前書きは長く書いても誰も読まん!
と言うわけで本編どうぞ
無事入学式を終えた俺は早速困っていた。
「……ここどこだ?」
そう、学校が予想以上に大きくて道に迷ってしまったのだ。
「みんなよく道間違えずにクラス行けたな……」
そう呟きながら廊下の角を曲がるとオロオロしている女子生徒がいた。
俺は話し掛けるべきか悩んでいた。その時、実家に居たときに父さんが「女性が困っている所を見掛けたら必ず助けてあげるんだよ」と言っていたことを不意に思い出した。
なので声を掛けてみたが……
「あの、大丈夫ですか?」
「え?」
「……あ、えっと、その、」
「?」
すげぇ美人だった。儚げな雰囲気を纏っているミステリアス系美少女と言った所か、
流石の俺も健全な思春期男子なのだからキョドってしまった。
「あ、あの、どうしました?」
「あ、いえ、ただ、困っているように見えたんで、」
「……」
「あ、大丈夫ならそれでいいんです、でh……「ま、待ってください!」……あ、は、はい?」
立ち去ろうとしたら後ろからそこそこの声量でう呼び止められた。
しかし、その少女は顔を赤らめてうつむいている。恐らく思ったより声が出てしまったんだろう
「あの、実は、道に……迷っちゃっいまして~」
「あ、そうなんですか。実は俺もでして、ちなみにどこへ?」
そう言うと少女がこちらを見た。若干顔に呆れがブレンドされていた。
「えーと、1-4です。」
「あ、そうなんですか? 実は俺も1-4なんです。」
「そうでしたか! えっと、名前、聞いていいですか?」
「あ、芹沢蒼蕣です。」
「……え?」
あれ? 俺なんか変なこと言った?
すると少女が
「もしかして、アオ?」
「…………アヤネ、なのか?」
「「……」」
何この空気、
「と、とりあえず教室探そう……か、」
「う、うん……」
そうして俺は幼馴染みの如月 彩音(キサラギ アヤネ)と再会した。
先生や先輩に道を教えてもらいつつ、なんとか教室に着いた俺達は各自席に座った。
どうやら席は出席番号で決まっているらしい。そのせいで……
「ね、ねえアオ……」
俺の隣にアヤネがいる。
「……なに」
「私達、なんでこんなに見られてるの?」
「知るかよ、でもまあ多分、俺みたいなフツメンがアヤネみたいな美人と一緒に入ってきたからだろ……」
その証拠にクラス中の男子が嫉妬やら殺意やらがこもった視線を向けてくる。
顔をあげてアヤネを見るとアヤネの頬が赤くなっていた。
「そ、そういうこと言わないでよ、恥ずかしいから……」
「え? ……あ、」
あれだ、「アヤネみたいな美人」って言ったやつだ、
「ち、違うんだアヤネ! いや、違わなくはないけど、」
その時、ドアが開いた。
そっちを見るが誰もいない……否、小さい誰かがいる。
その小さい誰かが口を開いた
「はい、皆静かに~、このクラスの担任の江森 里菜(エモリ リナ)です。一年間よろしくね~」
……どうやら担任のようだ、
クラスがざわつき始めた、
「え、あの人が担任?」「なんか、ちっちゃいね……」「かわい~」「本当に先生?」
まあ、うん。そりゃそんな反応にもなるよな、外見があれじゃあ、
「はい、じゃあ自己紹介していってね~」
皆が帰宅準備をしている中、俺は途方に暮れていた、
「あ、あれは流石にないでしょ……」
ニヤニヤしているアヤネが言ってくる。
あれだけ甘噛みや沈黙が連発したらこうニヤけるのも頷ける。正直思い出したくもないくらいだ。
つまり俺は初動をミスった。
「にしてもアヤネは凄かったな……」
「まあね~」
……まあいつまでも引きずったって意味無いか。
「仕方がない、帰るか……」
そのときアヤネが
「私も一緒に帰ってもいい?」
と聞いてきた。
「別にいいけど……」
「やった~」
そうして俺達は帰る準備をした。
「にしてもまさか同じクラスとはな~」
「てかさ、なんでこっちにいるの?」
アヤネがそう聞いてきた。
「あ~、まああっちで色々あったからな~」
そう言うとアヤネの顔が少し暗くなる。
俺は慌てて、
「ま、まあでもこの高校にアヤネが受験するって聞いたからもあるな」
「え、それって……」
と言ったがこの言い方はまずい。……よし、話逸らそう、
「に、にしてもアヤネは美人になったな~、俺は嬉しいよ、うん」
「な、何目線よ。そんなの言ったらアオだって……その、か、かっこよくなったじゃないの……」
顔を赤くしたアヤネが消え入るような声で言った。
「は? 俺が?」
つい口調がキツくなってしまう。褒められると否定から入ってしまう。口調がキツくなるのは俺の悪い癖だ。
その言葉にアヤネが怖がるように少し縮こまってしまう。
「あ、悪い、口調、キツいよな、」
「あ、そうじゃなくて……」
そして黙り混む俺達。車の走る音が嫌に大きく聞こえた。
しばらく歩くとアヤネが、
「そ、その、連絡先、交換しよ?」
「あ~、その~、今は無理、」
「……え?」
「……あ! 嫌なんじゃなくてね? 今はスマホを家に忘れてきたっていうか~、なんと言うか~」
そう言うとアヤネが涙目になっている。
「じゃあ家まで着いていく」
これは拗ねているな。子どもの頃遊んだ時にちょっと置いて行ったらこんな顔されてたのを思い出した。
あのときも可愛かったよな~
「お、おう……」
まあこうなると説得はできないことは昔から知っているしあんな顔されちゃあ断れないよね。
はい、なんか銃の話題がミリも出なかったな?
次回は銃の話題も出してやるかー
ちなみに、アヤネの銃はH&K社のあのサブマシンガン(SMG)です。
にしても二人は初々しいな(ゲス顔)
誤字脱字の報告はウェルカムです。ついでにコメントもください。
ではまた、じゃ