうだけど、何気に買いに行ったことないからなー」

 

そら達がそのように話している中ゴットは暗い顔をしている神人を見ているとゴットは明るく提案する。

 

ゴット「じゃあさ!みんなでこれを作ってみよ!神人が何か思い出せるかもだし!」

 

次の日、ゴット達はお菓子の家を作るために買い出しに出ていた。その中でゴットの中に宿ってるフェルとは別の神獣【フェニックス】こと【フィニア】がゴットに聞く。

 

フィニア『主様、お菓子の家と言いますが本当に人が入れるのですか?』

 

ゴット(童話だとね、魔女が子供を誘き寄せるための罠なんだけどね、子供心にはときめくよね)

 

フィニア『ですが……そんなにでかいのをどこで?』

 

それから帰ってきたゴット達はお菓子の家づくりの準備を終えるとゴットはフィニアに言う。

 

ゴット(俺たちが作るのはもっと小さいの、【三人】が食べやすいほうがいいでしょ?)

 

フィニア『主様……』

 

そら「よーし!早速作るよ!」

 

そこからお菓子の家づくりが開始した。

様々な事件や問題はあったが……

 

みこ「気合い入れる……にぇええ!?」

 

そらゴ神「「「うわあああああ!?」」」

 

気合を入れていたみこなバランスを崩してボウルなどが散らかったり……

 

ゴット「これ……難しい…!」

 

神人「ハクシュッ!」

 

ゴット「あっ……」

 

神人「あっ……」

 

ゴットがお菓子の家の壁を作ってる途中で神人がくしゃみをしてやり直しになったり……

 

ゴット「こんなかんじに入れれば……」

 

そら「待って!」

 

ゴット「えっ?」

 

ボーン!

 

四人「「「「……ボフッ!」」」」

 

ゴットが片栗粉の入れ方をミスって全員が片栗粉まみれになったり……

 

神人「くっ…!えい!……あっ……」ベチャッ!

 

ゴット「……」←顔が生クリームまみれ

 

神人「……ごめんなさい……」

 

生クリームを出そうとした神人が力加減を間違えて絞りゴットの顔に大量の生クリームが掛かったり……

そんなてんやわんやなことが起こりながらもゴットがお菓子の家のレンガのようにクッキーをつけていると目の前で笑っている神人が目に映る。

 

神人「ふふっ、可愛いなぁ」

 

楽しそうにお菓子の家を作っている神人を見てゴットも無意識に口角が上がってしまう。

それからしばらくして紆余曲折ありながらもついにお菓子の家が完成した。

 

四人「「「「出来たー!」」」」

 

お菓子の家が完成したことにみんなが喜んでハイタッチをしたあとエプロンを脱ぐとその途中でゴットは神人に聞く。

 

ゴット「ねぇ神人、何か思い出せた?」

 

神人「いや……というか途中から作るの楽しくなっちゃって……記憶のこと忘れてた……」

 

みこ「ドジだにぇ……」

 

そら「じゃあもう食べちゃおうか」

 

ゴット「召し上がれ」

 

そらの言葉に合わせてゴットがそういうとお菓子の家に手を伸ばさないゴットを見て三人は不思議そうな顔をする。

 

神人「ゴットは食べないの?」

 

みこ「そうだにぇ!みんなで食べたほうが美味しいにぇ!」

 

ゴットは二人の疑問に対して少し言いづらそうにしながら頬を掻いて答える。

 

ゴット「実は俺の体って少し特殊で……ご飯の味とかお菓子の味とか全くわからないんだよね……」

 

神人「えっ!?それじゃあこれも……」

 

みこ「流石に手伝ってくれたのに目の前で食べるのは……」

 

ゴット「いやいや、自由に食べてよ……もし悪いって思うなら少し材料を教えてくれればいいから」

 

そら「いいの?」

 

ゴット「むしろ作ったのに食べないほうがもったいないし材料がわかればいつでも作れるじゃん」

 

ゴットがそういうと申し訳なさそうな顔をしていた神人達は笑顔になって言う。

 

みこ「それなら食べるにぇ!」

 

そら「だね、材料は後で紙に書いて渡すからね!」

 

ゴット「ありがとう」

 

ゴットがそう言うとそら達はお菓子の家からクッキーなどを取って軽く齧ると目を輝かせる。

 

みこ「美味しいにぇ!」

 

そら「うーん、甘い!」

 

神人「すごい、ちゃんと家なのにお菓子だ……」

 

神人がそう言うと神人の腹部にあるライドドライバーに似たベルトが光り出す。

 

神人「なんか、お腹が……」

 

神人がそういながらベルトを出すとそこからカードが現れてそのカードが生物のように動き出す。するとまるで小動物のような動きをするカードにそら達は虜になる。

 

そらみこ「「可愛いい〜!」」

 

神人「なにこれ!?」

 

ゴット「俺も知らない……ショウマさんのゴチゾウにも似てるけど……うーん、もしショウマさんみたいに幸せな気持ちから生まれたんだとしたら……エモルン!って名付けよう!」

 

みこ「エモルン……可愛いにぇ!」

 

ゴットはゴチゾウのようにして生まれたカードをエモルンと名付けるとエモルンの上の部分いわゆる頭部のようなところを撫でると神人はゴットに向かって言う。

 

神人「ゴット、記憶は思い出せなかったけど……俺、多分、ゴットの言ってた種族とかと似たような存在なんだと思う」

 

ゴット「……うん」

 

神人「一緒に美味しいもの作って……食べれてはないけど、すごく楽しかった。俺って……一人じゃないんだよね……ありがとう、ゴット、そらさん、みこさん」

 

神人がそう言うとゴットは静かに首を振りながら神人に向かって言う。

 

ゴット「うんうん、俺も嬉しいよ、なんか神人とはよく似てる感覚がするから……」

 

ゴットがそう言うと互いに微笑みあってそれからみんなでお菓子の家を食べ終えた。

それから夜になった頃、ゴットは神人と歯磨きをする中、駄菓子を買った星街家の駄菓子屋の袋を持ちながら神人に聞く。

 

ゴット「神人、今度このお店に行ってみない?」

 

神人「えっ?」

 

ゴット「今度は何か思い出せるかもでしょ?」

 

神人「……だね」

 

少し悩んだ後神人はそう言うとうがいを終えた後ゴットに向き直って笑顔で感謝を伝える。

 

神人「ありがとう、ゴット」

 

ゴット「うん」

 

ゴットと神人が幸せな空間で暮らしている頃、イベールはインヴェルドが腰につけていたカートリッジと言うものの何か皮膚のようなものがついているものがぶら下がっている部屋の中でパソコンを打ちながら呟いていた。

 

イベール「やれやれ、インヴェルド様がこの世界を滅ぼしてしまう前にあのカートリッジに合うライド器官が手に入ればいいが……」

 

イベールがそう呟くと、イベジョン兵がニューヘルツの森に発生してニューレスを攫っていた。

 

イベール「材料を纏めて確保しておくか……」

 

その頃、ニューロード達の遺跡でホデュラとデュリラが楽しくお菓子を食べていた。

 

ホデュラ「これも美味しいね!」

 

デュリラ「うん、また行ったら買おう……きゃあ!」

 

ホデュラ「デュリラ!……きゃあ!」

 

二人が楽しくお茶をしているとイベジョン兵に連れ去られてしまう。

二人が連れ去られるとちょうどトリュオンシュ達が現れる。

 

トリュオンシュ「ホデュラ様!?」

 

ガルブング「デュリラ様!」

 

ニューヘルツでホデュラとデュリラが連れ去られた頃、人間の世界ではそら達がエモルンを連れて買い物をしていた。

 

そら「後ちょっとだからちゃんとつかまっててね」

 

そらとみこはエモルンを可愛がりながら歩いていると妙なものを見つけた。それはニューヘルツでニューレスを攫っているのと同じようにイベジョン兵が人々を攫ってる様子だった。

 

そら「なにが……ムゥ!」

 

みこ「これ……やばい……にぇ!?」

 

今起きている事態が理解出来ぬままにそら達はイベジョン兵に連れ去られてしまった。

また別のところでは水月がイベジョン兵に襲われていて自転車で逃げようとしていた。

 

水月「なんなんだこいつらー!?ってお前邪魔だ避けろ!」

 

なんとかイベジョン兵に追われる中水月が逃げていると突然目の前に現れたイベジョン兵にトライデントを引っ掛けられて転んでしまう。

 

水月「うっ…!」

 

自転車から転んでしまった際に頭を打ってしまった水月はそのまま意識を落とした。

意識を落とした水月は【赤い月】が浮かぶ公園のような場所のベンチに座っていた。

 

水月「逃げ切れ……」

 

水月がそこまで言うと水月の周りにイベジョン兵が現れた。

 

水月「ない!?」

 

水月はイベジョン兵が現れると同時にすぐに逃げるがイベジョン兵の数の多さに追い込まれてしまう。

 

水月「うおっ!?まっ!」

 

バン!

 

水月がイベジョン兵のトライデントに突き刺されそうになった時銃声が聞こえると共にイベジョン兵に銃撃が当たると銃が飛んできた方向にはゴットによく似ているがゴットが中学生くらいの見た目になったらこんな感じだろうと言う獣人の少女がいた。

 

獣人の少女「まさかあんたが悪夢に蝕まれているなんてね……もう少しあいつの弟らしく強く……いや、この世界では違うんだったからしら?」

 

水月「は?」

 

突然現れた少女の発したよくわからない言葉に水月が困惑する中、獣人の少女は赤いガシャポンのカプセルのようなものを取り出しながら言う。

 

獣人の少女「まぁ、いいけど、……今はミッションを遂行するわ」

 

獣人の少女はそう言うとベルトのようなものを取り出してそれを胸に装着した。

 

《ゼッツドライバー!》

 

水月「なんだそれ!?」

 

先ほどから連続で起こる理解の及ばない状況に水月が混乱し続ける中、獣人の少女は腰につけたベルト【ゼッツドライバー】に赤いカプセル【インパクトカプセム】をベルトに装填する。するとまるで心音のような音が鳴り響き獣人の少女はゆっくりとベルトの横のレバー【トリガム】を押す。

 

《インパクト!》

 

電子音が鳴り響きインパクトカプセムから何かの絵のようなものが飛び出るとバックルが赤く染まると共に電子音が響く。

 

《メツァメロ! メツァメロ!メツァメロ! メツァメロ!》

 

その電子音が鳴り響く中獣人の少女はサムズアップの状態で左手の親指を唇の右端に添えて左側に流すように動かして顔の左側に動かすとフィンガースナップをする。

 

パチンッ!

 

獣人の少女「変身!」

 

《メツァメロ! メツァメロ!》

 

獣人の少女は変身の掛け声と共にバックルをなぞるようにインパクトカプセムへと触れてカプセムを勢いよく回す。すると獣人の少女の体は黒いモヤに纏われて赤いラインが走る。

 

《グッドモーニング! ライダー!ゼ・ゼ・ゼッツ!インパクト!》

 

少女が変化を遂げたその姿は令和7番目の仮面ライダーにして人々の夢を守るエージェント【仮面ライダーゼッツフィジガムインパクト(以降ゼッツFl)】。今、この世界の人の夢を守るために世界に降臨した。

 

ゼッツFl「……フッ!」

 

ゼッツFlが動き出すと同時にゼッツFlがいつの間にか水月の目の前に現れて横からイベジョン兵を地面に叩き伏せた。

 

ゼッツFl「フンッ!」

 

水月「ぬおぉ!?」

 

水月が突然目の前に現れたゼッツFlに動揺しながらも生き残れる希望を見出して笑顔になるとゼッツFlはイベジョン兵達を睨みながら言う。

 

ゼッツFl「夢の中で私に勝てるのは……アイツだけよ」

 

ゼッツFlはそう言うと左手を掲げて勢いよく振ると大気が歪んで遠くの街が引き寄せられてきた。

 

ゼッツFl「フッ!」

 

水月「えぇ!?」

 

引き寄せられた街にイベジョン兵がぶつかって高く飛び上がるとゼッツFlは空中でイベジョン兵を2体撃破してインパクトカプセムとは形と大きさが違う【デュアルメアカプセム】を取り出してデュアルメアカプセムを展開するとインパクトカプセムと入れ替えるようにベルトに装填する。

 

《オルデルム!メツァメロ! メツァメロ!》

 

電子音が響き渡ると共にゼッツFlはデュアルメアカプセムの【メアトリガム】を強く優しく押すとゼッツFlの姿が変わる。

 

《アナトマイズ! ライダー!ゼッツ・ゼッツ・ゼッツ!オルデルム!》

 

ゼッツFlは【秩序】の力を司る形態【ゼッツオルデルム(以降ゼッツO)】に変わると胸に手を置きながら言う。

 

ゼッツO「私に命じます。Protect your loved ones」

 

ゼッツOがそう言うとメアトリガムを3回押し込みながら水月に向かって言う。

 

ゼッツO「伏せなさい」

 

水月「…!」

 

水月が伏せると共にゼッツOは飛び上がりながらイベジョン兵に向かって蹴りを放つ。

 

《オルデルム・エンダー……!》

 

ゼッツO「はああ!」

 

ゼッツOがイベジョン兵を貫くと共にイベジョン兵の背後に777と現れるようにZZZという文字が現れてイベジョン兵が爆発するとゼッツOが逆光で照らされてゼッツOの目が光る。

 

《ゼェッツ……ゼェッツ………ゼェーーッツ……!!》

 

ゼッツOがイベジョン兵を撃破すると水月は彼女を見てお礼を言う。

 

水月「感謝する……えっと……」

 

ゼッツO「仮面ライダーゼッツ……まだ見習いのエージェントとでも言っておくわ、Have a good dream」

 

その言葉を最後に水月は目が覚めると先ほど気絶してしまっていた場所にいた。

 

水月「夢……?」

 

起き上がった水月の近くではイベジョン兵がボロボロの状態で倒れていた。

その頃、ゴットと神人は約束の通り星街家の駄菓子屋に来ていた。しかし、駄菓子屋はひどく荒れてボロボロになっていた。

 

ゴット「えっ?」

 

神人「なにが……」

 

二人があまりの事態に混乱しながらも中に入っていくとその中も荒らされていてさらに困惑が深まる。

 

ゴット「なに……これ……」

 

ゴットがそう呟くとすぐにもの音が聞こえてその方に向かうと星蓮を守るようにして抱きしめている姉街、すいせい、そして三人を守るようにして前に出ている正義がいた。

 

ゴット「なにが合ったの?」

 

ゴットが目を見開いたままそう聞くと星蓮が涙を流しながら言う。

 

星蓮「ママが……怪物に……」

 

正義「お母さんはここで待っててと……」

 

星蓮と正義の話を聞いた神人はゴットに聞く。

 

神人「ゴット、怪物ってもしかして……インベイダー?」

 

ゴットはそう聞くと浅く頷いた後拳を強く握りしめながら言う。

 

ゴット「大丈夫、みんなのお母さんは俺が助ける」

 

星蓮「お姉ちゃんが?」

 

姉街「無茶だよ!」

 

すいせい「そうだよ、君も隠れてないと……」

 

ゴット「大丈夫、約束する。みんなを助けるって」

 

その頃、ニューロードの遺跡の玉座では大気が揺れ凄まじいオーラが周りを包んでいた。

 

ホデュオ「ホデュラとデュリラが攫われただと?」

 

トリュオンシュ「申し訳ありません王よ!我らが目を離した隙に……」

 

デリュエ「身代金、と言うやつが目当てなのかもしれません」

 

デリュシュ「一体どこの何者だ!」

 

ゴルンジャ「わかりませぬ、しかし同胞とも人間とも違いました」

 

王妃「あの子達は大丈夫かしら……」

 

トリュオンシュ達の報告を聞く中王妃がホデュラ達の身を安じて不安そうな顔をするとホデュオは究極の果実の力でニューレス達を召喚しながら言う。

 

ホデュオ「調べて来い!我が子達に手を出した愚か者を!」

 

ホデュオがそう言うとニューレス達はホデュオに頭を下げて動き始めた。

その頃、駄菓子屋から出てインベイダーのことを調べようとしていたゴットを神人が引き留めて聞く。

 

神人「ねぇ、あんなこと約束して大丈夫なの?」

 

神人がそう聞くとゴットは少し顔を暗くした後すぐに笑顔を浮かべると優しく言う。

 

ゴット「あの人達の親……俺を育ててくれた人たちなんだ」

 

神人「えっ?」

 

ゴットの答えに神人が驚いたような顔をするとゴットは少し詳しいことを答える。

 

ゴット「俺の世界での話だけどね、俺は少し特殊な生まれで極王家に拾われて……そこからまた両親を失って星街家に拾われた……こっちだとみんな死んじゃってるから……」

 

ゴットは顔を暗くしてそう言うとすぐに笑顔を浮かべて言う。

 

ゴット「多分お父さんとお母さんも……パパもママも俺がいたから殺されちゃったんだよ、でもこの世界だとどっちの家族にも俺はいなくて平和に生きてる……だから幸せになってほしい」

 

ゴットがそう言うと神人は悲しそうな顔のゴットを見て覚悟を決めたような顔をして言う。

 

神人「わかった、俺も手伝う」

 

ゴット「えっ?危ないよ、別に俺は「頼ってよ!」…!」

 

ゴットの言葉に被せて頼ってと言った神人にゴットが驚く中神人は言う。

 

神人「俺に一人じゃないって教えてくれたじゃん、それに俺はゴットのせいで家族が死んだなんてことはありえないと思うよ」

 

ゴット「神人……」

 

神人の言葉にゴットは少し救われたような顔になると神人はゴットに優しく微笑みかけながら言う。

 

神人「ゴットが戦えるなら、俺だってやれる。俺たちは同じだよ」

 

ゴット「……そうだね……俺は一人じゃない……ありがとう」

 

ゴットが神人に救われてお礼を言うとエモルンがやってきてゴットに話しかける。

エモルンの言葉を聞いてゴットは目を見開いて驚いた。

 

ゴット「そら達が攫われたって!」

 

神人「えっ?」

 

それからゴット達は動き出したエモルンの後についていくとちょっとした林の中を通り過ぎて村のような場所についた。

ゴット達が見る村のような場所の奥にはお菓子の城のようなところがあった。

 

フィニア『主様、あれって……お菓子の家?』

 

ゴット「ここは……一体…?」

 

ゴットが周りを見ながらくびをかしげると突然神人が頭を抑えて苦しみ始めた。

 

ゴット「神人?」

 

神人「俺……ここ知ってる気がする……」

 

ゴット「えっ?」

 

神人の言葉にゴットは動揺しながらも近くを見るとそこには人としてのゴットのように青髪の狼の獣人の子供達がいた。

 

ゴット「攫われた子達?……でも……そうだとしたらなんで俺と似た子だけ?」

 

ゴットがここにいる子達に困惑していると子供やその他の大人の人たちまでゴット達を見るとすぐに隠れたり逃げたりしてしまった。

 

神人「攫われた人たちじゃない……それなら一体?」

 

ゴット達はこの街にいる人たちの様子のおかしさに困惑する中、ゴットは神人に向かって提案する。

 

ゴット「とりあえずお菓子の家に行ってみよ」

 

神人「だね」

 

フィニア『主様、お気をつけを……』

 

ゴット(わかってる)

 

ゴットは心配してくれるフィニアを安心させるように優しく告げると神人と共にお菓子の家へと近づいて中へと入っていく。

中に入ってから周りを警戒しながら進んでいく中、ゴットは呟く。

 

ゴット「これって本当にお菓子なのかな?」

 

ゴットがそう呟くと神人は近くの机のような部分を軽く割る。

 

ゴット「神人!?」

 

ゴットがいきなりの神人の行動に動揺する中神人は割った机の部分を軽く食べると目を輝かせる。

 

神人「美味しい!本当にお菓子だよ!」

 

ゴット「お腹壊したらどうするのさ……」

 

ゴットがそう言うも神人はすぐに近くのシャンデリらも一つ手に乗って食べると蜂蜜のグミだったりとお菓子の家を堪能する中、ゴットは嫌な予感を感じて神人を掴んで隠れる。

 

神人「なっ……」

 

ゴット「しっ!」

 

何かを喋ろうとした神人をゴットが止めるとすぐ近くにイベジョン兵が来ていて神人が黙る。

神人が黙るとしばらくイベジョン兵は周りを警戒するように見ていたが何かを壊したような鈍い音が響くとイベジョン兵はその方に走っていった。

 

神人「なんだろう今の?」

 

ゴット「でも今のうち!」

 

ゴットがそう言うと二人は先に進む。その先には……

人の骨や人の肉が抉られた顔のような模型があるお化け屋敷のような部屋にゴット達は来ていた。

 

ゴット「にゃああああ!?お化け!?ヤダヤダヤダ!怖いの嫌だ!」

 

神人「ぐえぇ…!ゴット……首……とりあえずこっち……」

 

全力でビビるゴットに首をひめられるように抱きつかれながらもなんとか耐えて神人が移動する中、後ろのロッカー的なものが突如動いた。

 

ゴット「ひにゃあああああああ!」

 

神人「ぐっ…!……あっ……」

 

ゴット「神人?……どうしちゃったのさ!?俺一人じゃ無理だよぉ!」

 

ゴットに全力の力で締め付けられた神人は意識を失いゴットは涙目になりながら気絶した神人を揺らした。

それからなんとかあの部屋を乗り切った二人は今度はぬいぐるみなどがたくさん置いてある部屋に来ていた。

 

ゴット「わぁ!ぬいちゃん達だ〜!さっきの部屋と全然違う!」

 

ゴットがぬいぐるみに目を輝かせながら幼い女の子のようにそう言うと神人は目を輝かせてるゴットとは対照的な真剣な顔で言う。

 

神人「多分……もっといろいろな部屋がある……苦しかったり……楽しかったり……いろいろな気持ちになる部屋が……」

 

ゴット「何か思い出したの?」

 

この城のことを理解しているようなことを言った神人にゴットがそう聞くと神人は真剣な顔のまま言う。

 

神人「それで……この先が……」

 

神人がそう言いながら進んでいきゴットもその後を追うとそこには何かの研究部屋のような場所と共に皮膚のようなものが周りについた状態で晒されているライドドライバーに似たベルトを見つけた。

 

ゴット「これって……」

 

ゴットが目の前の光景に呆然とする中、同じ光景を見て神人の頭の中に何かの記憶が蘇る。

この部屋に連れてこられてなんとか逃げようとしたゴット達と出会ったあの謎の人物の記憶やいろいろなものが……記憶が思い出されていく中で頭を抑えて苦しそうな顔をしている神人にゴットは駆け寄って聞く。

 

ゴット「神人、大丈夫?」

 

神人「やっぱり……俺はここにいた……それで……逃げ出した」

 

神人はそう言うと部屋の奥にあるパソコンへと近づいて写されている画面を見る。神人が見る画面の中には捕まった人たちがいた。

 

神人「これだ……」

 

神人がそう言ってすぐにみんなが捕まってる場所に移動しようとすると神人は途中の廊下に目を見開く。

 

神人「え!?」

 

神人が見た廊下はすごく荒らされていて瓦礫なども落ちていた。それからすぐに牢の一つを見ると扉は突き破られていて捕まっていた人は逃げてるようだった。そのことを確認するとゴット達はすぐに隣の牢を確認するとそこにはそら達がいた。

 

ゴット「そら!みこ!マ……みなさん無事ですか!?」

 

そら「神人君!」

 

みこ「ゴット!」

 

みんなが無事なことを確認した後すぐにゴットはイベジョン兵などがいないことを確認すると檻を握りながら言う。

 

ゴット「少し離れて……はぁ!」

 

ゴットは少し檻に力を込めると破壊して中に入り中の人達の……特に星蓮の無事を確認する。

 

ゴット「大丈夫ですか?」

 

星蓮「う……うん」

 

みんなを助け出したゴットと神人は捕まっていた人々を避難誘導して逃していく。

 

ゴット「こっちです!足元気をつけてあっちの方へ進んでください!神人!」

 

ゴットは避難誘導をしながら神人を呼ぶとあの街の子供達のことを思い浮かべながら聞く。

 

ゴット「さっきの子達も逃した方が……」

 

神人「あっ……」

 

二人とも助けたいと言う願いはあれも今いる人たちも逃がさないとと考える中そら達が二人に言う。

 

そら「行ってあげて2人とも!」

 

みこ「みこ達は自分で逃げれるにぇ!」

 

そらとみこがそう言うとゴットは頷いた後、手を翳して頼れる仲間を召喚する。

 

ゴット「じゃあ、この子達も使って」

 

ゴットはそう言いながらライダーのガジェットを召喚するとそら達はライダーガジェットの言う通りに避難誘導をする。

みんなが行ったのを確認したゴットは神人を見て頷き合う。

 

ゴット「行こう」

 

神人「うん」

 

2人が走り出そうとすると同時に村のようなものがあった場所が大きく爆発した。

 

ゴット「えっ?」

 

ゴットがいきなりのことに困惑している中、謎の攻撃がゴット達めがけて飛んできていた。そのことに気づくと同時に神人はゴットを掴んで攻撃を避ける。

 

神人「ゴット危ない!」

 

2人が謎の攻撃を避けて地面に倒れると謎の研究施設のような場所で晒されていたライドドライバーのようなベルトを片手に持って歩いてきているインヴェルドがいた。

歩いてきたインヴェルドは警戒しながら見てくるゴットに向かって言う。

 

インヴェルド「なんだ、こっちにいたのか」

 

ゴット「お前……なにを……」

 

ゴットが困惑の中に確かな怒りを含めた表情でインヴェルドを見る中、インヴェルドに近づいてきたイベールが実験材料を失った落胆をしながら言う。

 

イベール「やれやれ……村ごと壊すとは……あの子達は……まだ使えたかもしれないのに……」

 

2人はその言葉を聞くと同時に先ほどの場所がインヴェルドによって消されたこと……そしてあそこの子供達が死んでしまったことを理解し、ゴットの瞳には激しく燃え盛る確かな怒りが宿る。

 

ゴット「テメェら…!」

 

ゴットが怒りを目に宿す中、イベールは神人を見ると失っていた実験道具を見つけたような喜びの顔で神人に向かって言う。

 

イベール「おや、お前は174号……自ら戻ってくるとは……なんて可愛い子でしょう…!」

 

インヴェルド「ほう、あいつも培養体か!」

 

インヴェルドがそう言うとゴットは怒りの宿る目のまま顔に困惑が出る。

 

ゴット「培養体?……なにを……」

 

ゴットがそう聞くとイベールはゴットと黙ったまま暗い顔をする神人に向かって言う。

 

イベール「オリジナルのあなたに……敬意を込めて教えてあげましょう…!いろいろな世界を渡り歩いていた私たち……ある世界であなたを見かけました!」

 

そうしてイベールは話し出した、インヴェルド達がなぜライド器官を作り出そうかと考えた理由を……

 

IFディケイドFO『壊羅!悲しみや絶望のほかに!手に入れたものはなかったのか!?全てを壊すと言うその怒りと憎しみの選択が!お前の全部だったのか!?』

 

Rデストロイ『ああ、そうだ!弱さに痛みしか与えない世界!強なるしかほかになかった世界を俺は憎んだ!だが今!その全てを滅ぼす力に手が届く!極王!貴様を超えた先に!』

 

IFディケイドFO『超えさせない!超えちゃならない!壊羅!それがお前にとっての俺だ!!!』

 

無限のエネルギーと破壊のエネルギをぶつけながら世界の存亡を……未来を決める激闘を繰り広げていたIFディケイドFOとRデストロイ……極王ゴットと滅王壊羅、その2人の戦いを見ている中でインヴェルドはイベールに告げた。

 

インヴェルド『イベール、俺もあの力が欲しい』

 

イベール「研究の結果!あの戦いの際に落ちていたあなたの細胞と人間の細胞を掛け合わせればあなたのベルトと似たものを器官として培養できるとわかりました……ただ、オリジナルの生態監視は保持しておきたい…!そこで私はあなたのいる世界に最もよく似たこの世界を使って……いくつかのサンプルを採取し実験を重ねました!そして200体生まれたうちの一体がお前だ!」

 

イベールはそう言いながら神人を見るとゴットの中にさらに鋭く怒りが燃え上がり神人は顔が暗くなる。その2人の様子を気にせぬままにイベールは続ける。

 

イベール「培養体を育て!感情を揺さぶり…!ライド器官のカードリッジを収穫する…!そのための施設が……この村です!」

 

その言葉を聞いてゴットは絶句すると共に少し息が荒くなって怒りを抑えつけようとする。

 

ゴット「ふぅ…!ふぅ…!ふぅ…!」

 

ゴットが怒りをなんとか押さえつけようとする中神人は完全に絶望した目でゴットに言う。

 

神人「ゴット……ごめんね、俺たちはおんなじだって言ってくれてたけど……俺はゴットとは違うんだよ……」

 

神人が悲しそうな目をしながらそう言うとゴットは先ほどの怒りが嘘のような優しい瞳で神人を見ながら言う。

 

ゴット「違わない!1人じゃないって思ったのは本物だから!」

 

ゴットがそう言うと共にインヴェルドは腹部にライド器官を移植して面倒そうに言う。

 

インヴェルド「一体につき一体ずつしか収穫できないのが手間だが……ちょうどいい!お前の腹も貰ってやろう!」

 

インヴェルドはそう言うとホラーカードを取り出してサイドバンドルを開いて閉じる。

 

インヴェルド「変身…!」

 

《インベライド……フェーズ1》

 

インヴェルドはインヴェルドP1に変わるとゴットは怒りを瞳に宿しながらインフィニットドライバーを腰につけ不死鳥の獄炎のようなものを纏ってフェニックスのような姿へと変わっているインフィニットディケイドのライダーカードを取り出す。

 

ゴット「物みたいに言うなよ……お前達なんかに……神人は渡さない!フィニア!いくよ!変身!」

 

フィニア『はい!主様!』

 

ゴットはそう叫ぶと体の周りに炎が発生してゴットの髪と銀色の左目がオレンジ色に変質するとライダーカードをそのままベルトに入れてサイドバンドルを閉じる。

 

《インフィニットライド!ディケイド!フェニックス!》

 

ゴットの背後にフェニックスが現れて甲高い鳴き声を上げるとIFディケイドに変わったゴットの体に纏われに行ってその姿を赤く燃える紅の不死鳥の姿【インフィニットディケイドフェニックス(以降IFディケイドP)】(フェニックスって今までFで表してましたけど本来は英語で【Phoenix】と表すみたいなのでFからPに変えました。自分も最近知りましたby作者)へと変わると同時に不死の炎が剣のような形へと変わりIFディケイドPの手元に顕現する。

 

《フィニックスウィングフレイム!ブレイドモード!》

 

IFディケイドPはゴットの想像力によって無限に変わる獄炎の武器【フェニックスウィングフレイム】を召喚してブレイドモードにしながらインヴェルドP1に向かって攻撃をする。

 

IFディケイドP「はっ!フッ!たぁ!」

 

インヴェルドP1「フッ!フン!はぁ!」

 

IFディケイドP「ぐああ!」

 

IFディケイドPの攻撃をうまくいなすとインヴェルドP1は巨大な爪でIFディケイドPを切り裂く。インヴェルドP1の攻撃をまともに受けたIFディケイドPは右腕が切り飛ばされた。

 

インヴェルドP1「あっけない……」

 

IFディケイドP「舐めるな!」

 

あっさり勝てたと思ったインヴェルドP1は少し落胆したような声を出すとIFディケイドPはフェニックスウィングフレイムブレイドモード(以降フェニックスウィングフレイムBM)を【右腕】で振り切る。

 

IFディケイドP「はああ!」

 

インヴェルドP1「ぐっ…!なんだと……確かに腕は……」

 

IFディケイドP「不死鳥の再生力あんまり舐めんなよ?腕くらいすぐ治るし例え首だけになっても俺は死なない。俺が諦めない限り……何度でも戦える」

 

IFディケイドPはそう言うとそのままフェニックスウィングフレイムBMで攻撃をしていく、2人の戦いの様子を見る神人は自分も何かをしないとと思い腹部のベルトのサイドバンドルを開くとエモルンを入れる。

 

《……(エラー音)……》

 

神人「え?」

 

ベルトに入れてもなにも反応せず姿も変わらずにエラー音しか鳴らないことに神人が困惑し焦ってしまうと共になにもできないことに絶望して膝をついてしまう。

 

神人「なんで……俺にも……戦う力は……」

 

神人がそう言うと神人のライドドライバーが赤く変貌すると共にエモルンが遠く外れ飛び神人の姿が怪人のものへと変わった。

 

神人(怪人態)「うわあああああああああ!」

 

突如変化した神人に対してIFディケイドPは少し困惑を交えた声を出す。

 

IFディケイドP「くっ…!神人!?」

 

インヴェルドP1「フッ!」

 

IFディケイドP「チッ…!」

 

神人の変化に気を取られた隙にインヴェルドP1に攻撃されてIFディケイドP少し後方に飛ぶとインヴェルドP1は腐敗の力を高めながら爪を地面に刺す。

 

インヴェルドP1「ふはははははは!行け!」

 

インヴェルドP1が笑いながらイベジョン兵を大量に召喚するとIFディケイドPはライダーカードを数枚取り出してフェニックスウィングフレイムBMをモードチェンジして装填する。

 

《サモンモード!》

 

IFディケイドP「皆さん……力を貸してください!」

 

《クウガ!アメイジングマイティ!》

 

《アギト!バーニングフォーム!》

 

《龍騎!》

 

《ファイズ!ブラスターフォーム!》

 

《ブレイド!ジャックフォーム!》

 

《響鬼!紅!》

 

《カブト!マスクドフォーム!》

 

《電王!ウィングフォーム!》

 

《キバ!ドカバキ!》

 

《ディケイド!激情態!》

 

《ダブル!ファングメタル!》

 

《オーズ!スーパータトバ!》

 

《フォーゼ!マグネットステイツ!》

 

《ウィザード!オールドラゴン!》

 

《鎧武!カチドキアームズ!》

 

《ドライブ!タイプハイスピード!》

 

《ゴースト!テンカトウイツ魂!》

 

《エグゼイド!クリエイターゲーマー!》

 

《ビルド!ジーニアスフォーム!》

 

《ジオウ!ディケイドアーマー!》

 

《ゼロワン!アサルトシャイニングホッパー!》

 

《セイバー!フューチャリングセイバー!》

 

《リバイス!ゴールドスピノ!》

 

《ギーツ!コマンドフォーム!》

 

《ガッチャード!スシホッパー!》

 

《ガヴ!アメイジングミ!》

 

《ゼッツ!エージェンドリーム!》

 

IFディケイドP「はあ!」

 

《フェニックスサモン!クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!ジオウ!ゼロワン!セイバー!リバイス!ギーツ!ガッチャード!ガヴ!ゼッツ!フェニックスリザレクション!》

 

IFディケイドPはフェニックスウィングフレイムサモンモード(以降フェニックスウィングフレイムSM)でクウガAM、アギトBF、龍騎、ファイズBRF)、ブレイドJF、響鬼・紅、カブトMF、電王WF、キバドカバキフォーム、ディケイド(激情態)、ダブルFM、オーズST、フォーゼMS、ウィザードADS、鎧武カチドキアームズ、ドライブTHS、ゴーストテンカトウイツ魂、エグゼイドCG、ビルドGF、ジオウDA、ゼロワンSAH、FTセイバー、リバイスGSG、ギーツGF、ガッチャードSH、ガヴAG、ゼッツADを召喚するとライダー達はその圧倒的な戦力でイベジョン兵を蹂躙していく。ライダー達がイベジョン兵を圧倒する中、神人(怪人態)はまっすぐインヴェルドP1へと向かって走っていく。

 

神人(怪人態)「はああああああああああああ!」

 

インヴェルドP1に向かって突っ込んでいった神人(怪人態)はそのままインヴェルドP1に向かってタックルを決めるとすぐにインヴェルドP1は神人(怪人態)をすぐに地面に叩きつけながら嘲笑う。

 

インヴェルドP1「フッ!自ら飛び込んでくるとは……」

 

IFディケイドP「はああ!」

 

インヴェルドP1「フン!」

 

IFディケイドP「くっ…!」

 

神人(怪人態)がやられてしまう中IFディケイドPがフェニックスウィングフレイムBMで攻撃しようとするとインヴェルドP1は爪でフェニックスウィングフレイムBMを弾いてIFディケイドPが体勢を崩した隙にインヴェルドP1は神人(怪人態)に向かって攻撃する。

 

インヴェルドP1「ふっ!はぁ!」

 

神人(怪人態)「うっ…!ああ…!」

 

インヴェルドP1「はあ!」

 

神人(怪人態)「ぐはっ!」

 

インヴェルドP1の攻撃を受けて神人(怪人態)は倒れそうになるが倒れ切る前にインヴェルドP1の体を掴む。

 

神人(怪人態)「グッ…!」

 

インヴェルドP1「なに?」

 

神人(怪人態)「はああ!」

 

インヴェルドP1を掴んだ神人(怪人態)はインヴェルドP1を地面に倒そうとすると獄炎を纏った拳を振りかぶっているIFディケイドPが突っ込んできた。

 

IFディケイドP「はああああ!」

 

インヴェルドP1「グッ…!」

 

IFディケイドPの攻撃を受けてインヴェルドP1は倒れ突っ込んだ勢いのままのIFディケイドPとインヴェルドP1を倒した勢いのまま神人(怪人態)も地面に倒れると2人は攻撃しようとするがその前にインヴェルドP1が神人(怪人態)を掴んでIFディケイドPにぶつけて2人を吹き飛ばす。

 

インヴェルドP1「フン!」

 

神人(怪人態)「グッ…!」

 

IFディケイドP「うわぁ!」

 

2人はインヴェルドP1の攻撃で少し距離を取らせられるが体勢を立て直すと同じ構えをして同時に走り出す。

 

IFディケイドP・神人(怪人態)「「はああああ!」」

 

神人(怪人態)と同時に走り出したIFディケイドPは途中で落としてしまっていたフェニックスウィングフレイムBMを手に取りながら神人(怪人態)と共にインヴェルドP1へと攻撃する。

 

神人(怪人態)「はああ!たぁ!」

 

IFディケイドP「フッ!はああ!」

 

インヴェルドP1「ふははは!……ん?」

 

IFディケイドPが神人(怪人態)に完璧に合わせてインヴェルドP1を攻撃する中、突如インヴェルドP1の腹部のベルトが限界を告げるように溶けてインヴェルドP1の姿も元に戻る。その隙をつくように攻め立ててくるIFディケイドP達をいなしながらインヴェルドはイベールを見て叫ぶ。

 

IFディケイドP・神人(怪人態)「「はぁ!たああ!」」

 

インヴェルド「フッ!フン!イベール!」

 

イベール「はい!」

 

インヴェルドの声でイベールがライド器官を投げるとインヴェルドはしっかりとキャッチしてすぐに変身体勢に入る。

 

インヴェルド「変身」

 

インヴェルドは再びインヴェルドP1になると後ろから攻撃してくる神人(怪人態)とIFディケイドPの攻撃をわかっていたかのように避けて2人を攻撃する。

 

IFディケイドP「フッ!やあ!」

 

神人(怪人態)「たぁ!はああ!」

 

インヴェルドP1「フッ!はああ!」

 

IFディケイドPと神人(怪人態)の攻撃をいなしたインヴェルドP1は神人(怪人態)を地面に叩きつけるとIFディケイドPの足を払おうとする。

 

インヴェルドP1「フン!」

 

IFディケイドP「甘い!」

 

IFディケイドPが空中に飛んでインヴェルドP1の足払いを避けるとインヴェルドP1は右腕の巨大な爪を右足に移す。

 

IFディケイドP「はああ!」

 

巨大な爪を右足に移したインヴェルドP1はフェニックスウィングフレイムBMを振り上げているIFディケイドPの攻撃が届く前にIFディケイドPの腹に巨大な爪の一撃を与えた。

 

インヴェルドP1「ええい!」

 

IFディケイドP「ぐおっ!」

 

インヴェルドP1の一撃を受けてIFディケイドPが怯むとインヴェルドP1は凄まじいエネルギーを爪に集めながら止めを元に戻しIFディケイドPと神人(怪人態)を切り裂く。

 

《カオスホラー!ファイナルブレイク!》

 

インヴェルドP1「はああ!」

 

IFディケイドP「ぐあああああ!」

 

インヴェルドP1の必殺技を受けてIFディケイドPが腕など四肢が少し取れながら少し後方に飛ぶ。その中インヴェルドP1は神人(怪人態)を巨大な爪で斬りのめす。

 

インヴェルドP1「フッ!フン!」

 

神人(怪人態)「うっ…!ああ!」

 

インヴェルドP1の攻撃を受けて神人(怪人態)が体に傷ができて金色の血を流しながら無気力に仰向けで倒れるとインヴェルドP1は神人(怪人態)に向かって聞く。

 

インヴェルドP1「どうした?」

 

インヴェルドP1の言葉に神人(怪人態)が答えられないほどのダメージを感じている中、インヴェルドP1は神人(怪人態)の上に乗りながらインヴェルドP1すらも見たことがない変化を遂げているライド器官に手を伸ばす。

 

インヴェルドP1「そんなライド器官は初めてだ」

 

インヴェルドP1はそう言うと神人(怪人態)のライド器官を掴んで強く引っ張る。

 

インヴェルドP1「使わせてもらう」

 

インヴェルドP1がそう言うと同時に神人(怪人態)の体からライド器官が抜き取られてしまった。

 

神人(怪人態)「うわああああああああああ!」

 

ライド器官を引き抜かれた神人(怪人態)から絶望的な悲鳴が上がる中神人(怪人態)の体から黄金の血が流れてインヴェルドP1は神人(怪人態)から降りると神人(怪人態)を後ろに蹴り飛ばす。

ライド器官を抜き取られて蹴り飛ばされた神人(怪人態)は人間態へと戻ってその様子を見るしかなかったIFディケイドPは体が再生していく中で悲鳴にも等しい声を叫ぶ。

 

IFディケイドP「神人!」

 

IFディケイドPの叫びが虚しく響く中、インヴェルドP1は低い笑い声を上げる。

 

インヴェルドP1「ふはははははは!」

 

インヴェルドP1が笑っていると腹部のライド器官が解けてインヴェルドP1は先ほど神人から引き抜いたライド器官を腹部につけてベルトにホラーカードを入れる。

 

《ディスインベライド……》

 

邪悪な電子音が響き渡ると共にインヴェルドP1の体から漆黒の全てを腐敗させるような液体のようなオーラが溢れると共にインヴェルドP1の体が漆黒に染まってインヴェルドは静かに呟く。

 

インヴェルド「変身」

 

インヴェルドの言葉と共にインヴェルドP1の周りに現れていたオーラが全てインヴェルドに纏われていきその姿が完全なる漆黒の破壊者の姿へと変わる。

 

《フェーズファイナル……ルイン……》

 

インヴェルドP1の進化した漆黒の姿【仮面ライダーインヴェルドフェーズファイナル(以降インヴェルドPF)】は強くなった自身の力を感じて高らかに笑う。

 

インヴェルドPF「あはははははは!いいぞ!」

 

インヴェルドPFの進化した姿を見てイベールは明らかな興奮を見せる中インヴェルドPFは興奮を隠さずに言う。

 

インヴェルドPF「力がみなぎってくる…!」

 

IFディケイドP「お前えええええ!」

 

フィニア『主様!ダメ!まだ治りきってない!』

 

神人をやられた怒りから治りきっていない体のまま攻撃しようとするIFディケイドPをフィニアは止めようとするがIFディケイドPは止まらずに左手でフェニックスウィングフレイムBMをインヴェルドPFに振るう。

 

IFディケイドP「はああああああ!」

 

IFディケイドPの攻撃をインヴェルドPFは抵抗せずに受けIFディケイドPのフェニックスウィングフレイムBMはインヴェルドPFの体にめり込むがインヴェルドPFは一切のダメージを受けた様子はなく左腕を伸ばしてその先を刃物のように鋭くするとIFディケイドPを切り裂いた。

 

インヴェルドPF「フン!」

 

IFディケイドP「うわあああああああ!」

 

フィニア『主様!』

 

インヴェルドPFの攻撃を受けると同時にフィニアはダメージの再生に力を回した影響で変身能力が解け、変身が解けたゴットは地面を転がりながら地面に伏っする。

 

インヴェルドPF「これはいいライド器官だ。気に入った」

 

インヴェルドPFはそう言うと前に腕を翳す。

すると世界に侵略が始まってこの世界のあらゆるものが腐敗していき人々は逃げ惑い始める。

この世界の水月達もいきなりの異変に逃げ惑う中、水月は転んで逃げ遅れてしまった子供を見つける。

 

子供「うわぁ!」

 

水月「……たく!おい大丈夫か?」

 

水月が子供に駆け寄って無事を確認しようとするとイベジョン兵が水月に襲いかかる。

 

水月「グッ…!」

 

水月は子供に覆い被さって守ろうとするがなかなか衝撃が来ずに困惑していると後ろに紅蓮が立っていた。

 

水月「兄貴……」

 

紅蓮「なにが起こってるかしらねぇけど、うちの弟に手ェ出すなよ!」

 

水月「おい、すぐ逃げろ」

 

水月の言葉で子供が走り出すと水月はイベジョン兵へと向かって拳を振るう。

 

水月「オラァ!」

 

紅蓮「なにが起こってんだよ」

 

2人は困惑しながらもイベジョン兵と戦う。

その頃、水月達はあれ以降一切の情報が手に入らずいわゆるお手上げ状態となっていた。

 

アクル「ああ!ダメ!全然手掛かりが見つかりない!」

 

紅蓮「せめて、この妙なクラックのことが分かればな」

 

紅蓮がそう言っていた時、イベジョン兵と戦っていた紅蓮達は扉に触れた。その時、こちらの世界で紅蓮の持ってる機会が動き出したと思うと紅蓮達の目の前にクラックが開いた。

 

正義「えっ?」

 

一同が突如現れたクラックに困惑する中、クラックから見えない手のようなものが伸びてきてその手が紅蓮を引き摺り込む。

 

紅蓮「うお!?」

 

水月「兄貴!」

 

正義「水月兄さん!」

 

アクル「正義!」

 

引き摺り込まれた紅蓮を水月が掴みその水月を正義が掴みその正義をアクルが掴んで4人はクラックに引き摺り込まれた。

クラックに引き摺り込まれた水月達は異世界の紅蓮達が触れていた扉から出てきて地面に倒れ込むと紅蓮は手に持ってる装置を見ながら呟く。

 

紅蓮「これのせいかよ……」

 

紅蓮がそう言いながら立ちあがろうとするとアクルがある方向に指を刺して言う。

 

アクル「みんな!あれって……」

 

水紅正「「「ん?(はい?)」」」

 

アクルの指を刺した方向を三人が見るとそこにはイベジョン兵と戦っている異世界の水月達がいた。

 

水月「なるほどな、別世界の兄さんもいるなら別世界の俺たちがいても不思議じゃないか」

 

正義「おそらく、ここに兄さんがいるんですよね」

 

正義がそう言うと正義と水月はベルトを腰に装着してアクルはアークルを腰に召喚し、紅蓮はインフィニットディエンドライバーを召喚する。

 

《ゼイン!》

 

《インフィニット(レイジング)ライド!》

 

4人『変身!』

 

《ゼインライズ!

JUSTICE! JUDGEMENT! JAIL! ZEIN!

"Salvation of humankind."》

 

《ディエンド(レイジ)!》

 

4人は変身すると同時にIFディエンドはインフィニティブレイカーを召喚してAボタンを押して構える。

 

《アローモード!》

 

インフィニティブレイカーアローモード(以降インフィニティブレイカーAM)を構えたIFディエンドは弓を放ち抜く。

 

IFディエンド「はぁ!」

 

紅蓮(異)「ん?」

 

異世界の紅蓮がいきなり後ろから飛んでいた攻撃に驚いて後ろを見るとそこにはインフィニティブレイカーAMにエネルギーを貯めて撃ち抜いているIFディエンドがいた。

 

《インフィニティ!クリティカルフィニッシュ!》

 

紅蓮(異)「うわぁ!」

 

IFディエンドから放たれた一撃を異世界の紅蓮が反射で避けるとIFディエンドの一撃はイベジョン兵達を貫いてBクウガ、ゼイン(正)、ディレイジは水月を襲っているイベジョン兵を攻撃する。

 

ディレイジ「はぁ!」

 

Bクウガ「おりゃあ!」

 

ゼイン(正)「フッ!」

 

いきなりのディレイジ達の登場に異世界の紅蓮達が驚きを出す中、異世界の紅蓮は危ない攻撃をしてきたIFディエンドに文句を言う。

 

紅蓮(異)「なにすんだよ、このバーコード野郎!いてて!」

 

IFディエンド「痛た……別に敵じゃない」

 

ディレイジ「大丈夫か?……痛た……」

 

水月(異)「胸ベルトの次は腰ベルト?」

 

ディレイジ「……なるほどな、万津漠か【あいつ】に助けられたか……ゼッツを使うなんて珍しいな」

 

水月(異)「ん?」

 

ディレイジとIFディエンドがそれぞれ別世界の自分に対応する中、ゼイン(正)とBクウガが2人に言う。

 

ゼイン(正)・Bクウガ「「とりあえず早く逃げて(ください)!」」

 

ゼイン(正)とBクウガの強い言葉に従って2人が逃げていくと4人は並びながら話す。

 

ディレイジ「世界が違うだけで結構変わるな」

 

IFディエンド「見た感じ、ライダーの力もない感じだしな」

 

Bクウガ「ゴットにもこう言う世界で生きて欲しかったもんだね」

 

ゼイン(正)「そうですね、でも過去は変えられない、だから僕たちで兄さんを幸せにするんですよ?」

 

ディレイジ「ああ、まずはその前にこいつらを片付けるぞ」

 

ディレイジがそう言うとディレイジはギャラクシアのライダーカードをIFディエンドはケータッチをBクウガはライジングの力をゼイン(正)はデストロイゼインのプログライズキーを取り出す。

その頃、ゴットを撃破したインヴェルドPFはどこかへと歩き出しながらイベールに向かって言う。

 

インヴェルドPF「イベール、後始末は任せる」

 

インヴェルドPFはそう言うとどこかへと向かって姿を消し、ゴットはボロボロの体のまま命が消え入りそうな神人に近づく。

 

ゴット「神人……しんと!しっかりして!……しんと……」

 

ゴットが今にも死んでしまいそうな神人に対して涙を流しながらそう言うと神人は今すぐにも消え入りそうな声で言う。

 

神人「おねがい……ごっと……これいじょう……おれみたいなの……つくらせ……ないで……」

 

ゴット「わかってるよ!ぜったいにたすけるから……しゃべっちゃ……」

 

そう言いながらフィニアの力を発動してゴットが神人を治そうとすると神人はその腕を止めて言う。

 

神人「おれは……ごっとにあえて……しあわせだった……」

 

ゴット「いやだ……やだよぉ……さいごなんて……まだ……いっしょにいよう?」

 

ゴットがそう言うと神人はゴットを少しでも楽にさせるために笑顔を作って消え入りそうな声で言う。

 

神人「そらさんと……みこさんに……よろ……し……」

 

神人は最後の言葉を紡ぐ前に体から力が抜けて倒れると共に神人の体は粒子となり骨も灰も……なに一つ残らずその体は消えた。

 

ゴット「あっ……ああ…!……ああああ…!」

 

目の前で消え去った神人にゴットは地面を強く握りしめエモルンと共に涙を流す中、イベールがゴットに近づいてくる。

 

イベール「お別れはすみましたか!?次はあなたの番です!」

 

消え去った神人と悲しみで涙を流すゴットを嘲笑うように襲ってくるイベールをゴットは鋭く睨んで立ち上がる。

 

ゴット「……うああああああああああああ!」

 

立ち上がったゴットは今目の前で亡くなってしまった命……神人の笑顔を思い浮かべながら瞳に涙を流し激しい怒りを宿らせながらイベール達に向かっていく。

 

ゴット「ぐうう…!ああ!」(なんでだ……なんでだ!)

 

イベールに向かって突撃するゴットをイベジョン兵はトライデントを使って止めるがゴットはイベジョン兵を押して無理やりイベールへと近づいていく。その中ゴットの中に蘇るのは一緒にお菓子の家を作った時と一緒に歯磨きをした時のこと……

 

ゴット「ぐうう…!がああああああ!」(なんでいつも届かない!なんでいつも守れない!なんで……なんでおれは…!)

 

神人を失ったことへの悲しみと神人を奪ったインヴェルド達への怒り、そしてそれ以外へのもう一つの怒りをゴットは込めながらイベールに立ち向かうゴットに対してイベールは言う。

 

イベール「オリジナルはまだ残しておきたいんですが!インヴェルド様の命令は絶対なので!」

 

ゴット「ぐうう…!」(なんでおれは…!)

 

ゴットの拳がギリギリでイベールに届かずにゴットの拳が空を切るとイベジョン兵はゴットを遠ざけてトライデントで殴った。

 

ゴット「ぐっ…!」(よわいの……)

 

イベジョン兵の攻撃でゴットの体がよろめき倒れる中、感じる自身への弱さの絶望を感じる中、ゴットが倒れ切る前にゴットの背中を何かが支えた。

 

ゴット「……えっ?」

 

突然感じた背中の感触にゴットが驚いて自分を支えてくれているであろう人の顔を見るとそこには……かつて戦ったニューロードの王にしてゴットの先代の究極の果実を手に取った超越者【ホデュオ】がいた。ゴットが突然のことに驚く中、イベール達の方も異変が起こった。

 

イベール「!?」

 

突然ニューヘルツの植物が伸びてきてイベジョン兵を絡め取り撃破し、イベールが怯んだところにトリュオンシュが攻撃をしてくる。

 

トリュオンシュ「フッ!」

 

デリュシュ「フン!」

 

そして力強い掛け声が聞こえてくると共に折れてきた大木が転がってくるとイベールは避けると共にその姿を【インベイル】へと変えた。

 

インベイル「なんですかぁ、あなた達…!?」

 

インベイルがそう聞くとゴットの近くにガルブングとゴルンジャ、トリュオンシュが歩いてきて言う。

 

ゴルンジャ「奴らですぞ」

 

ガルブング「姫様達の話ではあの下等生物どもが我らが姫を攫ったようです」

 

デリュエ「彼がどんなことをしていたのかは非常に気になるが……」

 

デリュシュ「よくも我らの姫君に手を出してくれたなぁ!」

 

それぞれのニューロードがそう言うとゴットが見上げる黄金のニューロードであり彼らの王でもあるホデュオは大剣を肩に担ぎながら静かに高まっている怒りを見せてインベイル達に言う。

 

ホデュオ「もし貴様らがなんの覚悟もなく我が愛し子らに手を出したと言うのならその罪、命を持って償うよりほかない……かかってくるが良い!」

 

ホデュオがそう言うとニューロード達はインベイル達に向かってゆっくりと歩いて近づいていく。

 

デリュシュ「フン!」

 

まずはデリュシュが肩に担いでいた大木を投げてイベジョン兵達を撃破してトリュオンシュ、ガルブング、ゴルンジャが攻撃を仕掛けていく。

 

トリュオンシュ「フッ!はあ!」

 

ガルブング「フン!たぁ!」

 

ゴルンジャ「はぁ!フン!」

 

トリュオンシュ達が前に出て攻撃をしていく中、デリュエとデリュシュは近づいてきたイベジョン兵をそれぞれの武器である槍と大剣を使って圧倒する。

 

デリュエ「フン!はああ!」

 

デリュシュ「フッ!ふんぬう!」

 

ニューロード達がイベジョン兵を圧倒する中、インベイルは協力な一撃を放つがそこにガルブングが前に出てきて後ろを向き自身の体についている甲羅でインベイルの攻撃を防ぐと甲羅からトリュオンシュとゴルンジャが出てくる。

 

ガルブング「ゆけ!」

 

トリュオンシュ「まかせよ同胞よ!」

 

ゴルンジャ「はあああああああ!」

 

ガルブングの甲羅の後ろから出てきたトリュオンシュとゴルンジャはそのままの勢いでイベジョン兵達を撃破していく、その中、完全に立ち上がったゴットは戦ってくれているニューロード達を見て嬉しそうな顔をして言う。

 

ゴット「助かりました……ホデュオさん……それに皆さん」

 

ゴットはそう言うとインヴェルドPFの後を追って走り出し、ゴットがこの場を去るとニューロード達は一気にインベイルに向かって攻撃を仕掛けていく。

 

トリュオンシュ「フン!」

 

ゴルンジャ「はぁ!」

 

ガルブング「ふんぬ!」

 

デリュシュ「はああ!」

 

レデュエ「フッ!いくよデリュシュ」

 

デリュシュ「はああ!」

 

ニューロード達がインベイルを圧倒する中、凄まじきオーラでただ歩くだけでイベジョン兵を撃破しているホデュオが近づいてくるとデリュシュとデリュエがインベイルを掴んでホデュオの方に投げ飛ばすもホデュオは大剣を振り上げながら言う。

 

ホデュオ「終わりだ……永遠に眠るが良い!はああ!」

 

ホデュオはそのままインベイルを一閃すると再び大剣を振り上げて虹色のエネルギーを貯める。

 

ホデュオ「はああああ!」

 

インベイル「ぐわああああああああ!」

 

ホデュオの一撃を受けてインベイルは完全に撃破されて爆発した。

ニューロード達がインベイルを倒していた頃、ディレイジG達はイベジョン兵を圧倒して戦っていた。

 

ディレイジG「フッ!はあ!」

 

IFディエンドC「ほっ!おらよっと!」

 

BクウガR「たあ!せい!」

 

Dゼイン「はあ!とりゃあ!」

 

ディレイジG達が戦っているところにインヴェルドPFが現れると滅びに抵抗している彼らを見て面倒そうな声を出す。

 

インヴェルドPF「なんだ?まだ邪魔者がいるな……」

 

インヴェルドPFはそう言うと紫のエネルギーをディレイジG達に向かって飛ばしディレイジG達はいきなりの攻撃に反応できずにまともに受けてしまう。

 

ディレイジG・IFディエンドC・BクウガR・Dゼイン「「「「うわああ!」」」」

 

インヴェルドPFの攻撃をまともに受けてしまったディレイジG達は変身が解かれながら地面を転がる。

 

水月「何者だ……」

 

正義「ニューレス?……ではないですよね……」

 

突然現れた強大な敵に水月達がそう聞くとインヴェルドPFは答える。

 

インヴェルドPF「俺はインベイダーのキング……全てを蝕み滅ぼすものだ。もちろん……貴様らもな!」

 

インヴェルドPFがそう言いながら突っ込んでくると共にバイクの走行音が聞こえてくると戦闘機のように変わったマシンマジェスティに乗ったゴットがやってきてそこから銃撃を放つとマシンマジェスティは四輪のブルキャンバギーのように変わって地面に着地した。

突如現れたゴットに気づいた水月達は嬉しそうな顔をして彼を呼ぶ。

 

アクル・正義「「ゴット(兄さん)…!」」

 

紅蓮「随分探したぞ…!」

 

水月「そっちからきてくれるなんてな…!」

 

そう声をかけられたゴットも水月達の方を見ると気配で自分の知ってる仲間達だと気づいて嬉しそうな顔をする。

 

ゴット「俺の世界の水月達!?……来てくれたんだね」

 

ゴット達がそのように話しているとインヴェルドPFは少し面倒そうな声を出して言う。

 

インヴェルドPF「イベールのやつ……始末し損ねたな」

 

インヴェルドPFはそういうと腐敗のエネルギーを刃物の形にしてゴットに向けて飛ばす。ゴットはその攻撃に対して仮面ライダーカブトのキャストオフの要領でマシンマジェスティの外装を飛ばして普通のバイクの状態にして弾く。

マシンマジェスティから外れ飛んだ巨大なタイヤがバンドしながらインヴェルドPFの周りを飛んでいるとインヴェルドPFは再び攻撃をすると共にゴットはマシンマジェスティを発進させる。

 

インヴェルドPF「はぁ!」

 

ゴット「フッ!」

 

ゴットはマシンマジェスティを発進させるとインヴェルドPFの攻撃を避けてインヴェルドPFの攻撃を跳ねる巨大なタイヤで相殺しながら襲ってくるイベジョン兵などの攻撃を相殺しながら近づいて行く。

なるべく近くまで近づいて行くとゴットはマシンマジェスティに急ブレーキを掛けながら弾んできたタイヤを蹴飛ばしてインヴェルドPFの方へと飛ばす。

 

インヴェルドPF「フン!」

 

インヴェルドPFは飛んできたタイヤを切り飛ばすとすでに後ろにゴットがいてゴットに気づいたインヴェルドPFは何かをされる前に拳を振るう。

 

インヴェルドPF「フン!」

 

ゴット「ぐっ…!」

 

インヴェルドPFの振るわれた拳を顔に受けたゴットのヘルメットが砕け散るがゴットはそのままインヴェルドPFにマシンマジェスティを全力でぶつける。

 

ゴット「う…ぬぅ!」

 

インヴェルドPF「ぐわぁ!」

 

ゴットが気合いで与えた一撃でインヴェルドPFは少し吹き飛び転がるとどこか楽しそう言う。

 

インヴェルドPF「まぁいい、この手で滅ぼす楽しみが増えた」

 

インヴェルドPFがそう言うとゴットはマシンマジェスティから降りると水月達はゴットの後ろに立つ。仲間達が後ろに立つ中ゴットは瞳に燃え上がる怒りを宿しながらインヴェルドPFに向かって叫ぶ。

 

ゴット「滅ぼす?……ふざけんな!この世界も……神人の願いも!絶対に壊させない…!俺達みんなで……守って見せる!」

 

ゴットはそう言うとIFディケイドFOのカードを取り出して水月はインフィニティリベレイターとリベリオンユナイティングコアとGディレイジIFMのライダーカードを取り出し紅蓮はIFディエンドSBのカードを取り出して正義はジェネレイトゼインプログライズキーを取り出してアクルは自身に宿る力を全て解き放つ。

 

《ジェネレイトゼイン!》

 

《ファイナルギャラクシアインフィニットライド!ユナイタルリンク!》

 

凄まじいオーラを放つ五人はそのまま水月は目を銀と虹に光らせて正義は目を青く光らせてアクルは目を虹色に光らせて紅蓮は目に聖なる炎を灯してゴットは虹の光を目に宿らせて同時に叫ぶ。

 

ゴット・紅蓮・アクル・正義

    「「「「変身!」」」」

 

水月「神装!」

 

《ファイナルインフィニットセイクリッドライド!ディエンド!セラフィックブレイズ!》

 

《シンギュライズ!!NEW GENERATION! RUIN! GENESIS! GENERATE ZEIN!“That goodwill opens up a new era”》

 

《ディレイジ!メシア!覚醒せよ!勝利の雄叫び!紅蓮に燃える無限の闘志!限界を越えて未来を掴め!無限に広がる希望の未来を!今!その魂を解き放て!リベレイトユナイト!》

 

《ファイナルインフィニットライド!ディケイド!フォーエバー……》

 

ゴット達は同時に変身を終えると共にMディレイジLU、IFディエンドSB、Gゼイン、ZクウガANは走り出してIFディケイドFOは地面に手を置いて虹のエネルギーを周りに流す。するとそのエネルギーがMディレイジLU達にもIFディケイドFOの力が流れる。

 

Gゼイン「フッ!はぁ!」

 

IFディエンドSB「フッ!オラヨット!」

 

Gゼインはジェネレイターゼインでイベジョン兵達を切り裂きIFディエンドSBはインフィニティブレイカーサイズモード(以降インフィニティブレイカーSM)を振るうとGゼインは近くの鉄骨に触れる。するとGゼインが触れた鉄骨から武器が発生してIFディエンドSBはインフィニティブレイカーSMのAボタンを押して姿を変える。

 

《ゼロワン!》

 

《ツインソードスタイル!》

 

Gゼインは鉄骨から現れたアタッシュカリバーを持ってIFディエンドSBはインフィニティブレイカーツインソードスタイル(以降インフィニティブレイカーTSS)を持ってイベジョン兵を攻撃する。

 

Gゼイン「紅蓮兄さん!行きましょう!」

 

IFディエンドSB「ああ、一気に行くぞ」

 

Gゼインはアタッシュカリバーにエネルギーを込めてIFディエンドSBはバルカンとバルキリーのカードを入れて構える。

 

《カバンストラッシュ!》

 

《ラッシングクリティカルフィニッシュ!シューティングクリティカルフィニッシュ!》

 

Gゼイン「はああ!」

 

IFディエンドSB「はああああ!」

 

2人が飛ばした斬撃波でイベジョン兵達は一掃された。

少し遠くではMディレイジLUとZクウガANがイベジョン兵と戦っていた。

 

MディレイジLU「フッ!はああ!少し試してみるか……」

 

MディレイジLUはそう言うとインフィニティリベレイターのリベリオンユナイティングコアを回して地面に突き刺す。

 

《クリエイトリベイト!》

 

その電子音と共にMディレイジLUとZクウガANの周りには水色に輝く塊が複数現れる。

 

ZクウガAN「たぁ!おりゃあ!えっ!?なにこれ!?」

 

MディレイジLU「フッ!はああ!アクル!強い衝撃を与えろ!」

 

ZクウガAN「強い衝撃?わかった!はああああ!」

 

MディレイジLUの言葉に従ってZクウガANが地面を全力で殴るとその衝撃でMディレイジLUが召喚した水色の塊が爆発した。その爆撃でイベジョン兵が巻き込まれIFディエンドSBやGゼインも巻き込まれそうになったがなんとか避けた。

 

IFディエンドSB「危な!?」

 

Gゼイン「水月兄さん!アクルさん!気をつけてください!」

 

MディレイジLU「悪い!」

 

ZクウガAN「ごめん!」

 

巻き込まれそうになったIFディエンドSBとGゼインの苦言にMディレイジLUとZクウガANが謝るとIFディエンドSBはインフィニティブレイカーTSSのAボタンを押してインフィニティブレイカーTSSの姿を変えてGゼインは地面に手を置くと武器が発生する。

 

《ギーツ!ダブル!》

 

《シュートモード!》

 

Gゼインはマグナムシューター40Xとトリガーマグナムを手に持ってIFディエンドSBはインフィニティブレイカーTSSをインフィニティブレイカーシュートモード(以降インフィニティブレイカーSHM)とインフィニットディエンドドライバーでイベジョン兵を撃ち抜く。

 

Gゼイン「ふっ!はぁ!」

 

IFディエンドSB「はぁ!おらぁ!」

 

GゼインとIFディエンドSBがイベジョン兵を撃つ中ZクウガANは近くの地面に手を置いて少しエネルギーをもらうとそのままMディレイジLUと共にイベジョン兵に攻撃を仕掛ける。

 

MディレイジLU「ふっ!はぁ!」

 

ZクウガAN「はぁ!とりゃあ!」

 

MディレイジLU達がイベジョン兵と戦う中、IFディケイドFOはレジェンドレガシーブレイカー、ワイルドキングを持ちカブトのクロックアップを使用しながらインヴェルドPFと激闘を繰り広げていた。

 

IFディケイドFO「はああ!ふっ!たあ!」

 

インヴェルドPF「フッ!ぐっ…!チッ…!」

 

インヴェルドPFはIFディケイドFOの猛攻で少し怯むとIFディケイドFOはすぐに距離をとって怯んだインヴェルドPFにMディレイジLU達が攻撃を仕掛ける。

 

MディレイジLU「フッ!はあ!」

 

インヴェルドPF「ぐっ…!がああ!」

 

ZクウガAN「はああ!おりゃあ!」

 

インヴェルドPF「ぐああ!」

 

Gゼイン「まだです!」

 

IFディエンドSB「オラヨット!」

 

インヴェルドPF「ぐわああああ!」

 

インヴェルドPFがMディレイジLU達に圧倒されている中、少し距離の離れたところで止まったIFディケイドFOはレジェンドレガシーブレイカー・ワイルドキングを投げるとそのままダッシュで近づきフェンリルブレイカーを召喚しながらインヴェルドPFに近づいて行く。

 

IFディケイドFO「はああああ!」

 

IFディケイドFOがインヴェルドPFを攻撃すると同時にインヴェルドPFは液状化して姿を消した後近くの建物の壁から出てきながら言う。

 

インヴェルドPF「この程度で俺を倒せると思うな!」

 

MディレイジLU「兄さん!」

 

インヴェルドPFの叫びと共に放たれた攻撃はMディレイジLU達がIFディケイドFOの前に出るよりも早くIFディケイドFOに直撃する。

 

IFディケイドFO「ぐわああああ!」

 

MディレイジLU達『兄さん(ゴット)!』

 

インヴェルドPFの攻撃を受けたIFディケイドFOは地面を転がると変身が解けてしまう。

 

ゴット「ぐっ…!くそ…!みんなの攻撃は当たってるのに…!」

 

ゴットが自分が1番足手纏いだと言う悔しさに拳を握り締めていると神人とから生まれたエモルンがゴットに近づいてきてゴットの手の中に収まった。すると今までなにも描かれていなかったエモルンは希望と幸せを象徴するような表情をライダーズクレストが現れるところに現れてエモルンには今まで見たこともないインフィニットディケイドの姿が描かれた。

 

ゴット「……神人、お願い……俺に力を貸して」

 

ゴットはそう言うとインフィニットドライバーにエモルンを装填してサイドバンドルを閉じる。

 

《ファイナルフォーエバーライド!ディケイド!オールハピネス!》

 

ゴットの周りに虹色の無限のエネルギーと幸せと希望を表したような翼のオーラが現れその全てがゴットに重なるように融合すると凄まじい光と共にIFディケイドは新たに姿が変わって行くと同時にインヴェルドPFはゴットの前方に降りてきて姿が変わって行きIFディケイドFOのように変わっていっているゴットは一瞬でインヴェルドPFに近づき拳をぶつける。

 

IFディケイドFO?「はああ!」

 

インヴェルドPF「ぐっ…!」

 

IFディケイドFO?が与えた一撃がインヴェルドPFの中にあった全てを腐敗させる闇の力を相殺すると同時にインヴェルドPFは目に見えて怯む。

 

インヴェルドPF「ぐあああ…!」

 

《フォーエバー!》

 

極王ゴットが変わった新たな姿は神人の思いを受け継ぎ幸せと希望を象徴としたような救世主、その名も【仮面ライダーインフィニットディケイドフォーエバーオールハピネス(以降IFディケイドFOAHP)】。新たな希望の一撃が蝕みの王に決定的な一撃を与えた。

 

インヴェルドPF「貴様…!」

 

IFディケイドFOAHP「神人……行こう」

 

IFディケイドFOAHPがそう言うとIFディケイドFOAHPの手元に武器を召喚する。

 

《ハピネスホープスラッシャー!》

 

IFディケイドFOAHPの手元に現れた武器は見た目がライドブレイカーによく似ていたがその見た目は明るく楽しさそのものを表しているようだった。

 

MディレイジLU「兄さん……」

 

IFディエンドSB「その姿は?」

 

2人がそう聞くと同時にインヴェルドPFは体を液状の触手にしてIFディケイドFOAHPを攻撃する。

 

インヴェルドPF「シェア!」

 

IFディケイドFOAHP「フッ!」

 

インヴェルドPFの攻撃を正面から防いだIFディケイドFOAHPは高く打ち上げられるとインヴェルドPFも高く飛び上がってきて近くのビルにIFディケイドFOAHPは叩きつけられる。

 

IFディケイドFOAHP「ぐっ…!」

 

インヴェルドPF「はああ!」

 

インヴェルドPFは壁に叩きつけたIFディケイドFOAHPを追撃するようにタックルを仕掛けてビルを少し破壊するとIFディケイドFOAHPは破壊されたビルの破片に捕まってその破片にインヴェルドPFが飛びかかってくる。

 

インヴェルドPF「ふははは!」

 

IFディケイドFOAHP「はああ!たああ!らぁ!」

 

IFディケイドFOAHPは瓦礫に捕まりながら笑うインヴェルドPFを切り裂いたり刺したりしながら攻撃してインヴェルドPFと抵抗をしながら手を伸ばしてビルを掴みながら地面に降りて行くとIFディケイドFOAHPもそれを追うようにビルに掴まる。同じような体制になって少し睨み合うとIFディケイドFOAHPはハピネスホープスラッシャーをビルに突き刺して急ブレーキをかけてインヴェルドPFとの距離を縮めて行き戦う。

 

IFディケイドFOAHP「フッ!はああ!たあああ!」

 

インヴェルドPF「フッ!ぐっ…!はああ!」

 

インヴェルドPFはIFディケイドFOAHPに少し押されてしまうもののなんとか堪えてなんとかビルに掴まり少しIFディケイドFOAHPとの距離を開けると近くの駐車場に停まっている車を掴んでIFディケイドFOAHPにぶつける。

 

IFディケイドFOAHP「フッ…!」

 

車がビルにぶつかると同時にインヴェルドPFはIFディケイドFOAHPとの距離を縮めるがすでにIFディケイドFOAHPの姿はあらずにインヴェルドPFはまさかと思って車を見るとIFディケイドFOAHPがいてすぐに車の中につかみかかる。

 

インヴェルドPF「ふはあ!」

 

IFディケイドFOAHP「グァ!フッ!たあ!おりゃ!せい!」

 

インヴェルドPF「ぐっ…!ガッ…!フン!」

 

インヴェルドPFはIFディケイドFOAHPに馬乗りの体勢にされてひたすら攻撃を受けるが触手状にした腕でIFディケイドFOAHPを掴むと少し距離を取りそのまま車が地面にぶつかる。

 

IFディケイドFOAHP「フッ!」

 

車が地面にぶつかる前にIFディケイドFOAHPは車から離脱して地面に着地すると車が溶けてその中からインヴェルドPFが出てくる。IFディケイドFOAHPがハピネスホープスラッシャーを構え直すと同時に後ろから声が聞こえる。

 

MディレイジLU「兄さん!」

 

IFディケイドFOAHP「!」

 

後ろからMディレイジLU達の声が聞こえると同時にIFディケイドFOAHPが後ろを向くとZクウガANの力を感じるディレイジのファイナルアタックライドのカードが投げ渡されてきてIFディケイドFOAHPがうまくキャッチするとIFディエンドSBがGゼインの力を感じるファイナルアタックライドのカードを投げ渡してくる。

 

IFディエンドSB「これを使え」

 

ZクウガAN「最後はゴットが決めてよ!」

 

Gゼイン「兄さん、任せました!」

 

IFディケイドFOAHP「……ありがとう」

 

IFディケイドFOAHPはそう言うとディレイジの方のファイナルアタックライドのカードをベルトに入れてディエンドの方のファイナルアタックライドのカードをハピネスホープスラッシャーに装填する。

 

《ハピネスホープチャージ!》

 

《ファイナルアタックライド!》

 

IFディケイドFOAHPは体とハピネスホープスラッシャーにエネルギーを貯める共に必殺を放つ。

 

《セラフィック・ジェネシスインパクト!》

 

《ディ・ディ・ディ・ディレイジ!ネクサスブレイク!》

 

IFディケイドFOAHP「はああああああ!」

 

インヴェルドPF「ぐっ…!なんだと…!?」

 

IFディケイドFOAHPがハピネスホープスラッシャーを振るうとインヴェルドPFの周りに光が現れて聖なる炎と創世の鎖でインヴェルドPFは拘束されてそこにIFディケイドFOAHPが高く飛んでライダーキックを放つ。

 

IFディケイドFOAHP「はああああああああ!」

 

インヴェルドPF「ぐあああああ…!」

 

IFディケイドFOAHPの一撃を受けて拘束が解けた代わりに大ダメージを受けて膝をつくとそこにIFディケイドFOAHPが問いかける。

 

IFディケイドFOAHP「どうする?もう2度と他の世界に手出しをせず大人しく自分の世界に帰るか……それとも今ここで……【俺達】に倒されるか!」

 

インヴェルドPF「蝕み滅ぼすのは俺たちの本能だ!誰にも止められたりしねぇ!」

 

インヴェルドPFがそう叫ぶとIFディケイドFOAHPとインヴェルドPFの足元にエネルギーが溜まる。

 

インヴェルドPF「フッ!」

 

IFディケイドFOAHP「はああああ!」

 

2人は同時に走り出すと全力で蹴り合う。

 

IFディケイドFOAHP「フッ!はああ!だぁ!」

 

インヴェルドPF「はあ!フッ!フン!」

 

正面から蹴り合っていると先にインヴェルドPFの方が先によろめいてそこにIFディケイドFOAHPが一撃を与える。

 

IFディケイドFOAHP「らぁ!」

 

インヴェルドPF「うわああ!」

 

インヴェルドPFがIFディケイドFOAHPの一撃を受けてよろめくと今度は互いに拳にエネルギーを高めて正面から殴り合う。

 

インヴェルドPF「ふううううん!」

 

IFディケイドFOAHP「はああ!」

 

インヴェルドPF「グァっ!」

 

IFディケイドFOAHP「だああ!」

 

インヴェルドPF「がああ!」

 

突撃してきたインヴェルドPFにカウンターで一撃を与えたIFディケイドFOAHPは追撃を仕掛けるがインヴェルドPFはそれを防ぐとIFディケイドFOAHPの腹部に拳を突き出してIFディケイドFOAHPはその一撃をギリギリで防ぐ。

 

インヴェルドPF「はああ!」

 

IFディケイドFOAHP「ぐっうっ…!」

 

腹部に突き刺さるインヴェルドPFの攻撃をIFディケイドFOAHPはなんとか受け止めるがそのまま押されてしまう少しのところでなんとか止めて引き離すと再び拳を振るう。

 

IFディケイドFOAHP「フッ!」

 

インヴェルドPF「グッ…!はああ!」

 

IFディケイドFOAHPの拳をインヴェルドPFはまともに受けたがインヴェルドPFはすぐに左手を触手状に伸ばしてIFディケイドFOAHPを掴み地面に叩きつける。

 

インヴェルドPF「ふはああああ!」

 

IFディケイドFOAHP「グアっ!」

 

インヴェルドPF「はああ!」

 

インヴェルドPFは地面に叩きつけたIFディケイドFOAHPに追撃を仕掛けるがそれより早くIFディケイドFOAHPは起き上がりお互いに拳をぶつけ合う。

 

IFディケイドFOAHP「はああ!」

 

インヴェルドPF「フッ!」

 

2人は拳をぶつけ合った体勢のまま再び拳にエネルギーを貯めて互いの顔を殴り合う。

 

IFディケイドFOAHP「はああああああ!」

 

インヴェルドPF「はああああああ!」

 

IFディケイドFOAHP「ああああああ!」

 

互いの拳が互いの顔に突き刺さり2人はよろめきIFディケイドFOAHPも倒れそうになると何かに支えられた感覚を覚えた。ゴットは自分を支えてくれるどこか覚えのある感覚に後ろを見ると自身の後ろが光って光から神人が現れた。

 

ゴット「神人……」

 

ゴットは自分を支えてくれた神人と見つめ合うと優しく笑い合って前を見て拳を握りしめる。

 

ゴット・神人「「はああああああああああ!」」

 

2人が拳を握り締めて同時に突き出すと共にIFディケイドFOAHPとインヴェルドPFは拳をぶつけ合ってIFディケイドFOAHPのエネルギーが上昇して行く。

 

ゴット・神人『『はああああああああ!』』

 

インヴェルドPF「ぐあああああ!」

 

インヴェルドPFの力にゴットと神人の想いが打ち勝つと共にインヴェルドPFは大きくよろめき地面に倒れるとIFディケイドFOAHPはファイナルアタックライドのカードをベルトに入れてさらにエネルギーを高める。

 

《ファイナルアタックライド!》

 

IFディケイドFOAHPがエネルギーを高める中インヴェルドPFもエネルギーを高めて互いにそのエネルギーを足に込める。

 

IFディケイドFOAHP「はああああああ……」

 

《ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

インヴェルドPF「はああああああああ!」

 

《ファイナルデストロイ!》

 

2人は同時に飛び上がって足を突き出して空中でぶつかり合う。

 

IFディケイドFOAHP「うおおおおおおおお!」

 

インヴェルドPF「はああああああああ!」

 

2人の蹴りのぶつかり合いがしばらく拮抗しているとIFディケイドFOAHPの周りに発生しているオーラ全てがIFディケイドFOAHPに収縮されて行きそして遂に……

 

IFディケイドFOAHP「でりゃああああああああああ!」

 

インヴェルドPF「がああああああああああ!」

 

《オールハピネス!》

 

IFディケイドFOAHPの一撃がインヴェルドPFを貫き全てを腐敗させる王を終わらせた。

 

ZクウガAN「よし!」

 

Gゼイン「やったあああああ!」

 

決着の様子を見て仲間たちが喜ぶ中、IFディケイドFOAHPは静かにインヴェルドPFを完全に撃破したことを確認した。

 

BGM:comet

 

それからゴットはインヴェルドに蝕まれた世界を究極の果実の力で再生させた。

そしてイベジョン兵によって親を攫われて怖がっている星蘭とその星蘭を必死で守ろうとしているこの世界のすいせいたちの元に星蓮が帰ってくる。

 

星蓮「姉街!すいちゃん!正義!せいちゃん!」

 

4人「「「「ママ(お母さん)!」」」」

 

帰ってきた母親の元に4人が飛び込むとその様子を少し遠くでゴットたちが見ていた。

 

水月「母さん……」

 

紅蓮「この世界の……か」

 

正義「あれが僕の……」

 

アクル「……ゴット、この世界のママさんを救えてよかったね?」

 

ゴット「……うん」

 

ゴットたちはそう話すとすぐに姿を消す、するとまるでゴットたちの存在を感じ取ったかのように星蓮はゴットたちがいた方を見る。

 

すいせい「お母さんどうしたの?」

 

星蓮「いや……なんだかよく知ってる子がいた気がして……子供見たいな?」

 

姉街「いや私たち以外いないよね?」

 

正義「お母さんしか感じ取れない何かもあるってことですか?」

 

星蘭「よくわかんない〜!」

 

星蓮「……まぁいっか!じゃあ夜ご飯の準備するからみんな手伝ってね!」

 

4人「「「「はーい!」」」」

 

星街家の人たちはそう話すと家の中へと戻って行く。彼ら彼女らの幸せな日常はこれからも続いて行く。この世界の他の人々もそれは変わらない。

水月たちと共にこの世界のガレージに戻ってきたゴットはこの世界のそらとみこに神人のことについて話した。

 

そら「そっか……」

 

みこ「神人……いなくなっちゃったんだにぇ……」

 

そらたちが少し暗い表情をするとゴットは2人に優しく言う。

 

ゴット「そらとみこによろしくって」

 

そら「ここにいる間だけでも幸せだったかな?」

 

そらがそう呟くとゴットは一切の迷いの無い確信のある表情で言う。

 

ゴット「絶対そう、だからこの子もいる」

 

ゴットがそう言うと2人はまるで2人を慰めるようにして動いているエモルンを見る。すると2人は嬉しそうな表情をして言う。

 

そらみこ「「……うん、そうだね(にぇ)」」

 

2人の会話を聞く中、水月が紅蓮に聞く。

 

水月「それで俺たちはどうやって元の世界に帰るんだ?」

 

水月がそう聞くと紅蓮はゴットがこの世界に来た時も自分たちがこの世界に来た時も持っていた装置を手に空たちに近づきながら言う。

 

紅蓮「正しい使い方はわからねぇけど、さっきの状況的に……失礼」

 

紅蓮がそう言いながらそらたちに装置を近づけると装置が光ってクラックが開く。

 

そらみこ「「え(にぇ)!?」」

 

そらたちがいきなり現れたクラックに驚く中紅蓮は一同に急かすように言う。

 

紅蓮「今だ、兄さん、水月、正義、アクル」

 

三人「「「おう(はい)」」」

 

紅蓮たちがクラックに入るとゴットとクラックに入ってこの世界のそらたちに向かって言う。

 

ゴット「バイバイ、そら、みこ……またね」

 

そらみこ「「ええ(にええ)!?」」

 

ゴットたちはそのままクラックを通ると姿を消してこの世界のそらたちは驚いた。

一方その頃、ゴットの世界では……

 

そら「私たちもついていけばよかったね」

 

ゲニウス「それならこの世界は誰が守るんだい?」

 

ゲニウスたちがそう話していると突然クラックが開いてそこからゴットたちが飛び出てきた。

 

水月「ぬわああ!?」

 

紅蓮「おっと!?」

 

正義「うわああ!?」

 

アクル「うおっと!?」

 

ゴット「にゃああああ!?」

 

クラックから飛び出てきたゴットたちを水月を星華とクロヱが紅蓮をAZKiが正義を雪花がアクルをあくあがゴットをそらみこヴィでキャッチした。

 

そらみこヴィ「「「ゴット君(さん)!」」」

 

ゴット「あはは……ただいま……」

 

クロヱ「ダイナミックな登場だね?」

 

星華「びっくりしましたよ!」

 

水月「こっちもこうなるとは思わなかったんだよ」

 

AZKi「とりあえずみんな無事でよかったぁ」

 

紅蓮「なかなかにやばかったがな」

 

雪花「別の世界?はどうだった?」

 

正義「なんかすごかったけど……やっぱりこっちの方がいいかな?」

 

あくあ「アクル君はどうだった?」

 

アクル「今までに無い旅だったね」

 

みんなが仲良く話している中そらとみこはゴットをくすぐりながら少し強めに怒る。

 

そら「まったく心配をかけさせてー!」

 

みこ「いきなり消えたから心配したにぇー!」

 

ゴット「あは…!ごめ……にゃはははは!許してー!」

 

ヴィヴィ「あはは……ん?」

 

ゴットたちの様子をヴィヴィは苦笑しながら見ると紅蓮が落としたであろう装置を拾うと装置が折れて壊れた。

 

ゴット達『……あっ……』

 

ヴィヴィ「えっ!?あっ……えっ!?……ごめんなさい!」

 

ゴット「いやいやヴィヴィは悪く……」

 

異界を救ったゴット達は再び日常を歩く。しかし、少し変わったことがある。ゴットにはゴット自身の胸にしっかり焼きついた1人の少年……【神人】がいると言うことだ。

あれからしばらくしてAZKi達は「用事があるからお先に」と言ってどこかへ行って今はゴット、そら、みこ、ヴィヴィ、水月、星華、紅蓮、正義、アクルで夕方の外を歩いている。

 

そら「あの機械で別世界の自分同士が引き合ってたの?」

 

紅蓮「もう確かめようは無いけどな」

 

星華「でもゴットちゃんはあっちのゴットちゃんには合わなかったんですよね?」

 

ゴット「いや」

 

星華の疑問をゴットが否定して立ち止まるとみんなも立ち止まってゴットを見る。その中、ゴットはたった1人の少年を思い浮かべながら言う。

 

ゴット「会ったよ……あの世界の……【俺】に……」

 

少し悲しそうな顔をしながらそう言うゴットを見て水月達は精一杯気分を上げるように声をあげる。

 

水月「よし!打ち上げに行こう!みんなに楽しめるところにさ!」

 

紅蓮「いいな!ならそら達の奢りな!」

 

そら「私たち!?」

 

アクル「いいかも!じゃあ!早速行こうか!」

 

正義「ほら!兄さん行きましょう!」

 

ゴット「……うん」

 

果てなき希望の救世主VS全てを蝕む侵略者! 完

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